夜の街の喧騒から切り離された静かな住宅街。その一角にあるアパートの一室へ、柴は各務に促されるまま足を踏み入れていた。
玄関のドアが静かに閉まり、カチャリと鍵の掛かる金属音が狭い空間に響く。
各務は柴の肩から手を離すと、壁のスイッチに手を伸ばして部屋の明かりを点けた。必要最小限の家具だけが整然と並ぶ、生活感の薄い部屋。
彼女は荷物を床に放ると柴に水を飲ませる。
一重瞼の切れ上がった瞳が、柴の巨体をまっすぐに見上げる。
「汗、かいてしまいましたね」
各務は自身の肌に薄く浮いた汗を指先でなぞりながら、艶然と笑みを浮かべた。
「先にシャワー、浴びませんか。それとも……一緒に流します?」
誘いかけるような言葉を口にしながら、各務の指先はすでにブラウスのボタンへと伸びていた。
指先が細かく動き、ボタンが一つ、また一つと外されていく。きっちりと締め切られていた生地が左右に開き、そこから覗く張りのある白い肌と、深い谷間が露わになった。
驚きと困惑で硬直する柴の目の前で、彼女は躊躇うことなくその衣服を肩から滑り落とす。
きめの細かい白い肌が室内の淡い光を浴びて艶やかに輝き、その圧倒的な質量は、彼女の細い胴回りとの対比でより一層際立って見える。重みに逆らうようにして綺麗な弧を描くその柔肉は、各務が小さく呼吸をするたびに、生き物のように豊かに揺れた。
各務は視線を外さないまま、さらに手を後ろへと回し、残されたブラジャーのホックに手をかける。柴は視線を釘付けにしたまま、ゴクリと喉を鳴らすしか無かった。
「……見惚れてくださるの、嬉しいです。ですが、」
各務は視線を外さないまま、パチリとブラジャーのホックを外した。枷から解き放たれた乳房が、ばるんとブラの向こう側で弾む。一瞬だけ覗いた色素の薄い乳輪が、柴の網膜に焼き付いた。
「どうしますか?」
「…は…?…ぇ、う」
「ご一緒……しますか?」
柴が震える声で承諾してしまうと、各務は遂にブラジャーを完全に取り外した。
姿を見せた各務の乳房はその重みを表すかのように たぱん、と震えると桃色の先端だけが重力に抗うかのように鎮座する。
柴は突然のストリップに完全に圧倒され、戸惑いと猛烈な興奮が混ざり合ったまま、その場に立ち尽くすしかなかった。酒の熱が抜けかけていた身体の芯から、別の熱い血潮が急速に湧き上がってくる。
その視線は、眼前に迫る各務の圧倒的な爆乳の質量に釘付けになっていた。
やがて、彼女の涼しげな瞳が柴の下半身へと向けられた。仕立ての良いグレーのスラックスのフロントが、隠しきれない雄の本能によって、少しずつ、しかし確実にせり上がっていく。その不穏な盛り上がりは、彼が隠し持っている猛々しい体躯のポテンシャルを証明していた。
それを見た各務の口元が、静かに、そしてどこか歪な悦びを孕んで微笑んだ。
「正直な身体ですね……柴君」
各務は膝をつくようにして姿勢を低くすると、躊躇うことなく柴の腰元へと白い手を伸ばした。
細い指先がスラックスのベルトのバックルに掛けられ、カチャリと金属音が鳴る。続けてボタンが外され、フロントのファスナーがゆっくりと、下へと滑らされる。
スラックスと下着が引き下げられた瞬間、各務の目の前に、彼女の経験を以てしても見たことがないほどの圧倒的な質量が姿を現した。
太く、長く、そしてが大きく反り返ったカリ高の立派な男根が、猛烈な熱を帯びながら天を突くようにして力強く飛び出してきた。逞しい柴の体躯を象徴するかのような、荒々しく雄々しい一物が、そこにはあった。
