ドMで引きこもりな私でも露出調教してくれますか? 作:わずみかん
図書室に漂う緩やかな時の流れが、笹原の懇願をより印象的なものにさせた。
笹原はどこまで本気なのか。そんなことは聞くまでもない。
緊張と興奮で頬を赤らめさせながら、笹原は期待を込めた眼差しで俺を見つめる。
その光景はこの図書室という場の空気と混ざり合い、より一層に非日常感を煽っている。
俺達は互いに制服で、姿だけなら他の生徒と何一つ変わらなくて、それは俺の中の日常の姿でもあった。
制服と言う日常の象徴を身に纏い、図書室という平穏な空間の中で笹原の言ったことは、やっぱりどこまでも
「……あぁ。分かってるよ、笹原」
俺はしばらく間を置いてからそう答える。
笹原を露出調教すること。それが俺が交わした約束だ。
俺に拒否権なんてない。そいつを行使しようとすれば体の方が『約束の反故』を拒むだろう。
俺は笹原という少女がどういう人間で、これから俺達が何をするのか。それを全て飲み込んだ上で手を伸ばす。
「……ん、んふぅ」
笹原の苦しそうな声と共に、俺の指先が笹原の唇を押し分け口の中へと入り込む。
笹原の口内に手を忍ばせると、そこは暖かくて柔らかで、まるで熟れた果肉にでも触れているかのようだ。
「まずは主人である俺になにをすべきか、分かってるな」
「は、はぃ……。ご奉仕、させていただきます……。ん、ちゅぱ、んちゅ」
すると笹原は俺の指を舌で絡め取りながら、まるで縋り付くように頬張る。それから丁寧に舌で撫でるようにころころと転がしながら全体をしゃぶってく。
「ちゅ、ん、っぱ」
指先が口の中から吐き出されると、笹原の舌からたらっと糸を引く唾液が指に絡み付く。俺の汗と笹原の唾液が混ざり合った指先は、二人分の体温ですっかり温められている。
「ねぇ……。お願い、前田君」
笹原はそっと眠るように瞼を閉じる。まるで自ら俺へと身を捧げるように。
「……ああ」
俺のやっていることは果たして正しいのか、それは分からない。ただ闇雲に笹原の欲望を受け入れ続けて、その先に何があるのか、ゴールはどこにあるのか。そいつを考えても答えなんてまだ見つけられない。
ただ俺は、笹原カンナが心の底から満足できる露出プレイができるまで、そいつに付き合うと約束してしまった。俺にとって守りべきものはそれだけだ。
「……んちゅ、ん、ふぅ」
俺はゆっくりと笹原の唇に顔を近づける。そして互いの吐息が混ざり合う頃には、俺は笹原と深いキスを交わしていた。
互いの温もりを感じるようなキスは、俺の中にまで笹原の欲情が流れ込んできているかのように、笹原に対する劣情を高めていく。
「ちゅぶ、むちゅ……じゅるる」
笹原の舌が俺の舌を誘うかのように愛撫する。
笹原は俺の唾液まで吸い取ろうというくらいにさらに強くキスを求めてくる。目は閉じているけれど、その仕草で笹原が興奮を
俺にとっても笹原の存在は媚薬そのものになりつつあった。そこに居るだけで、ただこうして傍で感覚を確かめ合ってるだけで、俺は無尽蔵に笹原に対する性欲を強めていく。
「ふふ、ふふふ……。私たち、本当に学校でやっちゃうんだ」
「それが、お前の望んだ事だろ?」
「そうなんだけど、ね。だけど、どうしてだろう。今までで一番興奮してるんだよ、私」
笹原はそう言うとぱちりと目を開けて、その吸い込まれそうな円らな瞳で俺を見つめながら微笑む。
「そうかよ。俺は……どうだろうな」
「相変わらずだね、前田君は。じゃあ、こうしちゃおうかな。えいっ」
すると笹原は大きく俺の首に手を回し、ぎゅっと抱きつく。
「ねぇ、今日はどんなふうに私を調教してくれるのかな?」
