異世界転生を阻止されたので現代で復讐を果たします。 作:六本線
いじめられてきたユウマは、ついに加害者の一人であるトウコへ復讐の機会を得る。
完璧で“王子様”を気取る彼女のプライドを徹底的に折り、逃げ場のない状況で追い詰めていく。
佐藤ユウマが知っている芦刈トウコの人物像は『とにかくかっこよさにこだわる人』だった。女の子達から王子様とチヤホヤされている時は特に過多といえるぐらいに格好つけて行動をするし、アニメや漫画の中で聞いたことあるような台詞で女の子を口説いているのもユウマは見たことがあった。写真を撮るときも利き顔というものがあるらしく、ある特定の角度で撮られることを意識しており写真を撮るのは良いけど不意打ちは止めて欲しいと注意をしているのも見たことがある。
かっこよくあろうとする意識は身体にも表れているのか、ユウマ目の前にあるトウコの裸体は昨日みたオモイの裸体に比べるととても引き締まっていて整っているように見える。たまに態とボディラインを見せつけているのではないかという肌にぴっちりと密着した服を着るのもこのボディラインならなんとなく納得だ。
「それじゃ、四股踏んでみよてよ。どすこーいどすこーいって言いながらさ」
「く、くぅ……ど、どすこぃ……どすこぃ」
トウコが気をつけをすると少し狭く感じる遊具の中でユウマはトウコのプライドを完全にへし折ろうとしていた。ただお相撲さんの四股を踏ませるだけなのだが……ユウマは知っている。トウコはラジオ体操第2はやらないのだ。あれだけ体育が好きで体育だけは真面目にやっているトウコがどうみても恥ずかしいからやっていないことを知っている。そんなトウコが足を大きく拡げた上で高く上げるという動きが出来るわけがない。それもどすこいどすこいなんてかけ声と一緒なんてもっと無理だろう。しかし、トウコは顔を真っ赤にしながら小さい声ながらもしっかりと声を出しながら四股を踏んでいる。
トウコの長くすらっとした足が持ち上がる。もじゃもじゃとしている陰毛と割れ目、お尻のお肉にきゅっと閉るアナル全てが一直線に見える場所にユウマは陣取りじっくりとトウコを観察している。ユウマの手にはスマホがしっかりと握られている。トウコはできるだけスマホを意識しないようにしながら思い切り足を下ろす。たぷんっと大きく胸が揺れてすぐさま反対の足を上げて四股を踏む。
「でも様になってるね……こっちで操ってるわけじゃないのになに? 将来太るの?」
「ど、道場の鍛錬でやってるだけだよっ!」
「ふぅん。それじゃ、今度はそのもじゃもじゃの陰毛を使った一発ギャグとかどう? あ、考えてる間は常に四股踏んでてね」
ユウマは自分がヤラされたことを思い出しながら、似たようなことをトウコに強要していく。トウコは赤面して赤くなった顔をより一層赤くしながら四股を踏み続ける。ただただ全裸で四股を踏んでいるシーンを見続けるだけでも楽しかったが、そろそろ動きがないとつまらないとユウマがチラリと遊具の外を見ると外を走らされると思ったトウコはすぐさま両手を陰毛に伸ばしてぐいっと横に引っ張りながら高い声を出し始める。
「こ、こんにちはっわ、わたしわれめちゃ、んっ」
声に合わせて陰毛をひっぱって割れ目をくぱっくぱっと開いたり閉じたり……途中で力みすぎたのかぶちぶちぶちっと音を鳴らしながら陰毛がごっそりと抜けて一部、陰毛が薄いところが出来てしまう。トウコ本人も死ぬほど恥ずかしかったのだろう。目を見開いて涙をいっぱいに溜めながら小さな声で許して、ゆるしてとつぶやき始める。今の行動は自分のプライドが許さないレベルの事だったのだろう。
「うーん。3点。ありきたりだよね? 僕が似たようなやったときにこうやってダメ出しされたのよく覚えてるよ。はい、やりなおし」
「むり、やだっゆ、ゆるして、むりだからっ!」
「四股踏むところからここまでの……このスマホの連絡先全員に送るか、その状態で外を走るか、やり直すか選ばせてあげるね?」
今、ユウマが持っているスマホはユウマの物ではない。トウコのスマホで撮影をしている。SNSは女の子の連絡先がとても多い。どんなやりとりをしているかと言えば、キザな王子様が言いそうな台詞を皆に送っていたり、トウコの自撮りを送っていたりと見ているだけで背筋がぞわぞわしてくるようなものだ……こんな甘いやりとりの中に急にこんな動画があげられたらきっと面白い反応が見られるだろう。
「う、うぁあああっっっっ!!」
ぷるぷると身体を震わせていたトウコが急に爆発したかのように大声を上げてユウマに飛びかかる。少し前までユウマを虐めていたときに見せていた技のキレも、威圧感もなにもないただひたすらに駄々っ子のような動きでおっぱいをぷるんぷるんっと振り乱しながらの突撃だ。そんなお粗末な動きなので不意を突かれたユウマでも簡単に避けることが出来た。突撃を避けるとトウコはぎゃんっと声を上げながら地面に転がる。遊具の中とは言えここは公園だ。汗でじっとりとしていたユウマの肌に砂がたっぷりと付いていく。
「こ、こんなことして楽しいか! 弱い物をイジメをして!」
「……楽しいけど? あれだけ僕を虐めていた奴らが泣きべそかいて僕の玩具になるんだから楽しくないわけないよね。逆に聞きたいんだけど、僕を虐めてたとき楽しかったの? 何が楽しかったのさ」
イジメの復讐をするという目的があるからユウマは楽しいと思っているが、それがなければこんなことをしても全然楽しくないとユウマは思っている。だからこそ、何もしていないのに虐めてきた3人の心境がもっとわからなくなっていた。その答えはトウコも持ち合わせていなかったのか、それとも口げんかにも勝てないと思ったのか遊具の隅に置いていた自分の服めがけて走り出す。服だけ持ってどこかで着替えて逃げるつもりなのだろう。
(止めてくれる?)
