【承】
1. 蹂躙される嗅覚と、羞恥の開帳
「……あ、先輩……っ。どこ、いるの……? お願い、お返事して……っ」
目隠しをされ、両手首をベッドの頭方に固定された由海は、暗闇の中でただただ身体を震わせていた。華奢な四肢は完全に自由を奪われ、薄いレースのキャミソール一枚で横たわる彼女の肉体は、ただ先輩の気配を待つことしかできない。
不意に、下腹部のあたりに、生温かく重い吐息が吹き付けられた。
「んっ……!? ひゃ……っ!」
思わず腰を捩ろうとするが、固定された手首が擦れて引き止められる。
先輩は、由海の下着に顔を埋めるようにして、彼女の太ももの付け根の匂いを、深く、じっくりと吸い込んでいた。普段のセックスなら、絶対に真っ先に拒否されるような、女の子としてのプライドを傷つける強引な行為。しかし今日の由海には、それを拒む術は一つも残されていなかった。
週に二回、部活の後に重ねてきた性活。十七歳の瑞々しい身体から放たれる、少女特有の甘く、お酒を飲んでいないにもかかわらずどこか人を狂わせるような体香。そこに、外回りの部活でほんのりと汗をかき、密閉されたショーツの中で少しだけ湿ったような、むせ返るほど淫らな雌の匂いが混ざり合っている。
「……っ、ん、う……っ、恥ずかしい、よぉ……っ! 匂い、嗅がないでぇ……っ!」
目隠しの下から涙をこぼし、由海は必死に顔を赤くして懇願した。
しかし、その羞恥とは裏腹に、彼女のショーツのクロッチ(股布)部分は、溢れ出る愛液によってみるみるうちに色を濃く変え、じっとりと湿り気を帯びていく。その様子を見た先輩は、低く冷たい声で笑った。
「口では嫌がってるのに、ここ、めちゃくちゃ匂い立ってるよ、由海。お前の匂い、すげえエロい」
「ひぅ、んんぅ……っ、そんなこと、言わない、で……っ」
香りを存分に堪能した先輩は、濡れたショーツのゴムに指をかけると、躊躇いなくそれを引き下ろし、ベッドの足元へと放り投げた。
そして、由海の華奢な両膝をさらに大きく左右に割り、M字の形でベッドのフレームへと頑丈に固定した。
「恥ずかしいから絶対ダメ!! みないで、お願いだから見ないでぇ……っ!!!」
由海は狂ったように首を振り、叫んだ。
十七歳の少女にとって、何よりも見られたくない最も恥ずかしい格好。色素沈着が薄いものの、週二回の愛撫によって少しだけ色が変わり始め、肉厚に育ちつつある陰唇。それが、夕暮れ時の部屋の光の中で、完全に丸裸にされて晒されている。
しかし、先輩は彼女の叫びなど気にも留めず、大きな両手で由海の秘部を左右に大きく押し広げた。
「ダメって言われても、目隠しされてる由海には見えないだろ? ……へえ、すごい綺麗。中まで丸見えだよ」
「あ、あふぅ……っ! んんっ!」
「クリトリス、皮のなかに隠れてる。ほら、こうやって剥いてやると、ビクビク震えてやがんの」
先輩の指先が、容赦なくクリトリスの皮を剥き、剥き出しになった極小の突起を強めにコリコリと弄り回す。
「ひゃんっ! あ、あぅ……っ、んんんぅぅっ!」
さらに、そこから溢れ出て太ももの隙間を伝い落ちようとする透明な愛液を、先輩は直接舌で「ジュル、ジュルルルッ……」と音を立てて 貪るように啜り上げた。
「ん、お前さ、マンネリとか気にしてたみたいだけど、身体は全然飽きてねえじゃん。こんなに甘くて美味い汁、ドバドバ流してさ。今、俺の舌が由海のここ、奥まで舐め回してるよ。気持ちいい?」
「う、あ……っ、いやぁ……っ! 聞かせないで、そんな、いやらしいこと……っ!」
聞かされる都度、由海の脳内は羞恥と淫らな言葉の暴力で支配され、秘部の疼きはさらに加速していく。
先輩は、蜜でびしょびしょになった指を引き抜くと、それを由海の唇へと押し当てた。
「ほら、身体は正直だな。こんなにも濡れてるぞ? 自分で出した汁だ、綺麗になめろ」
「ん、んぅ……っ、レ、レロ……、ちゅ……」
目隠しされたまま、自分の愛液を指から何度も舐めさせられる由海。
おっとりとした彼女の顔は、今や完全に調教を受け入れる雌のそれへと変えられつつあった。
2. 冷たい機械の蹂躙と、お仕置きの五分間
