※この作品はR-18です。

10年後彩葉とかぐやが「なかよしのやつ」する話   作:五宝合体竹取ロボ

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ちょっとイップス気味だったので、小説の書き方思い出すためにリハビリがてら書きました。


ムラムラした彩葉とかぐやがスケベなことする話

☽000☾

 

「ムラムラする……」

 

 なぜかと言われると困ってしまうが、体の芯、背骨に沿うように走る熱が、それこそ間欠泉のようにわっと湧き出して体の内側からジリジリと炙るようだった。

 

 職場の研究所が設備改修で午後は休業ということで午前様だった私、酒寄彩葉は、化粧落としついでに早めのお風呂を浴びていつものパジャマに着替えてリビングでくつろいでいたところだった。

 

 そんななか、午後の日差しに微睡んでいると、唐突に甘い痺れがぐつぐつと芯からぐつぐつと湧いてきた。

 湧いてきたんだから仕方がない。

 

 今では2児の母となった真実は学生の時から彼氏とよろしくやっていたみたいだけど、残念ながら(?)私には男っ気というものはなかった。

 お母さん譲りの美貌のおかげか、告白みたいなのは受けたことは度々あったけど、それよりもやらなきゃいけないことが山積みだったからそんな暇はなかったのだ。

 

 メインテーマであったかぐやにパンケーキをもう一度食べさせてあげるための疑似味覚の開発に、その発展型であるボディの開発、エトセトラエトセトラ。

 

 そのことに人生のうち、花の期間を使い果たしたことに後悔なんかないし、結果としての今の暮らしに不満はないけど、三十路の大台が遠目ながらも見えてきたこの体。それこそ8000年以上前からある生物としての適齢期の女の体というものは、子供とそれを生むための雄を求めていて、現代人の私といえどその衝動は度々こうやって発作的に表に出てきていた。

 

 大学デビューですごいことになった子も一般教養のコマでチラホラと見たことがあり、あれらに比べると自分の性欲は少ない方だなんて自認はしているけれども、それでも度々唐突に沸き立つこの熱には抗いがたさがあった。

 

 とはいえ、我が家には赤子はコウノトリが運んでくると信じてそうな脳天気な宇宙人がいるし、こそっと解消法を聞いたときに怪しげな光を目に浮かべた芦花はなんか怖いしで、ロクに解消できず悶々とする日々が続いていた。まさか職場で解消するわけにもいかないしね。

 

 そんなことをつらつらと考えていても体の熱は一向に冷めず、逆に一度気にしてしまえば余計に気になるもので、下着に押さえつけられた乳首や陰核がその主張を強めたがために布地に押さえつけられて伸びる生地の圧で擦れるし、パジャマの柔らかな肌触りでさえ火照った皮膚をなぞる感触が愛撫のようにさえ感じられ、情欲の火を煽られる。

 

「欲求不満……? だとしたら笑えないな……」

 

 そうこぼしながらも体は素直で、足は自然と自室に向かって階段を登り始めた。

 正確には自室のクローゼットに隠した猫用のペットシーツへと。

 

 ちょくちょくというか、ほぼ毎晩お気楽金髪宇宙人の侵略を受ける我が部屋でもクローゼットは一種の聖域だ。

 そもそもかぐやは掃除の類はほとんどしないしね。

 だからこそ、あまり見せたくない類のものは大概そこに放り込んでいる。

 もう着なくなった制服とか、貰ったは良いけど捨てられなかったラブレターとか。

 

 ———年頃の乙女特有の玩具とか。

 

 

☽001☾

 

 

「彩葉ー! ただいまー!」

 

 階下から聞こえた場違いに明るい声と、開け放たれた扉の音に慌てて跳ね起きた。

 さっきまであったはずの熱に冷水をぶちまけるようにゾッと背筋が冷える。

 

「今日は遅くなるって……っ! いや、まず隠蔽をっ! ……んぅ」

 

 想定外の闖入者がこちらに来る前に慌てて下ろしてた下着とハーフパンツを引き上げる。

 乱暴に上げたせいでゴムに引っかかった陰核が、甘い痺れとともに最後まで行くことをわがままにも主張するが、このまま続けてかぐやに目撃されて、『彩葉、なにやってるの?』だなんて無垢な瞳で尋ねられたら、研究所のみんなには悪いが2週間は寝込む自信がある。

 

 ロクに拭きもせずに下着を上げたせいか動くたびに湧き始めだった愛液が下着に染み込み、その粘性で秘所を擦る感触に不快感を感じるなか、敷布団の股下に転がるショッキングピンクの相棒(芦花セレクト!)をまだ乾いているペットシーツで包んでクローゼットに放り込んで扉を閉める。

 

 これで階下のかぐやが踏み込んできてもすぐには気付くまい。

 