蠱惑的に耳元で囁く笹原。その声だけで、俺の括約筋は勝手に竿を根元から締め上げる。
「笹原っ!!」
俺は悪戯っぽい笹原の挑発で、抑えていた欲情が一気に破裂しそうになる。
気が付くと、股間部では十分に肉棒が立ち上がり、心臓がバクバクと唸る。次第に俺の方まで呼吸が深くなって、溢れた劣情は衝動のままに笹原の身体を抱きしめ返す。
無防備な背中を手でまさぐると、すべすべとした制服の下に浮き出るブラのホックの感触が伝わってくる。
今ではこの身体を俺の好きなように弄ぶことができる。笹原を調教するという名目で、俺は笹原を
「…………っ」
「どうしたの?」
だがしばらくしてもその身体に手を出そうとしない俺を、笹原はきょとんとした顔でのぞき込んだ。
「なんでもない、大丈夫だ」
口ではそういったが、この状況に怖じ気付いてないと言えば嘘になる。
学校の図書室での露出プレイ、それも俺が笹原を調教すると言うシチュエーションでのプレイだ。いくら幾重にも連なった本棚で姿は隠せると言っても、これだけ物静かではたとえ小さな声でもあちら側に聞こえてしまうかもしれない。加えてここは生徒が自由に立ち入れる場所だ。本を求めて何時この近くまで何時誰が来るかなんて予測できない。
正真正銘の破滅と隣り合わせでの露出プレイ。制服を着たままで、夏休みの図書室で肌を重ねる行為は見つかれば一発で退学処分だろう。
路上で知らない人間相手に露出をするとでは、また異質な緊張感が俺の胸を縛る。
「もしかして、緊張してるの?」
「っ、別にそんなわけじゃない」
こいつに格好を付けたって仕方がないのに、ここに来てなぜか笹原にそう強がってしまう。
「……もぅ、前田君は仕方がないなぁ。じゃあ今日は、私の方が前田君をリードしてあげる。本当は私だって、前田君に命令とかされて無理矢理の方が好きなんだよ?」
「リードって、お前いったい何をする気なんだ……?」
「ふふ、こうするんだよ」
すると笹原は手を解し、ぱたんと膝を折り曲げると、その場で中腰になる。
「これは……そう、私からの前田君へのお礼、ってことで」
「笹原……っ!」
笹原は得物を捕らえた野獣のように目を細めると、そっとズボン越しに俺の肉棒に手を添える。
「やっぱり。ここはすっかりその気みたいだよ?」
すると笹原は躊躇いなくチャックを摘むと、ジーっと下へと下ろす。
「……いいよ。今日は私に任せて。きっと気持ちよくしてあげるから」
両手をズボンの中へ入り込ませると、そのままパンツを下ろし、笹原はチンコを包み込むように掴む。
そして外へと掴み出されたチンポを恍惚とした眼差しで見つめると、舌を伸ばし大きく口を開いた。
「はむっ、じゅるるる、んちゅる、じゅるるるるるっ!!」
「は、うぐぅっ!」
肉棒から笹原の舌の感触が一気に脳天まで駆け上ってくる。あまりの刺激に、俺は茫然自失になって声を漏らす。
「じゅる、じゅぶっ、んっちゅ、じゅるるるっ!」
何度も繰り返されるようにチンポがバキュームのように吸われ、その度に鳴る厭らしい音にさらなる悦楽が込み上げてくる。
「ふふっ、気持ちい?」
笹原は俺の様子を見ながら喉奥までピストンさせる。喉元はぎゅっと締まって肉壷のように亀頭をしごく。
顔をゆっくりと上下に振って、まるで自分をオナホールにでも見立てているかのように、笹原はただ色香を出しながら俺の精液を搾り取るためだけにその端麗な容姿を使い奉仕する。
「んちゅ、れろ、じゅつ……前田君のここ、すっごく美味しい……、じゅる、ん……はぁ、んっ……こんなに臭くてむせ返りそうなのに、私ね、この匂いが癖になっちゃった」
笹原は少し口からチンポを離すと、我慢汁と唾液でべたべたの亀頭を鼻にぎゅっと擦りつけ、すぅーっと大きく息を吸う。
