※この作品はR-18です。

前線基地で働く女の子   作:一般通過鳥類

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とても頑張ってる娘からの手紙を家族が読んでる姿を思い浮かべるととてもほっこりします。
……しますよね?

三通目はとても短いので一緒にしてしまいます。



二通目の手紙(と、三通目の手紙)(ベティ)

 

二通目の手紙

 

『父上、母上、お久しぶりです。

 前回工兵隊になったとお伝えしましたが、なんと、みなさんの推薦でわたしが隊長を務めることになったであります。

 わたしが選ばれたのは今でも不思議なのですが、工兵隊のみなさんは見た目こそ怖いものの、本当に良い人ばかりなのであります。

 お仕事でも兵舎に戻ってからも、小さなわたしをいつも優しく気遣って、手取り足取り助けてくれる自慢の部下たちです。

 

 私たちの主な任務は、司令官殿や兵士のみなさんが探索したあとの大穴の荒れ地を削り、安全な補給路を敷いていくことであります。

 身体の小さなわたしは、大きくて力持ちな隊員たちが入れない岩の隙間に潜り込んで、発破の仕掛けもしています。

 無事に道が拓けたときは、隊員のみなさんと手を取り合って歓声をあげ、一緒になって大喜びするのであります。

 

 大穴なので魔物も出てきますが、優秀な護衛部隊もいますし、何より力強い工兵隊のみなさんが守ってくれるので特段問題ありません。

 まだまだ未熟な隊長ですが、みんなに助けてもらいながらもっと頑張って、今度はわたしが司令官殿をお助けするであります。

 

 それでは、また次の作業へ行ってまいります。

 父上も母上も、どうかお体に気をつけてお過ごしください』

 

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・

 

「隊長、今日もよろしく頼んます。あー、今日は……ベッドで手をついてもらって後ろからで……」

「え、あなたもですか? ……え、あれ……わ、わたし何かやってしまったでありますか?」

 

 本日三人の予約のうち、二人目を部屋に迎える。

 もちろん先ほどまで別の男と睦んでいたと感じさせる名残はない。ないのだが……

 

 いつものようにお気に入りの香りを纏い、下着のようにみえる服を見せながら男の手を取る、というところで気になる要望を受けた。

 先のお客も日中一緒に働いた部下だったうえに後ろからという接客をしており、知らないうちに何かやってしまったかと、体を強張らせて聞き返してしまう。

 

「あー、いや、隊長になにかあるわけじゃないんだ、今日の隊長を見てたら、な。……あいつもか」

「わかりました……? それでは、どうぞであります」

 

 男には心当たりがあるようだったが、最後の呟きはベティには届かない。

 なにか違和感は残りつつ、この後にもまだ一人控えていることもあり、素直に動いていく。

 手早く準備を整えた男もベティへ後ろから手を回し、小さい体躯にして触りごたえのある肉体を愉しみ始める。

 

「ん……あ……ぁん……ふぁ……」

 

 素直に快感を受け止めはじめるベティ。だが……

 この客は工兵隊に最初からいる部下の一人で、娼館も何度も来てくれて常連になっている。

 だから、男が何かを躊躇い、我慢していることに気が付いてしまう。

 

「ええと、やはり……その……何か……?」

 言葉少なに目線で訴えると、男が動きを緩めて話しだした

 

「今日の工事、隊長が発破掛けただろ? あの時、仕掛け場所を探してしばらく岩の隙間に潜ってたよな」

「は、はい、やったであります」

 

 もちろん覚えている。今日の工事の最後で大きな岩塊に工事が阻まれ、ベティが石目を捉えて発破で吹き飛ばしたことだ。

 だがいきなりの話で繋がりが分からず、困惑でいっぱいになる。

 

「仕掛け中の隊長は後ろからみると、これだったんだよ」

 

 そういって腰からお尻を通り、太ももにかけてを撫でまわす。

 

