※この作品はR-18です。

妄想淫猥運命論   作:ジョン・ドゥドゥ

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性なる夜の祭典

 空を包み込んでいた朱色の朝焼けと昼の陽光はすっかり影を潜め、エルバ島の港町は暗く鬱蒼とした夕闇に包まれていた。

 切り立った崖と赤褐色の家々を照らしていた光が消えると、街の各所には不揃いな松明や火鉢が焚かれ、歪で怪しげな影を石畳の上に落とし始める。昼間の陽気な解放感は一変し、夜の訪れとともに退廃と情欲が混ざり合った薄暗い熱気が港町全体を覆い尽くしていた。

 街のあちこちに立ち並ぶ娼婦宿や酒場からは、仕事を終えた荒くれ者の水夫や鉱夫、兵士たちが大勢繰り出し、あちこちで終わりのない酒盛りの喧騒が巻き起こっていた。至る所で盃が交わされると同時に、路地の陰や酒場の軒先、宿の開け放たれた窓からは、理性を手放した男女が野蛮に貪り合う肉体衝突の音と、絶え間なく響き渡る下品で淫らな喘ぎ声が夜風に乗って街中に木霊している。

 

 窓の外から押し寄せるその狂乱の騒ぎと猥雑なノイズに、あなたはしかめ面をしながら娼婦宿の二階の木枠の窓を閉め切ってしまおうかと悩んでいた。

 室内の薄暗い寝台の上には、あなたの圧倒的な精液とその熱量を余すことなく全身で受け止めた、二人の全裸の女が快楽の泥に沈み込んでいて、室内にはむせ返るような淫臭が充満していた。

 

「んぉぉ”ぉっ”っ……♡♡♡♡♡ おちんぽ……神様……♡♡♡♡♡」

 

 一人は、あなたたちをこの宿へと案内した娼婦の女であった。

 彼女は汗と愛液で濡れた四肢をだらしなく大の字に投げ出し、自慢の豊満な胸を上下させながら呼吸を荒げている。全開にされた彼女の股間からは、収まりきらなかった大量の白濁とした液体がとろりとろりと絶え間なく溢れ出し、シーツを濃い白濁の色へと汚していた。幾度となく押し寄せた壮絶な絶頂の波から未だ抜け出すことができず、意識をほぼ途切れさせたまま、うわごとのようにあなたへの屈服を口から漏らし続けている。

 

「ぉぉ”っ”……♡♡♡♡♡ ご主人、様ぁ……っ♡♡♡♡♡ 私の子宮……全部……ご主人様の精子で……満たされ……♡♡♡♡♡♡」

 

 そしてもう一人は、あなたにすべてを捧げた聖女、ジャンヌ・ダルクであった。

 彼女の官能的な女体のあちこちには、あなたから勢いよく射出された灼熱の精子があちこちに付着し、白く淫らな模様を描いていた。そして娼婦の女と同様に、彼女の引き締まった股間の割れ目からも、押し込められた精液が溢れ出している。

 しかし、一律の人間である娼婦の女と、強力な霊基を有する英霊であるジャンヌとでは、その体力と耐久力に雲泥の差があった。ジャンヌは、体の内側に注ぎ込まれたあなたの精液の熱さと、そこに含まれる濃厚な魔力の奔流を全身で慈しみ、堪能するように、寝台に横たわりながらも己の秘部へ伸ばした自慰の手を休めていなかった。まだ犯され足りない、もっとこの身体の深くまで貴方を感じたいと言わんばかりに、膣口から溢れ出ようとする精液を指の腹で再び奥へと押し戻すようにして、二本の指を己の膣内へ激しく突き入れさせていたのだった。

 

 あなたは快楽の泥に沈み込んで倒れている二人の雌を後目に、身体に残る行為の余韻を静かに味わいながら、エルバ島の猥雑な夜の風景を眺めていた。室内の換気をしながら、先ほど情事の最中に娼婦の女から聞き出した情報を整理するためであった。

 彼女の口から明かされた情報は、主に以下の4点である。

 第一に、漕ぎ舟用のオールであれば、この港町にある雑貨屋か、港で購入できるようだ。しかしあいにく本日はどちらも店仕舞いをしており、まともな品を手に入れるには明日まで待たなければならないという。

 第二に、島の東側の海域について。その海域はローマ本国と島々とを密につなぐ重要な海上交易網の一角となっており、昼夜を問わず哨戒船や巡視兵の目が光っている。万が一、不審な小舟で足を踏み入れれば、島を警備する軍勢にたちまち捕捉され、包囲されるのは必定とのこと。島の東側をなぞる航路は完全になくなったというわけだ。

 第三に、島の南側の海域について。南の海域は半年くらい前から、つまりこの特異点が生じて以降、波が高く荒れやすくなっているという。今使っているような小型の手漕ぎ舟では、ひとたび時化に見舞われれば一瞬で転覆する恐れが高い。安全に南の海域を突破したいのであれば、より頑丈で大型の船へと乗り換えた方がいい、というのが女の意見だった。

 そして第四に、本国に関する情勢を仕入れたいなら、この町の酒場へ足を運ぶのが一番手っ取り早いという。そこでは毎夜のごとく酒宴と淫乱な見世物が催されており、地元の人間だけでなく本国から来た人もたむろしている。酒場の中であれば、どのような情報が交わされようと、あるいは店内でどれほど露骨な交尾に及ぼそうとも、お咎めなしで自由を謳歌できるらしい。

 

 夜風を受けながら、あなたは整理した情報を吟味し、明日からの次なる行動へと思考を巡らせる。

 南の海が荒れているというのなら、急いでオールを手にしたところで安全な航海を確保できないだろう。無論、ジャンヌの魔力障壁があれば問題解決するかもしれないが、可能なら人手が更に欲しい。ジャンヌが魔力障壁を張ることに専念できるように、自分を含めてオールを漕ぐ役目を負えて、かつ自分達の行動目標に目をつぶってくれる者が。臨時でもいいから、現地の協力者が欲しいところだ。

