港町での初公演を大盛況のうちに終えた性交劇団カルデアは、その翌日から本格的な巡業を開始した。
哲学者ディオゲネスがかつてローマから逃げ出してきたルートを、そのまま逆戻りするように、ペーシャ、タルクイーニャといった町を巡り、帝都ローマへと近づきながら各地で公演を重ねていく。
演劇の題材として選ばれたのは、史実の古代ローマでも広く親しまれていた古典的なギリシャ悲劇であった。とはいえ、劇作家の役目を押し付けられたディオゲネス自身がギリシャ劇にそこまで造詣が深くなかったことや、台本や演出の考案する時間という制約もあったため、演目はトロイア戦争にまつわる物語に絞られた。そして、それらはすべてこの狂乱のローマに合わせて大胆に改変・再構築されたのである。
改変とはすなわち、獣性と退廃に沈むローマの民衆に寄り添い、彼らが心の底から歓喜する形へとストーリーを捻じ曲げることだった。その結果として誕生したのは、主演を務めるあなた演じる物語の主人公が、原作で直面するはずだったあらゆる悲劇、絶望的な宿命、苛烈な苦難のすべてを、あまりにも力強く、情熱的で激しい性交のみで強引に切り抜けるという、圧倒的な快楽主義劇であった。
例えば、『アガメムノン』の正統な続編として『コエーポロイ』という演劇がある。本来であれば、父アガメムノンを殺された息子オレステスが、復讐のために実母クリュタイメーストラーと間男アイギストスの元を訪れ、血塗られた殺戮を完遂するという暗い悲劇だ。しかし、性交劇団の舞台ではそれが一変した。アガメムノンの息子に扮したあなたが、復讐対象たる実母と間男(に扮したステンノとエウリュアレ)を刃で殺すのではなく、己の圧倒的な肉柱によって徹底的に犯し抜き、その身も心も屈服させるという展開へ変貌。最後には二人の女神が観客の眼前で全裸でガニ股になり、無様にチン媚びを晒しながら永遠の性奴隷宣言をさせられるという、凄絶な淫乱劇と化したのである。
さらにその後の展開を描いた『エウメニデス』という作品もある。原作では、母殺しの罪に問われたオレステスを巡り、アテナ神やアポロン神といった神々が集って裁判を開き、法と秩序の審判を下すという神学的な討論が見せ場であった。だが、性交劇団の手にかかればどうだろうか。裁判の場に引き出され、自らの正当性を主張するオレステス(あなた)が突如として逆切れを起こすと、裁判官を務める三人の女神(ジャンヌ、ステンノ、エウリュアレ)をその場で次々と強引に押し倒し、圧倒的な性の猛威をもって徹底的に犯し尽くす。神々の理性を淫らなオホ声とともに溶かし去り、強引に裁判の全面的な勝利を勝ち取るという、前代未聞の荒唐無稽な大団円へと昇華されたのである。
このようなご都合主義と快楽主義が丸出しの舞台に対し、ローマの市民たちは惜しみない喝采を贈った。狂乱の瘴気に当てられ、単なる交尾と本能の満足だけを最大の日課としていた人々には、その行為を演劇という高尚な表現へと昇格させる発想が欠落していた。ただ無気力に本能を満たすだけの、変わり映えのしない退廃的な生活。そこに性交劇団は、鮮やかで華やかな大輪の花を咲かせたのだ。
単なる交尾に、過激で濃厚な物語という味付けを施し、至高の娯楽として提供する。ストーリー性を帯びた情熱的な性交と、その交尾の只中で繰り広げられる、あなたと女優たちによる激しくも愛に溢れた官能的なやり取りに、ローマの人々が熱狂しないはずがなかった。
公演を開始してから僅か四日。性交劇団がブラッチャーノ湖のほとりへと興行の場を移す頃には、彼らの名は怒濤の波及力をもって広がっており、いまやローマ近郊において、もっとも熱く、もっとも魅力的な存在として、皇帝の宮殿にまでその噂が届かんばかりの狂騒を引き起こしていたのである。
かくしてブラッチャーノ湖の澄んだ湖畔のほとりには、この日のために急ピッチで組まれた簡易的な木造りの特設舞台が聳え立っていた。
性交劇団の公演を心待ちにする地元の熱狂的な人々が、自発的に資材を持ち寄り、一夜にして築き上げた愛と欲望の結晶である。その客席側には、開演前にもかかわらず既に二百から三百人を下らない群衆が押し寄せていた。
人々は既に始まっている情熱的な舞台に向けて地鳴りのような歓声を上げ、熱気で興奮を抑えきれない男や女たちは、ある者は遠くから舞台の出演者たちへ熱烈な投げキスを送り、またある者はその熱に浮かれてその場で恥部を放り出して自慰に耽っていた。
舞台の上では、巡業の原点であり最大のヒット作でもある『アガメムノン』が再び上演されていた。この作品から成り立つ三部作は登場人物の配置が分かりやすく、ストーリー展開も極めて簡潔明瞭であるため、観客側にとっても受け入れやすく、演じる側にとっても立ち回りを合わせやすかった。しかし、いくらウケが良いとはいえ、二周目も寸分違わぬ内容でただ繰り返すだけでは、目の肥えた大衆の期待を完璧に満たすことはできない。観衆が求める以上の熱狂を引き出すには、常に魅惑的なサプライズを交えることが不可欠であった。あまりに刺激が強すぎる熱の入ったサプライズを仕込むのは、本来の演劇の作法からすれば邪道かもしれない。だが、皇帝ネロへの謁見を勝ち取るために急ごしらえで結成されたあなたたち性交劇団にとって、そこに何の躊躇も戸惑いも存在しなかった。
いま舞台上で繰り広げられているのは、原作には一切存在しない、劇団オリジナルの追加シーンであった。それは、トロイアを攻略したアガメムノンが、勝利の余韻に浸りながら故郷へと向けて海を渡る帰還の場面である。
アガメムノン演じるあなたが舞台中央の豪華な椅子へ堂々と腰掛け、その足元には、戦利品たるカッサンドラ役に扮した全裸のエウリュアレが控えさせられている。彼女の白く細い首には頑丈な皮首輪が嵌められ、そこから伸びる鎖のリードをあなたが力強く握りしめ、演出上で船へと乗り込んでいる状況を示していた。本来ならばそれだけの移動シーンであったが、あなたたちはそこに更なる淫靡で過激な改変を施していた。アガメムノンの偉大なる戦勝を称える軍楽隊を登場させ、彼女たちの功績に対してアガメムノンが直接、肉体的な褒美を授けるという、背徳的な展開へと昇華させたのだ。
