賭ケ堕チル ——黒いチョーカーと快楽ハッキング調教—— 作:坂本太郎
花手毬つづらをも快楽の仔羊へと変え、文芸部の拠点を完全に自らのテリトリーとした神代朔夜。彼の次なる標的は、同じく2年華組に属するもう一人の特待生であり、善咲会の評議員・壬生臣葵にスカウトされた陰気な天才少女、下月売奥理(しもつきうり おうり)だった。
放課後の薄暗い旧校舎の資料室。奥理は一人、不気味なほど静かに佇み、机の上に並べられた膨大なデータを記憶していた。彼女には、一度見た映像を網膜越しに一瞬で完全記憶する「映像記憶能力(カメラアイ)」があり、その並外れた頭脳によってカード系ギャンブルではこれまで無敗の強さを誇っていた。
「……神代朔夜。12人の女子生徒を従え、学園のシステムを内側から狂わせている不確定要素。私の脳内データベースには、あなたの行動パターン、癖、過去のギャンブルの手口がすべて記録されている。私の前で勝負を挑む愚行に出る確率は極めて高い……」
長い前髪の隙間から、奥理は冷徹な眼光を覗かせる。だが、彼女が次の予測データを弾き出そうとしたその時、背後にいつの間にか、昏く圧倒的な影が立っていた。
「すべて記録している、ですか。では、その完璧な脳が『処理しきれない圧倒的な情報』に直面した時、一体どのようなバグを起こすかも、すでに君のデータベースには記録されていますか? 下月売さん」
「っ……!」
奥理が弾かれたように振り返る。そこには不敵な笑みを浮かべた朔夜が、そして彼の背後には首輪を嵌められた12人のハーレム(心、菜々美、那々、直愛、綾女、栗霧、熊楠、沙織、可織、千歳、雪見、つづら)が、狂気的なまでの従順さで控えていた。直前に調教されたばかりのつづらが、首輪を弄りながら潤んだ目で「奥理ちゃん、神代様には勝てないよ……すべてを捧げた方が幸せになれるの……」と小さく虚ろに呟く。
「神代朔夜……私にギャンブルを挑むつもり? 無駄よ。私の映像記憶能力の前では、どんな微細な指の動きも、デッキの配列も、カードの裏面の僅かな傷さえも、すべて一瞬で看破される。あなたがどんなイカサマを仕込もうと、私の目を通した瞬間にそれは単なる既知の情報に成り下がるわ」
奥理は淡々と、しかし絶対的な自信を持って朔夜を拒絶する。そんな彼女に対し、朔夜はポケットから一組の未開封のトランプを取り出し、机の上にぶちまけた。
「ならば、極限の短期決戦、カードの配置を当てる『神経衰弱』で勝負しましょう。ルールは簡単、52枚のカードを裏返して並べ、より多くのペアを揃えた方の勝ちだ。ただし、ただのゲームではない。僕がカードをめくる度、僕の後ろにいる彼女たちが、あなたの目の前で一枚ずつ衣服を脱ぎ、その淫らな肢体を晒していく」
「……何ですって? そんな嫌がらせが私に通じるとでも?」
「君の能力は、視覚情報を『強制的に、完璧に記憶してしまう』ことだ。見たくないからといって脳内から消去することはできない。ならば、その清純な網膜に、学園の女王や副委員長たちが僕の命令一つで一斉に服を剥ぎ取り、恥丘を晒し、指で秘部を押し広げて見せつけるという『過剰な視覚刺激』を焼き付けたらどうなるか……。君の脳の処理能力が、どこまで耐えられるか試させてもらいましょう」
「くっ……いいわ。その程度の揺さぶり、私の脳のメモリからすれば誤差の範囲よ!」
こうして、狂気のギャンブル『淫画・神経衰弱』が始まった。
奥理は持ち前の能力を発揮し、配置されるカードの裏面の繊維の乱れを網膜に焼き付け、一瞬で52枚の配置を完全に把握した。勝負は奥理の圧倒的有利に見えた。
しかし、先攻の朔夜が最初のカードをめくった瞬間、本当の地獄が始まった。
「さあ、見なさい。愛浦心、羽々斬直愛、鳳那々」
朔夜の冷徹な号令と共に、3人の美少女が自ら制服を乱暴に引き裂き、下着すらもぎ取って、一糸まとわぬ姿で奥理の目の前に跪いた。それだけではない。彼女たちは自らの指を濡れそぼる秘裂へと割り込ませ、奥理の顔の直前で、赤黒く熟した最奥をこれでもかと押し広げて見せつけたのだ。
「あ、あ、っ……! なに、これ……情報が、色彩が、濃すぎて……っ!」
