賭ケ堕チル ——黒いチョーカーと快楽ハッキング調教—— 作:坂本太郎
第八話:歌姫を阻む絶叫の音量測定 〜舞台裏の防音機材調教〜 ——薫る崎可織
マネージャーの沙織を快楽の檻に閉じ込め、夢見弖ユメミの首根っこを掴んだも同然となった神代朔夜。学園の興行やイベントの裏側を支配しつつある彼が次に目を付けたのは、学園内のあらゆるギャンブルイベントや選挙戦で華麗に司会進行を務める美少女、薫る崎可織であった。
放課後、大講堂のステージ裏。そこは、煌びやかな表舞台とは対照的に、いくつもの機材やスポットライトの影が濃い闇を作る静寂の空間だった。
可織は、次回の大型ギャンブルイベントの進行台本を熱心にチェックしていた。マイクを持つ彼女の姿は常に凛としており、学園のどんな狂気的な勝負も中立かつ冷静にコントロールするプロフェッショナルとしてのプライドに満ちていた。
「ふむ。完璧なタイムスケジュールね。私の司会進行に狂いはないわ」
可織が満足げに微笑んだその時、背後の暗闇から低く、色気のある声が響いた。
「素晴らしいプロ意識だ、薫る崎さん。だが、完璧な台本ほど、予期せぬ『アクシデント』で狂った時が一番美しい」
驚いて振り返った可織の目に映ったのは、神代朔夜の不敵な笑みだった。彼の背後には、首輪を嵌められた8人のハーレム(心、菜々美、那々、直愛、綾女、栗霧、熊楠、沙織)が、影のように佇んでいる。昨日調教されたばかりの沙織が、どこか虚ろな目で「彼女が今回の司会、薫る崎よ、神代様」と告げる。
「神代朔夜……! 自らステージ裏に何の用? 私は中立の司会進行役よ。あなたとギャンブルをする理由なんてないわ」
可織は毅然とした態度でマイクを握りしめ、朔夜を拒絶する。しかし、朔夜が手元のスマートフォンを操作すると、機材のモニターに、可織が特定の生徒会役員に有利になるようアナウンスのタイミングやルールの説明順を意図的に操作していた不正の証拠映像が映し出された。
「な……っ!? 何を根拠にそんなデタラメを!」
「これが公になれば、あなたの積み上げてきた中立のキャリアもプライドもすべてお終いだ。データを消去してほしければ、僕とギャンブルをしなさい。負ければあなたのその美しい『声』と『身体』、すべて僕の所有物にしてもらう」
朔夜が提示したのは、ステージの音響システムを利用した『デシベル・サイレンス(絶叫音量測定ギャンブル)』だった。互いに特殊な防音ヘッドフォンを装着し、マイクに向かって声を出す。相手の声を遮断した状態で、設定された規定音量(デシベル)である「80デシベル・ジャスト」にどちらがより近く発声できるかを競う勝負だった。
「いいわ、受けて立つわ! 私の声のコントロールを侮らないことね!」
まずは先攻の朔夜が防音ヘッドフォンを装着し、マイクに向かって声を放つ。測定器のデジタルメーターが激しく変動し、表示された数値は「76デシベル」だった。目標の80デシベルに、わずか「4デシベル」足りない。
ヘッドフォンを外した朔夜を見て、可織は内心で(勝ったわ!)と勝利を確信した。4デシベルもの誤差は、毎日マイクを握り、自分の発声による音量を完璧に把握しているプロの司会者にとって、あってはならないほど大きな隙だったからだ。
「ふふ、神代様ともあろうお方が、随分と甘いコントロールですこと。私の完璧な発声技術を見せてあげるわ」
満面の笑みで勝ちを確信した可織は、自信たっぷりにヘッドフォンを装着した。視覚情報と外部の音を遮断され、自身の喉の感覚だけを頼りに、彼女は「80デシベル」の声を紡ごうと深く息を吸い込み、声を響かせた。