豪奢な椅子に鷹揚に腰を下ろしたあなたの足元では、全裸のエウリュアレが自ら両脚をガニ股に大きく開き、無様に秘部を晒しながら、あなたの足に頬を摺り寄せて荒い息を吐いていた。彼女は自らの細い指先を可憐な割れ目へと深く突き入れ、観客の眼前で淫らに自慰をしながら、あなたの威容に酔いしれている。
そして、そのあなたの前には圧巻の光景が広がっていた。全裸のままチン媚びの体勢をとらされた、六人の艶やかな女性たちがずらりと横一列に並べられていたのだ。
彼女たちは全員、口に赤い猿轡を噛まされて声を出せず、目元には黒い布で目隠しを施され、両手は後頭部の後ろでしっかりと組み合わされている。さらに、観客席に向かって両足を大きく外側へと開いたガニ股の姿勢を強制され、愛液で湿りきった無防備な膣穴を、集まった観衆たちへ惜しげもなく見せびらかしていた。
その誰もが、豊満でいやらしい肉体の持ち主であった。はち切れんばかりに実った大ぶりの乳房、キュッと引き締まった腰から急曲線を描く豊満な尻、そして太腿の合間から芳醇な雌の香りを撒き散らす、濡れそぼった恥丘。
彼女たちはサーヴァントでも獣でもない——性交劇団を熱狂的に出迎えた、生粋のファンである一般の女性たちであった。
あなたは今回の公演のサプライズとして、劇団に熱烈な信仰を寄せるファンの中から選ばれた女性たちを直々に舞台へ上がらせ、演者の一員として演劇を進行させる手伝いをさせるという演出を敢行したのである。
目隠しと猿轡によって視界と声を奪われ、ただ全裸で開帳させられる快楽と恥辱に身を震わせる六人の女たち。その卑猥極まる軍楽隊の肉体美を目にした観客たちは、歓声を上げ、湖畔の特設舞台は今日一番の狂乱へと達しようとしていた。
あなたは六人の全裸の女たちに対して、我が勝利を称える音楽を奏でるようにと、朗々と通る声で命じた。
「んぉ”ぉっごぉ”っ♡♡♡♡♡♡ んぐぅぅ”ぅっ♡♡♡♡」
「ぅぅっオぉ”ぉッ♡♡♡♡ むんぅぅぅ”っっ♡♡♡♡♡♡」
軍楽隊役の女性ファンたちは、猿轡越しに興奮を隠しきれない獣のようなくぐもった声を漏らした。目隠しをされたまま後頭部で手を組み、ガニ股を保ちながら、彼女たちは命じられるままへこへことその場で必死に腰を前後に動かし始めた。
彼女たちが腰を振り立てるたび、はち切れんばかりに豊満な乳房が左右上下にたわわに揺れ、柔らかい肉が目まぐるしく波打つ。ガニ股に開かれた股間からは、濡れそぼった秘丘が擦れ合うジュプ、クチュという卑猥な粘着音が響き、飛び散る愛液が舞台を濡らしていく。
あまりにもいやらしく卑しい、正気とは思えぬ全裸の狂騒。しかし、すでに性交劇団の過激な演劇に慣れ、目の肥えた観客たちは、それだけでは物足りないとばかりに揶揄を飛ばす。
「おいおい! そんな大人しい揺らし方で音楽と言えるのかよ!」
「もっと乱れろ! もっと腰を振ってみせろ、雌豚どもッ!」
観客たちの熱狂的な野次と喝采が響く中、あなたは業を煮やしたように鷹揚な動作で席を立った。あなたが動きを見せた瞬間、観衆からは割れんばかりの歓声が巻き起こった。この後に、主役たるあなたによってどんな圧倒的な慈悲が与えられるかを悟ったからである。
あなたは横一列に並べられた六人の女たちの中心、中央に位置する最も豊満な肉体を持つ女の真後ろへと静かに佇んだ。
そして、迷うことなくその片足を片手で力強く掴み上げると、彼女を無理やり不安定な片足立ちの態勢へと固定した。露わになった彼女の太腿の合間、欲望に濡れそぼる膣口の真前へと、精強な威容を誇るあなたの一物の先端をピタリと合わせる。
「んぐぅぅぉ”っっほぉ”ぉっ♡♡♡♡♡♡♡」
押し当てられた一物の尋常ではない質量と怒涛の熱感を感じ取り、女は背筋を跳ね上げ、激しく息を荒げた。目隠しの裏で歓喜と恐怖に瞳を濡らし、全身の皮膚を粟立たせている。
あなたは片手で高く浮かせた女の脚をしっかりと支えつつ、もう片方の腕を彼女の細い腰から肋骨へと回し、抱きすくめるようにしてその豊満な胸を力任せに揉みしだいた。指先が柔らかい肉に食い込み、先端の尖った乳頭を情容赦なく捏ね繰り回す。
あなたは湖畔に集まった二百人の観衆に向かって、高らかに宣言してみせた。
王の音楽は、王自身の力によってこそ奏でられる、六つの極上の音楽と、甘美なる悲鳴を存分に愉しむがよい、と。
「おおおぉぉぉッ……!!」
観客たちの興奮が最高潮に達する中、あなたは片足立ちで震える女の耳元へと顔を寄せ、その鼓膜を震わせるように低く、酷情な声音で囁きかけた。いやらしく喘げ、雌便器、と。
「ふぅぅ……ふぅぅぅ……♡♡♡♡♡♡」
ただその一言の宣言を与えられただけで、女は全身の力を奪われたかのように痺れ、背徳的な性感を一瞬で跳ね上がらせて絶頂せんばかりに身を震わせた。己がただの演者ではなく、偉大な主の所有物たる便器として扱われているという無上の悦楽が、彼女の理性を吹き飛ばしたのだ。
あなたは間髪を容れず、彼女の狭く湿り切った膣の最奥へ向けて、逞しい陰茎を一気に根元まで突き差し込んだ。
「んぉぉぉっぎゅぉぉ”ぉぉ”ぉぉ”ぉっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
猿轡に遮られたくぐもった獣の絶叫が、喉の奥から激しく放たれる。
直接子宮口を穿たれた激痛と快楽のあまり、女の膣口からは「びゅっ、びゅるるっ!」と勢いよく大量の潮が吹き出し、あなたの太腿と舞台を激しく濡らした。
あなたは躊躇うことなく腰を力強く叩きつけ、絶頂に狂う女の膣壁を刮ぎ落とすように、奥深くから引き抜いては激しく突き上げるピストン運動を開始した。
「ぐぉぉぉ”っぎゅ”ぉぅぅ♡♡♡♡♡ んんお”ぉ”っ♡♡♡♡♡ ほぉぉっ”ぉおおおっ”っぉ”ぉぉ♡♡♡♡♡♡」
片足立ちのまま全裸で貫かれ、揉みしだかれながら無様に腰を跳ねさせるファンの女。その激しくも情熱的で手加減のない性交の迫力に、観客たちは拳を突き上げ、正気を失ったかのような歓声を湖畔の空へと響き渡らせる。
あなたが魅せる性交の激しさは、その横で無様に腰を振る他の女たちの興奮と嫉妬を否応なしに跳ね上がらせた。
