※この作品はR-18です。

三宮三葉の反省ノート   作:三百柊

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第4話

シノアの部屋。

 

シノア:…で、一体何があったんです?

 

三葉:…実は、優に拒絶されたの。

 

シノア:…拒絶?

 

三葉:さっき、優と一緒に寝てたら、優が”三葉ぁっ!”っていきなり叫んで、起き上がったの…

 

シノア:…まず何で人の彼氏と一緒に寝てるんですかねぇ…

 

三葉:ご、ごめん、つい…

 

シノア:はぁ…続けてください。

 

三葉:そ、それで、”あたしの名前呼んでたよ、夢見てたの?”って聞いたら、あたしの顔見た途端に洗面所行っちゃって、その、吐いちゃってたみたいなの…

 

シノア:…なるほど…

 

三葉:だから、心配して何度か声掛けたんだけど、帰れって怒鳴られちゃって…あたしは、優に拒絶されたって悲しくなっちゃって…

 

三葉:廊下をとぼとぼ歩いてたら、この間の窓が目に入っちゃって…ダメだと思っても体が言うこと聞かなくて、近づいて、飛び降りようとしちゃって…

 

シノア:…そこにたまたま私が現れたわけですか。

 

三葉:うん、ほんと、あと少し、遅かったら… グスッ

 

シノア:みっちゃん、もう大丈夫、大丈夫ですからね… ギュッ

 

三葉:うん、うん、ありがと、シノア、ぐすっ… ギュッ

 

シノア:…(何となく全貌が見えてきました、これはまずいかも...)

 

**********************

 

シノア:(どうすべきか。今日はとりあえず休んで、明日に話し合いでも、間に合うかもしれませんが…それまでに、優さんがみっちゃんと同じように危険な行動をしないとも言い切れません…)

 

シノア:…みっちゃん。今から優さんの部屋に行きましょう。

 

三葉:…え、でも、あたし、優に拒絶されて…

 

シノア:大丈夫、私も一緒ですから、何とかなります…行きますよ。

 

〜優の自室前〜

 

シノア:優さん、優さん、起きてますか? コンコン

 

“シノアか…?”

 

シノア:はい、夜分遅くにすみませんが、すぐに話したいことがあります。開けて下さいませんか…?

 

“…入ってくれ”

 

シノア:失礼します… ガチャ

 

優:…!三葉もいるのか…

 

三葉:ご、ごめんね…

 

優:いや、違う、さっきは俺が取り乱しただけだよ。ごめんな。

 

三葉:う、うん、大丈夫…

 

シノア:…優さんが悪い訳ではありませんが、先程みっちゃんは、また飛び降りをしようとしていました…

 

優:なっ、三葉…?!

 

三葉:ごめんね…ほんとにごめん…優に拒絶されたと思って、悲しくて、身体が、勝手に… ブルッ

 

優:ごめん、俺のせいだ、余裕がなくてあんな言い方をしちまった…すまない…

 

シノア:いいえ、誰も悪くありません。悪いのは、その夢です。

 

優:…っ。そうだな、嫌な夢を見た、だけど…

 

話すのを躊躇う優。

 

シノア:…優さん、その夢についてなんですが…

 

シノア:もしかして、優さんがみっちゃんを、剣で刺し殺す夢じゃありませんか…??

 

**********************

 

優:なっ…?!

 

三葉:えっ…?!

 

優:なっ、なんで、それを…?!

 

優:夢の内容なんて、誰にも…!!

 

シノア:…白状します。実は私も、その夢を見ていました...

 

優:…っ…?!…なに…?!

 

三葉:えっ、えっ、どういうこと…?!

 

シノア:しかも、優さんがみっちゃんをフった、あの日から、今日で三回目です…

 

優:?!…くそ…全く同じだっ…まさか…?!

 

三葉:し、シノアも、同じ回数...??

 

シノア:...最初はたまたま嫌な夢を見たんだと思っていました。でも、2回目を見た時から、嫌な予感がして、口にすると実際に起こってしまいそうで、怖くて黙っていました。夢に関する書籍を読み漁ってはいましたが...そして今日の夜で3回目。しかも、優さんも同じく3回見ている...ここまで来て、ただの偶然なんてありえません...

 

優:...ちがう、嘘だ...!...きっと違うはずだ、俺はそんなことしない...!!

 

三葉:そっ、それって、つまり… ブルブル

 

シノア:...恐らくこのままだと、近いうちにみっちゃんは死ぬということです...!...しかも、優さんに殺されて...!!

 

**********************

 

優:...やめてくれ、そんなの、俺じゃない、俺が、三葉を殺すはずが...!

 

三葉:ゆ、優... チラッ

 

"ゆ、優…”

 

優:...!!

 

悪夢の中の彼女と重なる。

 

優:...ぐっ...!! ダッ

 

シノア:優さん...?!

 

三葉:あ、また...!

 

優が洗面所に籠り、嘔吐する声が聞こえる。

 

シノア:...そりゃ、吐きますよね...こんなの... ブルッ

 

三葉:...優っ...でも、どうして...?...怖い...! ガクガク

 

シノア:...大丈夫、何とかしましょう。大丈夫... ギュッ

 

落ち着いた優が戻ってくる。

 

シノア:優さん...

 

三葉:優...大丈夫...?

 

恐怖に怯えつつ、優を心配する三葉。

 

優:ごめん、取り乱した。みっともないところを見せてすまない...。

 

シノア:...人として、仲間として当然の反応ですよ...その感じだと...その...感触まで...?

 

優:...あぁ、間違いなく、俺の手で...三葉をっ、背後から...!!

 

シノア:...私の夢では、みっちゃんを背中から刺す優さんを見ていました...