そして手を自分の胸元へと持っていき、パツン、パツンとボタンを4つ外した。
大きく開く胸元からは、笹原が着用しているピンクの下着が顔を覗かせる。すると笹原は、おもむろにブラを下からぐっと手で捲くり上げ、乳房を露にさせた。
相変わらずつんと張った胸は芸術品のように形が整っている。決して大振りではないかもしれながいが、視界に映っただけで男の欲情を駆り立てるには十分なサイズだ。
「私、もうずっと前田君のオチンポの匂いを嗅いでいたいかも……ふふ、おかしいかな? でも、虜にさせられちゃった……ふむぅ」
笹原はそれからまたチンポを咥えると、髪をカーテンのように振り乱しながらフェラを続ける。
ブラの抑圧から解放された胸はその上下の運動で揺れ動きながら、こちらに乳首を見え隠れさせる。しなやかに形を歪ませながら艶やかさを魅せる胸はさらに俺の射精感を加速させた。
「ふぅうう、ぐふぅ、んちゅ、じゅるぅ」
笹原に対する欲情は最高潮へと登っていく。胸が高鳴り、血液が血管の中をけたたましく巡っていく。この重い鼓動は笹原のフェラや身体を見て感じた興奮によるものだけじゃない。笹原が口をすぼめ肉棒を啜る音が他の生徒に聞こえてしまわないか、その緊張とが合わさり、俺の胸をさらに強くぎゅっと締め付ける。
「ふぅ、ふぅ……んちゅ、ぺろ、じゅる、ん、はぅ……」
しかしそれでもなお、甘い吐息混ざりに鳴るフェラの淫音に、俺の下腹部にはさらに力が溜まっていく。
笹原の全てが、今では俺の精液を吸い取るための装置のように五感を悩殺していく。
「笹原……もう、出る……!」
「ふむっ?」
もう出ちゃうの? とでも言いたげに、笹原は俺を見る。
だけど早すぎる俺の絶頂にも軽蔑することなく、笹原は肉棒を咥えながらさらにピストンを強めていく。舌で裏筋を刺激し、喉を使って亀頭を磨き、そして奉仕的な仕草で俺の視覚から性欲を滾らせる。
その全ては吐精へと俺を導くために、ただどこまでもエロく、下品に振舞う。しかし笹原の持ち合わせる妖艶さが、その姿の全体をより調和された淫靡へと見せてしまう。
「ダメだ、もう、出る、出るぅう!!」
「ふぐ、んぎゅ!?」
どぴゅ、どぴゅるうううう!!
昇天と同時に、股間部から迸る夥しい量のザーメンが笹原の口に流れ込む。だがそれでも笹原は肉棒を口から離さずに、咥えたままで喉奥へと男汁を受け入れ続ける。
「んぐっ、んぎゅっ、んぎゅ……、ちゅぱ……っぱぁー……」
笹原は尿道に残ったザーメンの残滓を吸い出すと、亀頭にこびりついた分まで全てを舌で絡めとる。
しばらくの射精が終わり、俺のチンコから全てのザーメンが排出され、そして噴出されたザーメンの全てを飲み干した笹原はその証を見せるように大きく口を開いて中まで見せる。
「……どう? 気持ちよかった?」
笹原の嬉しそうな表情に、俺は計り知れない快楽を感じた。そして同時に、俺が日和ったばかりに役目を果たせなかった自分に、情けなさを感じてしまう。
「……まだ、バレてなさそうだね」
笹原はそういうと一度辺りを見渡す。そこに他の生徒の姿はなく、周りの気配もざわめいている様子は無い。
笹原が肉棒を啜った音はどうやら読書机に座る生徒達には届かなかったようだ。だが、それとは別に近くに他の生徒が身を潜めていて、俺達の痴態をどこかで観察している可能性は十分にある。
なにせ本棚は人間の身長程度なら壁のようにすっぽりと隠せてしまう。裏を返せば、もしも誰かが近くでじっと俺達の様子を伺っていたとしても、気付くのは難しいだろう。
「……続き、しよっか」
そう、笹原は火照った顔で俺にだけ聞こえるように呟いた。