ドMで引きこもりな私でも露出調教してくれますか? 作:わずみかん
「お前、どういうつもりだ……!?」
いったい何を考えて……!?
つうかドアノブがまったく下がらねぇ! クソ、さては扉を閉めやがったな!?
そうかあのリモコンか。部屋の明かりを付けれるんだ、そういう機能があってもおかしくはない。特にこれほどの高級住宅ならセキュリティもしっかりしてるはずだ。
「君ってね、普通じゃないと思うの。だって、私みたいな……び、美少女の生オナニーなんて見て、平常心で居られるっておかしいもん」
「お前の台詞には突っ込みたい箇所がいくつかあるぞ!? まず俺は普通だし、それにおかしいのはお前だ! しかも自称美少女ってどうなの!?」
「ふ、普通の男の子だったら、こんなに可愛い女の子のえっちなところを見て、飛び掛ってこない方がおかしいもん。だって、ほら……」
そう言うと笹原はさらに陰唇を指でくぱぁと開いて見せつけてきた。そこには中のヒダヒダやマ〇コがひくつく様子まではっきりと見て取れる。
「ここまでしても……ほら、やっぱり君は……」
「おま――っ!!」
俺には分かる。いやってほどに分かる。というか今にして改めて分かった。
こいつはダメだ。絶対にまともじゃない。
そりゃ確かに可愛い。それも超絶に美少女だ。ぷっくりした唇に白い肌。ちょこんとした体型は恐ろしく整っていて、腰のくびれも肉付き具合もほぼ満点。ねじれた髪もちゃんと解けば爽やかで優美な黒髪ロングになるだろう。漫画なら間違いなくこいつはヒロインだ。せいぜいモブキャラ程度のポテンシャルしかない俺には眩しくすら見える。
だが―。
それとこれとは全く関係ないんだ。それも俺なんていう灰色の青春の持ち主には。
俺にはただただ、こいつの常軌を逸した行動が恐ろしい。
「……言っとくぞ。俺だって並みの男子高校生の感覚は持ってる。そりゃたしかに興奮するだろうな〝普通〟はな! けどお前、どう見たって普通じゃねんだよ」
「ふーん。見かけによらず性癖はノーマルなんだ」
「見かけによらずってなんだよ!!」
「だってあなた、顔も含めて変態さんっぽいんだもん」
なんだそれ! こちとら親にすらそんなふうに言われた覚えは無い。毎日のように歯磨きや風呂の時に自分の姿は見ているが、自分の顔を客観的に評価するならいたって普通だ。どこにでも居るただの男子生徒。それ以上でも以下でもない。辛うじて他と違う点が有るとすれば若干引きつった目元くらいだろうか。一〇人に聞けば二人くらいは目つきが悪いと言うかもしれない。だがそれを加味しても俺の全身から変態オーラが垂れ流されているなんてこいつの主張は聞き捨てならない。しかも赤の他人である俺に自分から膣の中まで見せ付けているこいつに言われていい言葉じゃない。
「変態? は!! お前が言うかこのオナニー狂い女!」
俺はごく当たり前の反論と一緒に、もちまえの眼力で笹原を睨めつける。すると笹原は少し怯んだように唇をむっと結ばせた。
「だって……だってしょうがないもん……。好きな物は、その、す、好きなんだから! それに普通の女の子だったらこれくらいきっと毎日してるもんっ!!」
これくらい毎日してるって……。こいつさらっと墓穴掘りやがった。
俺は女子の生活に別段詳しい訳ではないが、こいつの今の現状を見て『普通の女の子』だと評価するには些か厳しいものがある。
「良いから早く毛布か何か被れよ。いい加減目のやり場に困るんだ」
「べ、別に見ても良い……と言うか……」
「はぁ? なんだって?」
なんだよこの期に及んでもごもごと喋りやがって。言うならはっきり言えよ。
「見たいんなら、別に見て良いって、言ってるの……」
「…………は?」
「ほ、ほら、どどど、どうしたの? は、早くあなたも私をおかずにしてオナニーすれば良いじゃない! それならほら、お、お互い様でしょ!?」
こいつは真剣に何を言ってるんだ……?
