異世界転生を阻止されたので現代で復讐を果たします。 作:六本線
裏切り者とされた芦刈トウコは女子の人気者となり、秋空オモイは孤立していく。
そんな騒動の中でも、佐藤ユウマは“相棒”グリッジと共に静かで快適な一日を過ごしていた。
放課後、オモイはいつものようにユウマを支配しようとするが、
ユウマはもう従わない。
グリッジの力を使い、逆にオモイを追い詰めていく。
スクールカーストの崩壊、裏切り、孤立、そしてユウマの反撃。
クラスの力関係が完全に書き換わり始める。
佐藤ユウマはスクールカーストの最底辺にいるのでその仕組みをよく理解していない。わかっているのは落ちるのも上がるのもあっという間だという事だ。底辺にいた子も流行のシールをたくさん持っていると言うだけでのし上がり、上にいた人もたった一度一緒に遊べなかっただけで落ちていく。
ユウマは知るよしもないが、ユウマのクラスのカーストは今、揺れに揺れていた。傍から見るとスクールカースト絶対王者だった伊治ヒトハのグループが芦刈トウコと秋空オモイの裏切りにより崩壊したのだ。虎視眈々とトップのグループに入ろうと狙っていた女の子達はすぐに行動を起こしヒトハのトイレに付き合った。すぐに行動できなかった子たちはトウコとオモイの動きを注視している。
(あんなのお尻に入ったらしばらく入院かな?)
『申し訳ありません。ここで入院という退場はあまりにもつまらないと思いましたので、入る直前に玩具をぐしゃっと潰して指ぐらいのサイズにしてしまいました。今頃するっと抜けて普通に授業にふっきするのではないかなと思いますが……』
スクールカーストに全く興味の無いユウマはのんびりとグリッジとお話をしていた。ヒトハのお尻が無事だと聞いた瞬間、少し残念だとユウマは感じたがグリッジの続く言葉に納得する。確かにここで退場もつまらない。学校にきてもらえないと復讐すらままならないのだ。
「あ、ヒトハちゃん、大丈夫?」
「心配したよー!」
「あの2人も酷いよね。ヒトハちゃんにあんなことするなんて」
グリッジの言うとおり、ヒトハは涙で赤くなった顔で教室に戻ってきた。すぐさま遅れを取り戻そうとする女子達に囲まれるがトイレに着いていった女子がそれをブロックするかのように声を上げる。戻ってきたヒトハに声をかけようとトウコも立ち上がるが、また別の目的をもった女子達に邪魔される。
「トウコちゃん、何があったかわからないけれど、私はトウコちゃんの味方だから!」
「わ、私もそうです!」
「私だって!」
「あ、ありがとう」
トウコはユウマから見てもわかるほどに女子にもてる女子だった。トウコがヒトハと一緒にいるのでなかなか声をかけることが出来なかったが、離れた今なら声をかけられるとチャンスを逃すことなく自分たちのグループに引き入れようとしているのだ。
そして、オモイはわかりやすいぐらいに孤立していた。元々はクラスの大人しい勉強が出来るグループに所属していてその悪知恵と頭の良さをヒトハに買われてクラスカーストトップのグループに所属していたに過ぎない。そして、ヒトハはオモイの方を一度チラリと見ただけで呼びもせずに新しい取り巻き達に慰められることを選んだ。一度捨てた勉強が出来るグループに戻ることも出来ないため、戻れるところもないのだ。
「ちょっと、空気。放課後はいつも通りにのこってよね……あんたの恥ずかしい写真とか動画は私がもってるんだから」
「え、あ、うん」
オモイの声はいつもよりも自信がなく不安な気持ちがこちらにも伝わってくるぐらいに虚勢をはった声だった。ユウマとしてもそんなオモイの言葉に恐怖を感じずにただいつもの癖で返事をしてしまう。そしてそのまま先生が来たことでいつも通り授業が始まるのであった。
ユウマの今日の一日は快適の一言だった。いつもであればヒトハに気に入られようと入れ替わり立ち替わり誰かにちょっかいをかけられていたのだが、今、クラスはそれどころではないのだ。ヒトハに取り入ろうとお尻をそれとなく心配したり、トウコの元に集まってきゃーきゃー騒いだりと忙しい。いま、突っかかってきているのは今朝も下駄箱でみた大柄なやつだけである。
『ユウマ様、あの大柄な子の名前はなんですか?』
(え、なんだろう。興味なかったから知らないや)
『そうですか……』
グリッジが大柄な子の見る目が哀れみに満ちていたのが少し気になったが、それ以外はとても快適に放課後まで過ごす事ができた。放課後、ユウマは言われたとおり教室に残っていた。
「わ、私にはまだネットがあるから……居場所はあるから……ユウマちゃん、ほら……さっさと妹の服に着替えろよ!」
オモイはブツブツ言いながらいつも通り配信の準備を始めている。筆箱で即席のスマホの固定台を作って学校そのものが特定できないように何もない壁にカメラのレンズを向けている。オモイの口調はいつもの余裕タップリの物ではなく強い命令口調だが、ユウマはちっとも怖くなかった。
「嫌だよ」
「は? はぁあ? クラスで集まってるチャットにお前の恥ずかしい写真と動画貼り付けるよ!」
だからユウマも恐怖に負けることなくしっかりと断ることが出来る。
『ユウマ様、教室の扉を固定しました。これで逃げる事も誰かが来ることもできないですよ』
(ありがとう……なら少しからかいたいから……僕が指し示した物を良い感じに浮かせてくれる?)
