※この作品はR-18です。

『Fate/Desire of Thunderbolt』   作:山嵐のハイオーク

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第33話:『焦燥の残響、黄金の神鳴りは夕暮れに轟く』

「──ということだ。やはりライダーの封印が解けるまであまり猶予がない以上、今日中に打って出ようというのが、我がマスターからの意見だ」

 

アパートのちゃぶ台を囲み、厳格な声音でそう告げたのはヴラド三世(ランサー)であった。本来なら作戦会議の主導権を握るべきジュリアの姿が、珍しくこの場にはない。

 

「なるほど、分かった! 俺の方も問題ないから、今日攻め入ろう。──それはそうと、ジュリアはどうしたの?」

 

腰まで美しく伸びた黒髪を一本に結んだ刹那(せつな)が首を傾げると、ヴラド三世は

 

「……調子が悪いらしくてな」

 

と、何かを隠すように視線を僅かに泳がせた。

 

「調子が悪い? ──ふむ、腹でも壊したのではないか?」

 

至高の銀髪を煌めかせた宗茂(むねしげ)が真面目な顔で首を傾げる。すると、その真横で、黒のボディスーツにハリのあるコニカル美乳を小さくきしませたアイアスが、呆れたように宗茂の脇腹を小突いた。

 

「もう、宗茂殿。彼女の肉体は適齢期の女性ですよ? 察してあげて下さいよ、大変なんですから」

 

「あ、ああ……そうなのだな。すっかり失念していたよ」

 

男子(オス)としての自立と急成長を遂げていた刹那は、前世の誾千代としての感覚も交じり合うなかで納得し、

 

「後で様子を見に行こう」

 

と立ち上がろうとした。だが、ヴラド三世がそれを手で制する。

 

「今はやめておいた方がよかろう。静かに寝かせておくのが最善だ」

 

そんな、いつもと変わらぬたわいもないアパートの日常会話を経て──夕暮れ時、茜色に染まる黄昏のなかで、刹那、宗茂、アイアス、ハサンの4人は、ついに第四の重要拠点へと攻め入った。事前の偵察情報から、今回の防衛線を守る相手は純粋な武闘派であり、搦め手の魔術的な障害は極めて少ないと予想されたこと。そして、何よりジュリアの体調が優れないという物理的な理由から、ジュリアとヴラド三世の二騎はお留守番という布陣での出撃であった。

 

◇第四の拠点は、鬱蒼とした山間部にひっそりと架かる、長い橋の下にあった。眼下には烈しい川が流れ、その両端の河原には、大小様々な形や大きさの石がゴロゴロと転がって不気味な静寂を保っている。近くには木造のコテージが佇んでいるものの、人間の気配は一切ない。──だが、河原の真ん中で、悠然と焚き火を熾(おこ)し、アパート一行の到着を静かに待っている一人の巨漢がいた。背中を向けたままであった男は、空間を震わせる刹那たちの圧倒的な武威の気配を察知するや否や、己が武器へと剛腕を伸ばし、凄まじい風圧とともに振り返って名乗りを上げた。

 

「──我こそは釈迦大帝国大元帥、アショーカである。汝らの武威、見せてみよッッッ!!!!」

 

男は仁王立ちの姿勢から天を突くような高笑いを決め込み、傍らに直立していた装飾の施された『黒い柱』を力任せに一振りした。

 

ズガァァァァンッッッ!!!

 

ただの一振り。それだけで周囲の木々がドロドロとへし折れ、地響きが鳴り響いて山全体が不気味にざわめいた。凄まじい衝撃波の暴風。もし、昨日までの夢遊状態でモジモジしていた刹那であれば、その風圧だけで遥か遠くへと吹き飛ばされていたかもしれない。しかし、今の彼は、一人の強大なマスターとしてこの場に立っている。

 

「──俺は轟刹那! 己が願いのため、お前たちを完膚なきまでに下す男だッ!!」

 

刹那は毅然と言い放つと、前世の威光たる漆黒の陣羽織と甲冑(礼装)をその身へと顕現させ、銀髪の宗茂と共に、ゴロゴロとした石を蹴立てて真っ正面から突撃を敢行した。

 

「ハハハハッ! 征くぞッ!!」

 

アショーカが担いだ黒い柱の砲口から、大気を引き裂く巨大な『大砲』が轟音と共に放たれる。アショーカはその巨体に似合わぬ俊敏な身のこなしで刹那たちの急所への一撃を紙一重でかわし、大地を抉り、抉りながら、その強靭な黒い柱を棍棒の如く狂ったように振るい続けた。巻き起こる絶大な暴風が、突撃していた刹那と宗茂の二人の身体を、コマのように宙へと高く浮かび上がらせる。

 

「──せいッッッ!!!!」

 

だが、空中へと打ち上げられることすら、二人の計算の内であった。宗茂は逆巻く暴風のなかをツバメの如く素早く縫うようにして一気に肉薄すると、アショーカの脳天めがけて、真の宝具『波游兼光』による一太刀を烈しく振り下ろした。

 

ギギギギィィィンッッッ!!!

