ドMで引きこもりな私でも露出調教してくれますか? 作:わずみかん
「ん、ふぅわっ!」
まるで座薬のように、笹原の尻にピンクローターが入っていく。
初めは少しの抵抗感があったが、少し押し込むとにゅるりと全部入っていった。
「な、なにするの……?」
やや不安そうな笹原の声に、俺は変わらない調子で答える。
「お前にはそろそろ普通の露出プレイじゃ飽き足りなくなってきそうだからな。今回はこっちの穴も使わせてもらうぞ」
俺はさらにもう3つ。ピンクローターを手に持つと、それを同じ要領で笹原の尻の中に押し込む。
「ふ、ふぅう!」
穴の中に入ってきた異物に笹原の顔が苦く歪む。
「前田君、これ……これ、ダメ、かも……」
「おいおいどうした? 今まで散々色々とやってきたじゃないか」
「で、でも……」
「そんじゃ、そろそろセッティング完了といくぜ」
指先で四つ目のローターを押し込むと、尻穴からピンクの線がたらんと俺の手元まで伸びている。通常ではまず見ない光景に、俺は思わずテンションが上がりそうになる。
「な、なんだか変だよ……」
「そりゃな。ローターっつっても結構デカいからな。でもまだ、仕上げはこれからだ」
後は手に持ったこのリモコンをどうするかだが、紙袋の中を探ってみるとちょうど良い物を見つける。
「おい、足上げろ」
それは白いレース柄のガーターリングだ。ちょうどゴム状になっており、こいつを笹原の足に通させる。そして太ももをぎゅっと締め付けるガーターリングに挟むようにして、俺はローターのリモコンを固定した。
「良い恰好になってきたな」
俺は自分で言っている言葉に、いつの間にか違和感や恥ずかしさが消えている事に気づいた。
笹原を調教プレイする為の役作りだと、初めこそはそう割り切っていたこの言動も、今ではむしろ板についてきてしまったような気さえする。それどころか、もしかすると俺の本性なのではとすら疑ってしまいそうだ。
「笹原先輩、よく似合ってますよ。とてもかわいいです」
鈴谷は口を緩ませてそう笹原を褒める。確かに白いワンピースに白のガーターリングはよく似合ってはいたが、やはりそこに収まっているピンクローターのリモコンがどうしようもなく性欲と劣情に満ちている。
「あ、ありがとう……」
だが笹原は返事こそ返すが、内股をもぞもぞさせてどうも慣れない様子だ。
「んじゃ、スイッチ入れるぞ」
俺はガーターリングに固定されたリモコンのつまみを順番に回していく。すると鈍く『ヴー!』とバイブ音が響き始めた。
「ひっ!?」
笹原の顔が引きつる。思わずワンピースから手を放し、尻に手を当てる。
「な、なに、これ……?」
「そう言えばこっちは初めてだったか?」
笹原は少し慌てた素振りで尻をきゅっと閉める。中で蠢くローターの感触に驚いているのだろうか。
「私、お尻はあまり、その、したこと無くて……」
「だったら好都合だな。折角の露出調教だ。少しは余裕も無くしてくれないとな」
俺は次々とローターのスイッチを入れ、さらに笹原の中でバイブレーションを刻ませる。ローターを起動させるたびにビクン! と笹原の体が飛び上がるのが心地良い。
「はぁ、んっ……」
すっかり発情しきった笹原は、やがて体を小さく震わせるだけになった。これなら流石の笹原も心身的に余裕は持てないだろう。
「次はそっちだな、鈴谷」
「あ、は、はいっ!」
それから俺は鈴谷へとローターを装着させるため、紙袋の入った残りのローターを漁る。
「その、やっぱり私もお尻ですよね……。でも私、お尻は普段から使ってると言いますか、だから笹原先輩みたいに新鮮な反応を求められてもちょっと……」
鈴谷は股間で『グイングイン!』とバイブを蠢かせながら、それでも照れた顔でこちらをちらちらと見つめる。
「よくもまぁ、そんな状態で乙女心ありそうなセリフが吐けるもんだ……」
