ドMで引きこもりな私でも露出調教してくれますか? 作:わずみかん
「ほら、行くぞっ!」
俺はどこか間の空いた空気に耐えられなくて、その場から逃げるようにリードを引く。
「ご主人様……もう、良いのですか……?」
笹原の俺を呼ぶ名が変わる。こいつもどうやら『雌奴隷』に戻ったようだった。
なんなんだいったい。あんなタイミングで妙なこと言いやがって……。
「それからマ〇コを広げるのはもう良い。次はクリ〇リスと乳首を自分で弄ってみせろ」
「は、はい……」
俺はさらに強くリードを引き、笹原を強引に歩かせる。笹原もぐいっと体をつられながら、その片手を胸へと置いた。
「あ、んふっ……あっ……」
ぐりぐりと乳首の形が笹原の指先に歪められる。そして同時にクリ〇リスはつんと勃起し、笹原はそれを丸めるような手つきで弄り回す。
俺はその下腹部へちらりに視線を向ける。ぷっくりと腫れた小さな豆粒のようなものが笹原の指先の間で見え隠れする。
「雌犬め……。こんな路上でオナニーして、気持ち良いか?」
「は、はい……んあ、気持ち、良いです……」
笹原はふぅ、と吐息を漏らしながら、肩を大きく上下させて息を吸う。膝はもうガクガクで、歩いているだけでも精一杯だと分かる。
「なにのろまに歩いてる。遅いんだよ」
俺はそんな笹原に追い討ちをかけるように、手でリードを手繰り寄せて強引に俺の方へと近づけた。「あっ……」と笹原が漏らす声が、俺の胸にどうしようもなく
「ほら、イッてみろよ。さっきイッたばかりの壊れマ〇コで、公衆の道路で大きく股おっぴろげてイッってみろよ!! この変態奴隷の雌豚がッ!!」
「あ、ん……ん」
笹原は俺の言葉にさらに指先の動きを強め、それから呼吸も早くなっていく。
「あ、あ、あぁああああああっ!!」
ガクガクッ!! と笹原の全身が震える。瞬間、マ〇コから大量の潮が吹きあがった。
「あぁああああ、あ、あぁあああ、あ、あ……」
ビクン、ビクン、二度、笹原の体は背中から何かで打ち付けられたように反り上がる。そして力なく折れた足は地面に膝を突き、笹原は倒れそうな体をなんとか両手を突いて支えた。
「あ……はぁ、はぁ……」
笹原は先ほどよりもさらに大きく肩で呼吸する。
「なんだ、もうイッたのかよ。やっぱりお前のマ〇コは壊れっちまってんだな。今日だけで何回絶頂した? ほら言ってみろよ」
「じゅ、十一回です……。ご主人様……」
「はっ! やっぱりお前はどうしようもない雌だよな! やっぱお前みたいな畜生にはその姿が良く似合ってる」
「はい……、私は、どうしようもない雌畜生、です……。どうか、私の醜いところを、公衆の面前でお晒し下さい……」
どうしよう。本当にもう戻れないかもしれない。
「よ、よし、次は……」
ブレーキがぶっ壊れたみたいに、次から次へとヤバいアイデアが浮かんでくる。そのどれを笹原にさせようか、頭の中で吟味してしまうほどだ。
だが、その時―。
「ワンッ!!」
「ッ!?」
俺はその鳴き声に条件反射で振り向く。すると、後ろの十字路から、誰かがこちらに曲がってくる。
「なっ―」
犬、っぽいなにか。いや、あの鳴き声からして犬で間違いない。
その通行人は手に懐中電灯を持ち、もう片方の手で俺と同じくリードを握っていた。ただし、そのリードの先には本物の犬が鋭い眼光を俺達に向けている。
「マジ、っか……!?」
この距離、どうして気が付かなかった……!? いや、向こうは角から曲がってきたんだ。しかも背後から。俺達に感づけるわけがない。野生の獣でもない限り……!
「ワンッ、ワンッ!!」
「ちく、しょう……!」
だが、どうやら向こうは俺達の存在に気付いてるらしい。
「こら、どうしたんだ急に……?」
それも飼い主ではなく、犬の方が俺たちに向けて威嚇のつもりなのか、何度も吼えてくる。
「ワンッ、ワンッ!!」
このままじゃ飼い主の方もこちらに気付くのは時間の問題だ。街灯からはしばらく離れたとは言え、それでも懐中電灯で照らされたら一発で笹原の姿がバレる。
「ご主人様……?」
笹原は俺にどうするか伺うように、こちらを見つめる。
どうする? どうしろって言うんだ……? 見つかったら勿論、一発で終わりだ。
逃げるか? 笹原を連れて一目散に逃げればまだこちらの状態までは露見しないだろうし、なんとかなるかもしれない。
――……いや、そうじゃないだろ。
「どうもすいません」
そう声をかけてきた飼い主はジャージ姿の若い男性だ。どうやら俺の姿までは認識してるらしい。笹原は……長い髪がカモフラージュにでもなっているのか、どうやら目視まではできていないようだ。
「そちらもお散歩ですか」
そう言いながらむこうがこちらに近づいてくる。言葉からしてリードまでは見えているのか? ライトは飼い主の足元を照らしているおかげで、まだ笹原には届かない。
「はい。こちらもちょうど散歩をせびるものですから……」
(ま、前田君……?)