 

アショーカは咄嗟に自らの武器(黒い柱)を掲げてそれを受け止めた──が、天下無双の剣技の刃は、その不気味な黒い柱を真っ二つに叩き切ることに成功した。

 

「──今だッ! 誾(ぎん)ッッッ!!!!」

 

「おうっ!!」

 

宗茂の鋭い合図(咆哮)と同時に、夕暮れの空を覆った漆黒の黒雲から、空中から落下中であった刹那の『雷切』へと、神代の黄金の雷霆がバリバリと吸い込まれるようにして落ちた。勢いそのまま、刹那は空中で激しく身体を回転させながら、一閃を振り下ろした。

 

ドスッッッ!!! バリバリバリィィィィンッッッ!!!

 

「ぐ、おぉぉぉぉーーーーッッッ!!!???」

 

肉が激しく焼かれ、霊基の神経ごと内側から真っ二つに切り裂かれる未だかつてない金雷の絶痛に、大元帥アショーカの異様な巨躯が激しく悶絶する。だが、流石は西遊記の怪物を従える最強の守護者。彼は肉を引き裂かれながらも、咄嗟の体内魔力で、へし折られた黒い柱の片割れを力任せに刹那へと向かって振り抜いた。

 

ガギィィィィンッッッ!!!

 

「──させない、でありますッッッ!!!!」

 

死角から迫るアショーカの決死の反撃。それが刹那の肉体へと到達するよりも早く、その隙間へと新調された「7つの花弁型可変青銅盾」がガチリと強固に挟み込まれた。黒のボディスーツをメリメリときかせたアイアスの戦士としての怪力が、その巨漢の一撃を真っ向から力任せに弾き返したのだ。

 

「うふふ♡ ご主人様の隙を突こうなんて、おこがましいですわ」

 

盾によって弾き返され、刹那のパチパチと迸る黄金の雷撃粒子によってその全身が完全に『麻痺』して硬直しているそこへ、背後の闇に潜んでいたハサンから、正確無比な投げナイフの追撃が突き刺さる。

 

「これで……終わりだァァァッッッ!!!!」

 

アショーカが最後の力を振り絞ってそのナイフを脚で蹴り飛ばそうとした、その一瞬の隙。刹那の持つ雷切と黄金の金雷が、空間ごと茜色の黄昏を十文字の軌跡へと切り裂いた。

 

──【『雷豪斜十字閃(らいごうななめじゅうじせん)』】──ッッッ!!!!

 

凄まじい血飛沫の奔流とともに、アショーカの異様な巨躯が、河原のゴロゴロとした石の上へと盛大に倒れ込んだ。

 

「ごはっ……っ。……大した力だ。そして、実に見事な、素晴らしい連携であった……」

 

口から大量の鮮血を溢れさせながら、巨漢の英霊は、自らの敗北を静かに受け入れるように武人としての穏やかな笑みを浮かべた。

 

「最後に……お前たちのような、真の武人と真っ向からやり合えて、本当に、よかった……」

 

そう静かに満足げな言い残しを遺して、第四の拠点を守護していた最強の守護者の霊基は、朝焼けの光の粒子となって世界の『座』へと還っていくのだった。こうして、第四の重要拠点の完全掌握、および霊脈の奪取は、これまでの苦戦を全て払拭するようなアパート陣営の圧倒的な「完全無欠の無双勝利」を以て、完璧に制圧完了したのだった。

 

◇刹那たちが茜色の黄昏に染まる山間部へアショーカを討つべく出撃していた、まさにその同時刻。静まり返ったアパートの一室で、ジュリアはただ一人、朝方からシアーブルゾンを脱ぎ捨てた無防備な胸元を大きく晒したまま、机の上に山積みにされた古びた魔術書を必死に読み漁っていた。