奥理の脳に、強烈極まるエロティシズムの映像が、彼女の意思を無視して「強制的に」「超高精細に」記憶されていく。消したくても消せない、最高濃度の淫らなビジュアルデータが、彼女の脳のメモリを急激に圧迫する。
「私の番ね……っ。スペードの3は……そこ!」
奥理は必死に理性を保ち、カードをめくってペアを成立させる。だが、視界の端には常に、12人の美女たちが自らの身体を激しく愛撫し、淫らな声を上げる映像が焼き付き続けている。
続く朔夜のターン。朔夜が平然とカードをめくる度、今度は乾千歳や戸隠雪見、花手毬つづらたちが、互いの身体を貪り合い、粘着質な水音を響かせながら絶頂する映像が、奥理の視界を埋め尽くしていく。
「はぁ、はぁ……っ、あ、頭が熱い……! 記憶の整理が、追いつかない……! 次の、カードの配置は……あれ? 繊維の形が、あのピンク色の肉襞の映像と混ざって……見えない……っ!」
「脳がパニックを起こしていますね、下月売さん。完璧な映像記憶能力を持つ君は、目の前のエロティシズムを100%の鮮明度で記憶してしまう。結果、脳の処理容量(リソース)が快感の画像データで埋め尽くされ、カードの配置という単純な記号を処理する領域が残っていないのさ」
朔夜は不敵に微笑むと、残りのカードを淀みなく次々とめくり、すべてのペアを完璧に揃えてみせた。最初から、奥理の能力そのものを逆手に取った、精神的オーバーロードによる完全なハメ技だった。
「これで、僕の勝ちだ、奥理」
「あ、あ、ウソ……私が、計算で……負けるなんて……っ」
奥理はあまりの視覚的・精神的オーバーロードにより、鼻から熱い息を漏らし、膝をがくがくと震わせながら、その場にドサリと頽れた。彼女の脳内は、今や12人の女たちが乱れる破廉恥な映像で飽和し、ショート寸前になっていた。
「完璧な脳だからこそ、淫らな刺激を拒絶できずにすべて焼き付いてしまう。さあ、次は肉体だ。僕の個室で、その五感のすべてを『過剰な快楽』で満たし、あなたのその生意気な天才脳を、完全に焼き切ってあげましょう」
奥理は頭を抱え、脳内にこびりついたハーレムたちの淫らな映像と、これから自分に訪れるであろう未知なる肉体的快感への恐怖に身悶えしながら、抵抗する力も残されていないまま、朔夜の部屋へと引きずられていった。
### 旧校舎の資料室での調教開始
奥理の細く、どこか陰気な身体を旧校舎の資料室に置いてあったベッドに乱暴に放り投げる。彼女の冷たい瞳には、まだ辛うじて天才特待生としての理性が灯っていた。
「神代朔夜……アタシの脳は玩具じゃない……こんなことしても無駄よ。肉体の快感なんて、脳の電気信号に過ぎないわ……っ」
震える声で必死に警告する奥理だが、朔夜は残酷な笑みを浮かべ、彼女を冷たく見下ろした。
「無駄かどうかはすぐにわかる。君のその素晴らしい脳に、君自身の汚い嬌声と、絶頂の映像を永遠に焼き付けてあげよう」
朔夜は容赦なく奥理を四つん這いにさせ、ヒラヒラとした制服のスカートを大胆に捲り上げた。露わになった白いショーツが、彼女の細い腰つきを強調している。
「ひっ……やめて……触らないで……っ!」
「大丈夫だよ。僕が丁寧に解してあげるから」
朔夜はショーツを膝まで一気に引き下げると、無防備になった彼女の割れ目へと、細く冷たい指をゆっくりと挿入した。
「んんっ……くぅ……っ!」
奥理の眉根が寄る。未知の違和感に戸惑う彼女だが、朔夜の指は正確無比に彼女の性感帯であるGスポットを探り当て、容赦なく抉り始めた。
「ああっ!? なにっ……今の……あ、熱いのが、脳に……っ!」
「ここが良いんだろう? 覚えておくといい」
指の動きがさらに加速する。ヌチャヌチャと粘つく卑猥な音が狭い寝室に響き渡る。
「やっ……だめ……っ! こんなの……知らないっ! 計算にないッ!」
初めての快感に脳の処理が追いつかない。そして、奥理の映像記憶が即座に捉えたのは──自分の脚の間で蠢く朔夜の指と、そこから滴り落ちる自身の愛液の淫らな光沢だった。
「脳裏に焼き付いてるか? 自分の蜜壺が蕩けていく光景が」
「あ、あぁっ……ダメっ……見えるっ! 見えちゃってる……!!」
指の動きに連動して、その光景が脳内で何度もフラッシュバックする。理性が必死にその映像を排除しようとしても、能力がそれを拒絶し、却って鮮明に焼き直されていく。