優さんは月鬼ノ組の軍服ではありませんでしたが、二人の見た目自体は、今とさほど変わらず...遠い未来の話ではない、ということです...

 

三葉:...そんな、そんなのって...ないよ...! ブルブル

 

重い空気が部屋に立ち込める。

 

**********************

 

しばらくの沈黙の後、静寂を破るシノア。

 

シノア:...優さんは、ついこの間、ミカさんを吸血鬼から人間に戻す方法を探していると言っていましたよね?

 

優:...ああ、そうだけど...それが何か関係あるのか...?

 

シノア:...かけがえのない家族なんですよね?何がなんでも人間に戻したいと...?

 

優:そうだ、あいつは俺の大切な家族だ、絶対に人間に戻して、一緒に暮らしたい...

 

シノア:...どこで何がどう繋がってくるかは分かりませんが...もし、大切な仲間を犠牲にすることで、ミカさんを人間に戻すことができるとしたら...?

 

優:...!な、なに...?!

 

三葉:それって...!

 

シノア:もしかすると、優さんは、今の仲間を生贄のようにしてまでも、大切なミカさんを人間に戻そうとするかもしれません...。

 

優:なっ、そんなこと、するわけがっ...!!

 

三葉:そうよ、優はそんな人じゃない...!!

 

シノア:例えばですが、私を生贄として殺すことはできますか...?

 

優:おっおい!何言ってんだよさっきから?!できるわけないだろ?!

 

三葉:シノア...?!

 

シノア:...聞き方を変えます。もし恋人の私と、女友達のみっちゃんの、どちらかを殺さなければいけないとして、どちらを殺しますか...??

 

優:!!ふっふざけんなよ!本気で怒るぞ...!!

 

シノア:私は真剣です、答えてください優さん!!もし私とみっちゃん、どちらかを絶対に殺さないといけないとしたら、あなたはどっちを選ぶんですか?!

 

三葉:し、シノアっ...

 

優:そんな...そんなの...

 

シノア:優さん。

 

三葉:...優...。

 

優:......ごめん...三葉...本当に、ごめん...。

 

三葉:...っ...いいのよ、優。あんたが一番辛いんだから...。

 

シノア:...ありがとうございます。今ので分かりました。

 

シノア:少なくとも、流石に恋人ほど大事な人は、殺せないようですね...?

 

優:あ、当たり前だろっ!!そもそも、人を殺すこと自体...!!

 

シノア:そうですよね、追い詰めるようなことを言ってしまって、ごめんなさい。...でも、これで悪夢への対策がはっきりしました。

 

優:...ほ、本当か?

 

三葉:...一体、どうすればいいの...?

 

シノア:...不器用ですが、優しい優さん。大好きです。愛してます。

 

優:なっなんだよ突然...///

 

三葉:...シノア...?

 

シノア:あなたにとっては、これは辛い選択になるかもしれません...ですが、最悪の結末を避けるためには、もうここで飲んでもらうしかありません...!

 

シノア:みっちゃんを、恋人にしてあげてください...!!

 

**********************

 

優:?!おっ、お前、何言ってんだよ...!!

 

三葉:し、シノア?!本気なの...?!

 

シノア:...優さん。私はあなたが欲しいです。何よりも。

 

優:じゃぁどうして...!

 

シノア:でも...みっちゃんも失いたくありません。...私とみっちゃんは、親友なんです。

 

シノア:喧嘩することもありますが、お家柄で決められた人生に辟易して、天才の姉と比べられて。誰かに後ろ指を指されても、何とかぶつくさ言ってここまで生きてこれたのは、お互いの支え、比類なき友情があったからだと思います。みっちゃんは、私の大事な...かけがえのない親友なんです。

 

優:....。

 

三葉:...シノア...。

 

シノア:...そんな親友を、絶対に失いたくありません。私は、みっちゃんが、大好きな彼女が、大好きな人と添い遂げるのを見届けるまで、死んでも死に切れません...!!

 

三葉:...っ... ポロポロ

 

シノア:ですから、私が悪者になってもいいです。...3人で、幸せになりませんか...?

 

**********************

 

優:なっ...?!

 

三葉:え、えぇっ...?!

 

シノア:この間、みっちゃんの人生に対する考えを聞いて私も思うところがありました。柊家だとか、三宮家だとか、そんな自分の生まれで左右されるような人生はもうこりごりです。正直疲れました...。

 

三葉:...その通りよ。

 

シノア:だからこそ、優さんを二人で囲うんです。一夫多妻制を強行しちゃいましょう。国に認めさせてやる。それが私たち、お家柄で人生を歩まされた者たちの、ささやかですが、最高の復讐であり...!!

 

シノア:最悪の結末から、みっちゃんを救う唯一の術です...!!

 

優:いっいや、そんなの...!

 

三葉:...シノア、あたし、あんたがそんなこと言ってくれるなんて、思ってなかった。

 

シノア:おや、乗り気ですかみっちゃん。

 

三葉:ええ、だって、二番目でもいいから、女友達でもいいから優の傍にいるって、誓ったんだから。恋人になれるなら、これ以上嬉しいことはないわ...。

 

シノア:私、みっちゃんがもう一人の妻なら、なんだかんだ許せそうですから・・・

 

三葉:...奇遇ね、あたしも同じこと思ってたわ...。

 

シノア:...ふふっ、では、決定ですね...!

 

三葉:...そうね、やってやろうじゃないの...!クソみたいな運命も、クソみたいな世界も全部ぶち壊して、あたしたちの人生はあたしたちで掴むってね...!そこに常識なんて、これっぽっちも必要無いわ...!!

 

優:え、まっ待って、俺の意思は?!