「むぅぅ”ぉぉ”ぉ♡♡♡♡ んぐぅぉ”っぅ”ぅぅっ♡♡♡♡♡」
「んむふぅっ”っ♡♡♡♡♡ んん”っん”んッ”ぉぉ♡♡♡♡♡♡」
目隠しと猿轡を嵌められた残る五人の女たちは、次は自分こそ巨大な一物で貫いてほしいとばかりに、より淫らに、より情熱的に己の女体をうねらせた。
ガニ股に開かれた脚の間で必死に腰を突き出し、豊満な乳房を左右上下に激しく狂い揺らす。ひとりの女などは、溢れ出る悦楽のせいで興奮を高め、耐えきれないかのようにその場で小水を放ち始める始末であった。
「見ろよ! あの雌豚、小便垂れ流して出番を待ってやがるぞ!」
「おいおい! 次はあの女にしろ! 俺の目の前で犯してくれッ!」
客席からは罵詈雑言と剥き出しの欲望が混ざり合った激しい揶揄が女たちへ容赦なく浴びせかけられ、それを全身に浴びた女たちはさらに興奮を滾らせ、肉を激しく揺らめかせた。
あなたはそんな狂乱の渦の中心で、この場の誰よりも凄絶で情熱的な性愛を物語るかのように、片足立ちにさせた女を徹底的に犯し続けた。
「んほぉぉ”ぉっ♡♡♡♡♡♡♡♡ ぐぅ”ぅおぉぉぉ”っ”っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
人生で感じてきたあらゆる性感を遥かに凌駕する圧倒的な雄の猛威を叩き込まれ、女は絶叫を上げるしかなかった。支離滅裂な喘ぎ息を漏らし、下品に肉体を揺さぶられながら、その狭い膣道には威容たる雄の肉柱が途切れなく激しく出し入れされる。
英霊でも何でもないただの人間である彼女にとって、受容しきれる容量を遥かに超えた至高の快感。激しいピストンが子宮口を何度も容赦なく打ち叩くたび、女の理性は粉々に打ち砕かれ、身も心も一頭の無力な肉便器へと作り変えられていった。
やがて、肉柱の奥底から激しい熱の奔流が湧き上がるのを感じ取ったあなたは、貫かれた女に向かって高らかに問いかけた。
王の褒美は遍く王を支持する者たちへ与えられる、女よ、その最初の一人となりたいか、と。
「んむぅぅ”っっ”♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
言外に、膣内へ直接精液を注ぎ込まれたいか、と解釈した女は、歓喜のあまり狂ったように必死で頭を前後に揺らし、全身を痙攣させながら膣肉をぎゅうぎゅうと締め付けた。
あなたは観客たちの爆発的な熱意を全身で受け止めるように、一層激しく、力強く腰を打ちつけた。女はいやらしく全身を震わせて連続で絶頂を繰り返し、そして——あなたはついに限界を迎えた熱い白濁を吐精した。
「んんんんぉ”ぉっぉ”ぉぉほぉ”ぉぉぉ”ぉっ”っっ”っ”っっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
膣内の最奥へ迸る熱い命の奔流に、女はくぐもったオホ声の絶叫を漏らし、膣口から「びゅるるっ!」と豪快に潮を吹き散らした。観衆からは地鳴りのような喝采が巻き起こる。
しかし、あなたに一切の抜かりはなかった。
完全に射精が終わる手前で、あなたは女の膣から強引に陰茎をポコッと音を立てて引き抜いた。そして、激しく脈打ちながら残りの奔流を噴出させる陰茎を、そのまま観客席の最前列へと向け、残された白濁の撃ち出しを容赦なく浴びせかけたのである。
「きゃあぁぁぁっ♡♡♡♡♡♡♡」
「すっごぉい♡♡♡ すっごく濃い♡♡♡♡♡♡ なにこの精子♡♡♡♡」
前もって特等席である前列に招かれていた熱狂的な女性の観客たちは、降り注ぐ白濁の奔流を全身に浴びると、歓喜の悲鳴を上げた。彼女たちは肌や髪に付着した熱い精液を指ですくい取って恍惚とした表情で舐めとったり、ある者は指先に溜めたあなたの精液を、自らの濡れそぼった膣口へと擦り込み、押し込むようにしながらその場で激しい自慰を始める始末であった。
この阿鼻叫喚と歓喜が入り混じる至高の性の宴に気を良くしたあなたは、今なお熱い吐息を漏らしながら待機する他の軍楽隊役の女たちを一瞥しながら言い放った。
残る五つの音楽——私とともに、存分に楽しむがいい、と。
「おおおぉぉぉッ……!!」
「もっと見せてくれ! 全員犯してくれぇぇッ!」
観客たちの怒号のような歓声が湖畔に響き渡る中、指名されるのを待つ残りの五人の女たちは、次に訪れる至福の苦痛と快楽への期待でいやらしい女体を激しく震わせ、開かれた膣口から一斉に熱い愛液を、とろりと迸らせる。
こうして、ブラッチャーノ湖での公演もまた、大成功のうちに幕を閉じたのである。
湖畔での公演を大成功のうちに収めた性交劇団カルデアは、その夜、街道沿いの開けた平原で野宿の陣を張ることにした。
サーヴァントであるジャンヌや二人の女神、そしてあなたの脚力を以てすれば、帝都ローマまでの道程など一足跳びに踏破できる距離に過ぎない。しかし老身であるディオゲネスの体力や、何より「劇団と寝食を共にし、少しでも長くその威光に触れていたい」と熱烈に同行を志願してきた大勢のファンたちの歩調を置き去りにするわけにはいかなかったのだ。
遠くガリアの地で過酷な戦いを繰り広げているであろう仲間たちのことを想うと、このような牛歩のごとき行進には歯がゆい思いも胸を掠める。だが、民衆の熱狂を最大限に煽り立て、確実に帝都へその名声を轟かせるためには、この一歩一歩の興行こそが不可欠な布石であった。あなたは焦りを微塵も表に出さず、偉大な王としての堂々たる振る舞いを崩さぬまま、野営の指揮を執っていく。
夜風が心地よく吹き抜けるキャンプの中心地。あなたのために設えられた天幕の前に、一段高く高座の木製椅子が置かれていた。あなたはそこに鷹揚に腰掛け、寛いだ様子で自身の太い一物を放り出すと、滔々と小水を放ち始めた。
「あぁ、はぁっ……♡♡♡♡♡♡♡」
「嬉しい♡♡♡♡♡ ご主人様のお小水……♡♡♡♡♡♡」
その足元には、昼間の公演で軍楽隊役として手伝いをした六人の全裸の雌便器たちが、恭しく膝をついていた。頭上から降り注ぐ熱い小水を全身で受け止めながら、彼女たちは狂喜と悦楽に満ちた息を荒く漏らしていた。