「……ぇ?」

「あの時、他のやつらも隊長の後ろで腰の動きに釘付けになってた」

「……え……」

 

 あの時、岩の隙間で発破を仕掛ける場所を作っていた。

 上半身を隙間に潜りこませながら何度も姿勢は変えていたはずで、

 後ろから見ていたなら、腰をずっと振っていたようにみえるはずで、

 それをずっと見られていた。

 工兵ではなく、娼婦として見られていた。

 今まで考えたこともなかった、そんな光景に困惑する。

 

「想像してみろ、周りに他のやつらがいて、今、隊長をみてるって」

 困惑しているベティの思考を男が誘導する。

 肌を、腰を、足を、秘裂を優しく撫で、擦り、性を強く意識させる。

 

「ふぁぁ……みんな……みんなに……?」

 

 部下たちに、後ろから今の自分を見られることを想像してしまう。

 いつも一緒に仕事をして、いつも一緒にご飯を食べている部下たちが後ろで見ている。

 仕事の後に、休日に、娼館に通ってくる部下たちが後ろで見ている。

 いつかの特別なパーティと違い、自分ひとりだけを見られている。

 想像が進み、顔が赤くなっていく。

 

「ずっと……あん……見られてたで……ぁあん……あります……?」

 

 みんなが後ろから自分の秘部を見ていることを想像する。

 みんなが欲望を滾らせているところを想像してしまう。

 みんなの、少しずつ違った形の欲望の熱さを思い出してしまう。

 想像が進み、身体が期待を始めてしまう。

 

「はぁぁ……後ろから……あそこを……」

 

 こんなの普通じゃない、という思考がかすかによぎる。

 

 だが、それ以上に身体の芯が、お腹の芯が熱くなってしまう。

 お腹の奥でじゅんっと蜜が溢れだし、ちょうど広げられた秘裂から、つつっと垂れていく。

 まだロクに触られてもいないのに、想像しただけなのに、あっという間に、今までにないぐらい全身で発情してしまった。

 

 これまでたくさんの欲望を受け入れてきた小さな体躯(カラダ)は、本人も知らないうちに快感に対して敏感になりすぎていた。

 

「んく……あなたも……見ていたで……ありますか?」

 

 あっという間に欲望に飲まれたベティが顔を向け、下がった目じりで媚びるように問いかける。

 男は自分が仕掛けたことながら急激で淫らな変化に飲まれ、ごくりとつばを飲み込むと、強くベティを求めることでソレに応えた。

 

「……ぁあ……ふぁん……はぁぁ……いい……ぅあぁ……」

 

 ベッドに手をついて待つベティに全身で覆いかぶさり、二人の肌に隙間がなくなる。

 両手を回して胸を揉みしだき乳首をこね、首筋に流れた汗を舐めて味わう。

 硬くなった肉棒を秘裂に重ね、主張を始めた小さな豆とすり合わせる。

 

「ひぁ……はぁ! ……ぁあん……気持ちいい……」

 

 強烈な刺激に振り回され、口からは嬌声が溢れて止まらない。

 

「そ、それでは……ひぅ……もう……準備できたで……くぅん……あります……よ……」

 

 ひと時の我慢もせずに身体の奥で生まれた衝動に従い、接客の形をしたおねだりをはじめてしまう。

 零れた蜜が太ももを垂れていく感触を追い、口の端からよだれが垂れていることには気が付かない。

 背中を覆う男の体温を感じながら、大きくひざを開いて男が入りやすいよう準備を整える。

 

「ふぁぁぁぁん……っ!」

 

 一つになった。

 潤沢な愛液でたっぷりと濡れた膣内(ナカ)を一息で奥まで貫かれ、大きく悦びの声をあげる。

 ひと突きごとに胎内を動く熱と音とに意識を奪われていく。

 

「……ああ! すごい……気持ち……いぃ……!」

 

