【結】
1. 無人の空き教室、要求される屈辱
部活動が休みの日。放課後になってもスマホに通知はなく、何事もなく一日が終わるかもしれないというかすかな希望を胸に、由海は帰宅の準備を進めていた。
しかし、カバンを肩にかけて教室を出ようとしたまさにその時、廊下から複数の足音が近づき、ドアが開いた。
「おい酒元〜、ちょっと来いよ」
ヘラヘラとした嘲笑を浮かべた2年生の先輩4人。逆らう選択肢など最初から存在しない。由海は引きずられるようにして、校舎の奥深くにある使われていない空き教室へと連れ込まれた。
「ここ、誰も来ないし使われてないからさ。何してもバレないんだよね」
鍵が締められ、夕暮れの赤黒い光が差し込む静寂の空間。1人がニヤつきながらスマホの動画撮影モードを起動し、レンズを由海へと向けた。
「じゃあ早速、自分で脱いでいってもらおうか。ストリップってやつ?」
「っ……あ……う……っ」
「ほら、早くしろよ。撮影押してんだからさ」
レンズの前で、震える手で制服の上着を脱ぎ、ブラウスのボタンをひとつずつ外していく。続いてキャミソールを脱ぎ捨て、スカートのジッパーを下ろして足元へ落とした。
残されたのは、上下ピンク色のシンプルな下着姿。由海は両腕で必死に貧相な体を隠しながら、涙をポロポロとこぼして泣きついた。
「お願い……です……っ。これ以上は……許してください……っ!」
「は? ここまで脱いでおいて何言ってんの? 早く全裸になれよ」
冷酷な催促に、由海は絶望の中でブラジャーのホックを外し、ショーツを膝まで滑り降ろした。剥ぎ取られたピンクの下着は男たちの手へと渡り、惨めな裸体が夕日に晒される。
「よし、じゃあ教壇の上に乗れ。そこでオナニーしてみろよ」
残酷すぎる命令。拒絶すれば動画が全校生徒やネット上に撒き散らされる。由海は足をもつれさせながら教壇へと上がり、冷たい木の上で自ら両脚を左右に大きく開いた。
スマホのレンズが秘部をドアップで捉える中、震える指先を自身のぷっくりと膨らんだクリトリスへとあてがう。
「ひぐっ……うぅ……っ」
涙で視界をグチャグチャにしながら、言われるがままに指先をコリコリと動かし、ゆっくりと湿り気のないナカへ指を1本差し込んだ。自らを弄び、見せ物にする屈辱に、彼女の尊厳は粉々に砕け散っていく。
「うわ、マジで自分でやってるよ。エロすぎ。よし、もういいぞ! 本番いこうか!」
2. 惨絶なる輪姦、壊れゆく精神
教壇の上に押し倒され、いつもの惨劇が始まった。
今日に限っては1周目から手加減など一切なく、生のまま奥深くまで貫かれ、いきなりナカへと激しい精液が叩きつけられた。ハメ撮りのカメラは休むことなく由海の顔や結合部を撮り続ける。
「ほら、お前ももっと動けよ! 早く終わらせたいんだろ!?」
「あ……っ、はい……っ、動きます……からぁっ……!」
心が完全に限界を迎えた由海は、この地獄から一刻も早く逃れたい一心で、自ら必死に腰を振り、男たちの肉棒を手で扱き、口内にくわえて奉仕した。嫌がることすら諦め、自ら性処理の道具として機能することでしか、時間を進める術がなかった。
凄惨な輪姦は、空がすっかり群青色に染まる夕方まで何時間も続いた。
膣内への生の射精は十数回に及び、何回も喉奥へ直接流し込まれた生臭い精液をゴクンと飲み込まされた。体に引っ掛けられた精液は粘ついて皮膚の上でカピカピに乾き、異臭を放っている。
「じゃあな、お疲れ〜」
奪われたピンクの下着は、男たちの精液でベトベトに汚され、もはや履くことすら不可能な状態に成り果てていた。
満足した先輩たちが去った後、由海は下着を着けることを諦め、制服のスカートを直に肌の上から穿いて、幽霊のような足取りで学校を後にした。汚された下着は、誰にも見られないよう学校のゴミ箱の奥底へと捨て去った。
帰宅後、機械的に風呂場へ向かい、シャワーで冷め切った体を洗い流した。夕食を食べる気力も、生きている実感もなく、そのままベッドに横たわる。
しかし、眠りに落ちてからも悪夢は終わらない。男たちに囲まれ、代わる代わる身体を苛まれる夢を見ては、恐怖の叫びとともに何度も目を覚ました。
3. 連鎖する地獄、残された傷痕
それからの日々は、まさに底なしの地獄だった。
来る日も来る日も、放課後、部活の合宿、夏休みや冬休みといった長期休暇に至るまで、由海は休む間もなく呼び出され続け、男たちの性処理道具として犯され続けた。
拒絶する気力も、助けを求める勇気も、とっくに摩耗して消え失せていた。ただただ、言われるがままに身体を差し出し、心に深い闇を抱えたまま、機械のように弄ばれ続ける日々。
そして——最初の輪姦から、ちょうど1年が経過した頃。
連日連夜、何十回、何百回と容赦なくナカに生の精液を注ぎ込まれ続けた由海の身体に、決定的な異変が訪れる。
毎月来ていたはずの「月のモノ」が、完全に止まってしまったのだ。
青ざめる顔を隠し、一人で逃げるように向かった病院で告げられた検査結果は、彼女にとってある意味では想像通りの、そして絶望的なものであった。
「……妊娠、していますね」
過酷な暴行と、避妊具なしの連続的な膣内射精がもたらした最悪の結末。16歳になったばかりの少女の身体は、逃れられない破滅の事実を突きつけられた。
その後、事態を知った両親によって、由海は逃げるように学校を自主退学し、県外の遠く離れた土地へと転校することとなった。加害者の男たちは何も知らぬまま卒業していったが、破壊された由海の人生が元に戻ることはなかった。
腹の中の命を処分し、心を完全に閉ざしてしまった由海。
失われた青春と、深く抉られた心身の傷を癒やすための療養とリハビリには、気が遠くなるほど長い、長い年月が必要となるのだった。
(歪んだ影:拒絶と破滅の連鎖【結】・完)