公演の最中、六人全員があなたによって極限まで犯し尽くされ、子宮の最奥へ白濁をたっぷりと注ぎ込まれたことにより、彼女たちの魂は底の底まであなたへ屈服していた。彼女たちは自らの意志で、性交劇団の臨時スタッフとして参入することを志願したのだ。その対価たる報酬はただ一つ。巡業の夜ごとに、あなたの無責任で情熱的な孕ませ膣内射精を受け続けること、それだけであった。
昼間の激しい交尾によって注がれた大量の白濁が、今なお彼女たちの開いた膣口からポタポタと溢れ出し、放たれた小水と混ざり合って太腿を濡らしている。六人の女たちは顔面を小水で濡らしたまま、高座のあなたを見上げて深々と頭を垂れ、心からの感謝を口にした。
「尊きご主人様♡♡♡♡♡ 昼間は私たちのような卑しい者にまで極上の褒美を賜り、誠にありがとうございました♡♡♡♡♡♡」
「子宮の奥深く注がれたご主人様の熱い種子が、今も愛おしくてたまらないのです♡♡♡♡♡♡ どうぞこれからも、私たちをあなた様の動く便器として、幾らでもお使いくださいませ……♡♡♡♡♡」
「お給金など一切いりません……♡♡♡♡ 毎晩、あなた様のおちんぽ様を子宮で受け止めさせていただけるのなら、どんな過酷な雑用でも喜んで務め上げますわ♡♡♡♡♡♡」
彼女たちの完璧な隷属ぶりと、膣口から溢れ出る精液の光景に、あなたは深く満足して頷いた。
やがて小水を全て出し切ると、あなたは余韻に揺れる陰茎を横へと静かに向けた。待っていたと言わんばかりに、すぐさま傍らに控えていた全裸のジャンヌが滑らかな動きで跪いた。豊満な胸をあなたの膝元に預け、うっとりとした瞳であなたを見上げると、湿り気の残る一物を迷わずその温かい口内へと含んだ。
「んむぅぅ♡♡♡♡♡ じゅぴゅ♡♡♡♡♡♡ じゅるるるる……♡♡♡♡♡」
ジャンヌは両手であなたの太腿を優しく支え、溢れる愛意を込めて舌先を繊細に這わせ始めた。先端の尿道口からカリ首、そして筋に沿って丹念に舐め上げ、熱っぽい口淫でもって、あなたの陰茎を一つ残らず綺麗に清めていく。
「んちゅっ……ぷはっ♡♡♡♡♡ ご主人様……本日もお疲れ様でございました♡♡♡ このようにおちんぽ様を清めさせていただくことも、私にとって至上の幸福です……♡♡♡」
清められながらも、ジャンヌの温かい口腔の感触に再び熱を帯び始めるあなたの一物を、夜の篝火の光が怪しく照らし出していく。
ジャンヌが恭しく傅き、その豊かな唇と粘膜であなたの陰茎を清めている一方で、二人の女神姉妹の姿はここにはない。ステンノとエウリュアレの二人は一足早く天幕へと下がり、深く泥のような眠りについていた。昼間の興行において、六人のファンを犯し終えた後に繰り広げられた第二幕。そこで二人は、あなたの桁外れの絶倫ぶりによって文字通り壮絶なまでに犯し尽くされていた。あなたから注ぎ込まれた濃密な精液と胎内に満ちる魔力を吸収したことで、霊基そのものは満ちていたものの、肉体的な疲労は限界を超えていたのである。
並の英霊であれば壊れてしまいかねないほど限界まで追い詰めるあなたの圧倒的な肉体と底力。その猛威に心から震撼させられながらも、女神たる自分たちを容赦なく、それでいて狂おしいほどの情熱で愛し抜いてくれたことに、二人は深い恍惚と心服の言葉を残していた。
『……ふふ、本当に呆れたおちんぽ様だわ♡♡♡ 神であるこの私を、ここまで容赦なく泥のように疲れ果てさせるなんて♡♡♡ でも……悪くないわね♡♡♡ これほどまでに私を愛し、満たしてくれる男なら……ずっと愛してあげてもいいかしら♡♡♡ もちろん、メデューサを見つけてくれたらの話だけど♡♡♡』
『……まったく、生意気なおちんぽ様ね♡♡♡ この私をこんなにヘトヘトにして、もう指一本動かせないじゃない♡♡♡ でも、感謝しなさい♡♡♡ 私をここまで屈服させたこと、誇っていいのよ♡♡♡ 私の勇者、大好き……♡♡♡』
そう言ってうっとりとした笑みを浮かべ、天幕の中で互いに体を寄せ合ってすやすやと眠りについた二人の姿を思い返し、あなたの口元には自然と笑みがこぼれた。
やがて、丁寧に口腔を使って陰茎を清め終えたジャンヌが、ぽんっと愛らしい音を立てて口を離した。彼女は濡れた唇を拭うこともせず、恍惚に満ちた表情であなたを見上げると、その豊満な女体全体を預けるようにして正面からぎゅっと抱き着いてきた。
「ふふっ♡♡♡♡ 今宵もあなた様の温もりに触れられて……私、本当に幸せです♡♡♡♡ 愛しています、ご主人様♡♡♡♡♡」
豊かな質量を誇る乳房があなたの体に力強く押し潰され、柔らかい肉の感触とジャンヌ固有の甘い雌の香りが鼻腔をくすぐる。見返りを求めず、ただ純粋にあなたという存在そのものを愛し、全身全霊を捧げようとするジャンヌの温もり。あなたは彼女の深い愛を受け止めるように、そのしなやかな背中に腕を回し、力強く優しく抱き返す。
劇団の主役を務める男女ふたりが織りなす、あまりにも睦まじく神聖な愛の交歓。その光景を、足元に跪く六人の雌便器たちは、まるで神々しい尊きものを仰ぎ見るかのように、熱の籠もった吐息を漏らしながらじっと見つめていた。彼女たちにとって、性交劇団の中で最も華やかで美しく、そして官能的な瞬間。すなわち、あなたとジャンヌが心と体を真に重ね合わせ、深い愛を交わし合う様を間近で鑑賞することは、何物にも代えがたい至上の幸福となっていたのである。単に本能のままに交尾し、鬱憤を晴らすだけの獣的な欲求ではない。二人の姿を通して、彼女たちの心には自分以外の誰かの愛を尊重するという、この特異点から失われかけていた文明的で人間らしい美しい感性が、再び取り戻されつつあった。
あなたはジャンヌを抱き締めながら、そのままの手を彼女の背中から腰へ、そしてさらに下へと滑らせた。彼女の豊満で張りのある尻肉を両手で力強く掴み取ると、左右へ大きく押し開くようにして情熱的に揉みしだく。
「ああんっ……♡♡♡♡ お尻、もっと触ってください……♡♡♡」
ジャンヌは甘い喜悦の息を漏らし、あなたの荒々しくも愛のこもった手つきを全身で受け入れた。