 ひと突きごとに愛液が掻き出され、また、押し込まれる。

 引かれて出ていく肉棒の一番太いところが膣口の入口を圧迫し、

 入ってくる時にお腹の上側をこすり、

 腰と腰がぶつかった時に一番奥まで到達する。

 

「くぁ……ああぁ! ……ぅうん……」

 ただの抽送からこれまで感じたことのないほどの快感を受け取り、

 この上さらに快楽を得ようと身体が勝手に動き出し、剛直の動きに合わせて前後する。

 

 ぐちゅぐちゅと響く湿った音が、抽送ごとに、呼吸があうにつれ、パンッパンッと力強くぶつかる音に変化していく。

 

「あ! あぅ! あぁ!! はぁ! もっと……!」

 

 快感に翻弄され、今この時だけはより愉しむことを。

 さらに男が動きに緩急をつけ、そのひとつひとつで新しい快感が生まれる。

 

「あぅ! はぁ……! くぁ…あぁっ!」

 

 大きすぎる快感に身体が崩れる。

 腰を高く残した姿勢になったところを両手でつかまれ、男がさらに力を込める。

 

「ふっ……はぁ……ああぁん……! も、もう……そろそろ……イっちゃ……ふぁ……います……」

 

 最後に向けてさらに力強くなっていく抽送を受け止めつつ片言に限界を伝え、男も動きで返答し、

 

「ああぁ! あぅあ! わ、わたし……イクっ! イきます! ……ぁあぁぁぁぁっ!!」

 

 両手でシーツを握り、顔は枕に埋めて最後を待つ。

 結合部が密着し、膣の奥、子宮口を強く押されたところで男の動きが止まり、熱い奔流が流れ込む。

 子宮(おなか)に流れ込む熱を感じながらベティも絶頂に達し、全身で性の悦びを受け止めた。

 

・

 

 絶頂から降りてくる最中、繋がったまま子宮(おなか)の中に残る熱をゆっくり愉しみ、いつもと違った今日の接客について考える。

 

(お外でみんなと……)

(想像しただけで……とても興奮したであります……)

(本当にやったら……どうなるんだろう……)

(ううん! ダメです。仕事は真面目にやらないとであります! …………なら)

(……仕事じゃ……なければ……?)

 

「あ、あの……さっきの、みんなが……というお話ですが、その……あそこでやれたら……やりたい……であります……か?」

 

 まだ息も整っていないうち、気が付いたら口が勝手に開いていて、動き出した口が止まらない。止められない。

 

 ……その上、

(工兵隊への依頼の中に浅い階での補修工事があったから兵士さんの巡回のルートを調整すれば作業の後に十分な時間は取れるであります。あの工事の必要人数は……石の上だし痛くないように服は着たままで荷物には汗拭き用の布を多めに…………)

 これまで真面目に積み重ねてきた隊長としての経験は、勝手に計画を立て始めてしまう。

 

 おどろきつつも全力でうなずく男。

 うなずいた後で、外、さらに言えば大穴の中で複数人でなんて平気なのか?と心配しはじめる。

 

「は、はい、ルディアさんに言えば大丈夫であります。浅層で補修工事が終わった後に周囲の安全確保を十分に行い、接客という扱いにしていただくであります」

「それならぜひ頼む。補修工事っていうといくつか来てる小さいやつか?」

「はい、3、4人で足りると思うであります。……なるほど、前のお客さんのあの人に……次に来るお客様も工兵隊の人……? ……他の人も…………順番は……」

 

──そして秘密の作戦会議も手早く終わり……。

 

「今日もたっぷりあったかい気持ちになってもらえてよかったです」

「また明日の工事もよろしくお願いするであります!」

 

・

・

 