思わず、といったふうに笹原が呟いてくる。だが、俺はあえてそちらには目を向けず、向こうの飼い主との会話を続けた。
「ワンッ!! ワンッ!!」
「すいません、うちのやつ、他の飼い犬を見ると興奮しちゃう癖があって……」
「いえいえ、気にしてないですよ」
「こら、お前も近所の迷惑になるから止めろっての!!」
「ク~ン……」
男性の飼い主は犬と一緒に俺たちへと向かってくる。向こうの犬はかなりの大型犬らしく、体毛の色からすると、おそらくゴールデンレトリバーかなにかだ。
そいつは飼い主に叱られると、しょぼくれたように飼い主を見つめる。吼えるのもぴったりと止めたし、随分と賢いやつだ。
「おたくも大きな犬ですね。でも私のとは違って、躾がちゃんとしてあって羨ましいです」
「そうでもないっすよ。こっちもこっちで大変で」
俺はそのまま話を合わせながら会話を続ける。
「ライト、持ってないみたいですけどもしかしてご近所の方ですか?」
「あ、はい。それにうちのやつ、明かりがあると嫌がるんですよ。だから懐中電灯も持ってなくて」
「あぁ、なるほど! これは失礼しました」
すると俺の言葉に、向こうは律儀にも懐中電灯の明かりを切る。お陰で笹原の姿が見つかる寸前で、なんとか持ちこたえる。
「いや、すいません。私も私で目があまり良くない物で」
「いえいえ、こちらの方こそ気を使っていただいてすいません」
互いにそんな言葉を交わしているうちに、もう数メートルの距離まで縮まっていた。
だがこれは…………使えるな。
「そちらの子は大人しいですね。普段からですか?」
「そんな事無いですよ、な?」
俺がそう言うと、笹原の背中がぴくんと強張る。
「ほら、ご挨拶してみろ」
「……………わ、わん……」
笹原は俺に催促され、恥ずかしそうな声でそう鳴きまねする。あまりに可愛いので少し笑いそうになったが、なんとか堪えた。
「可愛らしい泣き声だ。雌ですか?」
「そうです。そちらは?」
「うちのは雄ですよ。だから雌犬と近づくといつもじゃれようとして、困ったもんです。あ、こら!! だから止めろって!!」
バウッ!! と鼻を鳴らしながら相手のゴールデンレトリバーは笹原へと飛びつこうとする。が、直前で飼い主がリードを持ってそれを阻止した。
「ひっ……」
笹原が小さく悲鳴を漏らす。俺は、それを聞いたときに自然と口元が緩んだ。
「え~っと、犬種はなんでしょう? すいません、私もそういったものにはあまり詳しくないもので」
「ただの雑種ですよ。拾った犬なので、俺もそこまで知らなくて」
「それにしては毛並みが良さそうだ。少し、触らせていただいても」
「…………ええ、どうぞ」
「ありがとうございます!」
その男性はさらに俺達へと近づき、その手を笹原へ向ける。
その様子を俺は黙って上から眺める。すると、さっきよりも笹原の体が全体的に震え始める。下半身からはまだねっとりとした液体がヒモを引いて地面へと垂れていて、こいつ、ここに来てもまだ興奮してるらしい。
「……ん、んー……」
笹原は何かを耐えるように口をぐっと噤み、ただその男性の手が自分へと伸びてくるのを待った。
「おぉ、これはさらさらとしていて凄い毛並みだ」
男性は笹原の背中を髪の毛越しに何度か撫でると、あっさりと手を引く。どうやら本当に犬と勘違いしたらしい。視界が悪いとは言え、この至近距離でも気がつかないものなのか。
「近頃は飼い犬専用の美容院なんてあるらしいですからな。私の散発代なんかよりも何倍も高いんですよ」
「ははは、うちはそんな大層なものじゃないですよ」
「……うっ」
と、そこで笹原の口から嗚咽にも似た息が漏れる。見ると唇からは、たらーっと涎が地面へと零れいる。もしかすると、またあの時みたいに胃の中の物が吐き出されそうなのを耐えてるのか?
表情からも徐々に生気が失われたていってるような気がする。ここまで追い込まれてなお露出で興奮しているのは流石だが、これ以上はそろそろまずいか。
「あ、こら!!」
「フッ、フッ」
すると、そこで男性のゴールデンレトリバーが鼻息を荒くして笹原へと顔を近づける。
「だ、大丈夫ですよ。うちのも慣れてますから」
「す、すいません、こら、こらってば」
俺は怪しまれないようになんとか誤魔化す。だが、そいつは今度こそ飼い主に叱られても身を修める気はないらしい。
「あ、おい!?」
そして、だ―。
そいつはあろうことか、笹原の背後に回りこむと、その図体を笹原に覆い被せ、そして腰をむずむずと笹原へ押し付ける―。
「ッ!?」
笹原の目に涙が浮かぶ。その顔はあまりに突然の事できっと引きつっている。そりゃそうだ。笹原にしても、まさか犬に交尾を求められるなんて思ってもみなかっただろう。
「ンンッ!!」
笹原が必死に首を振って拒絶する。だがこの状況下でどう動いていいのか分からず、さらにレトリバーの巨体がのしかかってるせいで身動きが取れない。
大型犬の図太いチ◯コが、笹原の性器に触れようとしている。まさに、その瞬間だった。