あなたが指先に力を込めて尻肉を左右へ開くと、彼女の隠された最深部——可憐に引き締まった尻穴と、愛液で濡れそぼり、うっすらと赤く充血した美しき膣口が、月光の下でぱっくりと露わになった。
ジャンヌは拒むどころか、むしろ誇らしげに腰を反らせ、遠巻きに天幕の隙間や陰から覗こうとしている他のファンや劇団員たちに向けて、己の最も淫らで秘密めいた秘部をたっぷりと見せつけた。
「あはぁ……♡♡♡♡ 存分に見てください♡♡♡♡ これが、ご主人様だけに捧げられた、私の卑しい雌奴隷まんこです……♡♡♡♡」
白く滑らかな尻肉の丘と、その中央で湿り気を帯びて妖しく開く二つの穴。聖女の面影を残しながらも、あなたの愛によって肉感的な雌へと開花したジャンヌのいやらしい姿に、周囲で見守る者たちは息を飲み、下腹部に熱い塊を滾らせた。
するとそこへ、足音も軽やかにひとりの老人が歩み寄ってきた。プロモーター兼劇作家を務めるディオゲネスである。彼は今宵も葡萄酒入りの杯を煽り、すっかり上機嫌で顔を赤く染めていたのだった。
「今日もよくやったな。あれは実に良き改変であったぞ。まさかアガメムノンが妻とその奴隷を同時に犯す流れになるとはな。孕ませるよう懇願しつつ下品に喘ぐ女たち姉妹。……うむ、実に眼福であった。その肉感的な美貌を存分に駆使したと言えよう!」
ディオゲネスは酒をゴクリと飲み干すと、愉快そうにそう言った。
その言葉を受け、あなたの首に腕を回して身を寄せていたジャンヌが、うっとりと頬を染めながら答える。
「ふふ……これもすべて、ご主人様の偉大なるおちんぽ様の為せる技のおかげです♡♡ この方の至高の絶技の前には、私どものような雌奴隷はただおまんこを差し出して、ご主人様に無心の愛をお返しすることしかできません♡♡
……そうですね、皆さん?」
ジャンヌが優しく視線を落とすと、あなたの足元や周囲に集まっていた六人の雌奴隷たちは
口々に同意の声を上げた。
「はいっ……♡♡ まさにジャンヌ様の仰る通りですわ♡♡」
「ご主人様のおちんぽ様は、私たち人間の女の常識を遥かに超えた神聖なる存在♡♡ あんな素晴らしい一物で貫かれたら、女はもうただの肉便器としてひれ伏すしかありません♡♡」
「ご主人様♡♡ どうぞ私たちを、どこまでもあなた様のお命のままにお使いくださいませ♡♡」
彼女たちが顔を小水と精液で濡らしながら無条件の崇敬を捧げる様子に、ディオゲネスは満足そうに大きく頷いた。
「良いぞ良いぞ! それでこそ性交劇団の誇る絶対の主演! このローマで最も華やかで強靭な雄よ! いよいよ帝都ローマに乗り込むのに相応しい、圧倒的な風格と威光が身に宿ってきたというわけだ」
「ではディオゲネスさん、明日は予定通りチェザーノへ進むのですか?」
ジャンヌの問いに、ディオゲネスは酒を傾けながら首を横に振った。
「いや……今の勢いは、この私が当初想像していたものを遥かに上回っておる。一部の工程を前倒しにするとしよう。このまま一気に南へ進み、オッタビアへと直接向かう。そしてその次は……いよいよローマだ。偉大なるこの国の首都、皇帝の膝元へ乗り込むぞ」
「ローマ……! いよいよ帝都へと……!」
それを聞いたジャンヌ以外の女たちは、一瞬で顔を輝かせて色めき立った。彼女たちはローマの大舞台で繰り広げられるであろう、あなたたちの愛と美に満ちた官能的な演劇の光景を夢見るように、甘い溜息を漏らす。
そのうちの一人の女が、耐えきれないといった様子であなたの膝元へ縋りつき、顔を擦り付けながらあなたの偉大さを狂おしく称えた。
「あぁ……ご主人様♡♡ あなた様の壮絶で美しいお姿を、ついにあのローマでもお披露目されるのですね♡♡ なんと素晴らしきことでしょう♡♡」
他の五人の女たちも、あなたとジャンヌが互いに強く抱き合っている睦まじい邪魔をしないよう巧みに配慮しながら、空いた膝の横や太腿の隙間へと滑り込むように己の柔らかな女体をすべり込ませてきた。豊満な胸や温かい太腿があなたの全身に押し付けられ、甘い雌の芳香が夜風に乗って鼻腔を満たす。
全身を柔らかく淫らな女たちの肉体に囲まれ、あなたは雄としての充足感を覚えた。しかし、あなたは抱きしめるジャンヌの背中を撫でながら、ふと気になった疑問をディオゲネスへと投げかけた。
このまま勢いに乗ってローマへと進出したところで、果たしてあの皇帝陛下が自分たちのような劇団に直接お会いしてくれるだろうか、と。
そのあなたの問いかけを聞いた瞬間、周囲の女たちは再び色めき立った。
「えっ……!? こ、皇帝陛下……!?」
「まさか……ただローマで公演を行うだけでなく、皇帝陛下に直接お目にかかるおつもりなのですか……!?」
彼女たちは、まさかあなたたちの真の目的が特異点の核心たるネロに接近することだとは露ほども知らない。ただ純粋に、自分たちの愛する主人が、この国の頂点たる皇帝にまでその存在を示そうとしているという壮大な野望とスケールの大きさに、言葉を失うほど感動したのだ。
女たちは感極まった表情で、ますますあなたへ心服し、己の豊満な女体をあなたへと押し付け合う。
「あぁ……なんという偉大なお方♡♡♡♡ 私たちの選択に間違いはなかった♡♡♡♡」
「ご主人様……♡♡♡♡ あなた様こそが、この世界で最も尊いお方ですわ♡♡♡」
感極まりすぎた何人かの女は、胸の高鳴りと下腹部の猛烈な疼きに耐えかね、その場で己の割れ目に手を伸ばして激しく自慰を始め、あなたという絶対的な雄に侍ることができる無上の喜びにうっとりと浸っていく。
そんな女たちの狂躁を余所に、ディオゲネスはニヤリと試すような笑みを浮かべた。
「ふむ……明日も良い演技ができればの話、だがな。無論、今のお前さんたちを心配してはおらん。ローマの近くに集う連中は、ここいらの民よりもずっと過激で本能的な奴らの集まりだ。お前さんらがいつものように激しく交わり、濃厚な愛を叩きつけるだけで、奴らは狂喜乱舞して盛り上がるだろうよ」
「……しかし、それでは意味がありません」
ジャンヌはあなたの胸に顔を埋めたまま、毅然とした静かな声で言葉を重ねた。
「単に大衆を盛り上げるだけでは不十分です。皇帝陛下に直接お会いし、その心を動かすには……皇帝陛下ご自身を心の底から満足させるだけの、特別な演劇を作り上げねばなりません」
