※この作品はR-18です。

目の前で悪戯されていく・・・   作:torokerukun

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二人きりの時間

食事会場に戻り 種類多く並べられたテーブルに向かい

四人で自由におかずを取っていく

安いビジネスホテルよりしっかりした品数と出来映え

緊張みたいな状態で食事なんて出来るか?と思っていたのに

食欲が湧いてしまう

また ここの気遣いなのか

濃い味付けや スパイス系のモノが控えめで

野菜とデザートが多めだった

 

その間も 何人の他の方と目が合えば会釈したり 近づけば「よろしくね」と軽く声を掛けてくれる方々に 少し緊張や不安は軽減した気がした

 

四人で食事をはじめ 軽い会話を交わしたが 性的な内容はしなかった

 

女「桜の間のお客様 お湯の準備が出来ましたので 『月の湯』へお向かい下さい」

 

浴衣を着た女性が会場内に声を掛けると

近くに座っていたご夫婦と思われる二人が席を立ち

こちらに会釈して会場を出て行った

 

お風呂の予約だったのかな?と思っていたが

一組ずつ順番にお風呂で身体を洗ってか交流部屋に向かうそうだ・・・・

普通の浴衣を着てるのはこの建物の従業員で

薄い生地の浴衣の人は お風呂終わりの証拠で 

つまり 行為に至ってもいいという覚悟の印になるそうだ・・・

ただし 帯ひもを強く巻いているときは 『今はしません』という印になるから

休憩したいときや それ以上したくないときは 帯を締めるといいらしい

 

四人で話をしているうちに 周りの方々が 順に呼ばれて行き

とうとう四人だけになってしまった

 

木霊「そろそろ 順番が来てしまいますね 緊張してきてませんか?」

少し笑顔で木霊さんが俺達を見た

セイ「緊張は・・・・しますよ」

ルイ「この四人で少し進展してる気はするけどね! そうだ この四人でお風呂しちゃう?」

紅茶のカップを置いて ルイさんが楽しそうに俺を見て提案した

 

木霊「それは 大浴場に誰も居なければできますが 他の方々がいたら余計に緊張するかも知れませんよ」

ルイ「そうね 月と星は 二人限定にしてるからね」

『月』と『星』とは 個室風呂の名称と 後で知った

 

 

女「椿の間のお客様 お湯の準備が出来ましたので 『星の湯』へお向かい下さい あと木霊様とルイ様も 『月の湯』の準備ができております」

 

木霊さんがコーヒーを飲み干して ゆっくり立ち上がった

 

木霊「では お湯の前に 『椿の間』まで案内致しますね」

 

 

食事会場を後にし 廊下を進むと

暖簾があり その先に3つ ドアのある部屋が正面にあった

入り口に『草』『風』『雪』と書いてある

 

 

ルイ「この暖簾からこちらが・・・・そういうエリアになるからね」

その言葉のせいで 薄い暖簾が 存在感を見せてくる気がしてしまう・・・

 

左手に通路が続き その突き当たりにもドアがあるが

その入り口には『交流の間 大会議室』と書いていた

ルイ「ここが 交流の部屋よ 今日はここを二人が使うかどうかはわからないけどね」

少し小さな声のルイさん 艶が混ざっていた気がした・・・・

そのドアの右手に通路が続き 両側にドアが並んでいた

手前の右に『藤』 そのすぐ先の左には『交流の間 小2』と書かれた表札・・・・

気のせいか・・・・ その小2の部屋から 少し 艶っぽい声が聞こえた気がした・・・

でも 気のせいではないのかも と思って歩いていると

右手に『椿』の表札の部屋があった

 

鍵を開けて入ると 小さな靴脱ぎ場があり

障子の先に6畳の和室があり その先に少し大きめの窓があった

テレビ 冷蔵庫 金庫 ちゃぶ台など 民宿の部屋といった感じにみえる

 

木霊「この部屋を二人で使って下さい もちろん他の二組を招いて交流してもかまいませんが 貴重品は金庫などでちゃんと管理してくださいね」

ルイ「二人きりで居たいときは この部屋で鍵していれば大丈夫だからね」

 

俺とサヤカが部屋の中に進むと 棚に浴衣が畳んで置かれていた

木霊「ここで浴衣に着替えて下の階にある浴室に向かってください あと 紛失するといけないのでお二人とも 下着は着けないでいてください」

そこで またドキッとしてしまった   それはサヤカも同じ様子だった

俺達にとって 非現実な場所に来た と 改めて感じたから・・・・

 

木霊さんとルイさんは 追加で軽く説明をしてから部屋を出て行った・・・

静かな部屋の中 エアコンの小さな音だけ聞こえていた・・・・・

 

 

サヤカ「灯り・・・・・・消していい?」

なんとなく言葉を交わせず 無言に近かった俺に そう囁いたサヤカ・・・・

 

灯りを消し・・・・・・数分 静かだった気がした・・・・

窓の方から 川のせせらぎが聞こえてくることに気がついたとき

サヤカが 服を脱ぎ始めた・・・・・

無言で裸になり 服を整え 部屋の隅に置いたようだった

俺も 習うかのように 全裸になり 服をサヤカの衣服の隣りに置いた・・・

 

サヤカ「・・・・・さきに言っとくよ 全部 セイのせいだからね」

その弱々しい言葉に 応えるために サヤカの手を触った・・・

サヤカ「言いたいことが いっぱいあるけど 今はいってあげない」

俺は手を軽く握り 反対の手で サヤカの髪を撫でていく・・・

さっきまで 何度も木霊さんに撫でられていた髪・・・・

 

サヤカ「木霊さんに 嫉妬してくれてた?」

サヤカの手が 俺の手を握り返してこない・・・・・・

 

セイ「嫉妬 してたよ・・・・・俺のサヤカが 抵抗しないで受け入れそうだったから」

サヤカ「・・・・先輩と木霊さん どっちの方が 嫉妬した?」

小さな声で聞いてくるサヤカが 軽く俺に身体を寄せてきた・・・

 

セイ「先輩と・・・・どう過ごしたかに寄るよ・・・」

サヤカが 俺の手を軽く握ってきた・・・・・

 

サヤカ「木霊さんのレコーダー聞いたら わかると思う 聞かれて 答えたから」

セイ「車の中で 話したんだよね?」

サヤカ「今 聞いてもいいし あとで 聞いてもいいけど・・・・どうする?」

サヤカの胸の膨らみが 俺の肌に触れたきた・・・・

柔らかく 温かみを感じる気がした・・・・

セイ「今 話してはくれないんだね?」

サヤカ「うん・・・・・木霊さんに話して 答えながら その内容と同じ事・・・・少しされてたの」

そうなのか??? じゃあ 先輩との行為は あの時の俺の前のシートで

耳にキスされ 首にキスされて・・・・あれが そうなのか?

 

俺が何か言おうとしたとき 

サヤカが俺を見上げ 

軽く唇を重ねてきた・・・・・

 

サヤカ「今から 身体洗いに行かなきゃいけないから 浴衣着て いこ」

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