「さあ、ほら! 早くしてよ!」
笹原はさらに指に力を入れたのか、陰部が限界まで拡張される。そのせいでヒクヒクと動く穴の中までばっちりと見えてしまっていた。
「うっ……!?」
流石の俺もその姿には下腹部に熱がこもる。だが、湧き上がってくる性欲以上に俺の脳内警告アラートが激しく鳴り響いている。
「いったいどういうつもりだ。さっきから何度も言ってるが、俺はプリントを届けに来ただけで」
「知ってる。明日から夏休みなんでしょ?」
「は? まあ、そうだが」
「……実は私、夏休みにどうしてもしたい事があったの」
『ああそうかよ。オナニーの自由研究ならてめえ一人ですれば良い。だからそろそろ帰してくれないか?』
位の事を言ってやりたかったが、顔を真っ赤にして肩をもじもじと揺らすこいつの様子を見るに、そこまでの言葉を吐くと今度こそ逆上して警察沙汰にされかねないしな……。俺としてはもうこれ以上このド変態少女とは関わりたくないところだが。
「それで、その……。あなたにも、協力して欲しいって言うか……」
「断る」
「即決!?」
「当たり前だ! てめぇのおマ〇コおっぴろげながら頼まれて承諾する奴が居るか!」
いや人によっては寧ろ成功率が高かったりするのだろうがな!
だが俺はこれ以上はこいつと関わりあいたくない。それが本音だ。ただでさえ不登校の生徒だって聞いてたのに、おまけに初対面の相手にここまで露出癖を全開にする正真正銘のド変態だとは思わなかった。
顔は、まあ好みと言えなくも無い。と言うか純粋にそこらのアイドルと比べても全然可愛いのだから、そりゃ男なら誰だって食いつくレベルだ。だが問題となるのはその中身の方である。
「用件はそれだけか? なら俺はさっさと帰らせてもらうから」
俺はそう言うとさり気なくドアノブを下げ部屋から出ようとするが、やっぱり今度も開きやがらない。
「うんって頷いてくれるまでここから出さないからね!」
「お前そりゃ脅迫だろうが!?」
「きょ、脅迫して何が悪いの‼︎」
「開き直りやがった⁉︎」
いやまあ先に開き直ったのは俺だけども!
「だいたい、事故ってあなたは言うけど、私みたいな美少女のおマ〇コが見れたんだからそれなりの対価は支払ってしかるべきだと思うの」
「見たくて見たんならそうなんだろうけどな! 俺は明日から夏休みに入るっていうこのクソバケーション気分な時に訳の分からない人間の相手までしてむしろお前の方が俺に対価を支払えって感じだ」
「………じゃあ、もしも私があなたに対価を払ったら、協力してくれる?」
すると笹原は両手を床につき、這いつくばったまま此方へと近づいてくる。
「対価って、お前いったい何する気だよ……!?」
「今に、分かるよ」
笹原はそのままじりじりとこちらに向かってくる。そしてついに体を上げないまま、その下半身を隠そうともせずに俺の足元へと這いよってくる。
「お、おい……!」
「お願い。私には、どうしてもあなたの力が必要みたいなの」
すると、笹原は唐突に俺の股間部へ顔を突っ込み、口を開け舌を出すとその舌先を器用に使いズボンのチャックを口元へ手繰り寄せる。それからジジジ……。と、前歯で固定されたチャックは笹原の顔と一緒に下へとさげられていく。
「おい、お前、本気でなにやって―」
「…………ねえ、私にあなたの言う〝対価〟を払わせてもらっても良いかな」
ドクン、と心臓が高鳴った。見ると、笹原の頬は恍惚と赤く火照っている。そして俺の腰に屈んだままの笹原を見ると、重力で下に
こいつ、下着すら付けてないのか? しかしそれにしても整った形をしている。大きさも手のひらにはぎりぎり収まらないほどで、指で押しても弾力で戻されそうなほどに肉々しい張りと艶があった。乳首はまだ綺麗なピンク色で、その胸先は重みに負けることなくつんと立っている。
「んぐっ」
俺は思わず生唾を飲み込んだ。自分の下腹部が熱くなっているのが分かる。ズボンのチャックを外されたせいで押さえ込めなくなった俺の竿は、パンツを大きく盛り上がらせていた。
「じょ、冗談じゃねんだぞ……!? そんな事したらっ!」
「そんな事って、どんな事?」
笹原は下からこちらを眺めると、悪戯っぽく微笑んだ。
「だいたい俺とお前は今日会ったばかりだ! 恋人でもないのにそんな……!」
「そうだよね。だけど、私はこうするって決めたから」
「な、何を言って……!!」
俺はたじろぐように足を数歩、後ろへと運ぶ。するとドン、と背中が扉にぶつかった。手を回してドアノブを掴むが、やはり開かない。
「もしも無理やりだって言うんなら、それでも構わない。これがたとえレイプでも、私はあなたに協力してもらわなくちゃいけないの」
「お前、いったい何考えてんだよ!?」
俺が後ろへ下がった分、笹原もまた両手足を付いたまま、俺の方へとやってくる。その姿はまるで犬がおもちゃをせがっているようだった。
「ねえ、お願い。私には、あなたが必要なの」
まるで理解できない。意味も分からない。
俺はただ、担任に言われてこいつの家にプリントを届けただけだぞ!? それがどうしてこうなる!!