半血魔王のクロニクル ~黒き貴公子シリーズ総集編~ 作:古弥須 凱
「……いやぁ……あっ……あ……ンン……やめて……!」
ソフィアが残酷に指を早めるたび、リーザの唇は少しずつ開いていく。
抵抗の言葉は喘ぎに変わり、甘い吐息がもれる。
指の動きにあわせて、くちゅくちゅと音をたてて迸る快感の波に、姫君の腰が無意識に小さく浮き上がる。
「リーザちゃんて……この締まり、この抱き心地、この触り心地……最高のご馳走ね♡
こんな熟れはじめのえっちな
ソフィアの声は甘く、しかし底知れぬ残酷さを帯びている。
指を深く沈め、ゆっくりと曲げて敏感な一点を擦り上げる。
リーザの体がびくんびくんと跳ね、胸が激しく波打ち、乳首はさらに硬く尖る。
「……あっ……あぁ……や……め……て……っ」
小さな涙が頬を伝い、姫君の瞳はもう焦点を失っていた。
抵抗の意思は残っているのに、
(高貴な姫さまを、これだけ生々しくあられもない姿にしちゃったンだから、さすがのルシエル様もプライドなんか捨てて、自分でリーザちゃんを犯しに来ると思ったんだけどな……)
霧の森。
その静寂の中で、ただ一人、ルシエルの鼓動だけがやけに大きく響いていた。
首筋を伝う汗を拭おうともせず、視線は東屋から一瞬たりとも離せない。
マントの下で肩が小さく震え、膝がわずかに内側へ寄る。
彼の高貴さを示す銀の留め具が、微かな金属音を立てて擦れ合う。
いつも氷のように冷たい瞳が、今は昏い光を宿して揺らいでいる。
(
ソフィアは心の中で小さく笑いながら、主人を優しく
(ルシエルさまって、けっきょく格好つけのボンボン育ちなのよね――♡ 素直じゃなくて、そこが可愛いんだけどっ)
「って、リリア! あんた何やってんの!」
突然の声に、リリアがびくっと肩を震わせる。
見上げた瞳は熱く潤み、指先では――股間に隠しきれなくなった
先端からは透明な液が糸を引き、床まで伝わっているのがわかる。
「あっ……あっ……ご、ごめんなさい……こんなの――えっちすぎて……ダメだって思ったけど――リリアのおちんちん、我慢できなくて……生えてきちゃったの……」
謝りながらも、その手の
んくっと小さな吐息を漏らし、瞳までとろんと蕩け、腰は前後に小さく揺れている。
「あっ……あっ……ご、ごめんなさいっ…でも…でも…こんなの――あンッ…リリアのおちんちんも――我慢できないよおっ」
「もーお、段取り忘れないで!今あんたが一人でシコっててどうすんの!まぁいいわ、時間もないし」
(ルシエルさまも何も言ってこないし、早くしないとリリアが勝手に
ソフィアはもう一度、リーザの唇にねっとりと吸い付き、後ろから姫君の白い両腿を優しく持ち上げる。
脚が大きく開かれ、蜜にぬれた秘裂が月光に照らされて淫らに輝く。
「リリア、ほら……リーザ姫が――我慢せずここにぴゅッぴゅッて
「――んんんっ……い……や!!!」
リーザの声は震え、涙がぽろぽろと零れる。
しかし体はもう抵抗できず、熱く疼く秘部が、まるで誘うように濡れそぼる。
「あ――大丈夫ですよぉ、リーザさま♡ これは夢なんですっ♡これからこの
痛いほど張り詰めた、
熱く脈打つそれを、舌で優しく転がし、唾液をたっぷり絡ませる。
「あンっ……!」
リリアが情けない声を漏らし、体を震わせる。
先端から透明な液がさらに溢れ、リーザの腹の上にぽたりと滴り落ちた。
「これは、ぜーんぶ姫さまの見てる夢なんだから♡ 安心して
ソフィアの瞳が、甘く、残酷に輝いた。
月光の下、姫君の裸体は震え、リリアの
静寂の森に、淫らな予感だけが満ちていく。