※この作品はR-18です。

真・仮面ライダー 執行者ーエグゼキューションー   作:しゅみタロス

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第2話 暴虐な正義

ユイ「真くんが、仮面ライダー‥‥‥」

 

驚きを隠せないユイに真は伝える。

 

真「カナラズ、タスケル」

 

真は道路の標識を折るとコウモリ元帥に向かって標識を持って走り、飛びつくと足に向かって鋭利な鉄の棒で足を斬り落とした。

 

コウモリ元帥「こいつ、無茶苦茶な戦い方だ」

 

足の切断面から多量の血が道路を染め、真はユイを助ける。

 

真「ツカマッテロ」

ユイ「へ?」

 

そう言うと真は建物に飛び乗り、夜の街へと消えた。

 

リオ「私だ、引き続きユイを追う。私は問題ない、すぐに血を補充すれば奴を殺すのにそう苦戦はしない。

 

仮面ライダーは責任をもって私が始末します」

 

真「ココマデクレバ‥‥‥」

 

とある山中の廃墟に身を寄せた二人。真は自らの姿を人間に戻した。

 

ユイ「‥‥‥」

真「ごめん、怖かったよな‥‥‥」

ユイ「気にすること無いよ、巻き込んだのもこっちだし助けてくれたから」

 

真はポケットに入っていたクッキーバーをユイに渡す。

 

真「少しでも食べとけ、逃げれるようにな」

ユイ「真くんはいいの?」

真「子供を守るのは大人としての責任だ。俺の事は気にするな」

 

真はユイの肩を寄せると目を閉じて眠りについた。

 

それからしばらくして朝日が差し込む。真とユイは目を覚ますと‥‥‥

 

真「最悪な事態は避けられたみたいだな」

ユイ「‥‥‥」

 

ユイの様子がおかしい

 

真「どうした、ユイ」

ユイ「来る‥‥‥財団が‥‥‥来る‥‥‥」

真「なんだって!!」

 

ガシャーーーン!!

 

真「うああああああ」

ユイ「あああああ」

 

ガラスが砕けると同時に頭が割れそうな音波が二人を襲う。

 

コウモリ元帥「ユイは貰って行くよ」

真「やめ‥‥‥ろ‥‥‥」

 

バチッ!!

 

真「ぐああああ」

コウモリ元帥「電気拘束具だ、すぐに運べ」

 

真とユイは護送車に入れられ、財団のアジトへと運ばれていった。

 

財団のアジト 尋問室。

 

カッ!!

 

???「仮面ライダー、風祭真。君は何故財団に牙をむいた」

真「ユイはどこだ?」

???「君に質問権はない。私たちの質問に答えなさい」

真「お前たちみたいな悪魔の集まりを俺は許さない」

???「悪魔か、我々の研究はあくまで人を守るために兵器の開発。君から悪魔と呼ばれる筋合いはないのだがね」

真「バイオ兵器は人を救わない。俺だって嫌と言うほど苦しんださ、悪魔に与えられた力に」

リオ「何を言っても無駄ですよ、彼は認めるとは思いません。ボス、彼の処遇はどうしますか?」

ボス「折角だから優秀な個体の彼にはバイオ兵器のデモンストレーションとして自衛隊の前で身体を解剖しても良いかもしれない」

リオ「では、彼はしばらく幽閉しておきましょう」

 

財団手術室

解剖医1「彼女の持つ力の解明とは言え、勿体ないですね。こんなかわいい子の脳を取り出すとは」

解剖医2「後で頭にメモリジェネレーターを積んでおけば好きなように弄って構いませんよ」

解剖医1「そりゃあいい、後で僕の人形として精一杯可愛がるとするか」

解剖医が頭にメスを入れようとした瞬間‥‥‥

ガチッ!!

解剖医1(なんだこれは‥‥‥体が動かない!!)

ユイはその間に手術台から起き上がり、扉を開けて逃亡した。

解剖医1「一体何が、い、いないだと」

解剖医2「畜生!!やられた!!」

 

手術室から逃げたユイは真のネームの入ったカードキーを盗み、収容所に向かった。

 

真「畜生、あのコウモリ野郎。ご丁寧に電撃拘束具を外さないままぶち込むとはな。だが、もう動けないフリをする必要はないか‥‥‥」

 

真は身体に力を加えると仮面ライダーの姿へと変身する。

 

電撃が身体を襲い掛かるが鋭い爪で頑丈なベルトを裁き、拘束具を外した。

 

真「アトハ、ココカラドウデルカ」

 