 あなたは頭の中で思考をまとめ上げると、ベッドの上で自慰に耽っていたジャンヌに呼びかけた。ジャンヌは秘部へ伸ばしていた指をピタリと止め、ゆっくりと身を起こす。

 あなたは告げる。これから夜の町へ繰り出して酒場に向かう、昼間と同じように買収された娼婦として連れ添ってくれ、絶対に他の男に抱かせはしないから安心しろ、と。

 

「分かりました、ご主人様。……ですが、まずはこの身体を綺麗に清めさせてください。ご主人様の熱い精液を溢れるほど膣内に入れたままでは、まともに歩くこともできませんから……♡」

 

 その言葉に対して、あなたは首を横に振って答える。いいや、むしろその状態のままで構わない、下半身だけを薄い布で隠すようにして出ていくぞ、と。

 

「え……?」

 

 あなたの言葉の意図が一瞬理解できず、ジャンヌは瞳をぱちぱちと瞬かせた。

 己の内に注ぎ込まれた寵愛の証を抱えたまま、夜の町に出る。その真意と背徳的な命令の意味に気づいた瞬間、彼女の頬は一瞬で耳まで朱に染まったのだった。

 

 

 

 

 

 夜の帳が降りたエルバ島の港町は、昼間以上の猥雑さと熱気に満ち溢れていた。家々の軒先に吊るされた松明の炎が風に揺れ、道端の至る所から男女の荒い吐息と肉体がぶつかり合う淫らな音が漏れ聞こえてくる。そんな街中を、ローマの巡回兵たちが槍を手にゆっくりと見回りをしている。自分達も早く勤めを終えてあの騒ぎに混ざりたい、という思いを抱きながら。

 そんな中、一人の巡回兵の目に、通りの奥から歩いてくる一組の若い男女の姿が留まった。

 ともに上半身は一巾の布すら身に着けておらずに裸体を晒している。腰元に白い腰布を一枚巻きつけて下半身を隠しているだけであり、歩くたびにその裾から太ももと脚が露わとなっていた。男は女の豊満な片胸を鷲掴みにするようにして抱き寄せており、女は照れと興奮に身を強張らせながら、男にぴったりと身を寄せて歩いている。

 

「む……?」

 

 巡回兵は、女のこの世のものとは思えぬ容姿端麗な美貌に思わず見惚れた。だが次の瞬間、彼は男の腰元、白い布地を内側から爆発せんばかりに押し上げている凶悪な突起を目撃し、絶句した。布越しであってもはっきりとわかる、あまりにも逞しく巨大な一物。兵士は己の任務も一時忘れ、同じ男としてその圧巻の雄らしさに一種の尊崇の念すら抱いてしまっていた。

 兵士は咳払いをして気を取り直すと、二人の前へ立ち塞がり、声をかけた。

 

「こんばんは。……少々、お話を伺ってもいいですかな?」

 

 二人は足を止め、静かに巡回兵を見つめ返した。直前まで凄惨な情事に身を投じていたかのような気だるげな熱と、互いの体を貪り合っていた生々しい色気が身体全体から立ち上っており、巡回兵は思わず頬を赤らめた。

 

「こんばんは。ふふ……今日はとても盛り甲斐のある、素敵な夜ですね」

 

 女、つまりジャンヌは、あなたに胸を揉まれる刺激に耐えながら、うっとりとした笑みを浮かべて挨拶を返した。

 

「ええ、あちこちの宿や路地で皆盛り上がっていますよ。お二人もこれからそちらに向かうのですかな? ……にしては、夜の宴に参加するには少々遅いようですが」

「あは……それは仕方のないことです。こちらの我がご主人様が、さっきまで私のことを片時も離してくださらなかったのですから。せっかくお酒を飲みながら宴を愉しみましょうと誘っても、他の男に手を出されるのは嫌だと焼きもちを焼いてくださって……♡」

 

 ジャンヌが愛おしそうにあなたを見上げると、巡回兵は深く頷いて苦笑した。

 

「ハハッ、それはまあそうでしょうな。あなたのように若く、これほどお美しい女性を独占できるのですから。男の本懐というものでしょう。

 時に伺いたいのですが、お二人はどの地方からこの島に上がられたのですかな? お顔をお見受けした記憶がないのですが……ご出身を窺っても?」

「えぇっと……私はガリア出身の奴隷でして。ご主人様は、確かナポリか、ピサのご出身だったかしら?」

「ほう、ガリアですか。しかしガリアの方がこのような離島にいるのは実に珍しい。大抵の奴隷は真っ直ぐローマ本国に連れていかれてそれっきり、という話をよく聞きますが……。

 よろしければ、奴隷となってからこの島に至るまでの経緯をお伺いしても?」

 

 巡回兵は怪しむ風でもなく、純粋な好奇心と業務上の確認として、二人へ問いを重ねた。

 あなたは思考を巡らせる。巡回兵からの唐突な問いに辻褄の合った回答を出すのは容易いことだった。この島へ足を踏み入れる前に、頭の中で組み立てておいたカバーストーリーをそのまま口にすれば済む話である。

 しかし、この兵士が先ほど口にした「宴に参加するにしては遅い」という言葉が引っかかった。どうやら遅参組らしい。このまま路頭で呑気に身の上話を語っていれば、目当ての酒場の出し物や宴が終了してしまい、人々が散開してしまう恐れがある。そうなれば、今夜の目的であるローマ本国に関する貴重な情報を仕入れることが難しくなってしまうだろう。ならば、ここは手っ取り早く話を切り上げさせてしまうのが上策であった。

 あなたは巡回兵に向けて静かに言葉をかけた。兵隊さん、生憎とこれから店の出し物に間に合わせなければならない、詳しい事情はまた今度出会った時にでも話させてほしいのだが……今夜は埋め合わせとして、こちらの極上の見ものをご覧に入れて話の締めとさせてもらおう、と。

 

「ん……? 一体何を……」

 

