半血魔王のクロニクル ~黒き貴公子シリーズ総集編~ 作:古弥須 凱
ルシエルの精から生まれた、ふたごの可愛らしいサキュバス。
その「育成」――まだ無垢であどけないリリアとソフィアを抱き、唇を奪い、乳房を舐め、秘部に指を沈めながら、再び精を飲ませることを繰り返してきた。
彼女たちは跪き、若き魔王の肉棒を小さな口で咥えた。
硬くそりかえるペニスを,
喉奥まで押し込まれ、涙を浮かべながらごくごくと飲み干した。
まだ脈打つ肉棒に舌を這わせ、残った精液を丁寧に舐め取り、互いにキスしながら分け合う。
舌先に溜まった精液をこぼし、暗闇のなかで、サキュバスの少女たちは,
哀れな声でよがり哭く。
「ルシエル様……もっと、もっと私たちの
「もっとぉ……♡もっと奥までぇグチュグチュになるまで……♡ルシエル様のおちんぽ……下さいませ♡」
リリアとソフィアは、ただ主人の精液を渇望する
彼女たちは永遠に、魔王の精でしか満たされない。
この孤独な黒い貴公子の無聊をなぐさめるための淫らな
――それでいて今夜も……。
ルシエルは、従順な小間使いの性奉仕を受けながら、この部屋で新たな獲物を夢に見る。
漆黒の貴公子が手に入れる未来の花嫁……朝の光のように清らかで、無垢な存在。
やがて訪れる婚礼の白いヴェールに隠された、姫君の白い肢体。
彼は魔界の黒い祭壇の上にあらがう姫君を組み伏せ、あらわになった
姫君のあえない叫びを冷たい唇でふさぎ、残酷なまでに深い
そして最後に花嫁が膣奥を震わせて応える絶頂の中に、おびただしい魔精を放つ……。
――その日は、もうまもなく訪れる。
魔界と人間界の帳が淡く溶け落ちる"十二夜"になれば……
いま、ルシエルが見上げた魔界の蒼い月は、人間界のどこか遠い場所。
孤独な姫君の寝室を照らす、それと同じものだろうか。
ふと、魔界の貴公子は、そんな柔弱な思いにとらわれている自分に気づく。
――リーザ、お前は俺のものだ。
薄い苦笑いを浮かべ、彼は暗闇の中に瞳を伏せた。
それは、七十二柱の若き魔王――魔界の公爵ルシエル卿が――
人間の姫君リーザを手に入れ、抱き、征服し、 その執着と性愛のすべてで支配し尽くすに至るまでの、長い、長い物語の始まりにすぎなかった。