 

シノア:あなたはみっちゃんを殺したいんですか?!

 

優:ぐっ...。

 

シノア:...想像でしかありませんが、未来か、はたまた別の世界線か...みっちゃんを殺した優さんは、激しく後悔したんだと思います。絶望するほどに...

 

シノア:その強い後悔の念が、今こうして私たちに警告をしてくれているんじゃないですか...?

 

三葉:シノア...

 

シノア:恋人なら殺さないですよね?優さん。だったら...今ここで二人とも恋人にして、敵からも、自分からさえ守り切ってみせると誓いなさい!!!

 

**********************

 

優:...お、俺にそんな、器用なことが出来るとは思えないし、そもそもいくら二人が頑張ったって、結婚のルールまでは...

 

シノア:...グレン中佐の周りには、3人ほど、強い恋心を抱いている女性たちがいます。...彼女らを唆して結託しましょう...!

 

三葉:...なるほどね、軍部に近い彼女達なら、それだけ影響力も桁違いだし...。それこそ遠い未来の話では無さそうね...。

 

シノア:これで逃げ道は無くなりましたよ、優さん。返事を聞かせてください。

 

三葉:優...。

 

優:…でっでも、いいのかな、こんなの…三葉は助けたい…けど…。

 

まだ決心がつかない優。

 

そんな彼に、シノアは最後の一手を仕掛ける。

 

シノア:…考えてもみてください、私と優さんは両想い確定として…

 

シノア:今更みっちゃんが他の男のところに行っちゃったらぁ…

 

シノア:...めっちゃくちゃ悔しくないですかぁ? ニヤニヤ

 

優:…っ!…そっ、それは…

 

自分を好きになってくれた女性には、いつまでも好きでいてほしいという、男のしょうもなくも切ない性。しかし、恋愛経験のない優は、その性質を知らない。

 

優は想像してしまった。知らない男に可愛いと言われて喜ぶ三葉、知らない男に好きという三葉、知らない男に胸を押し付ける三葉...

 

優:そ、それは……! 想像しただけで、なんか知らねぇけどすげぇムカつくというか……絶対に嫌だ!!

 

三葉:っ……!!❤️

 

優の無自覚な独占欲全開の叫びに、三葉の瞳がパッと輝く。

 

シノア:ふふっ、でしょう? ということは、優さんの本心はもう決まっているのではないですか?

 

彼女は優の耳元にそっと顔を近づけると、小悪魔のような微笑みで囁いた。

 

シノア:私を愛おしく思う気持ちも、みっちゃんを誰にも渡したくないと思う気持ちも……どちらも偽りのない、優さんの『本心』なんですよ……❤️

 

優:お、俺の……本心……?

 

優の純情を利用し、彼に”自分は二人とも好きなんだ”と錯覚させるシノア。

 

三葉:優……っ❤️

 

三葉もすかさず優の腕を抱きしめ、ウルウルとした瞳で見つめ返す。

 

三葉:あたし、あんた以外の男なんて絶対に嫌だから……! あんたがシノアと一緒にあたしのことも好きでいてくれるなら、それ以上に幸せなことなんてないんだから……!

 

優:あ……う……っ……///

 

二人の美少女から同時に熱い視線と肌の温もりを注ぎ込まれ、純情な優の思考回路は完全にショートした。

 

優:〜〜〜〜っっっ!! あーもう分かったよ!! 降参だ!! 2人とも……俺の側から離れんなよ……っ!!///

 

シノア:はいっ❤️

 

三葉:当たり前じゃないっ❤️

 

**********************

 

シノア:ちなみに、優さん。私は体内に鬼がいるので、最初はみっちゃんとやりたい放題しちゃってください♪

 

優:や、やりたい放題ってなんだよバカ!!///

 

三葉:っ……!///(やりたい放題……! 優とあたしが……ッ!!)

 

シノア:まぁでもみっちゃん、あんまりやりすぎないように。巨乳に慣れちゃって、私の身体で勃たないと困りますからねぇ〜。

 

三葉:だから言い方ぁぁっ!!///

 

シノア:…あ、でもでも、やっぱりみっちゃんはエロい女友達なので、セフレの方がしっくりきますかねぇ

 

優:せっ….?!!///こらっ、シノア!!///

 

三葉:?!…あたしは、それでも……あれ…?というか、そっちの方が、興奮、するかも…/// モジモジ

 

優:えっ

 

部屋を包み込む、本日一番の戦慄と衝撃。

 

優:えっ……!? み、三葉……? 今、なんて言った……??

 

三葉:...あっ……!!///...ち、違うの! 今のは……そのっ! 『特別な女友達』っていうのがすごく嬉しくて……! で、でも、優の『彼女』はシノアで……あたしは『2番目の都合の良い女』で……そうやって優に怪しい関係として求めてもらえる方が、なんだか……背徳感があって……/// モジモジ

 

優:な、なぁーっ?!!////

 

シノア:あは。じゃぁこうしましょう。私と優さんが正式に彼女として付き合えるまでは、みっちゃんは優さんのセフレです!! ビシィッ

 

優:なっ、なんでそうなるんだよ?!

 

シノア:エロい女友達で脱童できるなんて興奮しますよねぇ??...相変わらず彼女はいませんけど ニヤニヤ

 

優:いやなにその状況?!彼女いたことないのにセフレはいるの?!乱れすぎて怖いわっ!!!

 

三葉:...どうしよ、っ...それでもいい...///。いや、むしろ、それがいいって、あたし、思っちゃってる...//////。モジモジ

 

優:おっ、おいっ///

 

三葉:あたしと優の、身体だけの、イケない関係...//////...いつでも、どこでも、優に都合良く呼び出されて...//////...道具みたいに、ただの捌け口として、使われちゃうんだ...?////// モジモジ

 

優:あっわかったこいつが一番ダメだ...//////

 

シノア:まぁみっちゃんは優さんに一目惚れですから、もはや本能レベルで求めちゃってるんですかねぇ...エロ可愛いですねぇ...