 兵士が首を傾げたその瞬間、あなたは一瞬の躊躇もなく、ジャンヌの腰元を覆っていた白い布をぱっと力強く横へ捲り上げた。

 

「ひやあぁッ……♡♡♡ ご、ご主人様ぁ……♡♡♡」

 

 そうして剥き出しとなったのは、下着など一切身に着けていないジャンヌの露わな秘部であった。

 あなたによって幾度も酷使され、熟し切った熟桃のように赤く火照った割れ目。そのいやらしい膣口からは、先ほど部屋であなたから注ぎ込まれたばかりの灼熱の精液が、収まりきらずにたぷたぷと淫らに溢れ出していた。濃密な白濁の液体は、彼女の滑らかで美しい太ももの内側を何本もの筋となって伝い落ち、夜風を受けて怪しい光沢を放っている。

 

「なッ……!? こ、これは……ッ!!」

 

 不意に突きつけられた圧倒的に淫らな光景に、巡回兵は思わず驚愕の声を上げた。そしてジャンヌの秘部から溢れる精液と、いやらしく蠢く膣口を曝け出しながらどこか蕩けた悦びの笑みを浮かべる彼女の表情を交互に見比べ、ハッと何かに合点が行ったように深く頷いた。

 

「そういうことか! 夜の性交の祭事(ルーペルカリア)にご参加予定の方々でしたか……! 

 いやぁ、これは大変失敬いたしました。この情熱的な交尾の熱を冷まさせぬよう、お引き留めするのはあまりに野暮というものでしたな! どうぞ行ってください。お二人の祭事の成功を、心からお祈りしておりますぞ!」

「あ……あはは、ありがとうございます……♡ それでは、失礼いたしますね……♡」

 

 ジャンヌは顔を赤く染めながらも、笑みを浮かべながら返答する。二人は兵士に会釈を交わしながら捲り上げた腰布を元通りに直し、何事もなかったかのようにその場を後にした。

 二人を丁寧に見送った巡回兵は、去りゆくジャンヌの後ろ姿をまじまじと見つめながら、「……なんていやらしくて美味そうな膣なんだ。まったく羨ましい奴だぜ」と心底羨望の籠った溜息を吐き、巡回の任務へと戻っていった。

 

 兵士の気配が完全に去っていったことを確認すると、ジャンヌはこれ以上ないほど顔を真っ赤にして、あなたへと小さく抗議の声を漏らした。

 

「ご、ご主人様以外の見知らぬ男の人に、私のおまんこを見せつけてしまうだなんて……!

 急にあんなことをしないでください! これで本当に本当にうまくいくのですか……!?」

 

 羞恥に全身を小さく震わせる聖女に対し、あなたは迷いなく答えた。

 この島の狂い切った流儀に身を委ねなければ、本当に欲している情報も物資も手には入らない。だからこそ自信を持て。この島で、専用の雌奴隷であるお前に並び立つような美女など一人として存在しない。この島で一番淫らで美しい姿を晒していればいい、絶対に守ってみせるから、と。

 

「あ……♡♡」

 

 あはたからの揺るぎない独占欲と全幅の信頼が込められた言葉を受け、ジャンヌは言葉を失った。 

 あなたのことを少しだけ恨めしそうに睨みつけつつも、その胸の奥底で渦巻く背徳的な欲望と、この後に繰り広げられるであろう未知の展開に対する狂おしい期待を、彼女は隠し通すことができなくなっていた。

 ジャンヌは熱く火照った自身の豊乳をあなたへと強く押し付けながら、甘く濁った吐息とともに、あなたの耳元へそっと囁く。

 

「……ずるい人♡♡ なら、覚悟なさってくださいね。私を本気でその気にさせたのですから……今夜は私の膣内が破裂して、子宮が重たく孕んでしまうくらい、奥の奥までたっぷりとお射精してください……♡ さっきはお部屋でたった二回しかしてくださらなかったので……私はまだまだ満足していないんですから……♡♡」

 

 淫らな雌の顔を覗かせたジャンヌを抱き寄せると、あなたは娼婦の女から、この街で一番賑わっていると教えられた、一軒の酒場の中へと足を踏み入れていった。

 

 酒場の中は、熱気と酒臭さ、そして荒々しい欲望の匂いが充満する混沌とした空間であった。

 テーブルのあちこちでは、大ぶりの肉片に文字通りかぶりつく客や、薄いワインの壺を争うように飲み干す男たちが溢れ返っている。酔っ払い同士が胸を張り合って下品な大声でバカ騒ぎを起こし、足元には溢れた酒と泥が混ざり合っていた。

 そして酒場の中央に設けられた石造りのステージの上では、既に見世物が始まっていた。

 四つん這いの態勢で後ろから両手をつかまれた全裸の娼婦に、客と思わしき男が覆いかぶさり、腰を打ち振って陰茎を膣に出し入れさせている。しかし、男の腰つきは不格好なへっぴり腰であり、その体つきも、男の象徴たる一物もお世辞にも大きくない。盛り上がりに欠ける不甲斐ない交尾の様子に、周囲を取り囲む酔客たちからは容赦ない野次と嘲笑が飛び交っていた。

 

「おいおい、そんなナヨナヨした腰つきで女が満足すると思ってんのか!」

「もっと奥までぶち込んでみせろよ、へっぴり腰が!」

 

 罵声が飛び交う殺伐とした宴の中を、あなたとジャンヌは突き進み、酒場の受付台へと向かった。

 見目麗しい二人の男女、そして何よりジャンヌの淫らでありながら美しい女体が現れると、店を取り仕切る主人らしき太った男は、一瞬で目を丸くして鼻の下をダラりと伸ばした。

 

「おぉ……こりゃあたまげた! こんばんは、お若いお二人さん! いやぁ、綺麗でとんでもなくエロい姉ちゃんだねぇ! それに兄ちゃんの方も、えらくガタイが鍛え抜かれていて凄まじいな! まるで演劇に出てくる英雄ヘラクレスを見てるかのようだぜ! こりゃあいいもんを見せてもらった。