扉は並みの改造兵士でも突破できない特殊合金。それでいてこれを壊そうと思えば体力を持っていかれる。財団を壊滅させる以上、無暗に力を消費したくない。

 

真「ダガ、ココニハマドスラナイカ‥‥‥」

 

真は仕方なく決める。

 

真「アノトビラヲコワスイガイ、ホウホウハナイカ」

 

すると扉の向こうから走る音が聞こえた。

 

真「ダレカクル、ミハリカ‥‥‥」

 

そして‥‥‥

 

ガチッ、『ロックを解除します』

ユイ「真くん!!」

真「ユイ、ブジダッタノカ」

ユイ「奴らが気付く前に、早く逃げないと」

真「ソノマエニ、オレニハヤルコトガアル」

 

真はユイに聞いた。

 

真「ザイダンノトップハドコニイル」

 

ユイは財団から奪った施設の見取り図を見せる。

ユイ「この会議室だよ」

真「ヤツラヲミナゴロシニスル。ユイ、オマエハオレカラハナレルナ」

ユイ「私も、力になれるかもしれない」

真「ユイヲマキコムツモリハナイ」

ユイ「私が狙われてる理由、知らないでしょ」

真「テキガカケツケテコナイ、ドウイウコトダ」

ユイ「見ればわかるわ」

 

真が進んだ先で見たのは‥‥‥

 

真「ウゴキガ、トマッテイル」

ユイ「これが私の力よ、財団が私を狙う理由。でも停止できても長くて30分だけど‥‥‥」

真「アト3プンカ、コノアイダ二カタヅケテオクカ」

 

そして‥‥‥

 

ユイ「あ‥‥‥」

 

ブチッ、ザシュ、バキッ!!

 

真は引きちぎった生腕を捨てると辺り一面血と肉塊の山と化した兵士の本部を後にした。

 

真「アノチカラハマダツカエルカ」

ユイ「使用できるけどさっきより長くは無理、今の状態なら止めることが出来ても1分が限度」

 

そして会議室に辿り着いた二人が聞いたのは‥‥‥

 

幹部「バイオ兵士を導入するには医薬品メーカーを介して、より強力かつ負荷のかかりにくいサプリメントとして軍隊に売り込むべきだと私は提案する」

リオ「従来通り、適合者のみを選んで投与するワクチンとして売り込むべきだ。強力さと負荷の事を考えれば一般人にも麻薬の様に使えてしまうのは人間の否定する行為に他ならない」

ボス「我々は新たな軍事兵器による人間統一社会を目指す上でバランスを崩すような事はしない。バイオ兵士はあくまで防衛手段。人間の進化と新人類の為の物ではない。我々財団の目的を忘れないで頂きたい」

真「ナニガ、ボウエイシュダンダ‥‥‥アクマドモメ‥‥‥」

 

真は感情に任せて扉を破壊して、会議室に突入した。

 

真「グアアアア!!」

幹部「仮面ライダー!!」

幹部2「何故だ、拘束したはず!!」

リオ「逃げてください、ここが私が‥‥‥」

 

リオはコウモリ元帥に変身するが真は標的を幹部とボスに向けた。

 

真「シネェ!!」

幹部「アーーーー!!」

 

幹部の身体を八つ裂きにする、血飛沫が真の身体を赤く染めていく。

真は幹部4人を虐殺し尽くした。

 

幹部の死体は身体を真っ二つにちぎられた者や、頭を抉られ、腹が貫通し、穴が開いた者もいた。

幹部の凄惨な死に様を見たボスは真に銃を向けて発砲する。

 

ボス「この、化け物ががあああ!!」

 

だが真に銃が通用するはずもなく真はボスの頭を掴んだ。

 

真「オモチャニシテキタニンゲンドモニ、シヲモッテツグナエ」

リオ「ボス!!」

 

真はボスの頭を容赦なく握り潰した。飛び散る血と外れる目玉にリオは激昂する。

 

リオ「我が同士を‥‥‥貴様アアアア!!」

 

真はリオに対して告げる。

 

真「ヒトヲステタクルシミヲ、オマエニオシエテヤル」

 

リオは炎の弾を真に向かって投げつける。真は炎を身体で受けるとコウモリ元帥に襲い掛かり、顔を殴りつけた。

 

真「コレガ、イカリノイッパツダ!!」

 

その頃ユイは‥‥‥

 

ユイ「真くん‥‥‥」

真『ココデマッテイロ、カナラズモドッテクル』

ユイ「真くん、私‥‥‥信じてるから‥‥‥」

 

そして財団の本部に迫る、謎の男

 

???「ここまでは計画通りだ、後はユイを連れ戻すだけだ‥‥‥」

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