由海の秘部が、自らの愛液で十分に濡れそぼり、クチュクチュと音を立て始めたその時だった。
カサゴソと、先輩が持ってきたカバンを探る音が暗闇の中に響く。
「十分に濡れたな。……じゃあ、今から、入れてやるからな」
先輩のその言葉を信じ、由海は「あ、やっと先輩のが入ってくるんだ……っ」と、恐怖の中にも甘い期待を抱いて腰をわずかに浮かせた。
しかし、彼女の割れ目に押し当てられたのは、肉の温もりとは程遠い、硬くてツルツルとした無機質な「冷たさ」だった。
「――えっ!? やだっ! つめたい……っ、これ、先輩のじゃ、ない……っ!」
「そうだよ。これ、新しく買った電動ディルド。由海のためにわざわざ小さめのやつ選んでやったんだぜ」
「ヤダ! 先輩のがいい!! 先輩のでシてぇ……っ!!」
必死におねだりする由海だったが、先輩の返答はどこまでも冷酷だった。
「ダーメ。今からこれ入れて、五分間イカなかったら、先輩のでシてあげることを考えてあげる。じゃあ、頑張ってね」
「ひゃんあぁぁーーっ!!」
「ジュブゥッ……!」と、容赦ない質量が、由海の狭い膣内へと一気に挿入された。
まだ本物のペニスしか受け入れたことのない由海の締まりの強い名器は、冷たいシリコンの塊をきゅうきゅうと締め付ける。そして次の瞬間、先輩の指がスイッチを押し、マックスパワーの激しい振動が膣内を直撃した。
「ブゥゥゥゥゥゥンンンンンッ!!!」
「ひ、あ、あぁぁーーっ!! つ、つよい、ふるえてるの、むり、むりぃぃーーっ!!」
骨の奥まで響くような超高速の振動。
手が縛られているため、自分で引き抜くことも、腰を逃がすこともできない。M字に固定された足の間で、ディルドが「ブブブブブッ!」と音を立てて由海のGスポットを容赦なく破壊していく。
「クチュクチュ、グチョチョチョッ!」と、激しい振動によって由海の膣内から愛液が泡立ち、卑猥な濁音となって部屋に響き渡る。
「あ、あひぅ、いく、いくぅ、ねぇ、先輩、とめてぇ、んんんぅぅぅ――っ!」
「ビュ、ビュルルルッ!」
一分も経たないうちに、由海は激しく身体をのけぞらせて一つ目の絶頂を迎えた。しかし、機械は容赦なく彼女を責め立てる。
二分、三分と時間が経過するごとに、由海の思考は快感だけで完全に白濁していった。
「う、あ、あ、っ! また、イク、うそ、あぁぁーっ!!」
結局、約束の五分間の間に、由海は完全に理性を失い、足の指先まで強直させるような激しい絶頂を「三回」も繰り返した。
最後には、膣の奥から絞り出された大量の愛液(潮)が、ベッドのシーツを広範囲にわたってびしょびしょに濡らし、水溜りを作るほどだった。
「ハァ……ハァ……、っ、あ、ふぅ……」
目隠しの下から涙とよだれを流し、完全に果てた魚のようにピクピクと震える由海。
そんな彼女を見下ろし、先輩はフッと呆れたような声を上げた。
「おいおい、五分も持たないで三回もイキすぎだろ。……これは、お仕置きだな」
「え……? あ、あ……やだ、先輩、もう、ゆるして……っ」
恐怖に怯える由海を余所に、先輩は再びカバンから、今度は小ぶりな球体が五つつながった「アナルビーズ」を取り出した。電動ディルドはまだ膣内に入ったまま、激しく振動を続けている。
「ひゃんっ!? なに、そこ、ちがう、あな、……っ、んんんぅぅぅーーっ!?」
「ヌプ……、ヌプ、ヌプ、ヌプ、ヌプッ……!」
お尻の窄まりに、冷たいシリコンの球体が一つ、また一つと、容赦なくゆっくりと飲み込まれていく。
前からはディルドの振動、後ろからは異物の圧迫感。由海は未体験の二重の拷問に、声を枯らしてあえぎ続けた。
先輩は全部挿入すると、それを「ズボボボボッ!」と一気に引き抜き、またすぐに「ヌプヌプッ!」と奥まで押し入れる暴挙を何度も繰り返した。
「あ、あ、あひぃぃーーっ!! おしり、こわれる、変になっちゃうぅぅーーっ!!」
「ほら、どうした? 先輩のでイキたいんだろ? もっとちゃんと言ってみろよ」
「先輩! 早くキテ!! 先輩のでイキたい!! お願いします!! お願いしますからぁぁーーっ!!!」
