怪しいサイトで天使と悪魔のラブドールを購入したら実体化した 〜ハーレムの代償で命が削られている僕の元に、なぜか女子大生退魔師達までも押し掛けてくる〜 作:nene2012
「エーと……これに悪霊や悪しき物が触れると皮膚が爛れダメージを与えるヨ」
「すごいや、イザベラさん……やっぱり本場のエクソシストだね」
「礼はいらないヨ……ハルトに危害を加える存在から守ってくれるネ」
「ありがとう……大事にするよ」
「どうも……それからワタシの事を、さん無しで呼んで欲しいケド」
「わかったよ……イザベラ」
僕がお礼を言うと彼女は照れ臭そうに微笑む。そして、僕に名前で呼ぶように言ってきたので従う事にした。
イザベラが嬉しそうな顔でニコッとしている姿にドキッとする。そして、何を思ったのか急に僕の隣に座ってきた。
彼女は僕の左手を両手で握りしめ身体を寄せて密着してきた。
女性から、このように身体を密着させられて何も思わない男がいる筈がない。
「ハルトの手……温かいネ……」
「あの……イザベラ、距離が近すぎるけど」
「……そうナノ? イタリアではこういう風なのは普通だヨ?」
「そ、そうなんだ……」
イザベラは僕の表情を見ながら、からかって楽しそうにしている。
だが、不意に彼女が僕の右手を取り自身の胸に押し当ててきたのだ。
予期せぬ出来事に驚く。だが、イザベラは平然としておりむしろ挑発的な態度である。
服越しだが結衣の胸とは、また違うムニュッとした感触である。
「どう……ワタシの胸は? 柔らかくて大きくて気持ちイイ?」
「えっ?……た……確かに大きいけど……」
「ふふ……ワタシの胸が気になるんだネ? 仕方がないナ……」
彼女は微笑むと黒いブラウスのボタンを外し胸元を開けていく。
そして、大きな胸が露わになり、白いスポーツタイプのブラジャーが顕わになる。
豊満な乳房の形状は欧米人であるせいなのか日本人離れして巨大である。
その双丘はまさに圧倒的で暴力的であった……。
「な……何をするんだよ……?」
「ハルト……ワタシの胸見たイ?」
イザベラは恥ずかしさで頬を赤く染めている。僕は彼女の突飛な行動に驚愕する。
そして、目をトローンとさせながら潤んだ目で見詰めてくるのである。
これまで彼女のこんな姿を見たことはなく、ただただ圧倒されるだけであった……。
しかし、脳裏にはあの老人による異性を魅了してしまう能力によるものだと身に染みて感じるのである。
「あの……イザベラ、どうしたの?」
「何でもないヨ……ハルトのことが大好きなダケ」
「でも……そんな突然言われても……」
「ワタシ、我慢できないノ……」
彼女は真っ赤になりながらも、身体をくねらせ抱きついてくる。
この状況では、ずっと拒否することも出来ないので困惑していた。
昨日みたいに結衣とエッチした同じ状況になってしまうのでは……。
そして、本当に彼女とエッチしてもいいものかと悩んでいた。
「い……イザベラ、僕達は恋人同士じゃないけど……」
「知ってル……けど、ワタシはハルトが大好きナノ……」
やはり、僕のことを好きだと告白してきた。昨日の事があったので驚かないが申し訳ない気持ちになる。
僕が俯いていると彼女は妬みと意気消沈した様子で問いかけてきた。
「やっぱり、ユイのことが気にナル?」
「……気にならない訳じゃないけど……」
「ユイと男女の関係なノ? 昨日、マンションでユイと一緒に居たんでしょ? それに2人共ワタシに隠し事をしてル」
「……」
イザベラに核心を突かれて僕は黙り込んでしまう。彼女は悲しそうな目を向けながら問い詰めてくる。
本当のことなので、何も言い返せなかったのである。すると、今度は嫉妬心で感情が暴走し冷静さを欠く。
その目には涙を浮かべて詰問してきた。
「ワタシよりもユイの方がいいノ?」
「ちょ……ちょっと待って……何を言ってるの?」
「もう辛抱出来ないヨ!」
イザベラは僕の手首を掴んで引っ張りベッドルームに無理やり連れていく。
そこで、両腕を背中に回し抱き着いて顔を近付けてくる。その目は獣のようにギラついていたのであった。
「ハルト……ワタシを愛してヨ!」
「あの……イザベラ!?」
彼女は僕の返事を待たずに強引にキスをしてきた。そして、唇を奪われてしまう。
イザベラの舌が滑り込んできて口内を蹂躙される。僕は抵抗しようとしたが彼女は離してくれなかった。
彼女の舌の感触が口腔内で動き回る。そして、激しく吸ったり、絡ませたりしてきたのだ。
「ハァ……ハァ……ハルト……好きだヨ」
「んっ……ううっ」
イザベラは情熱的なディープキスを堪能すると目は蕩けきっており、完全に欲情しているのが見てとれる。
僕の方もキス自体もさることながら日本人とは違う男の本能を刺激する官能的な体臭に性欲が湧いてきたのである。
段々、興奮してきたイザベラは目を爛々と輝かせて獲物を見つけた猛禽類のような表情となる。
十分にキスを堪能すると彼女は唇を離す。僕に抱きつくとベッドに押し倒した。
「あ……あの、僕達は出会って日も浅いのに……」
「関係ないヨ……ハルトの事が大好きなんだカラ!」
「で……でも……」
「ハルト、ワタシの事が嫌い?」
「そんなことは無いけど……」
彼女の迫力に圧倒されてしまい思わず肯定する。そう言った瞬間、イザベラの顔は一層赤く染まる。
そして、僕に跨がり見下ろすような恰好になると再び唇を奪ってきた。
僕は彼女の積極的な行動に頭が沸騰しそうになる。このままでは理性が持たない。
イザベラは再度、唇を重ねると今度は先ほどよりも優しく押し付けないように重ねてくる。
「ムムッ……ンンッ……ンゥッ……」
「んんっ……んっ……」
そして唇を離すと彼女の目は情熱的な光を放ち、更に呼吸も荒くなってくる。
僕も彼女の濃厚なキスにより思考が麻痺しそうになる。完全に僕を自分のものにしたという表情であった。
「ハルト……ワタシと一緒に楽しく過ごそうヨ。恋人になれなくてもいいカラ……お願イ!」
イザベラは懇願してくる。彼女は今にも泣き出しそうな目をしていた。断るのは忍びなく思ってしまう。
しかし、結衣の件を思い出して罪悪感に苛まれてしまう。一度の過ちで結衣と肉体関係になってしまったからだ。
「もの凄く好きナノ……お願いだカラ!」
「……分かった」
イザベラの強い意志に負けて承諾した。それを聞いた途端、彼女は晴れやかな笑顔になる。
彼女は嬉しさからかテンション高く盛り上がっていた。だが、その一方で彼女と関係を持つことに戸惑ってしまっていた。
「じゃあ、先にシャワー浴びてくるカラ」
「うん……」
イザベラは元気よく浴室に行ってしまった。僕は一人残され困惑する。
これから僕は彼女とエッチをすることになるのだ。結衣と続けてドール達以外の女性と身体を重ねることになる。
精神的には戸惑いが占めていた。公園で出会った老人から貰った能力を呪うしかない。
だが、もう引き返すことはできない。そう思いイザベラとのセックスに緊張するのであった……。