 どうだい兄ちゃん、酒でも飲むかい? 俺からのサービスだ!」

 

 主人の申し出に対し、あなたの隣で胸を揉みしだかれているジャンヌが、甘く艶やかな笑みを浮かべて返答した。

 

「お気遣い感謝いたします。お酒は後ほど一杯いただくことにいたしますね。

 ……今は何より、我がご主人様と濃厚に交わりたい気分ですので……っ♡」

「おやおや! もしかしてあんたら、今宵の夜の性交の祭事(ルーペルカリア)の舞台に出たい口かい? そりゃあ願ってもない申し出だぜ! 実はなぁ、今日舞台に出るはずだった看板役者がよりによって腰を壊しちまってさ。急遽客と娼婦の乱交に切り替えたんだが……見ての通りどいつもへっぴり腰で、客の不満が爆発寸前だったんだ。あんたらみたいな極上の美男美女の交わりなら、今夜の酒場は大盛り上がり間違いなしだ!

 すぐに準備をしてくるから待っててくれよ!」

「ふふ、ありがとうございます」

「へっ、礼を言うのはこっちの方さ! ……ああ、そうだ。舞台に引き出す前に、観客へ向けて簡単な前口上をぶたなきゃならないんだが、二人はどこの出身だい?」

 

 主人の問いに対し、ジャンヌが答えるより早く、あなたが口を開いた。

 ローマだ。ローマ本国で鍛え上げられた最高峰の交尾というものを見せてやろう。ただし舞台が見事に成功したあかつきには、後で少しばかり話に付き合ってもらうぞ、と。

 

「カぁーッ! お安い御用だとも! しかしローマか本国仕込みの本物の技を見せてくれるってんなら、そりゃあ楽しみで眠れねぇぜ! よし、任せておきな!」

 

 主人が興奮気味に奥へと去っていくと、あなたたちは店の手伝いの者に呼ばれ、舞台の裏手にある控室へと招き入れられた。

 薄暗い控室の空間には、これから舞台に立つ娼婦たちだけでなく、出番を待つ控えの娼婦や、そのパートナーと思わしき男性陣が数組ほど身を寄せていた。当然のごとく、そこにいる誰もが着ている衣類を完全に脱ぎ捨てて裸を晒し出している。豊満な胸も、濡れそぼった膣口も、怒張しかけた陰茎もズシリと重い睾丸も、一切隠すことなく丸出しのまま、互いの体を撫で回して出番に備えているのだった。

 控室に入ってきたあなたとジャンヌの姿を認めると、隅に腰掛けていた娼婦の一人が意地の悪い笑みを浮かべて茶々を入れてきた。40代ほどと思われるその女は、目元や首筋に刻まれた年相応の皺が目立つものの、胸や腰回りの肉つきはいかにも熟れ切って淫らであった。

 

「ケッ……また腰抜けがひと組流れてきたかい。見てくれだは立派なようだが、ご丁寧に腰布なんぞ巻きつけちまってさぁ。何かい、あんたのその旦那、自分のちっぽけな一物を誰にも見られたくないってかい? こんな粗チンに大事そうに抱かれてるなんて、そっちのネェちゃんも変わった好きものだねぇ!」

 

 女の下品で棘のある野次に同調するように、周囲の娼婦や男たちからクスクスと失笑が漏れ聞こえてきた。

 身に覚えのない罵倒に、ジャンヌは不快感を露わにして身を硬くさせたが、あなたは彼女のしなやかな腰を強く引き寄して静かに制する。そして、茶々を入れてきた年嵩の女を射ぬくように鋭く睨みつけ、低く通る声で言い返した。

 口は災いの元だと古来より決まっている。自分の無知と浅はかさを後悔するがいい。お前のような女には、どれほど乞われようとも寵愛をひとかけらたりとて分けてやるつもりはない、と。

 そう言い放つと同時に、あなたは自分の腰元を覆っていた布と、ジャンヌの腰布の結び目を同時に解き、堂々と床へと脱ぎ捨てる。控室の空気が氷りついたように静まり返った。

 白日の下に露わとなったのは、人間の規格を遥かに超越した、荒々しく脈打つ極太の怒張であった。血管が浮き出た巨大な茎、そして先端で赤く肥大化した凶悪な亀頭は、圧倒的な雄の存在感を放ち、その場にいた全員の思考を停止させる。

 その隣に並ぶジャンヌの女体もまた、息を呑むほどに倒錯的な色気を放っていた。あなたによって深く愛された証である白濁の精液が、彼女の可憐で火照った膣口から惜しげもなく溢れ出し、内ももを伝って美脚を濡らしている。幾度も犯し抜かれた女性器は赤く充血し、主人の種を求めるように切なく引き攣っていた。

 

「な……ッ!?」

 

 男たちはジャンヌのあまりにも完璧で淫らな女体に息を呑み、視線を釘付けにされたまま、股間の一物を見る見るうちに怒張させた。対して女たちは、あなたの一物の凄まじい威容に喉を鳴らす。

 

「あ、ありえない……あんな太いおちんぽ様、この世にあっていいものじゃないわ……」

「嘘でしょう……あんなもので突かれたら、子宮が壊れちゃう……」

 

 口々に恍惚とした感想を漏らす女たちに混ざり、意地悪な野次を飛ばしていた女に至っては、あんぐりと口を開けたまま、あなたの陰茎をただ生唾を飲み込んで見つめることしかできなかった。

 あなたは己の威容とジャンヌの痴態を堂々と見せつけるかのように仁王立ちし、ジャンヌは赤面しながらも、自分が主人の特別な愛を受けた存在であることを誇るかのように、あなたへ女体を密着させる。

 やがて、壁向こうの舞台から、店主の野太い前口上の声が賑やかに届き始めた。

 

「よお、野郎ども! 宴を楽しんでるかい! この特別な夜の性交の祭事(ルーペルカリア)、前のヘラヘラした役者はお役御免となっちまったが……心配すんな! 今宵、このエルバの夜を揺るがす最高の『本物』が舞台裏で牙を研いでるぜ!」