「頭の中で何度も再生されて……止められない……快感が、ループしてる……っ!」
朔夜は指を引き抜くと、今度は奥理を仰向けに寝かせた。彼女の視線の先には、大きめの鏡台が設置されている。
「あれを使おう」
奥理の目が見開かれる。鏡の中には、衣服を乱され、顔を真っ赤にして息を荒くしているみっともない自分が映っていた。
「やめてぇっ! 見たくないっ! 鏡を向けないで!」
「しっかり見るんだよ、下月売奥理。天才特待生が淫らによがる姿を」
必死に目を閉じようとする奥理の髪を、朔夜は無造作に掴んで固定し、強制的に視界を開かせた。
次の瞬間、衣服をくつろげた朔夜から、勃起した巨大な陰茎が鏡の中の奥理に向かって近づいていく。彼女の映像記憶能力は、その圧倒的な雄のフォルム、血管の浮き上がり方、ドクドクと脈動する拍動までを、一変の狂いもなく克明に脳へ刻み込んでいく。
「あ……あ…アタシの脳に……サイズも形も……全部インプットされちゃう……っ!」
「さあ入れるぞ」
「いやぁぁあーーッ!」
ドスッと一気に最奥まで突き刺された衝撃。頭蓋の中で激しい火花が弾けたような感覚が奥理を襲う。
「んああぁあーーーーッ!!!」
初めての交合による鮮烈な痛みと異物感──それすらも、彼女の脳は即座に「消去不可能な記録」として保存してしまう。
「君の脳は今、どれだけの情報量でパンクしてるんだろうねぇ」
朔夜がゆっくりと、しかし力強く腰を打ちつけながら問いかける。パンッ、パチュッという濡れた肉の衝突音とともに、彼女の脳内で再生される映像が目まぐるしく切り替わっていく。
結合部のアップ、自分の瞳が快楽で蕩ける過程、鏡に写る汗ばんだ裸身──。
「あ゛ーっ! 整理できない……情報が洪水みたいに……脳に流れ込んでくるぅぅっ!」
突然、朔夜のピストンが激しく加速し、奥理の最奥を激しく突き上げた。予測不能な突きの激しさに、彼女が構築していた脳内の計算式がバラバラに砕け散る。
「これじゃあデータ解析不能だね? 計算が合わなくなってきたんじゃないか?」
「あうっ! あっ! ダメダメっ! 情報量が上限超えて……る…!」
脳が灼けるように熱い。奥理の意識が混濁し始めたその時、朔夜が彼女の腰を強く固定した。
「思いっきりイキなさい! その映像を永久保存版にするために」
パンッ! と強くお腹と太ももが叩きつけられる。途轍もない、人生で味わったことのない規模の快感が爆ぜた。
「あああぁぁああ―――――ッ!!」
天井を仰ぐと同時に、脳内の録画容量が完全に臨界突破。目の前が白く弾け飛びながらも、彼女のカメラアイは容赦なくその瞬間を記録し続ける。
私の脳が……さっきの快感を保存し始めてる……? イヤ……止まらない……!
絶頂のピークは過ぎたはずなのに、彼女の脳内では今しがた味わった絶頂の快感映像が「自動再生」され、下腹部から再び強烈な電流がほとばしった。
「ひぐっ!? なんで……もう終わったのに……身体が、また勝手に締まっちゃうぅぅっ!」
「“脳内再生”による二重絶頂か。面白いな、君の能力は本当に調教し甲斐がある」
朔夜が嘲るように嗤いながら、さらに容赦なく腰を動かし始める。
「やっ! やだあっ! 脳内で何度もループしてるから……今突かれたら……あ、頭が、狂っちゃうぅぅっ!」
パン! パン! パン! と連続で奥を突かれる度、鏡に映る奥理のアヘ顔がどんどん無様に歪んでいく。
「頭の中で何万回も絶頂記録がリフレインしていようが関係ない。新しい快感で、その記憶をすべて上書きしてやる」
「ああああッ!! 記憶容量オーバーするぅぅ! 脳が、脳が焼けちゃうよぉぉぉぉ!」
涙と涎でぐしょ濡れになった美貌が、完全にメスとして崩壊していく。
「見てみなよ、奥理」
朔夜が再び彼女の前髪を掴んで、鏡の正面に向かせる。そこには、白目を剥きかけ、舌をだらしなく垂らした、獣じみたアヘ顔の女が写っていた。
「あっ……あ、これ……アタシ……?」
「これが下月売奥理? 半年前の成績ナンバーワンの天才特待生が、今じゃ他人様の肉棒でアヘり狂う、ただの変態メスだ」
屈辱と、鏡に映る自分の淫らな姿という視覚情報が、さらに快感を何倍にも増幅させて脳髄を揺さぶる。
