※この作品はR-18です。

異世界M男ハーレム   作:背徳亭快楽

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思いついたので書いて投稿します

基本的にサブタイは、キャラ名を入れる予定です。





プロローグ

 

 一人の男が死んだ。

 交通事故である。即死であった。

 彼はごくごく普通の、ありふれた人生を送る男だった。

 年齢は20代後半。サラリーマンとして働き、一人で安アパートに住んでいた。

 どこにでもいる現代日本の一般男性。そのはずだった。

 彼が死後の世界、冥界と呼ばれる場所に連れて来られるまでは。

 

 …

 ……

 ………

 

 「貴方は死にました」

 

 真っ白で何も無い世界。その中にポツンと1つだけある椅子に俺は座っている。

 目の前にいるのは女神を自称する女性。彼女はいかにも格調高い衣装を身に纏い、神々しいオーラを出していた。

 そんな彼女が告げるのだ。

 

「貴方は死にました。享年26歳。死因・交通事故」

 

 女神に言われて俺は死の直前を思い出し、涙が出そうになった。

 あまりにも短い……そして満たされていない人生を思い出したのだ。

 何せ彼女はおろかまともな友人すらいない孤独な毎日。

 サブカル文化にどっぷりと浸かり、己を慰める日々……そんな生活を送っていたのだ。

 

「さて……そんな貴方には罰を受けて貰います」

 

「えっ……ば、罰?! い、一体どうして……」

 

 自分が何の罪を犯したのかと、必死に考えを巡らせた。

 しかし罰を受けないといけないような事など、した覚えが無かった。

 

「貴方の罪……それはあなた自身の性癖にあります」

 

「せ、性癖?」

 

「貴方の性癖……それはマゾヒズムです」

 

「っ……」

 

 た、確かに俺はSかMどちらかといえばMで……いや割とガッツリとMで綺麗なお姉さんに甘く責められたいという願望がある。

 でもなぜそんな事で罰を上けないといけないんだ。性犯罪を起こしたわけも無いし。

 

「女性に性的に責められて興奮するM男……それは女性にとって存在自体が罪となります」

 

「そ、そんな理不尽な!」

 

「黙りなさい、マゾ」

 

 ぴしゃり、と言われ俺は思わず体を硬直させてしまう。

 

「本来、貴方のような変態は死亡した時点で、魂を洗い流し別の魂へと転生させるのです。それを私が罪を償うチャンスを与えようと、わざわざ出てきているのです」

 

 蔑み切った表情……それは怖くもあったが見た目が美しい分、何だかドキドキしてしまう。

 

「で、ですがどうやって罪を償えばいいのか……」

 

「それに関してですが……貴方は現在の記憶と経験のまま別の世界で新しい人生を歩んで貰います」

 

「え……それってつまり、異世界転生ってことですか?」

 

「貴方の世界の言葉ですと、それが最も近いものになりますね」

 

 それを聞いて、俺は急に体が熱くなるのを感じた。

 俺は所謂オタクだ。

 だからこそ、暇な時はよく妄想に耽っていた『異世界転生』……つまり冴えない主人公が神の手違いなどで死んで、そのまま記憶を受け継いでチートな能力を貰って無双する……そんな作品が好きだった。

 まぁ現実が辛かったからね……まぁ、オタクなら誰しも一度は妄想したことがあるんじゃないだろうか。

 

「えーっと、でもそれでは罰にならないのでは……」

 

「いえ、その世界では全ての女性が貴方を性的に弄り、それを愉しむ存在として現れます。徹底的に辱められ、嘲笑われ、ボロ雑巾のように扱われ……限界を越えた時、貴方は心から自身の性癖を悔やみ、改心する事になるでしょう。その時、貴方は許され、魂を浄化されるのです」

 

 本当にそうか!? むしろ喜んで逆効果になるんじゃ……

 

「そしてその世界は私が貴方の脳内の情報を元に造り出す煉獄……よって貴方が理想とする女性達を一つの世界へ集めることになります」

 

 つまり俺が嗜んだ作品から色んなヒロインが現れるってコトか? それ何てエロゲ?

 

「また年齢もそれに合わせ、若返って頂きます。世界観は現代日本。容姿も各主人公の顔面平均を計算して……まぁ普通くらいの顔での転生になりますね」

 

 なんだろう……罰って言うよりご褒美じゃないか。

 いいのだろうか、至れり尽くせりじゃあないか……

 

「ですが一応、最後に本人の確認を取らなければいきません。貴方は罪を受け入れ、罰を受けます――」

 

「受けます受けます! どうかこの罪人に罪を償う機会を与えて下さい!」

 

 俺は食い気味に頼み込んだ。

 こんな最高の待遇、受けない男などいるであろうか。いやいない。

 

「……そうですか。では後の説明は転生後に。それでは良き修行を」

 

 ため息交じりで女神が言うと、その指先から光が溢れ出し、俺の視界が真っ白になる。

 瞬間、俺は再び意識を失った。

 

 …

 ……

 ………

 

「全く、男のいう生き物は本当に愚かですね」

 

 女神は呆れたように言うと、ほんの少しだけ口角を意地悪く上げた。

 これまで、どんな男も女神の言う罰を喜んで受け、転生していった。

 しかしその全ての男たちは、向かった世界で知るのである。

 女性達の残忍さ。性欲の深さを。

 それに気付いて後悔した時にはもう手遅れ。完全にマゾとして調教された男共はどれだけ反省を口にしようと、体が歓喜に震え、マゾ射精を繰り返す哀れな肉便器へと成り下がるのだ。

 女神はそれを理解して、彼を転生させた。

 彼女に慈悲は無い。あるのは、一人でも多くの男を破滅に追い込みたいという、あまりにも身勝手な攻撃性と負の性欲であった。




登場するヒロインは二人だけ決めています。

つまり見切り発車…
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