 

優:お, 俺、せっかく大人の階段登ったとしても、結局彼女いねーのかよ?!周りからも変な目で見られるだろうが!!

 

シノア:ふふっ、女ったらしへの些細な罰ですよ!ざまぁみろ♪

 

三葉:...そうよ、この女ったらし!!スケコマシ!!バカ優!!

 

優:バカ優そこに並ぶんかい...ってか俺何も悪いことしてねぇだろ…

 

**********************

 

シノア:あーでも勘違いしないでくださいね、私はみっちゃんだからこそもう一人の妻として許すと言ったんです、他の女は絶対ダメです殺します。

 

優:ぶっ物騒すぎるだろ…元々一人の予定だったっての!

 

三葉:そうよ、例の告白されたって子もだめ!!あんた、付き合うつもりだ〜とか言ってたけど、許さないから!!

 

優:わかってるってば、状況も変わったしな…

 

シノア:好きって言ってくれたから付き合う〜ってなんですか童貞ですかぁ?

 

優:そっそうやって煽る奴がいるから…!

 

三葉:ダメ!!優の童貞はあたしが貰うの!!絶対ダメ!!

 

優:だからぁ、そういう恥ずかしいことを平気で言うなっての!!//////

 

**********************

 

シノア:あ、ちなみに私は処女ですよ、みっちゃんと違って

 

三葉:おいあたしだって処女だっての!!//////

 

優:……お前らな、俺の部屋でいきなり何の話をしてんだよ……!///

 

シノア:ふふっ、大事な確認です。なんせ未来の夫なんですから、情報のアップデートは欠かせません。

 

三葉:そっそうよ!あたし、あたし…あんたが初恋なんだからっ!!//////

 

優:…初恋相手がセフレでいいのかよ…//////

 

三葉:それは別でしょ!!///あんたには都合良く扱われたいってだけ!!//////

 

優:だから平気で言うなっての!///////

 

シノア:エロ可愛いですねぇ…

 

**********************

 

シノア:ちなみに私も初恋です…///

 

優:そっ、そうかい…///

 

シノア:…///

 

優:…///

 

三葉:…甘酸っぱくするなー!!

 

シノア:仕方ないですよ、ついこの間まで私優さんの本命だったので… ニヤニヤ

 

三葉:ぐぬぬ…あたしの方がタイプだって言われたんだからね!!

 

シノア:あらあら結果論私の方が好きなんですからそれが全てですよぉ〜 ニヤニヤ

 

三葉:キーッ、むかつくぅ!! ジタバタ

 

シノア:あはっ♪

 

三葉:優からも何か言ってやってよ!!

 

優:いや絶対俺じゃないだろ…

 

**********************

 

シノア:というか真面目な話、悪夢を見る見ないで言うなら、今日合体して貰った方が良いかもですねぇ…

 

優:がっ…!//////…おい、急に生々しいこと言うな!!///////

 

三葉:っ……!!//////…いいのっ?!…/////// モジモジ

 

シノア:…そもそもみっちゃんはそのつもりでしたよねぇ?人の彼氏と一緒に寝ていたわけですから? 

 

三葉:ぎくっ…//////

 

優:やっぱりか…///

 

三葉:し、仕方ないじゃん!餌を前にして食べないライオンがどこにいるってのよ!!//////

 

優:誰が餌だっ!/////

 

シノア:開き直りもここまで来ると清々しいですねぇ… ハァ

 

**********************

 

三葉:あぁ、やばい…///…今日、優と、一つに、なっちゃうんだ…/////// モジモジ

 

優:なっ、お前な、そういうことサラッと言うな!///////

 

三葉:直接っ、流し込まれてっ…/////// モジモジ

 

優:おっ…!//// ムクムク

 

シノア:あら/// ガンミ

 

三葉:あ/// ガンミ

 

優:お前らっ…だまれっ…//////

 

三葉:うっそ、もしかして、もう反応しちゃってるわけ……!?////// ジーッ

 

優:みるなっ!///// お前らが変なことばっか言うからだろ!!///

 

シノア:ふーん……。思ったよりも素直でいらっしゃるんですねぇ、私たちの『都合の良い男』さんは♪ ニヤニヤ

 

優:誰が都合の良い男だ!! 勝手にそういうポジションにすんじゃねぇ!!/////

 

三葉:あたしも、心の準備は終わってるからね、優…//////

 

**********************

 

シノア:…優さん/// チュッ

 

優:あっ…///

 

三葉:あ…

 

優の頬にキスするシノア。

 

シノア:私とはまだまだ先になりますが、必ず鬼をコントロールしますので、待っていてくださいね… ギュッ

 

優:当たり前だ…ずっと、待ってる… ギュ

 

三葉:…もう、妬けちゃうなぁ…

 

シノア:では、あとはお若い二人で。スッ

 

優:同い年だけどな…

 

三葉:…シノア、ありがとね。

 

シノア:いえいえ、おやすみなさい。

 

優:おやすみ。

 

三葉:おやすみ〜。

 

**********************

 

三葉:やばい、めっちゃ幸せ…/// スリスリ

 

優:お、おう

 

三葉:だって、シノア公認で、優とイチャイチャできるんだもん…//////

 

優:そ、そうかよ

 

三葉:優は、幸せ…?

 

優:え、ま、まぁ…?