 

「──っ、やっぱりダメ! この魔道具(ピアス)の取り扱い書は見つけたけど、肝心の解呪方法なんて一言も書いてないじゃないっ! 大体なんなのよ服の上から乳首の形が3層分も貫通して全う(丸分かり)に透けて浮き出る呪いのピアスって! どんなド変態が作ってるのよ、クソジジイ……ッ!★」

 

自らの豊かなKカップの最尖端を容赦なく貫き、かつて受けた壮絶な過去を象徴する忌まわしい銀の金属リング。呪術の編み込みはやたらと複雑で、相当に古い時代のものに見えた。

 

「ん……? 待って。この、術式の術理の根底にある文字……もしかして、ルーン文字?」

 

魔術書の記述とピアスの刻印を照らし合わせたジュリアの脳裏に、かつて時計塔でその圧倒的な一角を占めていた、ある最高峰の魔術師の顔が閃いた。

 

「そうだ……! あの人なら、ウチのプライドを全部かなぐり捨ててでも、相談する価値があるし!」

 

ジュリアは藁にもすがる思いでスマートフォンの画面に海外の暗号番号を打ち込み、恥を忍んで国際電話をかけた。コールの後、カチリと繋がった受話口から、煙草の煙を吐き出すような、低く理知的な大人の女性の声が響いた。

 

『──もしもし? 珍しいじゃないか、ジュリア。ロンドンを離れて極東へ行ったと聞いていたが、元気にしてるかい?』

 

「お、おお……っ、お久しぶりです! ジュリアですっ! お元気でしたか、──ミス橙子(とうこ)!」

 

ジュリアが頼ったのは、かつて時計塔の最高位たる『三原色』の称号を冠され、現在は封印指定から逃れて世界を転々としている最高峰のルーン魔術師、蒼崎橙子(あおざき とうこ)であった。以前、ジュリアは彼女の風変わりな研究の手伝いをしていた縁があったのだ。

 

「あの、単刀直入に伺いたいのですが……っ、ルーン魔術の、特に特殊な身体装飾(ピアス)に組み込まれた拘束呪式の解除についてなのですが──」

 

『なるほど。君がそこまで切羽詰まった声を出すとはね。……だがすまない、ジュリア。今、私は最高に厄介な大仕事の後始末で手元が死ぬほど立て込んでいてね。あと1、2年は身動きが取れそうにないんだ』

 

「え……っ、1、2年……!?」

 

『今回は力になれなくてすまないな。……まあ、都合が良い時に、そっちの様子でも見に会いに行くよ。それまで、その変態的な呪いとやらと、上手く付き合うことだ』

 

プツッ、と非情なツートン音と共に電話が切れた。

 

「くっ……! 橙子さんがダメなら、一体どうすればいいのよ……ッ!★」

 

絶望がジュリアの脳髄を締め付ける。だがその直後、彼女はまた閃いたとばかりに立ち上がり、大急ぎで適当なTシャツに着替えてシアーブルゾンを羽織ると,廊下を走ってお隣のチンイ(玄奘三蔵)の部屋へと向かった。あの東洋の術式の天才なら、何か知っているかもしれない。

 

「はーい☆ ──あら? 大家さん♪ 昨日の今日で、もしかして家賃足りませんでしたぁ?(笑)」

 

ドアから顔を出したチンイは、あのダーリンの精液を変換した絶妙な生活感溢れるヒトヅマ服を纏い,相変わらず冗談めかした口調で出迎えてきた。しかしジュリアは一切笑わず、彼女の細い手首を力任せに掴むと、そのまま強引に自室の作業デスクの前まで引きずって連れてきたのだった。

 

「冗談はいいからこれを見て! ウチのこの胸のピアスの術式、東洋の術理で解けないわけ!?」

 

ジュリアがブルゾンの襟元をガバッと開いて、オズワルドの呪縛が脈動する乳首ピアスを晒すと,チンイはゴーグルを指先で少しずらし,その紫色の瞳で生々しい刻印をじっくりと観察した。

 

「うーん……。私も専門外だからあんまり正確なことは言えないかもだけどさ。……これ、ルーンはルーンでも、時計塔で出回ってるような近代の魔術じゃないよ。神代の【『原初のルーン』】に、オズワルドの最悪な変態の執念がパッチワークされてる代物じゃない? ──ぶっちゃけ、私の術じゃ、これは大家さんが求めるレベルのことは無理そうかなぁ☆」