「早く見せろ!」

「どうせまたショボい男だろうが!」

 

  酔客の威勢のいい野次が飛ぶのを受け止めながら、店主の言葉は巧みに客の期待感を煽り立てていく。

 

「ハハッ、言ってな! だがな、俺の言葉は本当だせ。今宵のゲストはひと味もふた味も違うんだよ! なんと、はるばるローマ本国からやってきた、最高峰の交尾の極意を知り尽くした本物の雄と、その男に心も体も魅了された極上の雌だ! どちらも見たこともないような美男美女で、身体からして違いすぎる! あれはまさに、ローマに咲き誇る絶世の番ってやつよ!」

 

 客たちのどよめきと興味が跳ね上がるのを感じながら、前段の前口上は熱を帯びて続いていった。

 舞台裏の控室でその喧騒を聞きながら、あなたは自分たちの姿に見惚れて呆然としていた一組の全裸の男女へと歩み寄り、声をかけた。

 このあと舞台へ上がる際、少し手伝ってほしいことがある、と。

 圧倒的な威圧感と雄の魅力に呑まれた二人は、拒絶の言葉など挟む余地もなく「は、はいッ!」と即座に首を縦に振った。

 その返事から間髪入れずに、あなたはジャンヌの膝裏へと手を差し込み、彼女の身体を力任せに抱え上げた。そのまま彼女の股関節を大きく割らせるようにして開き、完全に両脚を外側へ折りたたむまんぐり返しの体勢にして体の前面で彼女を固定した。折りたたまれた両脚の狭間で、あなたに幾度も犯されて熟したピンク色の膣口がくぱぁと無防備に押し開かれ、中に溜まった白濁の精液が空気に触れて糸を引き、卑しく開いた膣道がまる見えとなる。

 

「ひゃあッ! ご、ご主人様、一体なにを……ッ!?」

 

 突然の倒錯的な体勢に慌てながらジャンヌは抗議を上げようとしたが、あなたはその声を遮るようにして、怒張した陰茎の先端を彼女の濡れそぼる膣口へと直接あてがうと、容赦なく根元まで無慈悲に、一気に押し込んだ。

 

「んお゛ッぉ”ぉっほ”ぉぉっ”っっ”ッ♡♡♡♡♡♡♡」

 

 不意を突かれた深奥への一撃に、ジャンヌは全身を痙攣させるように大きく跳ね上がらせ、その場で一瞬にして狂おしい絶頂へと達した。あまりの快楽の濁流にオホ声が漏れ出そうになるのを、口を両手で必死に当てて耐え忍ぶ。控室にいた一同は、突如として始まった圧倒的な体勢での力強い交尾に、感嘆と陶然の混ざった溜息を漏らし、ただ見惚れることしかできなかった。

 あなたは、ジャンヌの膣の深奥へ凶器のような陰茎を根元まで埋め込んだまま、舞台への呼び出しがかかるその時を静かに待っていく。

 

 やがて壁の向こうから、ボルテージが最高潮に達した前口上が、地鳴りのような歓声とともに響き渡った。

 

「野郎ども、待たせたな! 今宵、このエルバの夜を塗り替える至高の交尾が幕を開ける! ローマ本国が誇る随一の交尾の真髄、とくと目に焼き付けろッ!!」

 

 店主の合図とともに、酒場の中央に設けられた石造りの舞台の幕が上がった。

 酒客たちが固唾を飲み、血走った眼差しで舞台へと視線を送る。しかし、そこで彼らが目にしたのは、誰一人として想像すらしていなかった光景であった。

 舞台の左右には、控室で手伝いを承諾させた一組の全裸の男女が立ち、まるで厳かな垂れ幕のように一枚の大きな白い布を二人の間に広げて掲げていた。そしてその白布の僅かな隙間から覗くのは、あなたとジャンヌの息を呑むほど端正で美しすぎる顔立ちと、火照って朱に染まった滑らかな肌の質感のみ。

 客たちはその美貌と尋常ではない色気に一瞬色めき立ったものの、肝心の接合部やいやらしい肉体が白布によって完全に覆い隠されて見えないことにすぐさま不満を爆発させた。

 

「おいおい、なんだそりゃあ! 隠してんじゃねぇよ!」

「見せられないような粗チンならさっさと引っ込めな!」

 

 舞台下から容赦ない下品な野次と怒号が浴びせられ、袖で見守っていた店主が心配そうにあなたたちへ視線を送ってくる。

 しかし、あなたはそうした罵声の群れを不敵な笑みで正面から受け止め、舞台の中央へと堂々と足を進めた。

 まんぐり返しの姿勢で太ももを力強く抱え上げられ、赤く爛れた秘部を根元まで太い肉塊で貫かれたままのジャンヌ。彼女の豊満な胸は荒い呼吸に合わせて激しく上下し、鋭く立ち上がったピンク色の乳頭が空気を切り裂いている。あなたは彼女の耳元へ顔を寄せると、彼女にだけ聞こえる低い声で囁いた。

 思い切り下品に喘げ。聖女の誇りも一切の恥じらいも捨て、一匹の狂った雌豚のように吠え猛れ、と。

 

「は、はいっ……ご主人様ぁ……ッ♡♡」

 

 ジャンヌは必死にうなずき、秘部に根深く突き刺さる剛直の圧倒的な質量と、そこから刻一刻と溢れ出す凄まじい性感に耐えるべく、太ももと引き締まったお腹の筋肉をガクガクと痙攣させた。

 あなたは酒場を埋め尽くす群衆を一瞥で見渡し、朗々と響き渡る声で言い放った。

 今この瞬間からがこの宴の最高潮である。ローマ全土を震撼させた随一の旅劇座による、至高にして絶対の交尾の真髄を目に焼き付けるがいい、と。

 次の瞬間、あなたは左右の男女へ向けて鋭く目配せを送った。合図を受けた二人が一斉に手を放すと、遮っていた白布が音を立てて床へと落ちていく。

 それと完全に同じタイミングで、あなたは抱え上げたジャンヌの腰を力任せに引き寄せ、深々と埋めていた陰茎を猛然と振り上げ、彼女の最奥である子宮口を壊さんばかりの勢いで強く叩きつけた。