 

三葉:…あんたの本命じゃないけど、タイプなんでしょ?あたしのこと…//////

 

優:…恥ずかしいからやめてくれ…//////

 

三葉:やだ、嬉しくてやめられなぁい//////

 

優:なんで俺は、与一の前とは言え、あんな恥ずかしいことをペラペラと…///

 

三葉:…先に出会ったのがあたしだったら、シノアより好きになってくれた…?

 

優:なっ…なんだよ急に…//////

 

三葉:いいから答えてよ、気になるんだから…!//////

 

優:そ、そんなの……分からないだろ……。

 

三葉:むーっ、逃げないの! ふたりで一緒にいられるのは嬉しいけど、やっぱり一番になりたいって女の欲くらいあるわよ…!

 

優:お前なぁ……。

 

三葉:ほら、早く! もしあたしが先だったらどうだったのよ?

 

優:……。

 

三葉:優……?

 

優:……まぁ、最初からお前みたいなのが近くにいたら、好きになってたんじゃんねぇか...?////

 

三葉:っ……!!////// 今、なんて……?

 

優:だから、何度も同じこと言わせるなっ! バカ…!//////

 

三葉:……っ! やばい、嬉しすぎてどうにかなりそう……! ねぇ、もう我慢できない、優……っ!////// ギューッ

 

優:うわっ、急に抱きつくなよ! 身動き取れねぇだろっ!

 

三葉:いいの! 今夜はもう離さないからね、優……❤️

 

**********************

保留

**********************

 

翌朝。

優のベッド。

 

三葉:おはよ...///

 

優:お、おはよう...///

 

三葉:昨日は、すごかったね.../// ギュッ

 

優:言わないでくれ、恥ずかしい...///

 

三葉:あんなに、あたしに、夢中になってくれて、嬉しかった.../// スリスリ

 

優:や、やめろって...///

 

三葉:ちゅ❤️ちゅっちゅ❤️

 

優:こっ、こら…///

 

三葉:あたしの、大好きな…セフレ…////// ギュッ

 

優:ほんとにそれで行くんかい…/// ナデナデ

 

**********************

 

シノアの部屋。

 

今日はシノア隊の話し合いの日だ。

 

シノアが作ってくれたオムレツをみんなで囲みながら、静かに食べる。

 

優:...というか、話ってなんなんだ?

 

与一・君月:....。

 

三葉:ふぅ...。

 

シノア:...まぁもうこの際単刀直入に言いますか...

 

シノア:優さんが何かの実験体で、あの戦場で暴走して、私を殺しかけた話...

 

優:なっ...!

 

シノア:それから、グレン中佐は私たちを利用しようとしているのか、それとも本当に仲間なのか?

 

優:ぐ、グレンが、利用って...あーもうちょっと待ってくれ!

 

優:俺がお前を、殺しかけた...?! バクバク

 

シノア:落ち着いてください優さん、あくまであなたは無意識ですから....!

 

三葉を殺す予知夢をつい最近まで見ていたのだ、気が気でない。

 

優:この間の、新宿戦のことだよな...?俺は急に気絶したって、聞いてたぞ...!

 

三葉:...あんたがショックを受けないように、みんなで隠してたの、悪く思わないでよ?

 

与一:そうなんだ、優くん、黙っててごめんよ?

 

君月:だが、これで本人に伝わって良かった、黙ってるのは良い気がしないからな

 

優:ごっ、ごめん、シノア、俺っ、なんてことを...!

 

シノア:大丈夫です、優さん、私は大丈夫ですからね... ギュッ

 

優しく抱きしめるシノア。

 

三葉:ふ、ふん (ぐぬぬ....あたしはまだセフレだからなぁ...)

 

与一:そうだよ、優くんのせいじゃないよ

 

君月:(なんだ...?優のやつ、シノアとできてんのか...?)

 

**********************

 

優:…ごめん、取り乱した…

 

シノア:いえいえ、大丈夫ですよ、それだけ想ってくれてるってことですから…///

 

優:あぁ…もちろんだ…///

 

三葉:(妬けちゃうなーもー…)

 

優:で、その…グレンの、俺たちを利用してるってのは…?

 

シノア:優さんが何かしらの実験体という話はもう気付いてますよね?今回はこれに加えて、与一さんと君月さんも怪しいです。

 

与一:え...?

 

君月:は...?

 

優:そ、そんな...

 

三葉:軍の情報端末から、三人のデータがなぜか消されていたんだ。グレン中佐は、黒鬼装備の三人を揃えて、何か大それたことをしようとしているかもしれない...それこそクーデターか何か...

 

優:ぐ、グレンが...?

 

シノア:これらの疑惑を踏まえた上で、彼を信じて従うべきかどうか、皆さんの意見を聞かせてください...

 

重い沈黙が流れる。

 

**********************

 

優:…俺はグレンに命を助けられた、だからあいつについていきたい…

 

三葉:…わかるけどさ…

 

シノア:優さん、それはグレン中佐が致命的な裏切りをしても、ですか?

 

優:それは…

 

シノア:もしかしたら、今度こそ、私を…私たちを失うかもしれません チラッ

 

三葉:うん、そうだぞ、優…

 

与一:優くん…

 

君月:…。

 

優:…っ。

 

シノアと三葉は自分のオンナ。

与一と君月はかけがえのない友人。

絶対に失いたくない。

 

優:…全員守るよ、絶対…

 

シノア:優さん…

 

優:誰一人失いたくない、けど…グレンも、俺たちの家族だ、裏切りたくない...

 

三葉:優…

 

優:あいつの全部を信じられるわけじゃないけど、信じられる部分にだけついていきたい、もしそれで危なくなったら、お前ら連れて引き返す…ダメか?

 

シノア:…もう、ちょっと綱渡りな気がしますけどぉ…?