「工兵隊のことを知りたい? まぁ最近話題だしな」

 ある晴れた日の前線基地。大穴の入口にほど近い馬車止めで、年季の入った手綱を持った大柄な男が、制服に着られているような少年に何かを教えている。

 今の工兵隊の隊長は女で、それも少女と言ってもいいほどの若手だが、隊員たちのことを実によく見ている。

 着任して間を置かずに隊規を改め、魔物からの安全確保の基準を見直したり十分な休息時間を取るようにして、工兵たちが動きやすい環境を作ったそうだ。

 おかげで魔物や事故での被害も減って、最近では予定の期日を前倒しで仕上げてくることもある。

 司令部も部隊の工兵たちも、彼女を高く評価しているという話だ。もちろん、俺もだ。

 噂をすれば、ちょうどそこを歩いてるのが工兵隊の隊長と工兵たちだ。少人数で軽装備ってことは恐らく浅い階層の補修工事だろう。

 彼らが道を整備してくれているおかげで我々も大穴の中を安心して輸送できてるってわけだ。前線基地を支える大事な人たちだ、お前も感謝しとくんだぞ。

 うちの部隊の休息時間も増やしてほしい? は! いっちょ前に仕事ができるようになってから言ってくれ。彼らのおかげで俺らがやることも増えてるんだからな!

 さて、次の仕事が来たぞ、今朝出発した発掘隊が大物を掘り出したらしい──輸送隊! 集合!

 

 

──前線基地の工兵隊は今日も仲良く元気よく、新輸送路開拓から補修工事まで、大穴内の工事ならなんでも請け負っている。

 

 

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・

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三通目の手紙

 

『父上、母上、お久しぶりです。

 

 最近は厄災や魔物の動きも落ち着いているのですが、その分、大穴での発掘や採掘が猫の手も借りたいほどの忙しさになっていて、前の手紙から時間が空いてしまったであります。

 ここでは階層間のリフト(大規模な転移装置であります!)が使えるおかげで資源の採掘拠点の発展と搬出の効率がものすごく高くて、工兵隊にもたくさんの輸送路開拓の依頼が来ているであります。

 

 工兵隊の規模も大きくなったでありますが、隊長として前より自信をもって働けていて、新しく工兵隊に配属された人たちとも仲良くやれているであります。

 前のお手紙でお伝えした憩いの場には工兵隊のみなさんもよく来ているので、毎日の疲れを癒してさしあげているであります。

 

 この間、司令部にお邪魔をしたときに、近いうちにミレスガルドの部隊が合同訓練のために前線基地に来るという噂を聞きました。

 もしかしたら兄上の部隊が来るかもしれないであります。

 その時にはわたしと、工兵隊の活躍をしっかりみてもらうであります!

 

 それでは次の輸送路開拓の会議に行ってくるであります。

 父上、母上、そちらもどうかお体に気をつけてお過ごしください』

 

・

・

・

 

 

「あ、兄上! 本当に兄上の部隊だったんですね、来てくれて嬉しいです!」

「あ、ああ、ベ、ベティ……なの……か? そ、その恰好は……?」

「これですか? ここでのお仕事着であります。かわいいでしょう?」

「そ、それに、その……胸に……付けてるのは……」

「これ、かわいくてわたしのお気に入りのアクセサリーなんです。このスイッチいれるとぶるぶるって震えるんであります。あ、お部屋に入ってからじゃないとだめですよ? ルディアさん、お部屋入るであります!」

「ベティちゃん今日も元気ね、わかったわ、いってらっしゃい! そちらのお兄さんもたっぷり楽しんでね?」

「さぁさ、兄上、こちらへどうぞ! 頑張っていっぱい癒して差し上げるでありますよ!」

 

 引きずられるように個室へ連れていかれる男。

 周囲の関心は男が何回搾り取られるかに移っていったが、その男の今日の夜は長くなりそうだった。

 

 

 




きっとしあわせになったとおもいます。
なお、ほとばしる熱いパトスをほとばしらせたらパトスが売り切れました。次回入荷は未定となっております。
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