ユウマがお願いすると肩の上に戻ってきたグリッジが笑顔でうなずく。ユウマは試しにオモイに人差し指を突きつける。
「うん、できるならそれでいいんじゃないかな……」
「な、なに、人を指さしたらいけないって……ちょっきゃあ!?」
ふわりとオモイは浮かび上がり、逆さにされる。スカートが捲れ上がって真っ白なショーツに包まれたお尻が丸出しになる。オモイはそれを必死に隠そうと腕を伸ばすがあまり身体の自由が効かないのかうまく隠すことが出来ていない。
「な、なにこれ……ひょ、ひょっとした朝のもあんたの仕業!?」
「そうだよ? あれはとっても楽しかったよね」
「信じられない! あんなことしてただで済むと思ってるの!?」
逆さになっているからなのか、恥ずかしいのか、それとも怒っているからなのかわからないがオモイの顔が一瞬で真っ赤になる。
「どうなるっていうの?」
「そ、それは……」
答えが返って来るとユウマは期待していなかった。それよりもあれだけ憎いと思っていた女のぱんつでも身体はしっかり興奮することに驚いていた。おちんちんが硬くなって……おちんちんを立たせるために見せられていた女性の裸よりも正直に言って興奮する。むらついてきたユウマはズボンとブリーフを下ろしてぶるんっと大きくなったおちんぽをオモイの眼前に突きつける。
「ちょっっっな、何汚い物近づけてるのっ!! やめてよっ!」
「うーん。そうだな。あれがいいかな……」
ユウマは花瓶に対して指をさす。すかさずグリッジが花瓶を持ち上げてこちらに持ってきてくれる。指を指していた手を広げてそのままぐっと手を握るとグリッジが空気を読んで花瓶をぐしゃぐしゃに割ってしまう。
「ひっ!?」
「僕のおちんちんを舐めてごめんなさいって出来る? 今なら許してあげなくもないよ?」
ユウマはおちんぽをオモイの口元まで持って行く。ユウマがオモイに近寄るとオモイのパンツや股間が丁度ユウマの目の前に来て更に興奮を誘う。かなりアクロバティックな69の状態である。
にゅるにゅるとオモイのぷるぷるの唇に先走りが塗り込まれていく。オモイはその生臭さに顔をしかめながら絶対に舐めないという意思表示をするように唇を強く結ぶ。しかし、次第に頭に血が完全に上ってきたのか諦めて唇を少しずつ開いて自らユウマのおちんぽを口の中へと入れていく。口の中の熱さと感じたことのない気持ちよさ、そして征服感にユウマはそれだけでぶるっと身体を震わせるが、もっと気持ちよくなろうと腰を動かそうとする。
「はぁ、ふぅぅ……ひねっっっ!!!!」
オモイがおちんぽを奥まで咥えると一気に口を閉じようとする。しかし、口は閉じることが出来ず中途半端に開けっぱなしの状態で固定される。
「あは。あぁ、よかった……許すとか言っちゃったから本当にやられたらどうしようかと思ったよ。うん、もう絶対に許さない……気が変わったから配信に出てあげるよ」
ユウマは嬉しそうに腰を引いて、持ってきていた妹の服に着替え始める。この服に袖を通す度に妹に対する罪悪感や今の状況に対する絶望感を味わっていた……今日ほど自主的にこの服を着たことはないだろう。
「覚悟しててね?」
「あ、ひやっ、ひがふっひがふのっっっ」
オモイの声を無視しながらユウマはセットされていたスマホの配信ボタンを押す。楽しい楽しい配信の時間が始まった。
あとがきという名の語り
お世話になっております。今回は準備号的な形になりましたね。
次回はエロ描写たっぷりでイケるんじゃないかなと思います。がんばるぞー
少しでも楽しんでいただければ幸いです。