 

三葉:ほんとにな…

 

君月:…まったくだ… ハア

 

与一:優くんらしいね〜

 

優:悪い、絶対にお前らを守ってみせるから、頼む

 

君月:さっきから守る守るうっせえよ、俺たちを見くびんな ポン

 

与一:ははっ、そうだね、僕らだってやるぞ〜

 

シノア:まぁ、こうなる気はしてましたけどねぇ

 

三葉:優がそれでいいなら、もちろんついていくわ

 

君月:…?(三葉のやつ、優にこんな感じだったか…?)

 

**********************

 

シノア:じゃあ決定ですね、「家族をだいじに」。こんな世界でそんな方針になるとは思いませんでしたけどねぇ…

 

三葉:ほんとだな〜

 

与一:ね〜

 

シノア:あと、もう一つ、と〜っても大事な議題を忘れていました…

 

君月:お、なんだ?

 

優と三葉の肩に手を置くシノア。

 

シノア:私たち、3人で付き合うことになりました〜♪

 

優:なっ……?!//////

 

三葉:ひゃっ……!?//////

 

与一:ええっ!?

 

君月:はぁ……!?

 

シノア:ふふっ、驚きですか? 昨夜から今朝にかけて、色々と深〜い話し合いをしまして、結果的にこういう運命共同体的な着地をしたんです。ねぇ、優さん? ニヤニヤ

 

優:運命共同体って言い換えるな! っていうか、与一と君月の前でそんなサラッと言いふらすなよ! 俺のメンタルが持たねぇよ……っ!!//////

 

与一:そ、そうだったんだ……。三葉さんが、優くんの特別な女友達になったのは知ってるけど….

 

君月:……待て、頭が追い付かねぇ。なんだそりゃ、いつの間にそんなことになってやがるんだ……!?

 

**********************

 

シノア:あー、君月さんは鬼との対峙で寝てましたからねー

 

三葉:そうだ、あの時色々あってな…

 

優:ほんとに、色々あったな…

 

与一:あはは…

 

君月:……って、おい、ちょっと待て! 俺が寝てる間に勝手にそんな大事件が進んでたってのか!? しかも「3人で付き合う」って何だ、いつの間にそんなドロドロした関係になってやがるんだよ!

 

与一:うん、それは僕も聞いてないや

 

シノア:まあ、簡単に言えば、優さんは私のことが大好きだった…ってことですねぇ…//////

 

優:おぅふ…//////

 

三葉:ちょっちょっと!あんたそれ言いたいだけでしょうがっ!!それじゃちゃんと伝わんないでしょ?!

 

三葉:優はあたしのことがめっちゃタイプだったのよね?!///////

 

優:う、ま、まぁな…///

 

君月:だめだ訳分からんぞ…?

 

**********************

 

シノア:えぇとですね、気づいてたと思うんですけど、私とみっちゃんは二人とも優さんのことが好きでして…///

 

君月:まぁ、三葉は分かりやすかったな…

 

三葉:あーもう恥ずかしい…///

 

優:おぅ…///

 

シノア:君月さんが寝てる間に、二人で優さんに告白しまして、実は優さんの本命が私だったので、フラれたみっちゃんが、その...ちょっと、病んでしまいまして…

 

三葉:う、まぁ、病んでたか…

 

与一:見てるこっちがしんどかったよ…

 

君月:…そんなに好きだったのか…

 

シノア:私はみっちゃんが壊れないように、優さんの特別な女友達として、とりあえず側にいることを許可したんですね…

 

君月:なんだよ”特別な”って…

 

シノア:…手繋ぎやハグ、添い寝を許可された女友達ですねぇ…

 

君月:はぁっ?!なんだその怪しい友達は?!

 

三葉:しっ仕方ないでしょ?!///元々優はあたしのことめっちゃタイプだって言ってたのよ?!そんで舞い上がっちゃって、勝ち確だと思って告白したら、実はシノアが好きで〜すなんてやられて、色々思い詰めちゃったの!!

 

君月:…おまえ、女ったらしすぎだろ、ひどいぞ…

 

優:ち、ちげぇよ!こいつらが俺と与一の会話を盗み聞きしてやがったんだ!俺だって恥ずかしい思いしてんの!///

 

与一:あはは…

 

**********************

 

シノア:...そしてここからが核心なんですが、お二人とも一応覚悟して聞いてくださいね...?

 

君月:なっなんだよ、急に,,,

 

与一:なになに、どうしたの??

 

シノア:...いいですね...? チラッ

 

優:...ああ。

 

三葉:...うん。

 

シノア:優さんがみっちゃんを振ったその日から、優さんと私は、二人とも同じ夢を、3回見ました。

 

君月:は...?

 

与一:え、同じ夢を、3回...?二人が?

 

シノア:はい、そして、その内容は...みっちゃんが、優さんに殺される夢です。

 

君月:なっ...

 

与一:そっそれって...

 

シノア:えぇ、恐らく、予知夢というやつですね。未来なのか、別の世界からの警告かはわかりませんが、偶然の出来事ではないと...

 

優:...俺には三葉を手にかけた感触まで伝わってきてた...

 

三葉:優... ギュッ

 

優の手を握る三葉。

 

君月:コイツが、仲間を殺す...?

 

与一:そんなこと、絶対ないよ...!!

 

優:...お前ら...

 

シノア:えぇ、優さん自身は絶対しません、できないはずです。ですが...人体実験をされている身です。あの時暴走して私を殺しかけたように、何か意思に反することをさせられた可能性もあります。現に、あの夢、優さんの服装は帝鬼軍のものでもなかったですし...

 

シノア:優さんの今持っている刀、これとも柄の部分が少し違いました...