「ほう? 今の演劇、あの『アガメムノン』の改変だけでは不満だと言うわけか。となると、なんだ? この私に……さらに新しい演劇を作れと言うのかね? 他人の家の前で堂々と放尿をするくらいしか能がない、この哀れな老人に?」
ディオゲネスはわざとらしく肩をすくめ、試すような怪しい笑みを深めたが、すぐに酒を煽って冗談めかした調子で笑い飛ばした。
「ま、お前さんたちが次の演劇のネタをくれたら作れんこともないがな。……とにかく! 今夜はこの宴を存分に愉しむがいい。おっと……お前さんの場合は、周りの女どもをしっかりと満足させてから、だな!」
ディオゲネスはそう言ってカラカラと快活に笑いながら、暗がりの中へと静かに去っていった。
残されたあなたは、夜空を見上げながら思案する。皇帝ネロを満足させるだけの演劇とは、一体いかなるものであるべきか。
史実における皇帝ネロは、大層な芸術愛好家であり、とりわけ古代ギリシャの文化や美学に対して並々ならぬ造詣と執着を持っていたとされる。性交劇団がギリシャ悲劇を題材として演劇を組み立ててきたのも、元はそのあたりの嗜好を狙い撃ちするための戦略であった。しかし、ディオゲネスの見立てによれば、ネロの心を完璧に射抜くためには、現在の演劇をもう一段階、より高く過激な領域へと昇華させねばならないらしい。さて、次はいかなる物語を紡ぎ、いかなる性愛の姿を提示すべきか。
ともあれ、今はあの老人が言い残していったことを完遂するのが先決であった。
あなたの全身に擦り付けられる女たちの芳醇な媚態と、その甘い息遣いにあてられ、あなたの陰茎には再び力強い情熱と熱気が宿り、威風堂々と立ち上がり始めていた。
あなたは周囲に侍り、息を荒げている雌奴隷たちを見下ろすと、静かに言い渡した。媚びよ、相応しい慈悲を与えてやる、と。
「あぁぁっ……なんという慈悲深い方♡♡♡♡」
「ご主人様……♡♡♡♡♡♡ ありがとうございます♡♡♡♡」
あなたの言葉に女たちは歓喜の悲鳴を上げると、一斉にあなたの前に横一列となって整列した。そして迷うことなく地面へ仰向けに寝そべると、自らの両手で膝を抱え込み、股間を極限まで押し開くまんぐり返しの態勢を取った。
「見てくださいませ……♡♡♡♡ 私たちの卑しいおまんこを……♡♡♡」
「ご主人様のおちんぽ様に絶対服従いたします♡♡♡♡ どうぞ、私たちのおまんこでお好きなだけお気持ちよくなって、たっぷりとお射精をなさってくださいませ……♡♡♡♡」
月光の下、ずらりと並んだ六人の全裸の女体が、豊満な乳房を左右へ垂らし、愛液で濡れそぼった小豆色の割れ目と無防備な膣口を、露骨かつ淫らに見せつけている。
あなたはその圧倒的な痴態の列を組み伏せようとして、ふと、その並びの一番端でジャンヌまでもが同じようにまんぐり返しの姿勢を取っていることに気がついた。
彼女の豊乳が重力で左右へ豊かに広がり、はしたなく濡れそぼった秘部があなたに向けて全開にされている。
己の恥部を隠すこともなく、いやらしくも情熱的に媚態を見せつける彼女の姿に、あなたは愛おしさと愛欲を覚え、優しく微笑むと彼女の上へとゆっくり覆いかぶさった。
「あぁ……ご主人様……♡♡♡♡♡」
周囲の六人の女たちからの羨望と熱烈な期待の視線を一身に浴びながら、ジャンヌは胸を詰まらせ、至福と喜悦に溢れた美しい微笑みを浮かべた。そして、あなたへ向けて絶対的な性愛と尊崇の言葉を告げたのである。
「ご主人様……私の身も心も、そしてこの卑しいおまんこも……すべてはあなた様だけのものにございます……♡ どうぞ、私の中で一番お気持ち良くなって……あなた様の愛を、私の子宮に深く深く注ぎ込んでくださいませ……♡ 私、ご主人様の肉便器になれて……心から幸せにございます……っ♡♡」
その無限の愛と服従の告白に応えるべく、あなたは一切の躊躇なく、ジャンヌの愛液で満ちた膣の最奥へ向けて、猛然と巨大な陰茎を突き刺し、貫いた。
「オっぉ”ぉほぉ”ぉぉぉぉぉ”おおぅ”ぉ”っっ”っ♡♡♡♡♡♡♡」
子宮口をダイレクトに強打されたジャンヌの口から、夜空をどこまでも引き裂くような、あまりにも下品で、あまりにも絶大なオホ声の絶叫が放たれた。
ズコッ! ズチュッ! と肉と肉が猛烈な勢いでぶつかり合う卑猥な打撃音と、周囲で者たちが興奮のあまり上げる歓声が混ざり合い、静まり返るローマの夜空へとどこまでも響き渡っていくのだった。
ローマ帝国の首都、ローマ。
朝の光が差し込むその街並みは、かつての栄華を誇った壮麗な都の面影を残しつつも、瘴気と狂乱によって退廃の底へと沈んでいた。白大理石の列柱や神殿の破風は薄汚れて傷つき、路上にはいつ終わるともしれない乱痴気騒ぎの名残りが散らばっている。朝靄の中で気怠げに身を寄せる男と女たち、本能の赴くままに路上で交尾を貪る人々、そして理性を失い獣の眼光を蠢かせる兵士たち。そこはまさに、秩序が瓦解し、ただ欲望と獣性だけが渦巻く狂気の都であった。
そして都の政治的中枢である元老院議事堂から少し離れた重厚な建物の陰から、レフ・ライノールの姿が自然体に、しかし魔術的な術理によって完璧に気配を断ちながら現れた。
皇帝ネロの縄張りで動いている以上、このような姑息な気配遮断など意味をなさないかもしれない。だが、それでもやっておくに越したことはない。少なくとも皇帝の周りを徘徊する狂ったた獣たちの目を眩まし、わずかな時間を稼げるだけでも儲けものというものだ。
彼がこうして人目を忍んでいるのは、いざ皇帝に対して反乱を起こす時に備えた、入念な事前準備を仕込んでいるからであった。その時が来れば、このローマには史実でいうところの二年前に巻き起こったあの大火にも匹敵する、いや、それを遥かに凌駕する惨絶な地獄絵図が繰り広げられるだろう。その時に灰燼と化して死んでいくのは、もはや人間であることを自ら捨て去った愚かな獣どもに過ぎない。魔神柱たる己が、そんな愚昧な命の消耗をどうして気にする必要があろうか。
