異世界M男ハーレム 作:背徳亭快楽
この学校の校舎の裏側にある旧校舎。
そこは文化部の部室棟として再利用されており、多くの生徒が出入りしている……らしい。
俺はその一番奥の教室へと向かっていた。
そういえば原作のハイスクールDxDでも主人公の所属するオカルト研究部は旧校舎にあったな……と考えている内に、俺は部屋の前まで辿り着いた。
深呼吸してノックしてみる。
「どうぞ」
奧からは涼やかな美声が聞こえてきた。
聞き覚えのある声だ。
間違いなく前世で見ていたアニメと同じ声である。
俺はもう一度、深呼吸をしてから扉を開けて中へと入った。
「うふふ、初めまして、M男君」
そこには見知った人が優雅に椅子に腰を降ろしていた。
色白の肌に、穏やかな表情の似合う美しい顔立ち。
腰まで伸びた美しい長髪をポニーテールに纏めている。
だが俺の視線が釘付けになったのはその豊満なバスト。
二乃も大きいが朱乃さんはレベルが違う。
制服の下からでも分かる程に膨らんだ双丘は、彼女が少しでも動けば悩ましく揺れ、凄まじい色香を放っているのである。
「私、姫島朱乃と申します。この度、貴方によってこの世界に召喚され、一緒に生活させて頂くことになりました。今後ともよろしくお願い致します」
「あ、はい、こちらこそよろしくお願いします」
丁寧に頭を下げられたので、こちらも礼を返すように頭を下げる。
年上で名家出身だけあり、礼儀正しくこちらが恐縮してしまう。
「あ、あの……そ、それで……こ、この世界のことなんですけど……」
「ええ、存じております。何故、私がこの世界に呼ばれたか。貴方が何故、私を呼び出したかのか……」
そう言って朱乃さんはスッと立ち上がると、そのままくるりと背を向けて部屋の電気のスイッチに手をかけた。
パチリ、という音と共に電気が消され教室中が薄暗くなる。
「え……、ど、どうしたんですか、いきなり……」
突然の事に俺が困惑していると、彼女は振り返ってじっとこちらの顔を見てきた。
「っ……」
背筋に冷たいものが走り、一気に全身が強張っていく。
朱乃さんの表情が先程までの温和なものではなく、淫猥な微笑が佇んでいた。
「何事も始めが肝心と言います。なので、最初は少し厳しめに致しましょうか」
美しい双眸をスッと細め、口元がとろんと弛緩している。
よくアニメでみせたサディスティックな笑みだった。
俺がそれを理解した瞬間、朱乃さんは真っすぐに俺を見つめて言い放った。
「さ、お仕置です」
「え……」
「変態マゾヒストである貴方に……私が罰を与えて差し上げます」
…
……
………
――ぱちんっ!
「ぐううっ……」
乾いた音と苦し気な呻き声が部屋中に響いていた。
「それっ」
――ぴしゃっ!
「あううううう……」
そしてその間に時折混ざる、朱乃さんの愉し気な声。
先程までの上品な声色でなく、どこか淫靡でそれでいて無邪気な響きであった。
「うふふ、とても蹴り心地が良くて満足です。柔らかくて、暖かくて……それに可愛らしい」
――ぱっしーんっ!
「ひぐううううっ!?」
朱乃さんの真っ白な素足が、俺の股間を勢いよく蹴り上げる。
風を切る音と共に、足の甲のすべすべした感触が俺の性器を襲い、下から圧迫していくのだ。
俺は裸にされ、壁に両手をついて足を開いた状態で腰を突き出していた。
まるで己の股間を彼女に差し出すような格好……そんな俺の剥き出しになった性器を、朱乃さんは蹴り上げているのである。
「ふふ、どうですか? 初対面の女性に大事な場所を蹴られる気分は?」
これが朱乃さんのいうお仕置であった。
彼女は熱い吐息を漏らしながら、何度も何度も俺のペニスを蹴っていく。
「……尋ねるまでもありませんでしたわね。痛めつけられているというにも拘わらず、貴方のペニスはますます硬くなっていく……」
ぐいっ、と朱乃さんの足指が俺の肉棒を摘まみ上げた。
彼女の言う通り、俺のペニスははち切れんほどに怒張し、ぷるぷると震えているのである。
「あうっ……はぁ……はぁ……」
「それっ♪」
――ぺちっ!
「ひぐっ……」
「うふふ、中々蹴り応えがあってよろしいですわ」
朱乃さんの一撃を喰らうたびに性器全体がじんじんと痺れていく。だが同時に甘美な痛みが股間に流れ、喜びで全身がビクビクと痙攣するのである。
「あら……何か汁のようなものが先っぽから溢れてきましたわよ?」
やがて漏れ出してきた我慢汁を朱乃さんは目ざとく発見し、口の端が僅かに上がる。
「まぁ、これで感じているのですね。なんと恥知らずな……これは……もっともっと厳しいお仕置きが必要ですわね♪」
――ぱっしーーーーーんっ!
「あああああああっ!」
「男の子の癖に、情けない声を上げるんじゃありませんわ。こんなもの、まだまだ序の口、ですわ……よっ!」
――ばちんっ!
「ああああああっ!?」
朱乃さんの足が俺のペニスを捉える度、ペニスが大きく揺れ動いて快感と痛みを同時にもたらしてくる。
そして体の奥からマグマのような熱が、一気に湧き上がってくるのだった。
「ああああ……朱乃……さん……も、もう……」
「あら、もう限界ですの? 全く、脆いおちんちんですわね」
朱乃さんは呆れたように嘆息すると、一気に足を後ろへと振りかぶった。
「では、覚悟しなさい……それっ!」
直後、綺麗な弧を描いて白く美しい素足がまるで吸い込まれるように俺の股間へと向かい……
――ばっちーーーーーーーーーーーんっ!!
「あ……ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」
激痛と共に俺のペニスから熱い奔流が溢れだした。
朱乃さんの強烈な玉蹴りに、俺はなす術もなく白濁液をまき散らしながら、床と倒れ込んでいくのであった。
…
……
………
「まぁ、初日ですし。今回はこれ位にしておきましょうか」
痙攣しながら絶頂の余韻に浸る俺を見下ろしながら、朱乃さんは淡々と言った。
先程の熱っぽい表情が嘘のように、清楚な大和撫子の顔へと戻っている。
「本日はこれからお世話になる皆さんにご挨拶をしなければなりませんし、お先に失礼させて頂きますわね。この床は汚したM男君がご自身で綺麗にしておくように」
そう言って朱乃さんは踵を返すと帰り支度を整えて、教室から出て行こうとする。
出口付近で彼女はこちらを振り返ると、一瞬だけあのサディスティックな微笑を浮かべて言った。
「ああ、そうそう。言い忘れていましたが、この教室は今日より私達の学校での活動場所となります。明日から放課後はここへ来るように。二乃さんには私から伝えておきますわ」
そう言って今度こそ本当に朱乃さんは出て行った。
残された俺は。
「…………」
新しく現れた女王と、彼女との今後の生活を思い、憂鬱な気分に襲われるのであった……