 直後、二人の神聖かつ不徳な交尾の全貌が、群衆の目の前に一瞬にして晒されていく。

 

「オッほぉおッ”ぉお”お”ッッ♡♡♡♡♡♡ ちんぽやっべぇえぇ”ぇっ”♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 あまりの衝撃と深奥への破壊的な快楽に、ジャンヌはこれまで抑え込んでいた忍耐が吹き飛ばされた。聖女としての尊厳も恥じらいも完全に崩壊し、下品きわまる獣のような叫びをあげながら、白目を剥いて舌をだらりと垂らし、狂乱の絶頂へと叩き落とされる。

 同時に、彼女の激しく引きつった秘部からは、溜まりに溜まった無色透明の潮とドロドロの愛液が勢いよく大量に噴き出し、客席の最前列で口を開けていた男たちの顔面や胸元へと盛大に降り注いだ。

 遮るもののない凄惨で下品すぎる交尾の姿。一瞬、酒場全体が静寂に包まれた。あまりの衝撃と、女体の艶めかしさ、そしてむき出しになった凶悪な肉塊の質量に誰もが言葉を失い、喉を鳴らしてその光景に固直した。

 しかし次の瞬間、その静寂を破るように、怒号のような凄まじい歓声と叫びが天井を突き破らんばかりに巻き起こった。

 

「うおおおおおッ!? なんだあのクソデカいちんぽはッ!?」

「潮吹いたぞ! 極上の雌の潮だァーッ!!」

 

 熱狂する群衆の狂乱に気を良くしたあなたは、ジャンヌの圧巻の乳房を激しく揺らし、その痴態を余すことなく見せつけるようにして、猛烈な速度で陰茎を出し入れさせ始めた。

 肉と肉が激しくぶつかり合い、あなたの巨大な突起が彼女の捲れ上がったピンク色の膣口を限界まで押し広げて出入りするたび、溜まった精液と愛液が白い泡となって飛散する。

 ジャンヌはもはや一切の躊躇も戸惑いも捨て去り、ガニ股に開いた腰を狂ったように浮かせ、あなたの一撃を受けるたびに濁った叫びを響かせ、全身を痙攣させながら歓喜の快楽に身を委ねる。そしてあなたは観衆が発する熱狂と歓声に応えるかのように、肉厚で逞しい陰茎をジャンヌの窄まり切った膣内へ激しく出し入れさせ続けた。

 

「オぉ”ぉぉっ”ほぉ”っぉっ♡♡♡♡♡♡ おぉぉ”ぉっ”ぉッ♡♡♡♡ ご主人様ぁッ”ッ♡♡♡♡♡♡ おちんぽぉ”ぉっっっぉぉ”ぉ♡♡♡♡♡ おちんぽやばすぎて雌まんこイッグゥゥ”ゥゥ”っっ♡♡♡♡♡♡」

 

 あなたからの期待に過剰なまでに応えるかのように、ジャンヌは狂った一頭の獣のごとき品性の欠片もないオホ声をあげて淫らに喘ぎ狂う。かつて神に祈りを捧げた聖女であったことなど忘却の彼方へと放り捨てていた。この特異点全体を包み込む淫靡な力と、あなたから与えられる絶対的な快楽へ自ら順応するかのように、ただただ、己の内側から湧き起こる情欲のままに振舞う。

 肉と肉が衝突する重厚な音が酒場中に響き渡り、弾け飛ぶ愛液と潮の飛沫が舞台の端まで無差別に飛び散っていく。興奮した観衆の一部は我先にと舞台のギリギリまで押し寄せ、彼女の爛れた秘唇から放たれる淫らな聖水を全身に浴びようと群がっていた。あなたの放つ絶対的な雄の熱に当てられたかのように、あるいは目の前で恥じらいもなく乱れるジャンヌの不徳な姿に理性を狂わされたかのように、客たちは己の陰茎を力任せに引っ張り出して猛然と自慰を始めた。

 舞台脇で手伝いをしていた男女に至っては、あなたたちの繰り広げる交尾の熱波が伝染していたせいか、示し合わせたわけでもなくお互いの裸体をぴたりと重ね合わせ、激しく唇と舌を貪り合わせながら、情熱的に互いの体を撫で回している。

 それら酒場全体を覆う狂乱の熱をすべて容易く凌駕するかのように、あなたとジャンヌの性交の勢いは一向に留まることを知らなかった。

 

「ほぉぉ”っ”♡♡♡♡♡ んっぉっ”ほぉぉッ”♡♡♡♡ おちんぽ様ぁッ、奥がっ、奥が壊れちゃうぅうッ”♡♡♡♡♡♡」

 

 猛然と振るわれる太い剛直によって、膣内の敏感な粘膜を執拗に擦り潰され、熱く腫れ上がった子宮口を直接打ち据えられて、ジャンヌは溢れ出る喘ぎ声を止めることができない。彼女の引き締まった腹部は激しく引きつり、爛れた膣口からは絶頂の余韻でドロドロに泡立った愛液と幾度目かもわからない大量の潮が勢いよく吹き散らされた。彼女はすぐにでも訪れる次の、そして今までで最も凄まじい絶頂の予感を感じ取り、瞳の焦点を失ったアヘ顔で狂ったように叫び声を上げた。

 

「イっぐぅぅっ♡♡♡♡♡ イっちゃ”うぅう”う”ッ♡♡♡♡♡♡ ご主人様のおちんぽ様で、また私イぎますぅ”っぅぅおぉぉ”っほっ”ぉっっッ”♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 その絶叫を聞いた観衆たちは、眼前に広がる性奴隷の痴態を血走った眼差しで見つめながら、股間をしごき上げて一斉に囃し立てた。

