第4章:牙をむく日常、奪われた純潔
【起】
1. 牙をむく日常、暴かれた秘密
夏休みを目前に控えた、じっとりと肌にまとわりつくような暑さの放課後。
体育館から響くバッシュの摩擦音や部員たちの声が遠ざかり、校舎が静寂に包まれ始めた頃、女子バスケ部の更衣室には、鍵当番として一人残った14歳の酒宮由海の姿があった。
「よし……これで、終わり、かな……」
汗を拭い、いつものように着替えを済ませて、職員室に鍵を返しに行こうとした、その時だった。
更衣室の引き戸が、ガラガラと遠慮のない音を立てて開く。
「お疲れ、酒宮さん」
「……え? あ、佐々木くん、お疲れ様……」
そこに立っていたのは、同じバスケ部の同級生、佐々木浩介だった。顔見知り程度の彼が、なぜ女子更衣室に入ってきたのか分からず、由海がおっとりとした戸惑いの声を上げる。しかし、佐々木は答えの代わりに、ニヤニヤと歪んだ笑みを浮かべながら、手元のスマートフォンの画面を由海の目の前に突きつけた。
「ねぇねぇ酒宮さん。この写真、どう思う?」
「――っ!?」
画面に映し出されていたのは、ユニフォームから体操服へと着替えている最中の、完全に無防備な由海の姿だった。チラリと覗く下着、14歳のまだ薄くて華奢な身体のラインが、不鮮明ながらも生々しく切り取られている。
あまりの衝撃と羞恥に、由海が声も出せずに硬直した瞬間、佐々木はその細身の身体に似合わない力任せの動作で、由海の肩を更衣室の奥へと激しく押し込んだ。
「ひゃっ……!? な、なにするの……っ!?」
「静かにしてよ。誰かに聞かれたら困るでしょ?」
ガチャン、と内側から鍵が掛けられる絶望的な音が響く。密室となった夏の更衣室で、由海は必死に勇気を振り絞り、震える声で佐々木を睨みつけた。
「どういうこと……!? なんで、こんなことするの……っ!?」
「別に。酒宮さんのこと、ずっと見てたからさ。これ、ネットに拡散されてもいいなら別にいいけど、困るの酒宮さんだよね? ベタだけどさ、俺の言うこと聞いてくれたら、消去してあげてもいいよ?」
「ふ、ふざけないで……っ! 今すぐ消して……っ!!」
恋に恋していただけの、性知識しか持たない14歳の少女にとって、それはあまりにも残酷で、容赦のない悪意だった。涙目で拒絶する由海の態度に、佐々木は思い通りにいかない苛立ちから、一瞬で顔を逆気立たせた。
「――チッ、生意気なんだよ!!」
「キャっ……!? ――うぅっ!!」
乾いた、鋭い音が更衣室に響く。
逆ギレした佐々木の平手打ちが、由海の柔らかい左頬を激しく捉えた。床に激しく押し倒され、じんじんと焼けるような痛みに襲われた由海は、恐怖のあまりに一瞬で全身の血の気が引いていくのを感じた。殴られたショックと、目の前にいる同級生の男が放つ剥き出しの暴力性を前に、逆らう気力さえも一瞬にして凍りついてしまう。
2. 暴力の愛撫、未開の地の蹂躙
「おとなしく言うこと聞けってんだよ……っ」
怯えて動けなくなった由海の上に跨がり、佐々木は乱暴に彼女の体操服のズボンを掴み、下着ごと力任せに引きずり下ろした。流失に全部脱がすのは不味いと思ったのか、上衣は途中で捲り上げられたまま、150センチの小柄で未成熟な由海の下半身は、一瞬にして完全な無防備へと晒された。
部活の日ゆえの、飾り気のない機能性重視のスポーツショーツ。しかし、歪んだ独占欲を滾らせる佐々木にとっては、それだけで十分すぎるほどそそる獲物だった。
ショーツを剥ぎ取る前に、佐々木はその薄い布地に顔を埋め、部活終わりの由海のアソコの匂いを執拗に嗅ぎ回る。
「く、くん、くん……っ、はぁ、酒宮さんの匂い、最高……」
「いや……っ、やめて、おねがい……っ」
鳥肌が立つような嫌悪感と寒気が由海の背筋を駆け抜ける。しかし、佐々木の凶行は止まらない。
アダルトビデオでしか性的な知識のない佐々木は、『女は触れば勝手に濡れるもの』だと完全に思い込んでいた。熱を帯びた彼の指が、ショーツを強引に割り、由海の秘部へと容赦なく押し当てられる。
「ここが、気持ちいいんだろ……っ!」
「ひぅあぁぁっ……!? い、痛い、痛いよぉ……っ!!」
そこは、一度も他人に触れられたことのない、そして自分でも触ったことすらない、完全な未開の地だった。