十七歳の少女のプライドをすべて捨て去り、いつもなら絶対に言わないような、狂おしいおねだりの言葉が由海の口から飛び出す。
その必死さに満足したのか、先輩はカチャリと金属音を立てて、ようやく両腕の拘束のベルトを外してやった。
3. 屈辱の言葉攻めと、お仕置きの騎乗位
「ぷはっ……、あ、先輩……っ」
ようやく自由になった両手で、由海は真っ先に目隠しを剥ぎ取った。
涙で視界がにじむ中、目の前には、すでに衣服を脱ぎ捨て、避妊用のゴムをしっかりと着用した、パンパンに猛り狂っている先輩のペニスがあった。
「拘束は解いてやった。……じゃあ、自分でしっかりアソコを広げて、どうして欲しいかおねだりしてみろ。合格したら、入れてやるよ」
「え……、あ、自分で……っ?」
両手で自分のM字の足を掴み、ぐしょぐしょに濡れそぼる割れ目を先輩の目の前で自ら押し広げる。
恥ずかしさで死んでしまいそうなのに、身体が先輩の熱を求めて狂いそうだった。
「せ、先輩の……おちんちん、私のアソコに、いれて、ください……っ」
恥ずかしさのあまり、蚊の鳴くような、今にも消え入りそうな声。
「は? 全然聞こえない。必死さが足りない。やり直し」
「う、ぅ……っ。……先輩の、かたいの、わたしの、ぐちょぐちょの穴に……いれて、ください……っ」
「気持ちが乗ってない。そんなんじゃ、今日はずっとディルドのままだな」
「やだ! ディルドやだ!!」
ダメ出しを食らうたびに、由海は涙をボロボロと流しながら、より淫らで、より直接的な言葉を口にすることを強要された。十数回もの過酷なやり直しの末、ようやく由海の口から、信じられないほど破廉恥な言葉が飛び出した。
「先輩の、ぶっといおちんちんで……っ、由海のいやらしいおまんこ、めちゃくちゃに、壊してください……っ! お願いしますぅ……っ!!」
「……よし、合格。よく言えました」
先輩はサディスティックな笑みを浮かべ、ご褒美としての「条件」を突きつけた。
「ただし、後ろのアナルビーズを入れたまま、一歩も動かさずに全部出せたら、今日は膣内(なか)に出してやる。……お前が上で、自分で入れて、自分で腰を動かせ」
「ん、あ……っ、わかった、よ……っ」
すでに一時間以上におよぶ放置プレイと前戯で、由海の肉体は限界を迎えていた。
由海は四つん這いの先輩の上に跨がり、自身の手で、ゴムに包まれた先輩のペニスを、愛液と機械の潤滑油でゴポゴポと音を立てている自身の割れ目へと押し当てた。
「ん、んんぅぅぅ――っ!!」
ゆっくりと腰を落とし、ペニスを膣内へと深く飲み込んでいく。
後ろにはまだアナルビーズがみっちりと詰まったまま、前からは先輩の硬い質量が、先ほどのディルドよりも遥かに熱く、太く、彼女の肉壁を押し広げていく。
「あ、あ、っ、すごいの、はいってきた、……あったかいよ、先輩ぃ……っ!」
由海は自分の力で腰を上下に動かし始めた。
「クチュ、クチュ、ゴポッ、ゴポグポッ……!」
結合部からは、尋常ではない卑猥な水音が絶え間なく鳴り響く。しかし、一時間の放置プレイで完全に感度が狂っていた由海は、腰を数回上下に動かすたびに、軽い絶頂を何度も何度も迎えてしまった。
「あ、いく、またイク、んんんぅぅーーっ!」
「ビクン、ビクンッ!」と、膣内が激しく痙攣し、由海の全身が強烈に力む。
その瞬間だった。
「……あ」
「ヌポポポポポッン!!」
由海が快感のあまりお尻の穴に思い切り力を入れてしまったせいで、後ろに詰まっていた五連のアナルビーズが、弾け飛ぶようにしてすべて一気に外へと飛び出してしまったのだ。
ベッドのシーツの上に、虚しく転がるシリコンのビーズ。
ピタリと動きを止めた先輩が、冷ややかな、しかし底知れない暗い笑みを浮かべて由海を見上げた。
「……あーあ、出しちゃった。約束破ったね、由海」
「あ、う……っ、ちが、うの、力んじゃって……っ」
「言い訳は聞かない。……コレは、たっぷりお仕置きだな」
由海は、自分の失態と、これから始まるさらなる最悪で極上の「お仕置き」の予感に、恐怖と快感で身体を激しくガタガタと震わせるのだった。
(【承】・完)