 自尊心の危機が去ったことに安心して、息を吐きながらそのまま床に崩れ落ちると、柑橘と花の香りが外の風を纏ってドアから顔を出した。

 

「あっ! 彩葉居た! なにしてたの?」

「ん? んー……、昼寝?」

「おー、かぐやも昼寝すき! 今日早いって言ってたもんねー。あっそうだ! 下降りてきて! 面白いもん買ったんだー」

「またガラクタ増やしたんじゃないでしょうね……」

「ふっふっふ〜、見てのお楽しみ! 待ってるから!」

 

 そう言って私の返事も待たずにドタドタと足音を立てて身を翻したかぐやは、いつもどおり楽しそうで、こちらまで釣られて笑顔になりそうだ。

 それはそれとして隣室の惨状を思えば増えたガラクタに頭痛がするが。

 

「はぁ……、しょうがないからどんなガラクタ買ってきたか見てやりますか……」

 

 そう照れ隠しの憎まれ口をと一緒に体の熱を部屋に置いて、残り香を追う。

 

 その香りに量を増した銀筋が、裾の緩いハーフパンツをすり抜けて太ももに伝うのを指で払いながら。

 

 

☽002☾

 

 

 あれから日も落ち、食事を済ませ寝る段になっても情欲の炎は収まるどころか、その勢いを増していた。

 今日も今日とて布団に潜り込んできたかぐやを抱き枕にして気を静めようとしても、もはや私の制御から離れた乳首や陰核は痛いばかりに充血していて、その存在を脳に直接主張していた。

 

「すーはー……」

 

 金の川に鼻先を埋めて、落ち着こうと深呼吸をする。

 しかし、思惑とは裏腹に肺の先まで染み込んだかぐやの香りは逆効果で、どくどくと喚く心臓は鼓膜まで揺らしてうるさいぐらいだった。

 固く瞑った目を開いて鏡に見れば無様に血走った私の瞳が写ったであろう。

 

「ねぇ、彩葉?」

「あっ、えっ、なに?」

「ん……? 調子悪い?」

「はっ、えっと、なんで?」

 

 不審な態度のせいか、向こうを向いたままのかぐやに聞かれてしまった。

 思わず誤魔化すが熱に浮かされた脳が弾いた言葉は辿々しい。

 というかキョドりすぎだろ私!

 

「んー、なんとなく」

「えと……、大丈夫……、もうすぐ落ち着くから」

「そっか」

 

 ぽつりぽつりと石を置くように言葉少なく話すかぐやに劣勢だった理性が叫びあげた。

 途端に羞恥と後悔が押し寄せてくる。

 

 一体何をしてたんだ私は。

 あんなに大事なかぐやに欲情するなんて。

 ましてや一時の欲でこの生活を壊しかねないようなことを。馬鹿なんじゃないのか。

 

 しとどに濡れた下着の不快感すら自分への罰かと思うぐらいの自己嫌悪に叫びだしたくなる。

 

「ごめん、ちょっとどうかしてた、顔洗ってくるね」

 

 そう言って、手をついて立とうとすると、汗ばんだ手が手首を掴んだ。

 

「……いいよ」

「えっ?」

 

 金の海だけが写っていた視界から少し離れたお陰で見れた全景。背を向けて表情の見えないかぐやの唯一見える肌色の耳の先は薄く桜色に染まっていた。

 

「彩葉ならいいよ」

 

 カーテンの隙間から差し込む一筋の月光に照らされた右手のブレスレットが、キラリと輝いた気がした。

 

 

☽003☾

 

 

「脱がすよ」

「うん……」

 

 薄暗さを月光が切り裂くなか、仰向けになった股下の天女の衣を剥ぎ取る。

 興奮かそれとも緊張か、はたまた紡ぎあげてきた関係を壊す暗い愉悦か、ぐちゃぐちゃの頭で強張った指を、かぐやの肌を傷つけないように慎重にナイトブラと肌の間に指を差し込んで力を入れる。

 

「ん……」

 

 どこか鼻にかかったような息を吐いたかぐやを尻目に、薄明かりの中に白磁の肌が露わになった。

 シミ一つない処女雪の丘の上に桜の花びらが、触れられる時を今か今かと待つようにぷっくりと自己主張していて、思わず固唾を飲む。

 

 Dカップって肉まんぐらいなんだっけなんて場違いなくだらない雑学が脳裏を通り過ぎながら見る双丘は、若さかそれとも天女の美貌か、つんと天をつきながらも重力に引っ張られてその嵩を減らしていた。

 

 鎖骨をうっすら撫でながら、もはや勝手に動く指先は乳房、肋骨、お腹と通って下へ下へと向かう。

 終着のへとたどり着いた指でブラとおそろいの色気のないグレーのショーツを下ろすと、一筋の糸が引く。

 