無論、計画の準備を着々と進める傍らで、レフはローマの統治に関する政務を執り行った。ローマ皇帝という絶対的な存在によって生かされている己の立場の危うさと脆さを、存在の消滅という最悪の形で味わう羽目になるくらいなら、ローマを再征服することに余念を欠かすことはなかった。
先日、シチリア島を制圧したのを機として、遠征中の人間と獣人の混合軍はその足で地中海を渡り、カルタゴへと派兵することが決定していた。かの地は対ローマ連合の一角を成す強大な派閥であるが、そこを再び制圧することができれば軍を北上させてスペインへ上陸させ、その先にあるガリア地帯を背後から強襲することができる。軍事行動がそこまで進めば、ガリアの再征服も時間の問題だ。現地勢力に肩入れする人理側の英霊、ひいてはカルデアの勢力は追いつめられ、窮鼠のごとく乾坤一擲の逆転を狙いにローマへ強襲を仕掛けてくるだろう。それこそが、レフの本当の狙いだった。敵の最精鋭たる英霊たちに、無理やりにでもローマに攻め入らせる状況を作る。そうしてカルデアとローマ皇帝が対決する状況になったら、ローマの至るところに破壊工作を仕掛けて、壊滅的な混沌を生じさせて、この特異点を脱出する。仮初の戦略と戦術はすべて、人理焼却を達成するための布石なのだ。
レフの本音としては、今すぐにでもカルデア側にローマへ進軍してきてほしい。日を追うごとに妖星の力に侵食され、この身は人間の構造を保つ時間が日に日に少なくなっている。いずれ末期に至れば、人間の身に戻ることもできず、どろどろに融けた肉のように魔神柱としての肉体構造が崩壊するだろう。そんな羽目になる前に事態を好転させたいのだが、カルデア側は遅滞戦術でも決め込んでいるのか、いつまで経ってもローマを目指して進軍してこない。そのことにレフは猛烈な苛立ちを募らせており、それ故に状況を強引にでも変えようと、許される限りあの手この手を尽くしていく。レフは日々、周囲のあらゆる状況と駒を利用する算段をつけるのに必死であったのだ。
そうして冷徹な思考を巡らせながら皇帝の待つ宮殿へと向かっていた、そんな時である。
「レフ様! ……レフ様!」
声をかけてきたのは、この退廃した都において奇跡的に未だ理性の一端を留めているローマの文官であった。とはいえ、彼もまたこの特異点の狂気に毒されており、身に纏っている衣類といえば腰布代わりの薄い前掛け程度。その目元は常に飢えた獣のようにギラギラと怪しく光っていた。
レフは脚を止めず、不快感を隠そうともせずに冷たく応じた。
「……報告は手短に済ませろ。陛下の気まぐれに付き合うだけでも酷く骨が折れるのだ。私には山のように片付けるべき公務がある」
「はっ、では手短に。……レフ様、近頃噂になっております『性交劇団』なるものをご存じでしょうか?」
「……精巧、だと? からくり人形の類か」
噛み合わぬ会話にレフが眉をひそめると、文官は前掛けを揺らしながら、大真面目な顔で言葉を補った。
「いえ、男と女が交わる方の『性交』でございます。文字通りの性交劇団にございます」
「……正気か? なんだその頭の悪そうな名は。聞いたこともないが、一体どういう集団だ」
「文字通り、舞台の上で観客の前に全裸を晒し、演劇の体を取りながら交尾を披露する者たちでございます」
「……こんな世の中だというのに、いよいよ世も末だな。どこの愚か者がそんな見世物を始めたというのだ」
「それが……彼らの正体は未だ掴めておらず。噂によれば一週間ほど前、アンセドニアの港町で初公演を開いて爆発的な人気を博した後、東へ巡業しながら現在はオッタビアに滞在しているとか。市民たちの狂熱は留まる所を知らず、一応お耳に入れておこうかと……」
レフは心底呆れたように深く息を吐き、苛立ちを隠そうともせずに吐き捨てた。
「……それで? その愚か者どもは反乱でも企んでいるのか? 演劇と称した見世物の裏で、何か不穏な動きでも見せているのかと訊いている」
「不穏な動き、でございますか? いえ……特に何も。本当に、舞台の上で凄まじく情熱的に交尾を繰り広げているだけにございます」
「もういい、話を聞いているだけで頭痛がしてきた。つまりお前は何が言いたいのだ」
「はっ……以前、レフ様がおっしゃっていたのを思い出したのです。『カルデア』と名乗る者たちが現れたら警戒せよ、と。
……レフ様、その劇団の名もまた『カルデア』。彼らは自らを『性交劇団カルデア』と名乗っているのです!」
「…………おい。もう一度どんな連中なのか言ってみろ」
「はっ! 構成員は劇作家の老人が一人、息を呑むほどの美貌を持った双子の姉妹、そして清純な雰囲気を漂わせた美女が一人。そして彼女らを従え、恐ろしいほどの精力で交尾を先導する逞しい男が一人……。手配師に描かせた人相書きも持参してございます!」
文官は懐から丸められた粗末な羊皮紙を取り出すと、恭しく両手で掲げ、レフの眼前で広げて見せた。
そこに描かれていたのは、あまりにも写実的かつ下品なタッチの一枚の絵であった。威風堂々たる男が、二人の美しき女神のような姉妹と清純な聖女を両脇に抱え、狂喜乱舞する群衆の前で盛大に交尾を繰り広げている構図である。描かれた人物たちの顔立ちには、レフの知るカルデアのマスターや英霊たちの面影が嫌というほど確かに残されていた。
「………………」
羊皮紙に踊る下品な狂乱の図と、そこに踊る『性交劇団カルデア』の文字を凝視したまま、レフは完全に絶句した。人理修復を目論むカルデアのマスターや英霊たちが、まさか全裸で舞台に立ち、大衆の面前で交尾を繰り返しながらローマへと向かって進軍しているなどと、どのような魔術的思考を巡らせても理解の範疇を超えていたからである。
「…………………意味が分からん」
彼の計画の計算式が、根底から音を立てて崩れ去ろうとしていた。
レフが混乱のあまり絶句していたのと、ちょうど同じ刻。
ローマの目と鼻の先に位置するオッタビアの町では、空気を揺るがすほどの怒涛の歓声が巻き起こっていた。群衆の視線と熱狂が一点に集まるその先には、広場に設けられた頑丈な石造りの特設舞台——すなわち性交劇団カルデアの姿があった。
舞台の上では、完全なる裸身を晒したと劇団員たちが淫らな光景を繰り広げていた。