 

優:えっ、そうなのか...?!

 

シノア:えぇ、今の刀はそれこそ日本刀の様な形状ですが、夢の中の刀は、どこか西洋を感じさせる形状でした。つまり、阿修羅丸さんではなく、再度別の鬼と契約した可能性がありますねぇ...

 

君月:なんだよ、そりゃ...

 

与一:それって、優くんが、僕らと離れるってこと...?

 

優:...そういうことなんだろうな...

 

シノア:なので聡明な私は考えに考えました。このままでは大切なみっちゃんを失うと...そして思いついたんです、”そうだ、みっちゃんも恋人になってもらえばいいんだ!!”

 

君月:えぇ...?

 

シノア:さすがに恋人なら殺せないだろう、そう踏んだわけですねぇ...

 

与一:な、なんて荒業なんだ...

 

優:だよな...///

 

三葉:(あたしはめっちゃありがたいけどな!!///)

 

**********************

 

シノア:ですが、落ち着いてくださいね...優さん、もう、悪夢は見てないですよね?

 

優:あぁ、ありがたいことに、昨日からもう見てない...

 

三葉:あっ、はは...///

 

君月:よかった、見なくなったのか...!

 

与一:あ、っていうことは、その未来は回避したってことかな...?!

 

三葉:しっシノア、その...///

 

シノア:... ニヤリ

 

シノア:えぇ、昨日二人にはあることをしてもらいましたので、それが回避につながったのかと... ニヤニヤ

 

与一:あること、って...

 

君月:おいおい、まさか...

 

優:!おいシノア...!

 

シノア:はい、合体してもらいました♪

 

優・三葉:おいぃぃぃっ!!////// ガタッ

 

君月:うわ、気まずっ...

 

与一:あ、あはは...///

 

**********************

 

優:なんで言っちゃうんだよ!///

 

三葉:そうよ!ぼかせたでしょうがっ!///

 

シノア:このように二人は魂レベルで連結してしまいまして...

 

優:連結とか言うなーっ!!/////

 

三葉:あぁもうだめ、お嫁に行けない...///

 

優:だっだからっ、俺が貰ってやるって...///

 

三葉:知ってる、言ってみたかっただけ...///

 

優:意外と余裕だなおまえ...///

 

君月:朝からイチャイチャしやがって...

 

与一:ま、まぁ、最悪の未来を回避できたなら、良かったね...///

 

シノア:そしてもう一つ、今度は私の問題になるんですが...

 

君月:なんだよ次から次に...

 

与一:もうお腹いっぱいだよ...

 

シノア:まぁまぁ、隊長の話なんで聞いてくださいな

 

シノア:実は私、自分の体の中に、直接鬼が埋め込まれています

 

君月:なっ...!!

 

与一:えっ...!!

 

優:...っ。

 

三葉:...シノア...

 

**********************

 

シノア:私は、姉の真昼と同じく、柊家の実験動物だったんですねぇ、生まれた時から体の中に鬼がいて、おかけで母親は出産時に鬼の力に耐え切れず脳みそが破裂して死んだとか・・・

 

部屋に訪れる静寂。

 

シノア:とまぁ、こんな重い話は置いておいて、私は欲望を見せるとこの鬼にやられる可能性が高い、なので優さんと普通の恋人のように接することができないんですよー

 

与一:シノアさん...(だからこの間、鬼化するもかもなんて言ってたんだ...)

 

君月:...胸糞わりい話だな...

 

シノア:なので、私たちは3人でお付き合いすることにはなったのですが、実質私は優さんと恋人らしいことはできず、彼女カッコカリ状態なわけですねぇ

 

シノア:ですから、二人のバランスをとるために、みっちゃんには、セ...イケナイお友達になってもらうことにしました♪

 

優・三葉:なっ...!!///////

 

君月:セ、って...はぁ...?!

 

与一:い、イケナイ...?!///

 

シノア:優さんに彼女はいたことはありませんが、身体の関係だけのみっちゃんがいる、という状態ですねぇ...

 

三葉:ぐはぁっ...!!//////

 

優:ああくそっ...!!///

 

君月:おいおい乱れすぎだろっ...!

 

与一:優くん、意外と肉食なんだ... ゴクリ

 

**********************

 

優:なんで全部言っちゃうんだよ!///

 

シノア:いえいえ、命を預け合う大切な家族ですよ?隠すほうが失礼ですし、言っておかないと、変に気を遣わせることも多いでしょうからねぇ

 

君月:まぁ、知れてよかったとは到底言えねぇけど、隠されてるよりモヤモヤ感はないかもな...

 

与一:そ、そうだね、知っておいた方が、サポートできることもあるだろうし...

 

三葉:はぁ...//////

 

シノア:ふふっ、よかったですね、二人に受け入れてもらえましたよ?♪

 

優:お前はとても楽しそうでよかったよ...!///

 

シノア:あら、優さんってばそんな皮肉が言えるようになったんですねぇ、流石私の未来の旦那様です!

 

三葉:おっおい、あたしの旦那でもあるんだからな?!今ちょっと怪しい関係なだけだから!!//////

 

君月:(まぁ…結婚とかどうすんだよとか、問題は山積みだろうが…)

 

君月:...おい優。

 

優に耳打ちする君月。

 

優:なんだよ...

 

君月:お前が全部悪いわけじゃないのはわかってるが...きちんと責任は取ってやれよ...?

 

優:...当たり前だ、絶対に責任は取る...けど、ありがとな...

 

君月:...ったく、女癖悪い男と仲間になっちまった、俺の妹もあぶねぇなこりゃ...

