※この作品はR-18です。

板垣カノエとイチャラブ中出しエッチ♡   作:緋枝路 オシエ

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「イヒッ、私達にぴったりな映画だよねぇ」

 

 本来であれば目的地である映画館には、すぐに辿り着けたが……

 

 上映開始時間ギリギリまで、周辺をブラブラしたり、公園のベンチに座りながら、肩を寄り添い合ったりしていた。

 

 たった30分間で、凄くイチャイチャ出来ていたし、シャーレで過ごす日々の疲労が流れ落ち、身体中の不純物までもが取り除かれていく感覚だったが、まだまだ……デートは始まってすらない。

 

「前世で恋人だった二人……現世でも再会して、少しずつ前世の記憶を思い出していき……また恋人になる。…………まるで私達みたいだもんねぇ♪ イヒッ……」

 

 もしかして、いや、間違いなくカノエは、この映画が公開されるタイミングを見計らって、デートの計画を提案してきたに違いない。

 

「ねぇ、先生」

 

 隣り合って席に座る私へ、そっ……と、ひんやりして、恐ろしいくらい細い掌を、私の掌と重ねて来た。

 

「映画のヒロインちゃんは、随分と女の子らしい身体つきだけど……私の身体とどっちが好き?」

 

 考えるまでもない。

 

 カノエもちょっと、からかいたいから言っているのだと分かっている。

 

「……イヒッ♡ 先生ったら大胆だねぇ♡」

 

 ……カノエが誘導してきたんだけど。

 

 動悸がまた激しくなってしまう私に対し、カノエはやや恐怖さえ覚える程に白い肌を、少し紅く染めてはいるものの、伝わる体温と動悸は平静を保ち続けていた。

 

 

 

 デートのスケジュールは、滞りなく終了した。

 

 映画観賞中は、サービスシーンやキスシーンの間、カノエが私の太ももを撫でてくるものだから、勃起を鎮めるのが大変だった……

 

 上映終了後は、予約していたレストランへ行き昼食。

 

「私が作る料理と、どっちが美味しい?」などと、意地悪な質問をしてきた彼女へ、迷うことなくカノエと答えたら席を立ち、私の隣に移動して太ももを触りながら、食べるのを再開させたので、色々な意味でドキドキしてしまった……

 

 昼食後、カノエが興味を抱いていたオカルトグッズ専門店へと、足を運んだ。

 

 大釜や不気味な人形? 鳥籠のようなものからペンダントを、興味深く観察するカノエはとても可愛い。

 

 展示されている品よりも、ついついカノエばかりを目で追ってしまって、ハッ、と視線を真下に下ろしたら、既に彼女が潜り込んでいた。

 

「先生、ありがとうねぇ」

 

 店の死角なのを良い事に、カノエは私の鼻の先端に軽くキスをした。

 

 だけど、悪魔の装飾が成されていた、大型鏡にはカノエの背面姿や、背伸びしている光景までも全部映り込んでいた。

 

 普段は見る事の出来ない視点から、キスされた気分になって、ドキドキどころかムラムラが湧き出てしまったが……

 

 「夜に、ねぇ♡」、膨れつつある竿の側面を一撫でしつつ、「しっ~~♪」と、人差し指を唇の前に立ててきたカノエを、少しばかり抱きしめて、どうにかその場を乗り切れた。

 

「次はさ、先生が気になっていたところに行こうよぉ」

 

 スケジュールにはない提案だった。

 

 私の趣味、ロボットのフィギュアやプラモデル……

 

 カノエはあまりそれらに興味が無いと知っているから、プラン作成時には提案をしなかったが、「先生の楽しそうな顔を、見たいからさぁ♪」とまで言ってくれたのなら、お言葉に甘える事にした……

 

「イヒッ、いいんだよぉ、先生の近くでこうしてるから」

 

 私の前方に位置を取り、ニタニタとしながらフィギュアでも、プラモデルでもなく、私の顔を鑑賞してくるカノエ。

 

「全然退屈してないよぉ♪ 先生が童心に戻っている顔、もぉ~~と見せてねぇ♪」

 

 私も後半になると、カノエの事ばかりを見てしまっていた気がする……

 

 そして夕食を摂り、夜の公園で手を繋ぎながら天然のプラネタリウムを、暫し観賞しながらデートの感想を伝え合っていた。

 

「楽しかった時間って、どうしてこんなに早く過ぎちゃうのかなぁ」

 

 時刻は20時を過ぎている。

 

 カノエは監隊のミリアの協力を得て、ワイルドハントからの外出を許可されている。

 

 が、それは日付を跨ぐまでの間のみ。

 

 どうあっても学院へ戻るまでの時間を加味し、カノエと過ごせるのは残り三時間も無い。

 

「先生」

 

 きゅっ……

 

 幅広く使われる「手を繋ぐ」から、恋人だけしか行えない、互いの指を一本ずつ絡ませていく、ラブ握りへ。

 

 どれだけ密着されても、カノエの鼓動は平静を保っていたのに、ラブ握りを合図にして初めて、とくっ……何かが弾けてきた。

 

「私、まだまだ先生とお別れ……したくないなぁ」

 

 ここから先のスケジュールは「あえて」立てていない。

 

 何度も何度も、身体を重ねて来た関係なのだ。

 

 この先に「何を」求めているか、分からないほど私も――

 

「私……子供だけど、大人な事は出来るんだよぉ……♡ いっぱいいっぱい、先生としてきてるもんねぇ♡」

 

 また、太ももを擦って来る。

 

 デート中も何度もされてきた、セックスアピール……

 

 その気になれば、デートの途中でホテルへ直行出来ていただろうが、今まで性的衝動を押し殺して、耐えきってきた。

 

 ……もういいんだ、恋人との陽の時間は終わり、ここからは夜の時間へ。

 

「うん♡ 行こうかぁ♡ ホテルの場所はねぇ、ちゃんと検索してきてるんだよぉ♡」

 

用意周到、例え私がこの場でお別れしようとしたって、カノエはあらゆる手段を用いて、ホテルへお誘いしてくれただろう。

 

 ラブホテルがずらりと立ち並ぶ、艶やかなネオンが相方を誘惑する蛍のように、私とカノエはネオンにつられる足取りで、お目当てのホテル前まで辿り着いていた。

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