中央に君臨するあなたの足元には、臨時スタッフとして同行する六人のファンである女たちが、全裸のまま恭しく膝をついていた。昼間から繰り広げられた激しい交尾によって、彼女たちの豊満な女体は性感と歓喜で真っ赤に高揚し、火照った肌には薄っすらと汗が滲んでいる。ガニ股気味に開かれた太腿の合間、濡れそぼった小豆色の膣口からは、あなたによって子宮深く注ぎ込まれた白濁の精液がポタポタと絶え間なく溢れ出し、石造りの床を汚していた。
その彼女たちの前には、司祭役に扮したステンノが立っている。彼女の衣装と言えるものは、可憐で華奢な首元に巻き付けられた一本の白いスカーフのみ。可憐なバストと引き締まったウエスト、そして愛液で湿り気を帯びた秘丘が観客の眼前に無防備に晒されている。
舞台袖には、出番を待つジャンヌとエウリュアレの姿があった。どちらももちろん全裸であり、ジャンヌの豊乳と聖女らしからぬ肉感的な腰つき、そしてエウリュアレの可憐で背徳的な裸身が、控えているだけでも観客たちの欲望を強烈に刺激していた。
ステンノの隣には、分厚いローブが滅茶苦茶かつ複雑極まる結び目で幾重にも巻き付けられた重厚な木箱が置かれ、その上には鞘に収まった一振りの美しく重厚な装飾剣が立てかけられていた。
いま性交劇団が上演しているのは、かの高名な征服王、アレクサンダー大王にまつわる有名な逸話『ゴルディアスの結び目』であった。
ステンノは司祭として凛とした声を響かせ、あなたを見つめた。
「……この難解極まる結び目を解いた者こそが、アジアを、そしてこの世界のすべてを統べる絶対の王となると伝えられています。今日に至るまで数十年、数多の王やそれを名乗る者がこの地を訪れましたが、一人たりともこれを解くことができた者はおりません。
……果たして、あなたにそれができるでしょうか?」
アレクサンダー大王役に扮するあなたは、その問いかけを聞くや否や、迷うことなく台座から剣を取り、一瞬で鞘から引き抜いた。そして一閃。閃光のごとき一刀両断によって、重厚な木箱ごと複雑に絡み合う結び目のすべてを力任せに切断してみせた。
バッサリと切り捨てられたロープが床に転がる中、剣を優雅に鞘へ収め直しながら、あなたは観客とステンノへ向けて朗々とと言い放った。
世界を制覇せんとする王にとって、このような世迷い言のごとき謎かけに対する答えはただ一つ。世界を統べる王自身が正しき解を定めるのだ。王を試すのは卑しい縄などではなく、世界そのものに他ならない。よくもこの王の真意と度量を試そうとしてくれたな、卑しき雌め。不敬の罪として、この場で徹底的に成敗してくれよう——と。
「あっ……♡♡♡♡♡♡♡♡」
その言葉が始まりの合図であった。
あなたの足元に控えていた六人の女のうち、二人の豊満な女が即座に立ち上がると、ステンノの両腕を逃がさぬよう力任せに取り押さえた。そして彼女の体を空中へ抱え上げると、観客席へ向けてガニ股で恥部を全開にさせる、まんぐり返しの姿勢を強制的に取らせる。
これから何が執り行われるかを瞬時に理解した観衆たちは、熱狂の声を上げた。
あなたは二人に支えられたステンノの目の前へと一歩踏み出し、見事に怒張し屹立した雌殺しの巨根を、彼女の濡れそぼった膣口の割れ目へとあてがった。そして一切の手加減なく、一気にその最奥の子宮口まで深々と貫き通したのだ。
ズドッ——!! という凄まじい肉の打撃音が舞台上に響き渡る。
「んほぉぉぉぉ”ぉっぉ”っ”っッ♡♡♡♡♡♡」
狭い膣壁が強力な質量によって強引に押し広げられ、敏感な性感帯が根こそぎ潰されていく破壊的な快感。その圧倒的な雄の暴力に対し、女神ステンノは被虐的な喜悦の深淵へと一瞬で突き落とされ、公衆の面前であることを失念した下品極まる獣のようなオホ声の絶叫を夜空へ放った。
あなたは一切の猶予も与えず、腰を猛然と振り立てて凶悪なピストン運動を開始した。
「んぐっぉぉ”おぅぅぉぉっ♡♡♡♡ ほぉぉ”っぉぉっ♡♡♡♡ 勇者、様ぁっ♡♡♡♡ おちんぽ様ぁぁっ”っ”♡♡♡♡♡♡」
激しく肉と肉がぶつかり合い、粘膜が擦れ合う卑猥な水音が高らかに響く。あなたは女神としての誇りも理性も削ぎ落とすように、ステンノを急速に絶頂の限界へと追い詰めていく。雄の本位による乱暴でありながら、狂おしいほどに情熱的なこの交尾の演劇を目の当たりにし、観客たちは拳を突き上げて大いに盛り上がった。
ステンノの肉体を固定している二人以外の舞台上の女たちは、目の前で繰り広げられる至高の交尾と漂う雄の匂いにうっとりと陶然とした面持ちとなり、耐えきれずにその場で自らの割れ目に指を突っ込んで自慰を始め、甘い喘ぎ声を漏らし始める。
大衆の視線が突き刺さる公衆の面前で、女神としての至高の美を易々と披露させられて、その美を圧倒的な雄の肉柱によって無残に踏み躙られ、所有物として徹底的に犯され尽くす。その背徳的で至上の性感に、ステンノは魂の底から完全にのめり込んでいった。
「すごい……すごいわ♡♡♡♡♡ 私……私はもう、あなた様だけの雌豚……永遠の性奴隷よぉっ……♡♡♡♡♡♡」
ステンノは瞳を大きく見開き、絶叫とともにあなたへの永遠の屈服と隷属を誓った。
直後、子宮を激しく叩かれた彼女の膣口から「びゅるるるっ!」と大量の潮が吹き出し、観客の歓声とともに石造りの舞台を鮮やかに濡らし尽くしたのだった。
カルデア側と契約していない、人理によって召喚された女性の英霊が、特異点内で不特定多数の人間(現地人など)との間で性的関係を結ぶのは、アリか。
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有り(輪姦、和姦問わず)
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有り(和姦のみ)
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無し(主人公側の性行為だけ書いてほしい)
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なんでもいいかヌかせて!