「……私だけじゃなかったんだね」

「……っ!」

 

 思わず口をついて出た安堵にかぐやの頬がかっと紅に染まって、前腕で目隠しをするように顔を隠す。

 

「……! はずいじゃん……」

「ごめん」

「……いいよ」

 

 そう言って顔を背けたかぐや。

 そんないじらしい姿にたまらくなって、止めていた手をそっと恥丘にあてる。

 毛一つない平原に一筋走った割れ目は普段と違いその口をわずかに開いていて、まるで呼吸でもするようにぱくりぱくりと喘いで、涎を垂らしつつあった。

 

 こぼれ落ちつつあるその滴をひと掬いして口に含むと、僅かな塩味が舌を覆う。

 

「しょっぱい」

「……! 感想言うなぁ……」

 

 弱々しい声とともについに真っ赤になってしまったかぐやの顔から目を離して、恥丘を押し上げるように2本の指に力に入れるとついにその花弁が開いた。

 

 初めて浴びた空気にごぼりと今まで溜まっていた蜜を零した花弁は、少し厚い皮に頭を抑えられた小さな陰核と、今か今かと相手を待って鼓動をしている膣口が歓迎してくれた。

 当然ながら誰も受け入れたことのないそこは、汚れなどなく澄んだサーモンピンク色に月光を反射していてまるで宝石のようだった。

 

 その美しさに蜜に誘われた蜂のように顔を寄せると、荒くなった鼻息があたったか、きゅっと貝が閉まりくすぐったそうにかぐやが身動ぎする。

 

「ん、くすぐった……」

 

 そんな小さな抗議を無視して、華奢な太ももに割り入って陰唇に口づけすると、

「ん……ん! ぁ!」

 と鼻から抜けるような嬌声とともに腰が跳ねた。

 

 反射で挟み込まれるかぐやのふとももの脂肪と筋肉の柔らかさを頬で感じながら、跳ねる腰を両手で握って、円を描くように舌を動かす。

 

「あっ……っ! あ……あ! ……ん、……! あぁ……あ…っんっ! ……!」

 

 大陰唇、小陰唇、膣口と渦巻きを描くように動かすと、そのたびにくすぐりの笑い声とも性感の喘ぎともつかない嬌声を上げながら腰が跳ねて、顔に愛液のしぶきが散る。

 

 残るは……。

 

 本命を前に、ちらりとかぐやの顔を伺う。

 

「いろは……?」

 

 荒くなった息を整えながら、突然動きを止めた私のことを見るかぐやの潤んだ瞳には、今まで経験したこともない大きな快楽の大波への純粋な驚愕と困惑、そしてそれを突然止めた私への催促の色が見えた。

 

「っ…! ぁ……んっ……! ぐっ……ぅ……うぐっ! いゃ……ぁっ!」

 

 かぐやの目に浮かぶ催促に答えるように、陰核を隠す皮を尖らせた舌で避けてぐるりぐるりと舌のざらつきで露出させた陰核を削り取るように磨くと、強すぎる快楽から逃れるように腰が逃げるので使う腕に力を入れて押さえつけるように更に激しく貪る。

 

「……ぐぅっ……あっ! んん!……イッ!」

「んっ!? けほっ」 

 

 するとやりすぎたのか、勢いよく何かが吹き出してきた。

 そのあまりの勢いに溺れかけて思わずかぐやから手を離してしまうと、跳ね上がった腰の勢いに押されて弾かれるように起き上がる。

 

「あ゛っ……ぁぅ……う゛っ! ……ぁ……っ……」

「あー……」

 

 かぐやの様子を見れば、恥丘を押し出すようにお尻と太ももの筋肉が痙攣のように断続して動き、何かを求めるようにパクパクと動く膣口の上からは、いまだ出切っていないと言わんばかりに断続的に透明な汁が吹き出ていた。

 

「い゛ろはっ……、ごめっ……くぅっ……でちゃっ……ゃ……ん!」

 

 どうやら私はかぐやの潮吹きに溺れかけたらしい。

 

 失禁と勘違いして、いよいよ泣き出しそうになりながらも、荒波のような快楽に翻弄されるように腰を振るかぐやを優しく抱きかかえながら、自分の太ももと絡める。

 痙攣のような初めての絶頂でいまだ震えるかぐやの恥丘が私のそれとまるでフレンチキスでもするように近づき、やがて陰核同士が擦れ合った。

 

「ぁ、っ!」

「んっ!」

 

