※この作品はR-18です。

半血魔王のクロニクル ~黒き貴公子シリーズ総集編~   作:古弥須 凱

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プロローグ 後編 「ふたなりサキュバス」

 

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ルシエルの精から生まれた、ふたごの可愛らしいサキュバス。

 

その「育成」――まだ無垢であどけないリリアとソフィアを抱き、唇を奪い、乳房を舐め、秘部に指を沈めながら、再び精を飲ませることを繰り返してきた。

 

彼女たちは跪き、若き魔王の肉棒を小さな口で咥えた。

 

硬くそりかえるペニスを,

喉奥まで押し込まれ、涙を浮かべながらごくごくと飲み干した。

 

まだ脈打つ肉棒に舌を這わせ、残った精液を丁寧に舐め取り、互いにキスしながら分け合う。

 

舌先に溜まった精液をこぼし、暗闇のなかで、サキュバスの少女たちは,

哀れな声でよがり哭く。

 

「ルシエル様……もっと、もっと私たちの膣内(なか)に……」

 

「もっとぉ……♡もっと奥までぇグチュグチュになるまで……♡ルシエル様のおちんぽ……下さいませ♡」

 

リリアとソフィアは、ただ主人の精液を渇望する下等悪魔(サキュバス)にすぎない。

 

彼女たちは永遠に、魔王の精でしか満たされない。

 

 

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この孤独な黒い貴公子の無聊をなぐさめるための淫らな愛玩動物(ペット)なのだ。

 

――それでいて今夜も……。

 

ルシエルは、従順な小間使いの性奉仕を受けながら、この部屋で新たな獲物を夢に見る。

 

漆黒の貴公子が手に入れる未来の花嫁……朝の光のように清らかで、無垢な存在。

 

やがて訪れる婚礼の白いヴェールに隠された、姫君の白い肢体。

 

彼は魔界の黒い祭壇の上にあらがう姫君を組み伏せ、あらわになった靴下止め(ガーター)を引きちぎり、強引に腰を割り入れるだろう。

 

姫君のあえない叫びを冷たい唇でふさぎ、残酷なまでに深い律動(ストローク)で無垢の花を犯しつづける。

 

そして最後に花嫁が膣奥を震わせて応える絶頂の中に、おびただしい魔精を放つ……。

 

――その日は、もうまもなく訪れる。

 

魔界と人間界の帳が淡く溶け落ちる"十二夜"になれば……

 

いま、ルシエルが見上げた魔界の蒼い月は、人間界のどこか遠い場所。

 

孤独な姫君の寝室を照らす、それと同じものだろうか。

 

ふと、魔界の貴公子は、そんな柔弱な思いにとらわれている自分に気づく。

 

――リーザ、お前は俺のものだ。

 

薄い苦笑いを浮かべ、彼は暗闇の中に瞳を伏せた。

 

それは、七十二柱の若き魔王――魔界の公爵ルシエル卿が――

人間の姫君リーザを手に入れ、抱き、征服し、 その執着と性愛のすべてで支配し尽くすに至るまでの、長い、長い物語の始まりにすぎなかった。

 

 

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