しかし、可織がヘッドフォンを外した瞬間、測定器の画面に表示されていたのは、彼女の予想を遥かに超越した「120デシベル」という、まるでパニックに陥った悲鳴のような爆音の数値だった。
(※実は可織がヘッドフォンで音を遮断されている僅かな隙に、朔夜の所有物である熊楠が音響ミキサーをハッキングし、可織のマイク感度を強制的に最大まで跳ね上げていたのだが、朔夜はその事実を一切口にはしなかった)
「な、何よこれ!? 画面の数値がバグっているわ! 嘘よ、あり得ない! 私は確実に80デシベルで出したはずよ!」
「あり得ない、ですか? 画面に表示された数値こそがこの勝負の絶対的な現実ですよ、可織さん。君の数値は120デシベル。僕の76デシベルの方が、遥かに規定の80デシベルに近い。僕の純粋な勝利だ」
朔夜は冷酷な笑みを浮かべ、淡々と勝利を宣言した。イカサマの事実など塵ほども匂わせず、ただ「実力でねじ伏せられた」という結果だけを突きつけられた可織は、己の声の狂いに激しい恐怖を覚え、絶望のあまりその場にへたり込むしかなかった。
「さあ、約束通り報酬をいただきましょう。君のその美しい『声』も『身体』も、すべて僕のものです」
機材倉庫での密会
舞台裏のコンクリート壁に囲まれた機材倉庫。アンプやマイクスタンドが無造作に並ぶ薄暗い空間に押し込まれた可織は、マイクを胸元に抱き締めていた。
「離しなさい! こんな場所で……誰か来たらどうするの!?」
「お前が拒絶すれば、今すぐにでもあの八百長の証拠を全ネットに拡散するだけだ。中立を騙る司会者が、実はただの操り人形だったとバラされたくなければ、まずはそのプライド高い声で、僕の機嫌を取ってみせろ」
朔夜は冷酷に言い放つと、可織の制服のブラウスを乱暴に掴み、身に纏っていた高級な生地をビリビリと音を立てて引き裂いていく。
「きゃああっ! 止めなさい、そんな乱暴な……ひゃんっ!?」
露わになった白い胸元を強固に掴まれ、可織は機材の山へと押し倒された。理知的な制服姿のままブラジャーを引き千切られ、形良い双丘が弾け出す。尖り始めた先端を指先で執拗にいじくり回され、可織は背筋を大きく仰け反らせた。
「まずはその生意気な口で、僕のモノを満足させてもらおうか」
朔夜が自身のスラックスをくつろげ、猛烈な硬度で屹立した剛直を突きつけると、可織は屈辱に涙を流しながらも、恐る恐る唇を開いてその先端を口内へと迎え入れた。
「ん、むぐぅ……っ、れろ……ちゅ、ちゅぱ……」
「マイクを握る腕は一人前でも、フェラチオは随分と不器用だな」
朔夜は容赦なく彼女の髪を掴むと、喉の奥深く、限界まで一気にペニスを突き刺した。
「んぐぅ――ッ!? むぐ、ん、んんーっ!」
喉を激しく蹂躙された果てに、朔夜は彼女の口内へ熱く濃厚な精液を一気に解き放ち、無理やり全てを飲み干させた。
「ゲホッ、う、うぅ……っ♡」
学園のイベントを支配してきた司会者としてのプライドを完全に汚され、オスの遺伝子を強制的に嚥下させられた背徳感。それが可織の脳内の理性を急激に書き換えていく。下着をずり下げられた彼女の秘裂は、すでにドロドロの愛液で濡れそぼっていた。
「嘘……アタシ、なんでこんなに濡れて……っ」
「身体は正直ですね、可織さん。さあ、ステージ裏の密室で、僕のオモチャになりなさい」
朔夜はまだ熱く猛り狂う剛直を、可織の狭隘なナカへと一気に根元まで突き立てた。
「ひぎゃああっ!? 熱い、奥が、全部壊れちゃうぅぅう!!」
