翔鶴の処女喪失回。
NTRなのかな?
瑞鶴と屈託なく話し遊ぶあなたの姿を見ていると、私の中でいろいろな感情が渦巻きました。
「仲良しの幼馴染の女の子のお姉さん」
それが私の立ち位置。
だから、遠慮容赦のない瑞鶴への態度と比べて、私に対するあなたの態度はどこか遠慮があった。
きっと、あなたは私ではなく瑞鶴を選ぶのでしょう。
だったら、私はあなたへの想いを忘れよう。
あなたの事が好きな女の子じゃなくて、あなたが好きな女の子のお姉さんでいよう。
そうすれば、私はあなたに選ばれない悲しみを感じる事は無いでしょうから。
「翔鶴さん、君の事が好きです。
私とつきあってください。」
人気のない建物の裏手に呼び出された私に、あの人はそう言った。
一瞬、えっと思ったけれど、
あぁ、私、今、告白されてるんだ。と状況を理解した。
顔も名前も知らない人だったけれど、爽やかで顔も悪くなかった。
そうね、新しい恋を始めたら、あなたの事を忘れられるかもしれない。
私はそう思って、
「えっ、あぁ、はい」
とまで言うと、
「やったぁ、嬉しい」
と言われ、あっという間に抱きすくめられた。
私はその後に、
「でも、私はあなたの事を何も知らないから、お友達からお願いします。」
と言うつもりだったけれど、その言葉を言うより早く、私の唇は彼の唇で塞がれてしまい、結局、その言葉を口に出す事は出来なかった。
あの人は思ったより力が強くて、私は抱きしめられた腕を振り払う事が出来なかった。
私が抵抗しないのを察したのか、あの人は軽く当てていただけの唇は強く押し当てられ、私の口の中に舌が入ってきて、私の口の中を舐め回し始めた。
えっ…と思う間もなく、私を抱き進めていた手が私のお尻に回り、ぐにぐにとお尻を撫で回し始めた。
それだけじゃない。
もう片方の腕がするっと動いて、私の胸の上に移り、乳房をつかみ、揉み始めていた。
こんなの違う、何かおかしい。
私はそう思うと、わずかに出来た隙間からあの人の腕の中から逃れた。
今、思えば、あの人は私が好きだったんじゃなくて、私の身体が目当てだったんだとわかるけれど、あの頃の私にはそれがわからなかった。
翌日、あの人はまるで何事も無かったかのように平然とした顔で現れ、
「逃げるなんて酷いじゃないか」
と言った。
「告白して、返事もそこそこにキスして、身体までも求めてくるとは思わなかった」
と言うと、あの人は、
「俺が付き合ってくれと言ったら、はいと答えたじゃないか、だったら、俺たちはもう恋人だし、恋人だったら、こんな事もするんだよ。」
と言って、私の胸をつかみ、くにゅくにゅと揉み始めた。
「遅いか早いかの問題さ、誰だってする事なんだからさ」
「そうかもしれませんけど、私はまず友達からって、言おうとしたら」
とまで言うと、あの人は
「でも、友達からなんて言わなかったよね。
言って伝えようとしなかったら、伝わるわけないし、否が伝わらなかったら、受け入れたって事だよ。」
そう言って、再び唇を押しつけ、私の言を塞ぎ、昨日の続きを始めた。
気がついた時はわたしはもう全身の力が抜けてしまい、あの人の言う事を拒めなくなっていた。
そして、私は全裸にされ、彼の思う様に嬲られた。
おそらく私は彼の前戯だけで、何度もイカされていたんだろう。
まだその時はイクという言葉も、意味も知らなかったけれど。
とにかく私は全てが終わった後に全身の力を使い果たし、ハァハァと荒い息をついていた。
全裸で股を開いたはしたない姿である事にさえ気がついていなかった。
翌日、あの人は私の顔を見ても何も言ってこなかった、何もしてこなかった。
でも、その日の夜。
眠っていた私は全身を貫くようなむず痒いような疼きに叩き起こされた。
胸が、股間が疼いてたまらなくなった。
私は膝をすり合わせてみたけれど、疼きは収まらなかった。
仕方なく、乳房を己の手で揉み、股間へ手を滑らせ、性器の周りを触ってみた。
少し疼きが収まったような気がしたけれど、それはほんの僅かで、身体がもっとして欲しいと催促しているようだった。
私は乳房を揉み込み、乳首をつまみ、陰唇に指を差し入れかき回し、自分で自分を慰めて後、ようやく、疼きは収まっていった。
でも、私はわかってしまった。
この疼きを本当に抑えるには、私じゃダメなんだって、あの人の指や舌、そして男性器じゃないとって。
翌日、私はあの人の顔を見るのが嫌だった。
身体があの人を求めている。
そして、私もそれを理解している。
でも、それを認めるのが嫌だった。
私はそんな破廉恥な女になってしまったのだから。
そして、私はあの人の顔を見るのがとても恥ずかしくなり、あの人の顔を見ると、真っ赤になってそっぽを向いた。
だが、あの人はニヤニヤ笑って近づいてきて、
「なに、そんなに顔を真っ赤にしてんの?」
と言った。
もう、私は彼の言葉に逆らえなかった。
昨夜、身体の疼きに耐えかねて、自ら自分の身体を慰めた事などを全部話した。
するとあの人は
「あ〜、スケベだなぁ、翔鶴ちゃんは。
ねぇ、これが欲しいんじゃない?」
というと、あの人は私の手を取って、あの人の股間に持って行かせ、屹立をつかませ上下させた。
私の心には大きな恐怖とわずかな期待があった。
そして、その日。
私はあの人を求め、雌になった。
背景世界については何も考えていません。
鎮守府なのか学校なのか、それすらも考えてません。
そもそも、そんな、バックグラウンドなんて必要無いよね。
大事なのはあなたと翔鶴と瑞鶴とあの人がいる、そんな世界。
それだけでしょ。
あと、あなたとあの人の名前も考えていません。
あなたもあの人も名前を言われる事は無いので。