 

「原初のルーン……っ。嘘、解呪のロジックが文字通り神の領域ってこと……!?」

 

ジュリアが真っ白に青ざめた、その時だった。チンイの妖艶な視線が、ふと机の端に置かれていた、あの窓にクッキリと陽性の二本線が浮かび上がった一本の『妊娠検査薬(スティック)』の存在を捉えた。

 

「ああ……そういうこと、ねぇ……♡」

 

チンイはぷっくりとした唇を最高にいやらしい形へと歪め、すべて(事情)を察した目付きでジュリアのKカップ美乳とスティックを交互に見つめた。

 

「ふふっ♡ 焦らなくても、こういう複雑に絡み合った因縁ってやつは、意外と『時間(タイミング)』で勝手に解決するものよ♪ ──今日はせいぜい、帰ってきた彼氏とお楽しみなさって♡」

 

チンイはそう言い残して、含み笑いを漏らしながらひらひらと手を振って部屋を出て行ってしまった。夕暮れの光が窓から差し込み、アショーカとの決戦を終えた刹那たちの凱旋の足音が廊下から響き始める。一人残されたジュリアは、自らの身体に宿ってしまった二本線の奇跡(妊娠)への激しい動揺と,頑として外れない過去の忌まわしいピアスの呪いの焦燥に板挟みになりながら,ただ、愛しいダーリンの帰還を待つことしかできないのだった。

 

◇夕闇がアパートを完全に包み込む頃、第四の拠点を圧倒的な無双で完全制圧した刹那(せつな)たちが部屋へと帰り着くと、そこにはエプロン姿のジュリアが温かい夕飯を用意して待っていた。

 

「ダーリン、みんな、おかえりだし☆ 今朝は大事な作戦会議に行けなくて本当にごめんね。ちょっと身体の調子が悪くて……。でも今はもうすっかり大丈夫だから! 今夜はダーリンに中からたーっぷり温めてもらえるように、精のつく料理をたくさん用意したからねっ!」

 

Kカップの爆乳を揺らしながら健気に微笑む彼女に対し、腰まで伸びた黒髪を揺らした若武者(刹那)は、男としての包容力に満ちた一人称「俺」のトーンで優しく微笑み返した。

 

「ジュリア、夕飯ありがとう。こっちこそ、出撃前にちゃんと気遣ってあげられなくてごめん。……それじゃ、今夜ジュリアをたくさんたくさん愛してあげられるように、残さず頂くよ」

 

そんな甘いやり取りを交わしながら、ちゃぶ台を囲んだ6人は、アショーカとの第四の拠点制圧の激戦(戦果)の話などを賑やかに交わしつつ、至高の夕食の時間を心から楽しんだ。

 

◇夕食の後、刹那と女たちは各々風呂を上がると、もはや待機時間など不要とばかりに、六畳一間の畳の上で烈しい交尾(まぐわい)を盛り始めた。そもそも風呂場の時点で、その艶やかな褐色肌の全身を使って刹那の身体をヌルヌルと生々しく洗っていたハサンは、圧倒的なオスのフェロモンに脳髄を溶かされ、前座の口淫の時点で白目を剥いて早々に気を失っていた。だが、至高の銀髪を煌めかせる宗茂(むねしげ)も、黒のボディスーツからハリのあるコニカル美乳を露出させたアイアスも、昨夜までの女性としての慎ましさは完全に捨て去り、狂ったように超巨尻を振って刹那の最凶の超肉棒(杭)をおねだりしていた。しかし、今夜の刹那が最優先で引き寄せたのは、誰よりも激しく愛を求めていたジュリアの身体だった。

 

「ジュリア、待たせてごめん。……昨夜の分まで、たっぷり愛してあげるからね」

 

「あはぁんっ、ダーリン……っ、早く、ウチのここ、ブチ抜いてぇっ!!!♡」

 

グチュ、ジュブゥゥゥゥッッッ!!!