各務はその圧倒的な存在感を前に、一瞬だけ動きを止めた。しかし、すぐにその切れ上がった瞳を怪しく細めると、至近距離から熱い吐息を吹きかけるようにして呟いた。
「……素晴らしいですね。これほど立派なもの、初めて見ました。」
一言、心底感心したように褒め称えると、各務は床に膝をついたまま立ち上がり、柴の手を優しく包み込んだ。
「さあ、このままだと汚れてしまいますから。まずは綺麗に流しましょう」
湯気に満ちた浴室の中、柴はされるがままにプラスチックのバスチェアへと腰掛けさせられた。
目の前には、衣服を一切身にまとっていない各務が、当然のようにタイルの床へ膝を突いて跪いている。
一体幾ら払えばこんな極上のソープが体験できるのだろうかと、柴はどこか夢見心地のような感覚で各務を見やる。
少し前かがみになった彼女の身体は、まさに一線のグラビアアイドルを彷彿とさせる、奇跡的なバランスの肉体美を誇っていた。引き締まった細いウエストとは対照的に、豊かな重みで下へと垂れ下がる爆乳。その大きな双丘は、彼女が手元でシャンプーのボトルをプッシュし、手のひらで泡を立てる動きに合わせて、もったりと艶めかしく揺れ動く。
湯気を含んだ各務の白い肌には、微かな水滴がいくつも弾けていた。
「少し、熱いかもしれません。我慢してくださいね」
各務はシャワーヘッドを手に取ると、まずは柴の筋張った肩へ、温かいお湯を優しく浴びせかけた。
各務の細い指先が、柴の頭皮を優しく揉み解していく。心地よいシャンプーの香りと温かい湯気が、浴室の狭い空間に満ちていた。
洗髪を受け入れ、じっと身を委ねる柴だったが、その視線は目の前で跪く各務の身体を何度も上下に往復していた。
呼吸や仕草に合わせてダイナミックに揺れる圧倒的な爆乳、そこから急激に絞られる細いウエスト、そして床に膝を突くことで強調される、肉感的な太腿のライン。
やがて、その視線が彼女の脚の付け根へと向けられた。
湯水に濡れたその場所には、遮るものが何もなかった。綺麗に処理され、一切の無駄な毛が存在しない無毛の股間。均整の取れた白い肌の美しさが、剥き出しのままそこに晒されていた。
グラビアアイドルのような肉体美の奥にある、あまりにも無防備で、かつ手入れの行き届いた秘丘を目にした瞬間、柴の身体をさらなる興奮の波が襲った。
各務の指先が柴の耳裏をなぞるように動く。柴の荒くなった呼吸と、再び脈打ち始めた下半身の熱に気づいているのかいないのか、各務はただ、淡々とその手を動かし続かす。
「次は身体ですね」
各務はシャワーの温水で柴の頭の泡を丁寧に洗い流すと、手元にあった液体のボディソープを躊躇なく手のひらにたっぷりと取った。
そして、タオルやスポンジを使うことなく、自身の白い肌へと直接それを塗りたくり始める。
滑らかなソープが彼女の肌の上で白い泡へと変わり、その艶やかな肉体を包み込んでいく。各務は両手で、自慢の乳房を包み込むようにして揉みほぐしながら泡立てた。大きな双丘がソープの潤滑によって、ぬるりと、もったりと、彼女の手の中で形を変えて大きく暴れる。
さらに、泡は細いウエストを伝い、先ほど柴の目を釘付けにしたあの無毛の股間、そして肉感的な太腿へと、くまなく塗り広げられていった。
全身が滑らかな白い泡と、馨しい香りに包まれる。
各務は泡まみれになった自身の身体を見つめた後、視線をゆっくりと柴へと戻した。その瞳には、怪しい光が灯っている。
「手で洗うよりも、この方がきっと気持ちいいですよ」
各務は膝をついたまま、柴の座るバスチェアの背後へと音もなく回り込んだ。
がっしりとした柴の広い背中を見下ろし、耳元で「…失礼します」と静かに囁く。