鋭い悲鳴が防音室に響く。ドン、ドンと肉の衝突音が反響するたび、可織は白目を剥きかけながら激しく身悶えした。激しいピストンに脳を揺さぶられ、抑えきれない嬌声が部屋に響き渡る。
「あ、あぁっ♡ 気持ちいい、気持ちよすぎて頭がおかしくなるぅぅう!!」
「簡単にはイカせてやらんぞ。表のステージにあなたの淫らな声が響かないよう、必死に喉を締め直して、もっと僕を楽しませてみせろ」
「だめぇ……っ! こんなの続けられたらおかしくなる……!」
懇願虚しく逆に執拗に焦らされ、翻弄され続けて限界突破寸前まで追い込まれた挙句、唐突に解放される運びになった途端、凄まじい迸りが子宮口へと浴びせられた。
「あ゛あ゛ぁああ~~ッ!!!!」
二人は同時に激しい絶頂を迎え、朔夜の二度目の濃厚な白濁が可織の子宮最奥へと容赦なくブチ撒けられた。可織は白目を剥いて盛大に潮を吹き、完全に果てて床へと崩れ落ちた。
放心状態でピクピクと痙攣している可織の首元へ、朔夜はそっと手を伸ばした。ポケットから取り出したのは、鈍い光を放つ「黒いチョーカー」だ。
カチリ、と冷たい金属音が響き、彼女の白い首に強固な首輪が嵌め込まれた。
「契約成立だ。これで君は、僕の九人目の所有物だよ」
首輪の冷たい重みを感じ、完全に「雌」としての刻印を押された可織は、涙を流しながらも、その表情には絶望的なまでの恍惚感が満ち溢れていた。
### 翌日の放課後・大講堂にて
翌日の放課後。
大講堂では、小規模なギャンブルイベントが開催されようとしていた。ステージの袖で、スタッフや観客の生徒たちがざわざわと開始を待っている。
「時間よ。さあ、今日も完璧な進行を見せてあげるわ」
ステージに現れた薫る崎可織の姿に、会場から歓声が上がる。
いつものように完璧な制服姿でマイクを持つ彼女。しかし、その首元には、これまでは決して着けていなかった、神代朔夜の所有物であることを示す「黒いチョーカー」が、ストールで隠しきれない位置に固く嵌められていた。
彼女の進行は、一見するといつも通り完璧だった。だが、マイクを持つ手はわずかに震え、その瞳は客席の最前列に座る朔夜の姿を捉えた瞬間、トロリと熱く潤んだ。
イベントが終了し、幕が下りた直後。
可織は楽屋に戻ることもせず、ステージの裏へと駆け足で向かった。そこには、パイプ椅子に深く腰掛けた朔夜が待っている。
可織はスタッフの目が届かない影に入った瞬間、持っていた台本とマイクを床に放り出し、自ら床に膝をついて朔夜の足元へ這いつくばった。
「神代様……っ、お、おはようございます……。本日の司会進行、あなた様のご指示通り、完璧に務め上げました……っ」
あの凛とした司会者の声はどこにもない。昨夜、ステージ裏で極限まで啼かされ、開発され尽くしたメスの甘えた声だった。
「よくできました、可織。マイクを通した君の声も素晴らしかったが、僕のペニスを咥えながら漏らしたあの掠れた声の方が、何倍も魅力的でしたよ」
朔夜が可織の髪を乱暴に引っ張り上げると、可織は恥ずかしさに顔を真っ赤に染めながらも、うっとりと目を細めて朔夜のズボンのフロントに顔を埋めた。
「はい……っ、私はもう、神代様の専属アナウンサー、いえ、ただの拡声器(おもちゃ)です……。どうぞ、次のイベントの裏でも、私の喉をあなたのモノでめちゃくちゃに塞いでください……っ」
ステージ裏という神聖なプロの領域すらも、完全に朔夜の苗床へと変えられた。神代朔夜のハーレムは9人目。学園の表舞台をコントロールする「声」すらも、彼の完全な支配下に置かれた。
(第八話 了)