 

すでに蜜液でどろどろに濡れそぼっていたジュリアの秘部の最奥へと、馬の如きデカさの超肉棒を一気に、根元まで真っ直ぐに挿入した。

 

「ひぎィッッッ!? ──ん、んんぅぅぅーーーっ!!!♡」

 

ジュリアのうねる膣内が、少年の規格外の質量を狂おしく、ギチギチと締め付ける。

 

ドスッ、ドスッ

 

と突くたびに、かつてオズワルドに嵌められ、着衣3層分を貫通して乳首を透けさせていた壮絶な過去の呪いの象徴──あの乳首ピアスが、刹那の眼の前でカチャカチャと激しく、淫らに揺れ動いた。

 

「なぁ、ジュリア。……いい加減、この最悪な過去のピアス、目障りだよね。──もう、外しちゃおうよ」

 

「え……っ、でも、これ橙子さんやチンイの魔術でも頑として──っ」

 

ジュリアが驚愕に瞳を見開く間もなかった。刹那は両手で彼女の溢れんばかりのKカップ美乳をギュウゥゥゥッと鷲掴みにすると、指先へ、覚醒した神代の神聖かつ精密な黄金の雷撃粒子を一気に収束させた。

 

バリバリバリィィィィンッッッ!!! ジジジジィィィッッッ!!!

 

「──ッッッ!?!?♡♡♡」

 

ジュリアがあれほど悪戦苦闘し、苦悩し続けた『原初のルーン』の呪縛を、刹那の金雷のハッキングが内側から完璧に、一瞬で跡形もなく破壊し尽くしたのだ。それと同時に、呪縛から解放された乳頭へ、凄まじい電撃の快感刺激がダイレクトに加わる。

 

「あはぁぁーーーッッッ!!! お”おぉぉぉぉーーーーッッッ!!!♡♡♡」

 

ピンと硬質に、これまでにないほど天を突くように張り詰めたジュリアの乳首。──すると次の瞬間、破壊されたピアスの穴から、

 

ドクッ、ドクドクククッッッ!!!

 

と、酷く白く、とろりとした濃厚な液体が白濁の奔流となって溢れ出た。

 

「え……? これ、ミルク……!? ジュリア、まさか──」

 

「──っ、あ、あははっ……♡ そうなの、ダーリン……っ。ウチ、ウチね……ダーリンの赤ちゃん、お腹に授かっちゃったのぉぉぉーーーーッッッ!!!♡♡♡」

 

「ジュリア……ッッッ!!!」

 

その決定的な母胎の告白を聞いた瞬間、刹那の一人称「俺」としてのオスの野生と愛欲は、文字通り宇宙の果てまで限界突破した。そこからはさらに凄まじい勢いを増し、ジュリアは人生で最も丹念に、深く、壊れるほどに烈しく抱かれ続けた。

 

ベチョ、ズブグチュゥゥゥッッッ!!! バチンッ、バチンッ、バチンッ!!!

 

肉と肉が激しくぶつかり合う撃音が室内に響き渡る。その豊かな胸の尖端は、チュパチュパ、ジュウゥゥゥッといつも以上に刹那の唇に深く吸い尽くされ、お腹のなかの赤ちゃんの部屋には、少年の熱い生命の子種が

 

ビュクッ、ビュルルルルルッッッ!!!

 

とこれでもかと幾重にも、幾重にもどろどろに敷き詰められていった。

 

「ジュリア殿、おめでとう……っ! 誾千代、私も、私にも早くお前の種を……っ!♡」

 

「マスター、おめでとうであります……っ! 私のこの超巨尻の奥にも、たくさんお宝を注いでほしいでありますぅぅぅっ!!!♡♡♡」

 

宗茂やアイアスも、涙を流してジュリアの妊娠を心から祝福しながら彼女の身体を優しく愛撫し、そして二人は自然な流れで、今度は自分たちが刹那の超肉棒の前に組み敷かれた。男としての覚醒によって性欲が何倍にも倍化していた刹那のピストンは、真夏の昼下がりの比ではないほど凄まじく、

 

ズポ、グポグポグポッッッ!!!

 

と二人はお腹がぽっこりと限界まで膨れ上がるまで、そのデカチンポに何度も何度も最奥を突かれ、大量の子種を子宮へと直接注がれ続けたのだった。ハサンも途中で意識を取り戻しては再び分からせられ、アパートの畳の上は、白濁と愛液と溢れ出たミルクがドロドロ、ぐちょぐちょに混ざり合う、完全なる濃厚な愛欲の海と化していた。夜が更けていくアパートの静寂のなか。精液や母乳が体中から溢れ出ても、気絶しても、4人のヒロイン共々、全員が轟刹那という絶対の主人の愛に完膚なきまでに満たされ、幸せそうな、これ以上ないほどに蕩けきった恍惚とした表情を浮かべながら、何度も何度も、朝が来るまで究極の絶頂を重ね続けるのだった。

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