『かしこまりました』
あと少しで服に届く。トウコの身体は走っている姿勢のままグリッジによって空中で止められる。動けなくなったトウコにユウマはゆっっくりと近寄ってトウコの服を踏みつけながらトウコの正面へと立つ。そして、そのまま何も言うことなく砂にまみれたトウコの胸の右側を思いっきり鷲掴みにする。
「いっぎゃっっっ」
「砂が食い込んで痛そうだね」
トウコの右胸がユウマの手のひらの上でぐにゅぐにゅと形を変えていく。胸に付いていた砂ごと胸を揉んでいるのでトウコは砂が胸に食い込む痛みで顔が歪む。ユウマは痛みを与えるように乱暴により一層胸を乱暴に揉んでいく。根元から鷲掴みにするともぎ取るような勢いで引っ張ったり、両手で思いっきり潰して見たりとまるで粘土遊びをしているかのようだ。
「ぐっっっっっはぁ、はぁ、こ、このぐらいの痛みならどうってことない……」
「最初に叫んでたのによく言うよ」
ただの肉体的な痛みであればトウコは耐えられる自信があった。空気だと思っていたユウマに自分の胸を玩具のように扱われるのは非常に癪ではあったがプライドを傷つけられるよりは遙かにマシである。最初こそ痛みで声を上げてしまったがトウコはもう声を上げまいと歯を食いしばる。
むにゅんっぐにゅんっ。
ユウマは執拗に右の胸だけをとにかくイジメ続けた。トウコはそれに負けないようにとにかく歯を食いしばり続ける。
「ふぅ、こんなもんかな」
「はぁ、はぁ……ど、どうだ。た、耐えきったぞ。た、たいしたことなかったな」
トウコはこの日、初めてユウマに勝った気分になれた。ユウマが先に諦めて胸を離したのだ。負け続けてプライドがずたずたに傷つけられていたトウコにとってはこれはとても重要な事だった。
「うん? あぁ、えっとね……クーパー靱帯って知ってる?」
ユウマは言葉を選ぶように口を開く。
「おっぱいを支えている紐というか繊維というかそういうものがあるんだよね。これってね面白いことに一回のびきっちゃうと自然治癒は絶対にしないって言うものなんだ」
かしゃりと音を立てながらスマホで画像を撮り、ユウマはそれをトウコに見せる。
画像の中のトウコの右胸は左胸に比べてだらしなく垂れ下がっているように見える。見えると言うよりこれは明らかに垂れ下がってしまって形も相当おかしくなってしまっている。まるで胸だけ歳を一気に取ったかのような状態だ。
「な、なんだ、なんだこれ……」
「クーパー靱帯は結構繊細でさ思いっきり揉んだりひっぱったりするだけでも簡単に伸び切っちゃう場所なんだってさ。いやぁ、本当に簡単に伸びちゃうんだねぇ。実験できてよかった……それにしてもぶっさいくな身体になったね」
「なっも、もどせっもどせっもどせっっっ!!」
右胸だけが垂れ下がり、左胸がしっかりと付いている。そのアンバランスさは右胸のだらしなさを克明にしているようでとにかく恥ずかしい。それと同時に自分の身体が不細工で下品な物になってしまったように感じてトウコはとても悲しい思いをしていた。
「だーかーらー。無理だって言ってるでしょ。ずーっとそのだらしないおっぱいで過ごすんだよ。これから先にある修学旅行とか……うまく隠せると良いね」
トウコの絶望しきった表情をみてユウマはようやく完全にすっきりすることが出来たのであった。
あとがきという名の語り
お世話になっております。とりあえず、とりあえず、トウコちゃんへの復讐が終わったかなと言う感じになりました……かね? まぁ、まだまだ復讐していくかもしれませんがねっ。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。