 

「イけぇええッ! イかせてやれッ!」

「出せッ! 子宮にたっぷり種をぶちまけてやれぇーッ!!」

 

 あなたは群衆が固唾を呑んで見守る中、この極上の雌が一体誰の所有物であるのかを脳髄まで刻みつけるかのように、腰を激しく振りたくり最奥へと陰茎を深く深く突き刺した。

 そして腰の奥底から込み上げてくる灼熱の奔流を、一気に解き放つ。陰茎全体が太く脈打ち、大量の種を力強く送り出すように肉厚に蠢く。

 次の瞬間、濃厚で白濁とした灼熱の精液が、ジャンヌの子宮口を押し広げるような圧倒的な圧力をもって、膣内の最奥へと豪快に注ぎ込まれた。

 

「オォ”ほぉおおお”お”おお”おおッッ”♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 胎内に注ぎ込まれた規格外の精液の量と熱量に、ジャンヌは喉が張り裂けんばかりに下品で濁ったオホ声を酒場中に響かせた。絶頂のあまり背中を弓なりに反らせながら、客席側に向かって今日一番の特大の潮を「ピュクピュクッ!」と盛大に噴射する。

 観客たちは頭上から降り注ぐ温かく淫らな聖水を顔面や体に浴びながら、自らの陰茎を狂ったようにしごき上げ、割れんばかりの歓声を爆発させた。

 

「うおおおッ! 凄すぎるッ! マジですげぇ交尾だァーッ!!」

 

 絶頂の余韻のなか、ジャンヌの膣内から溢れ出た大量の精液が逆流し、あなたの太く怒張した陰茎を伝いながら、ぼたぼたと舞台のフロアへと落ちて、白濁の染みを広げていく。

 しかし、あなたはそれで行為を終えるつもりなど毛頭なかった。

 圧倒的な快楽と絶頂の衝撃に微酔み、夢見心地で吐息を漏らすジャンヌを、あなたは抱きかかえていた体勢から静かに舞台のフロアへと下ろした。そして彼女の引き締まった柳腰を持ち上げ、四つん這いの体勢を取らせると、背後から彼女の両腕を力強く掴み上げて、強引にその上体を反らせる。

 持ち上げられたジャンヌの女体は、まさに極上の極みであった。重力に従ってむにゅりと下垂し、先端のコリコリに勃ち上がった桃色の乳頭を誇示する豊かな肉乳。真後ろに突き出された柔らかく熟した桃尻。その尻肉の真下からは、あなたから注ぎ込まれたばかりの大量の精液と愛液が泡を噛んで白濁とした太い糸を幾筋も引いている。

 

「あ……♡♡♡♡♡♡ ご主人様……まだ、まだしてくださるのですか……♡♡♡♡♡」

 

 あなたはジャンヌの火照った尻肉の合間に己の太い剛直をぴたりとあてがうと、一切の躊躇なく、真後ろから彼女の濡れそぼる膣内へと一気呵成に挿入した。

 

「んお゛ほっおぉ”ぉっ”♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 膣の最奥が再び無慈悲に穿たれる感触に、ジャンヌは歓喜と快楽のあまり背中をのけぞらせた。その衝撃で、ふくよかな乳が上下左右へ大きく跳ね揺れる。

 あなたは彼女の胸肉と全身の激しい揺れを観衆に見せつけるようにして、掴んだ両腕をさらに上方へ引っ張り上げながら、猛然と背後から腰を振りたくる。手加減のない腰遣いによって好き放題に激しく暴れ揺れる豊乳。そして背徳的な羞恥と圧倒的な快楽に顔を歪ませ、白目を剥いてアヘ顔で蕩けきった淫らで美しすぎる女の表情。そのあまりにも刺激的で倒錯的な光景を目の当たりにし、観衆たちの興奮は留まるどころかさらに沸点へと達していった。

 

「見ろよあの乳! とんでもねぇ揺れ方だ!」

「おい兄ちゃん! もっと奥までガンガン突いて、その上物を完膚なきまで啼かせてやれッ!」

 

 群衆はジャンヌをさらに快楽の深淵へ追い込むべく、己の股間をしごきながらあなたを大声ではやし立てる。

 自分以外の男どもの下品な視線と歓声を浴びせられる不快感と独占欲を押しつぶすかのように、あなたはさらに凄まじい速度と威力で腰を叩きつけていった。ジャンヌの豊かな尻肉と乳が激しく打ち震え、愛液が白い泡となって弾け飛び、舞台の上へ飛び散っていく。

 

「んお゛っ”っほぉぉ”ぉ♡♡♡♡♡♡ ごっ、ご主人様ぁッ♡♡♡♡♡♡ 私は……私は貴方様だけの奴隷♡♡♡♡♡♡ 貴方様のおちんぽ様しか、いらないのぉ”おッ”♡♡♡♡♡♡ 小さい粗チンの雄なんて目に入らないのお”ぉぉ”っ♡♡♡♡」

 

 強烈すぎる性感の乱打に、ジャンヌはもはや理性すら保てなくなり、己の身も心も、そして永遠の性愛も捧げ尽くすと叫び続ける。

 ステージの下で己の陰茎をしごき倒し、必死に自分を見つめてくる群衆など、今の彼女の目には一切映っていない。至高の雄はただ一人、背後から自分を力強く貫き、支配し、愛してくれるあなたという絶対の主だけしか存在していないのだと証明するかのように、彼女はあなたの寵愛をすべて受け止め、激しい嬌声を響かせ続ける。

 観衆の興奮は留まることを知らず、客席のあちこちではあまりの倒錯的な光景と熱狂のせいで、自身の陰茎をしごき上げて我慢しきれず吐精する男たちが続出し始めた。

 舞台脇で体にぴたりと密着してまぐわっていた男女もまた、あなたたちの放つ凄まじい性交の熱波に押し流されるようにして、同時に激しい絶頂を迎えて倒れ込んだ。

 しかし、あなたとジャンヌの二人は、周囲のそんな狂乱など一切眼中にないと言わんばかりに、互いの肉体を貪り合う至高の性行為に没頭し続けていた。

 その凄絶な愛撫と突き込みを酒場の隅から静かに見つめていた一人の人物。身を隠すように深いローブのフードを目深に被った老人は、興奮に震える指先で髭を撫でながら、ぽつりと呟いた。