 かぐやの味に、私の舌で翻弄される姿に、そして絶頂の証を(勘違いでも)謝罪し涙するそのいじらしさに。もうすでに痛みすら覚えるほどに興奮した私の秘所は、かぐやと触れ合った数瞬の衝撃すら、今までのどんな一人遊びのそれとは比べ物にならない快楽を、丹田から直接背骨を通して脳に叩き込んできた。

 その衝撃は凄まじく、思わず自分のものとは思えぬ喘ぎ声が出た。というか少しイった。

 

 片足を私の秘所に押さえつけられたかぐやはと言うと、先程の絶頂から抜け出せてないのにも関わらず、更に先程の衝撃によって更に深くまで気を遣ったらしく、もはや息絶え絶えで、喘ぐように緩んだ口から唾液を出しながら、ぼんやりと私の顔を見つめる。

 

「ん……くちゅ……」

「ぁ……はむ……」

 

 上半身を濡らして未だてらてらと光を反射する潮を擦り付けるようにかぐやにしだれかかって、緩く開いたその唇を貪ると、入れた舌を恐る恐るといった感じで受け入れてくれる。

 そのままかぐやの秘所を割り開くように腰をグラインドさせると、乳首が擦れ合って、三方向からの甘い痺れに全身がかぐやに包まれたかのような錯覚さえ覚える。

 

「はぁ……ぁ、……あ! んん……ぅ…っ! イクッ! く…っ」 

「ああ……っ、ぐう! ……! っ、……ぅ、……ぁ……、……ああっあぁあ!」

 

 ジリジリと高まる快楽に身を任せて腰を力任せに動かすと面白いように押さえつけたかぐやの体が跳ねて、その屈服した姿にまた沸き立つ獣欲に任せて更に腰を打ち付ける。そんな無限ループもやがて登りきった快感が背筋を反らせて、秘所から水音を立てることで終わりを告げる。

 

「はぁ……はぁ……」

「ぁ……、っ! んっ!」

 

 今までにない深い絶頂に、息も絶え絶えにかぐやの上からどけて隣を見ると、私が除けてもまだ絶頂が続いてるようで、跳ねる体を必死に抑え込みながら、それでも体を震わせていた。

 

 初めてだからだろうか? かぐやは結構長続きするタイプのようだ。

 それとも私が慣れ過ぎているだけ? まあどっちでも良いか。

 

「おつかれ」

「ん……」

 

 汗ばむかぐやの額に触れるだけのキスをして労うと、声を出す気力すら奪われたか、にへらと笑ってそれを返答としてきた。

 

 かぐやと私の匂いが充満する部屋の中で、疲れからかごろんと横になり、触れ合う肌の温度を感じながら天井を見上げる。

 

 背骨を焼き焦がすようなあの情欲はもう消えていた。

 

 

☽004☾

 

 

「うー……、まだ頭くらくらする〜〜」

「ごめんって」

「えへへー」

 

 お互いの体液まみれになった体を清めた後に、ベチャベチャになったシーツを洗う洗濯機の音をBGMに、かぐやの髪を、洗面台の前に座らせてドライヤーで乾かしていた。

 

「彩葉って、かぐやと、ああいう事したかったの?」

「うっ、いっ、いや? 気の迷いっていうか……、あのその……」

 

 思わず声が裏返る。

 すっきりしたお陰か、さっきまでの自分がちょっとおかしかったと自省していたところだったのだ。

 脳みそ茹だってたんじゃないだろうか。しかもよりにもよって性欲で。

 猿で有名な男子学生だってもうちょっと自制が効くだろう。なんと愚かな。

 

「ふーん……、あっそうだ! 彩葉! ちょっと寄って?」

「ん?」

 

 私の返答になんだか納得してるようなしてないような声を上げたかぐやが突然指示を出してくるので、ドライヤーを止めて屈んでかぐやの目線に合わせる。

 するとくるりと振り返ったかぐやが私の襟元についばむようにキスをしてきた。

 

「ちゅっ」

「は、えっ」

 

 ちゅぽんと音を立てて唇を離したかぐやの突然の暴挙にに呆然として思わず正面を見ると、鏡に映る私の襟元には、コレはもう見事なキスマークが生えていた。

 

「なにを……、あっ、これブラウスじゃ隠れないじゃん!」

「えへへー、これでおあいこ!」

 

 そう言って悪戯そうに笑う鏡の中のかぐやの瞳には、見覚えのある情欲の光が見えた。

 

「……っ!」

 

 何かの勘違いだろうと頭を振るといつもの脳天気にニタニタ笑うかぐやの姿。

 

「ん? どしたの彩葉?」

「いや……、なんでもない、髪乾かすよ」

「はーい」

 

 いつもどおりのかぐやに胸をなでおろして髪を持ち上げながら、ドライヤーのスイッチを入れ直して、乾かそうと半歩近寄ると、きゅっと子宮が疼いた気がした。




おしまい!

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