次の瞬間、各務は自らの身体をゆっくりと前へ傾け、柴の背中にその肉体を完全に密着させた。二人の間の距離がゼロになる。
全身にたっぷりと塗りたくられた滑らかなボディソープの泡が、クッションとなって二人の肌の間でぬるりと弾けた。同時に、各務の誇る圧倒的な乳の質量が、柴の逞しい背板へと容赦なく押し潰される。形を変えながら背中全体を包み込んで来るようなその極上の柔らかさは、最高級のソープランドで受ける洗練された施術そのものだった。
ヌルヌルとした泡の潤滑と、彼女の肌からダイレクトに伝わる高い体温。
背中を這うように動く各務の肉体の感触に、柴は思わず喉の奥で感嘆の吐息を漏らした。
各務は柴の首筋に自身の顎を乗せるようにして、泡まみれの白い両手を彼のぶ厚い胸板へと回す。そして、大胸筋のラインをなぞるようにして、その滑らかな手付きで柴の身体を包み込むようにして愛撫し始めた。
各務は柴の背中にその豊かな爆乳をぴったりと押し付けたまま、胸元から回した両手で、彼の前面を滑らかな泡で覆っていく。がっしりとした大胸筋から、引き締まった腹筋の凹凸へと、ソープの潤滑を活かした細い指先が、這うようにして滑り降りていった。
そして、その愛撫の手は、何の躊躇もなく下腹部へ、そして天を突くようにして猛り立つ柴の巨根へと到達した。
ぬるりと、泡まみれの白い手がその太い根元を握り締め、大きく反り返ったカリ首へと向かって、ゆっくりと、しかし確実に上下に擦り上げ始める。高級ソープの施術のような極上の滑らかさと、背中から伝わる各務の体温が、柴の理性を激しく揺さぶる。
各務は柴の耳元に唇を寄せ、熱い吐息とともに、低く艶めいた声で囁いた。
「……私の手、気持ちいいですか? もし、これで最後まで射たずに耐えられたら……この後、本番をしてあげます」
それは、完璧な人事 OL の仮面を完全に脱ぎ捨てた、極上の誘惑だった。
柴はドクンと心臓を跳ね上げ、下半身から突き上げてくる猛烈な快感と衝動に抗うように、自然と奥歯を強く噛み締めた。全身の筋肉を硬直させ、各務の執拗な攻めを耐え抜こうと、じっと前を見据えたまま呼吸を荒くしていく。
各務の手は、さらに下へと滑り降り、その凶悪な質量を支える大きな陰嚢へと伸びた。
並の男のそれとは明らかに違う、ずっしりとした重量感。各務は、泡の滑らかさを利用して、その一対の果実を手のひらで包み込み、もみほぐすようにして優しく、執拗に揉み込んでいく。指先が動くたびに、クチュクチュと、ソープの細かな泡が弾ける官能的な音が浴室に響いた。
背中からは各務の爆乳が押し潰され、下半身は完全に彼女の意のままに愛撫されている。柴の身体は限界を超えつつあり、全身の筋肉を限界までこわばらせ、肩を大きく上下させて荒い息を吐き出していた。
その必死に耐える様子を、各務は柴の首筋越しにじっと見つめていた。
「……ふふ、本当にすごい硬さ。そんなに私と『シたい』のですか?」
各務は、わざと肉感的な爆乳を柴の背中にさらに強く擦り付けながら、耳元で意地悪くからかった。
「可愛いですね、柴君。そんなに奥歯を噛み締めて、私の身体が欲しくてたまらないなんて」
「――はい、合格です」
各務の声が耳元で囁かれると同時に、下半身を支配していた白く細い手が、すっと離れていった。
「はぁ……っ、はぁ……っ……」
押し寄せていた強烈な快感の波から解放され、柴はつくり出すように大きく息を吐き出した。噛み締めていた奥歯を緩め、荒い呼吸とともに肩を大きく上下させる。耐え抜いた達成感と、今なお熱く猛り立つ己の一物の存在感が、脳裏をじんと痺れさせていた。