 

優:だっ、だから違うんだってー!!////// ジタバタ

 

与一:(色々あっても、なんだかんだシノア隊は、平和だな~)

 

ーそして、その日の昼。名古屋決戦の指令が下ったー

 

**********************

 

三葉:ちゅっ、ちゅるる...れろっ///

 

優:れろっ...///んっ...おっおい...///

 

三葉:えぇ?もうおしまい...?///

 

優:そりゃ、もう出発しないと、遅刻しちまうって...///

 

三葉:でも、このまま名古屋に行ったら、次いつあんたと二人きりになれるかわかんないし...

 

優:ま、まぁ、あっちがどうなってるかもわかんねぇしな...

 

三葉:でしょ?だからもう1回...ちゅっ...れろぉっ...///

 

優:んっ...///...れろ...///

 

三葉:んあっ...優、すきっ...///

 

コンコン

 

三葉:ひゃっ?!///

 

優:わっ?!///

 

”お二人とも~、お楽しみ中すみませんが、そろそろ行きますよ~”

 

三葉:べべべ別になにもしてませんけどー?!///

 

優:そそそそうだぞシノア?!一体何のことだっ?!////

 

"もう、バレバレですからねぇ?下で待ってますよ~?"

 

三葉:あちゃぁバレてたかぁ...///

 

優:はずい、やばい恥ずかしい...///

 

そそくさと身嗜みを整える二人。

 

**********************

 

優:うぉっ、軍用車か!しぶくてかっけー!! キラキラ

 

君月:子供かお前は...

 

シノア:ふふっ…

 

三葉:はは…

 

シノア・三葉:(はしゃいじゃってかわいい...///)

 

与一:(なんだろう、二人が優くんに激甘な気がする...) ホッコリ

 

優:なぁ君月、運転教えてくれよ!前乗ろーっと!

 

君月:いや、お前危なっかしいし、それに... チラッ

 

シノア・三葉:( ◉ _ ◉ )ジーッ

 

与一:ひっ…

 

君月:...俺はまだ死にたくねぇんでな... ゾクッ

 

優:あん?俺、そんなに下手じゃないと思うぞ?

 

与一:ごめん優くん僕前がいいな...!

 

優:えぇ与一も〜??

 

君月:いいから後ろ行け、これ以上俺の寿命を削るな...!

 

優:ちぇー、今度運転させてくれよ??

 

シノア:優さん、こっちおいで...?

 

三葉:おまえの席は、ここだろ? ポンポン

 

与一:(なんだろう、二人が優くんに激怖な気もする...) ガクブル

 

君月:(優のやつ、付き合ってんのに鈍感なままなんかよ…)

 

指令通り、車で一時的に海老名サービスエリアに向かうシノア隊。

 

**********************

 

ブロロロロ…

 

シノア:優さん…/// ギュッ

 

優:ん…///

 

三葉:…ねぇ、シノア、あたしもダメ?

 

シノア:うーん、それだと私と差別化できないので…脚とかならいいんじゃないですか?

 

三葉:じゃあ優、脚触って…?

 

優:え、脚…?///

 

三葉:もう、今更何照れてんのよ…早くぅ…

 

優:じゃ、じゃあ… サワッ

 

三葉の艶めかしい太ももに手を置く優。

 

三葉:あ…❤️…意外といいかも、コレ…/// モジモジ

 

シノア:ふふっ、じゃあそれでいいですね♪

 

優:…なんかいかがわしいことしてるみたいなんだけど…///

 

与一:(してるじゃん…)

 

君月:(してるだろ…)

 

**********************

 

優:し、しかしあれだよな、こんな天気がいいと、世界が滅亡してるなんてとても思えないな...

 

シノア:もうっ、優さんってば、今更ですねぇ... ツンツン

 

優:なっなんだよ、頬っぺつつくなよ,,,///

 

三葉:(ぐぬぬ...)

 

君月:いちいち甘い感じにしやがって...

 

与一:あはは、胃がもたれそうだね...

 

三葉:...っ(我慢できない...) スッ

 

優:お...///

 

太ももに置かれた優の手に、自分の手を重ねる三葉。

 

シノア:...。 ジトーッ

 

三葉:...おねがい... ウルウル

 

シノア:...まぁ、いいですけど...

 

三葉:!...ありがとう...!

 

なんだかんだ三葉に甘いシノア。

 

**********************

 

与一:あ・・・ヨハネの四騎士だ

 

優:お...

 

与一:僕処理しよっか?

 

君月:たぶんよけれる

 

三葉:だめだ、急ブレーキや急カーブは禁止する、軍用車は貴重だからな。

 

君月:...お前の恋は随分なスピード違反じゃなかったか?

 

三葉:ぐはぁっ...///!! ストン

 

優:み、三葉、大丈夫か...!///

 

シノア:(どさくさに紛れて優さんにもたれかかりましたねぇ...) ハァ

 

与一:あはは...もう僕がやっちゃうね...?

 

君月:よろしく。

 

遠隔射撃でヨハネの四騎士を倒す与一。

 

優:サンキュ、与一。

 

与一:どういたしまして。けど... チラッ

 

三葉:おのれ君月、覚えてろ...!///

 

シノア:みっちゃんてばトマトみたいに真っ赤ですねぇ...

 

与一:恨みを買っちゃったみたいだよ、君月くん...

 

君月:...優、大人しくさせろ

 

優:ん。よーしよしよしよし... ナデナデ

 

三葉:フーッ、フーッ.../// ギュッ

 

シノア:もうムツゴロウさんにしか見えませんねぇ...

 

与一:ちょっ...笑わせないでよシノアさん... プルプル

 

君月:(あれぐらいのいじりが許されねぇと、砂糖吐いちまうぜ...)

 

**********************

 

そんなこんなで海老名サービスエリアへ到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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