 

「……これほどの雄と雌……もしや、この者たちであれば……あの悲願を……」

 

 そんな周囲の思惑を余所に、あなたたちの行為は加速度を増して激しさを増していき、ついに本日二度目となる決定的な瞬間へ向かって突き進んでいく。

 あなたは背後から掴んでいたジャンヌの両腕を離すと、そのまま前方の豊満な乳房へと両手を回し、容赦ないほどに力強く鷲掴みにした。指肉が柔らかく弾力のある胸肉へ深々と食い込み、溢れた肉が指の隙間から盛大にはみ出す。胸を力任せに抱き寄せたことで、あなたとジャンヌの身体の距離はさらに密着し、汗ばんだ皮膚と皮膚が密に貼り付いた。

 そのままジャンヌが恍惚と絶頂に揺れる顔を後ろへと振り向かせると、二人の唇は吸い寄せられるように自然な動作で重なり合った。

 

「んむっ”……ぉ”ぉほぉっ”ぅぅぉ”ッッ♡♡♡♡♡♡ じゅるる”るぶぅっ”♡♡♡♡♡♡」

 

 互いの唾液をぐちゃぐちゃに交換し合い、熱い舌を深く絡め合わせ、両手で彼女の豊乳をむにゅむにゅと手捏ねるように揉みしだきながらも、あなたの腰の動きは一切留まることを知らなかった。凶器のごとき剛直で、ジャンヌの窄まった膣の最奥である子宮口を何度も何度も容赦なく打ち据え、穿ち続ける。

 観客たちが完全に狂乱し、壊れたように歓声をあげて囃し立てる中、あなたは今宵二度目となる凄まじい量の吐精を、ジャンヌの子宮口へ直接叩きつけるようにして豪快に浴びせた。

 

「んぶみゅむぅぅ”っぉぉ”っ”っ♡♡♡♡♡♡♡♡ むぐっぅ”ぅぉぉッお゛ぉおッ”♡♡♡♡♡♡♡」

 

 陰茎が太く脈打ち、灼熱の奔流が膣奥を満たしていく。その凄まじい熱量と流出の勢いに、ジャンヌはあなたに口を塞がれ、口内を舌で貪られながらも、塞がれた唇の隙間から淫らな声を漏らして悶絶する。全身を激しくガクガクと痙攣させ、絶頂の極上の余韻に浸りながら、彼女の秘部からは大量の潮がと勢いよく噴き出し、二人の足元と舞台の床を白く濡らしていく。凄まじいほどの性愛の一部始終に、観衆からは割れんばかりの喝采が巻き起こる。

 性感の余韻が体に満ちる中、あなたは舞台の袖に立つ酒場の店主へと一瞥をくれた。店主は言葉もなく、ただただ感嘆と畏怖の混ざった表情で深く頷いた。どうやら彼を満足させる演出はできたらしい。このあたりが頃合いだろうと判断して、あなたは舞台の締めを観客たちへ示してやることにした。

 ジャンヌの腰を持ち上げると、舞台の始まりで見せたあの体勢―――彼女を身体の前面で抱え込み、両脚を外側へ開かせるまんぐり返しの体勢へと戻す。再び披露されたのは、汗と愛液で艶やかに発汗し、湯気すら立ち上るほどに熱くなった極上の女体であった。

 愛しい雄に激しく揉みしだかれたことでカチカチに勃起し、ぷっくりと主張するいやらしい乳首。そして幾度も子宮を打ち据えられた秘部からは、収まりきらない白濁の精液がとろりと惜しげもなく溢れ出している。さらにその下には、二度の苛烈な射精を経てもなお一切衰えを知らず、太く硬くそり立つあなたの圧倒的な陰茎が、彼女の体の真下で雄々しく聳え立っていた。

 あなたは息を呑む観衆たちを見渡すと、腹の底から響く朗々とした声で宣言した。

 これこそがローマの真なる祭り、ローマの誇り高き営み、そして真なる『ローマの交尾』である。今宵この場所で刻まれた至高の情事を、死ぬまで決して忘れるな、と。

 

「うおおおおおおおッ!! ローマ万歳ッ!!」

「最高だ! 最高の夜だァーッ!!」

 

 観客たちは狂喜乱舞し、手拍子と喝采を響かせ、二人へ向けて無心の称賛の声を送った。

 抱え上げられたジャンヌは、二度目の絶頂の恍惚に浸りながらも、大勢の男たちに己の全てを晒し尽くされたという、屈辱的で背徳的な性感に全身をぞくぞくと震わせた。そして彼女は、自らの両手の指先を秘部へと伸ばすと膣口から溢れる精液を見せつけるように、己の手で恥部をくぱぁと左右に押し広げて、魂の芯まで蕩けたような可憐な笑みを浮かべる。

 

「ふふ……皆様、ご声援……ありがとうございました……♡♡♡♡♡」

 

 自ら秘部を開いて礼を述べたその瞬間、人前に痴態を晒した圧倒的な羞恥と背徳の快楽が弾け飛び、ジャンヌは舞台の上で三度目の絶頂へと達し、再び勢いよく特大の潮を吹き散らした。その潮を盛大に浴びた観客たちは、発狂せんばかりの歓声をあげてさらに盛り上がっていく。

 降り注ぐ歓声を浴びながら、ジャンヌは喜悦の笑みをいっそう深めていった。大衆の眼前で隠すことなく痴態を晒し抜く―――その狂おしい興奮を自覚し、かつて聖女と呼ばれた自分が、いまやあなた専用の淫らな肉奴隷へと堕ちきってしまったという事実に、彼女の胸は激しい背徳的な歓喜で満たされていくのだった。

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