産毛すら生えていないパイパンの、ピチッと子供っぽく閉じた割れ目。恐怖と嫌悪感で全く濡れておらず、カラカラに乾いたままの敏感なクリトリスを、佐々木の乾いた指先が「ゴシ、ゴシ……ッ」と激しく、乱暴に擦り上げる。
快感など微塵もあるはずがなかった。そこにあるのは、皮膚が削られるような鋭い激痛と、吐き気を催すほどの精神的な気持ち悪さだけだった。
しかし、全く濡れない由海の身体の拒絶を、佐々木は気にも留めない。それどころか、彼はさらに興奮を煽られるようにして、一本の指を由海の未熟な裂け目の奥へと、無理やりへじ開けるようにして突き刺した。
「ズ、ブゥッ……!」
「――っっっ!!!! んんぅぅぅ――――っっっ!!!!」
声にならない悲鳴が、由海の喉から引き裂かれるようにして漏れる。
中学生の、まだ性的に全く発育していない未熟な膣内は、これまで異物を受け入れたことなど一度もない、綺麗なピンク色の粘膜で閉ざされていた。そこへ、配慮も愛も、何一つない自己中心的な暴力としての指が侵入してくる。
「くちゅ、ジュ、ク……ッ」
「いやぁ……っ、う、動かさないで、痛い、痛いよぉ……っ!!」
必死に涙を流して身体を捩り、抵抗しようとする由海。だが、優しさの欠片もない未熟な刺激は、ただただ幼い肉体を破壊するような苦痛でしかなく、由海はショックのあまりに全身の力が抜け、ぐったりと床に伏せることしかできなかった。
しかし、佐々木はその絶望の脱力を、最悪の形に誤解した。
「ほら、やっぱり感じてんじゃん……。身体、フニャフニャじゃん……」
「ちが、う……、おねがい、もう、やめて……っ」
ハァハァと荒い息を吐きながら、佐々木は自分の制服のズボンを下げ、既にパンパンにペニスを剥き出しにした。
3. 無残な貫通、容赦なき奔流
「酒宮さん……っ、今から入れるね」
「え……? いや、うそ……待って……っ! それだけは、それだけは本当に嫌ぁぁぁっ!!」
由海の返事など、最初から聞く気はなかった。
佐々木は由海の華奢な両足の足首を掴んで強引に左右へと広げると、全く濡れておらず、指の暴力によって赤く充血して傷ついた秘部へと、自らの包茎の先端を力任せに押し当てた。
そして、由海が最後の力を振り絞って暴れようとしたその瞬間、自身の体重をかけるようにして、一気に、最奥まで突き立てるように挿入した。
「グ、ズゥゥゥッッッ――――!!!!」
「あ、が、あぁぁぁぁぁーーーーーーっっっっ!!!!」
夏の更衣室の壁を突き破るような、由海の悲痛な絶叫が響き渡る。
未開発の名器ゆえの、信じられないほどの狭さと摩擦。そこへ容赦なく突き立てられたペニスは、由海の処女膜を、無残な音を立てて強引に引き裂き、貫通した。
「痛い、痛い、痛い――っ!!」と頭を激しく振って大粒の涙をボロボロと流す由海。
しかし、その初めて経験する、言葉を失うほどの処女の強烈な肉壁の緊縛と締め付けは、佐々木にとって脳が灼けつくほどの快感だった。
全く濡れていない初女のナカへ、一気に、強引に最奥まで挿入した、まさにその瞬間だった。
「――くっ、あ、あぁぁーーっ、酒宮さん、ヤバい、いく、ッ!!」
「ビュク、ビュルルルルッ!! ビュルルルッ!!」
「……っ、はぁ、はぁ、っ……。ごめん、あまりに気持ちよくて、中に出しちゃった……」
生(ゴムなし)で強行された蹂躙。
極限まで高まっていた佐々木の身勝手な昂ぶりは、挿入の瞬間の圧迫によって一瞬で果て、由海の未熟で綺麗なピンク色だった膣内の最奥、子宮の入り口へと、ドクドクと白濁した熱い精液をすべて吐き出した。悪びれる風もなく、むしろどこか征服感に満ちた声で呟く佐々木。
一方、一方的に、そして暴力的に純潔を奪われた由海は、下半身を両断されたかのような凄まじい激痛のあまりに、白目を剥くようにしてただただ「あ……、う、あ……」と声にならない悲鳴を上げ続けることしかできなかった。
あまりの苦痛の強さに、自分が最悪の形で「ナカに精液を射精された」という事実にすら、今の由海は気づく余裕すらなかった。
だが、佐々木浩介の、この憐れな少女への容赦のない凶行は、まだ始まったばかりだった。
(【起】・完)