各務はそんな柴の様子を静かに見届けると、背後から音もなく横へと回り込む。
「よく耐えられましたね。偉いですよ、柴君」
彼女は柴の力強い右腕を両手で包み込むと、まるで愛用の抱き枕でも扱うかのように、自身の胸元へとぎゅっと抱きかかえた。
ぬるりと滑る泡の感触とともに、柴の太い腕が、各務の豊かな爆乳の間に深く埋もれていく。両側から挟み込まれる圧倒的な柔らかさと温もりが、柴の肌へとダイレクトに伝わった。
各務は柴の手を自身の身体に密着させたまま、空いた手のひらで泡を掬い、彼の腕や手に滑らせて洗い始める。
「約束通り、後でたっぷり気持ちよくしてあげますからね」
指先を柴の手の甲や指の間に滑り込ませながら、各務は濡れた瞳を妖しく細め、柴の顔を見上げた。抱きかかえられた彼女の爆乳が、腕を洗う動作に合わせてたわわに揺れ、ぬるぬるとした泡の音を密やかな浴室に響かせていた。
シャワーを浴び終え、濡れた身体をタオルで拭った柴は、各務に促されるまま浴室を出た。案内されたのは、余計な装飾が一切排除された質素な寝室だった。部屋の中央にはシンプルなダブルベッドがひとつ、ポツンと佇んでいる。
各務は先にベッドの端へと腰掛け、バスタオル一枚を胸元に巻いた姿で、柴へと視線を送った。整えられた髪から雫が落ち、白い肩を濡らしている。
「立ち尽くしてどうしたのですか? どうぞ、こちらへ」
細い指先でベッドの隣のスペースを軽く叩く。柴は一瞬だけ躊躇したものの、促されるままその隣へと腰を下ろした。沈み込むマットレスの感触とともに、彼女の体温とほのかに香るソープの匂いが一気に鼻腔をくすぐる。
柴は意を決したように、前を見据えたまま口を開いた。
「……各務さん。ひとつ、聞いてもいいですか」
「なんでしょう?」
首を少し傾ける各務に、柴は低く落ち着いた声で問いかける。
「どうして、俺だったんですか。営業部の先輩方もたくさんいましたし……俺をここに誘った本当の理由が知りたいです」
その問いかけに、各務はくすりと小さく笑った。バスタオルに包まれた豊かな胸がかすかに揺れ、彼女は柴の逞しい顔立ちを、じっと見つめ返した。
「理由、ですか……? ふふ、さあ、どうでしょうね。男として魅力的だったから……では、理由になりませんか?」
各務は小悪魔的な笑みを浮かべ、言葉巧みに柴の問いを煙に巻いた。はっきりとした答えを与えず、ただ妖しい雰囲気に煙幕を張るような彼女の態度に、柴の胸中には微かな疑念が不くすぶりかける。
――本当に俺で良かったのか?
――ただの気まぐれか、それとも誰かの身代わりなのか。
柴がその答えを探ろうと口を開かけかけた、その瞬間だった。
隣に座っていた各務が、何の前触れもなく胸元に巻いていたバスタオルに手をかけ、躊躇うことなくそれを横へと取り払ってみせた。
はらりと落ちたタオルの隙間から、湯上がりでうっすらと赤みを帯びた彼女の素肌が露わになる。先ほど浴室で目にしたあの爆乳が、遮るもののないまま、柴のすぐ目の前で柔らかな弧を描いて露呈した。立ち上る熱気とともに、彼女の体温と濃厚な香りが直接柴の顔を打つ。
「……こんな時に余計なことを考えるなんて、意地悪ですね」
各務の囁くような声と、眼前に迫るあまりにも圧倒的な肉体の暴力。
脳裏に浮かびかけた疑念も、理性のノイズも、その圧倒的な官能の光景の前に綺麗さっぱりと飲み込まれて消え去った。言葉による回答など、目の前の圧倒的な「事実」の前には何の価値もなさないことを、柴は身体の芯から理解させられた。
柴の視線が自分の胸元に固まっているのを確認すると、各務は満足そうに微笑み、その細い手を柴の逞しい太腿へと静かに伸ばした。