俺は少し鈴谷に感服しながら、手に同じく四つのローターを持つ。つうかこの紙袋、鈴谷が用意したって言ってたけどいったいいくつ入ってんだよ。何度も漁ってるとドラ〇もんの四次元ポケットに手を突っ込んでるような気分になる。
「お前は別の場所だよ。安心しろ」
「えっと、それは本当に安心していいと受け取って良いのでしょうか」
心なしか口調も普段から少しブレてるような気がする。少ししおらしいと言うか、控えめな気がしないでもない。普段からこれくらいなら会話もしやすいのにな。にしても、こいつもこいつなりに余裕は無いらしい。普段はあれだけ好き勝手やってる癖にさ。
「胸、ちょっと触るぞ」
「せ、先輩!?」
俺は容赦なく鈴谷の胸を掴むと、すでに露出されているブラを引っぺがす。とは言ってもきちんと金具は外してだが。
「んっ……」
相変わらず綺麗な形してやがる。膨らみも色艶も、まるでアニメキャラみたいに整っている。見てるだけで見惚れてしまいそうだ。
「男の人のトイレの個室で、こうやって先輩に胸を見られるなんて、私、夢にも思ってませんでした」
すると鈴谷は誘うような目つきでこちらを煽ってくる。思わず生唾を飲み込みそうになったが、気取られないようになんとか平静を装う。これも全ては『露出調教』というプレイを壊さないためだ。笹原風に言うなら雰囲気作りと言ったところか。まったく、年頃の男子高校生に残酷な役回りさせるよなぁ……。
「お前はこっちだから。ほら、もっと胸突き出せ」
「こうですか?」
自ら服をたくし上げさせて、露出した胸をさらに体に張り付かせるように突き出させる。おそらく、これだけでも一生分のオカズに困らなくなりそうなシチュエーションだ。
「よし……」
俺にしたってもう色々と限界だが、それでも興奮をできるだけ抑えて、紙袋に有った紙テープでローターを乳首の左右に固定していく。
その際に手に触れる胸の感触はいまだに慣れない。この世のものとは思えない柔らかさに、思わずプレイの趣旨を忘れて掴みかかりそうになる。
しかし今はそれすらも許されない。もっとも、こいつの場合は頼めばそれこそ何時でもどこでも触らせてくれそうではあるが、今はぐっと堪える。
「よし。じゃあスイッチ入れるぞ」
鈴谷の乳首を両脇から抑えるように、ローターが紙テープで固定される。整った鈴谷の胸だからこそ余計にローターの異物感が際立っている。
「はい、よろしくお願いします」
鈴谷はやっぱり服をたくし上げたまま、そう俺に返事した。
「じゃあ……」
ぐっとリモコンのつまみを指で回す。すると、すぐに鈴谷の胸でローターが激しく揺れ始める。
「ん、良い感じです先輩」
これで鈴谷の乳首は左右からの振動で常に刺激され続ける格好だ。
俺はリモコンを鈴谷のショートパンツのケツポケットに仕舞い、服を戻すように指示する。だがブラジャーはこちらで回収し、ノーブラのままで服を着させた。
「私達、凄い恰好しちゃってますね」
鈴谷を見ると、ただでさえピッチリとしたサイズの服は胸とローターの部分だけ綺麗に浮き出ている。しかもその振動まで服の上から伝えていた。
鈴谷の尻ポケットから見えるピンクの線とリモコンの頭を見れば、誰から見ても何をしているかは一目瞭然だろう。
笹原にしても、ワンピースでほぼほぼ隠れているとは言え、パンツが無い分バイブの駆動音は外に駄々洩れだ。おまけに足からは常に体液が伝って零れ落ちている。ほんのわずかでもワンピースの下が見えてしまえばアウトだ。
「これで準備完了だな。いよいよ露出調教の開始ってわけだ」
「わ、私、やっぱりお尻のローターが慣れないよぉ……」
「何を今さら言ってやがる。じゃあまずは外に出るぞ」
俺は玩具をつけ終えた二人を、ついにトイレから連れ出す。そして駅のホームへと歩いた。