「違ッ……あたし、違う……天才……うぅぅっ!」
「違わないだろ? 今ここで、また僕のモノでイクところだろうが!」
ズボォッと奥の限界まで一突き。頭の中で“極致の絶頂”というファイルが強制的に自動コピーされる。
「んぎぃぃィィ―――ッ!!!」
三回目のアクメ。全身の筋肉がガクガクと硬直し、彼女の秘裂から愛液の潮が弧を描いてベッドに降り注いだ。
「すごい勢いで貯蔵されてるね。君の頭の中が、僕のためだけの快楽記録庫になった瞬間だ」
「あ゛ァ……! 頭いっぱい……これ以上詰めたら……あたし、壊れちゃう……!」
朔夜は、快感で狂いそうになっている彼女の蜜壺に、猛スピードで最後の種付プレスを浴びせた。
「そろそろ終わりにしよう」
ドクドクと、大量の熱い射精が奥理の子宮へと注ぎ込まれると同時に、彼女の脳内に最大級の閃光が迸る。
「あ゛ッ! また、強烈なのが……全部、全部焼き付けられて……うわあぁぁ!」
叫び声と共に、奥理は完全に失禁。小便混じりの愛液を激しく撒き散らしながら、意識を半分飛ばしてベッドへと崩れ落ちた。
しばらくして──。
奥理はベッドの上で、放心状態で呆然としていた。視界に入る天井の木目、壁の傷、すべてが先ほど植え付けられた“快感記録”を呼び出すトリガーとなっていた。
「あ……ダメだ……目を閉じても見える……耳を塞いでも聞こえる……あたしの脳に……もう朔夜以外の情報が入らない……」
虚空を見つめながらブツブツと呟くその姿は、かつての冷徹な天才の面影はなく、完全に調教され尽くした廃人に等しかった。
朔夜は立ち上がると、棚から鈍い光を放つ黒いチョーカーを取り出した。
「履歴管理のために、所有者の印を付けておこう」
奥理の細い首筋に輪が嵌められ、カチリと冷たい音を立ててロックされる。
「これで晴れて、僕専用の快楽ストレージの完成だ」
奥理は何も抵抗せず、首輪の冷たさに身体をビクッと震わせ、微かに恍惚とした笑みを浮かべるだけだった。
### 翌日・放課後・2年華組の教室にて
翌日の放課後。2年華組の教室では、善咲会の評議員・壬生臣葵の部下たちが、連絡の途絶えた奥理を探していた。しかし、教室の扉が静かに開き、現れた奥理の姿を見た瞬間、誰もが息を呑み、言葉を失った。
いつもは陰気で、長い前髪で頑なに顔を隠していた下月売奥理。しかし今日の彼女は、前髪がヘアピンで綺麗に跳ね上げられ、その天才的な頭脳を宿していたはずの瞳は、完全に焦点が定まらずトロリと淫らに濁っていた。
何より、その白い首には、神代朔夜の絶対的な所有物であることを示す「黒いチョーカー」が、深く、固く嵌め込まれていた。
奥理は周りの静止する声も耳に入らない様子で、ふらふらとした足取りで朔夜の机の前まで歩んでいく。そして、クラスの生徒が見守る中、糸の切れた人形のようにドサリと床に崩れ落ちると、自ら朔夜の太ももに顔を埋めた。
「あ、あう……朔夜様……っ。私の脳、もう、昨日あなた様に刻まれた快感の映像と、お肉の分厚い感触だけで……いっぱいです……っ」
あの冷静で理屈っぽかった天才の口調は微塵もない。昨夜、限界を超える過剰な刺激によって脳のシステムを完全にハッキングされ、快楽の奴隷となったメスの声だった。
「奥理、調子はどうですか? 君の完璧な映像記憶能力は、まだ機能していますか?」
朔夜が彼女の顎を指先でクイと持ち上げると、奥理は口元からヨダレを小さく垂らしながら、恍惚とした歪んだ表情で笑った。
「はい……っ、目を閉じても、開けても……朔夜様に奥の奥まで貫かれて、頭が真っ白になった瞬間の映像が、ずっと、何千回もループしています……。私、もう勉強も、ギャンブルの計算もできません……。朔夜様のチンポの形と、あの激しい音しか、思い出せないんです……ぅッ!」
奥理は激しく身体を悶えさせ、制服のスカートの下で、自らの秘部が早くも愛液で濡れていくのを隠そうともせず、朔夜の靴を狂おしく舐め始めた。
学園トップクラスの天才脳すらも、過剰な快楽のプログラムによって完全に初期化され、忠実な肉奴隷へと書き換えられた。神代朔夜のハーレムは13人目。善咲会の足元を確実に切り崩し、彼の絶対的支配はさらなる高みへと加速していく。
(第十二話 了)