※この作品はR-18です。

『Fate/Desire of Thunderbolt』   作:山嵐のハイオーク

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第6話:『潮風のセレナーデ、あるいは母乳溢れる砂浜の秘め事』

それは、4人の子供が無事に産まれ、波乱万丈だった轟家にようやくひと時の平穏と落ち着きが戻ってきた頃のことだった。

 

「ねえ刹那、子供たちも少し大きくなったし、たまにはみんなで海にでも行かない?」

 

発起人である宗茂のそんな朗らかな提案から、轟ファミリーは1泊2日の海水浴旅行へと出かけることになった。向かった先は、少子高齢化の波に押されて衰退し、今や完全に廃業となって放置されていた寂れた海岸の海の家。事前に手を回してそこを一時的に借り受け、さらに魔術師であるジュリアが念のためにと完璧な『人避けの結界』を周囲に張り巡らせた。これにより、どこまでも続く美しいプライベートビーチを、一日中轟家だけで完全独占できる極上の空間へと変貌させたのだ。

 

「フッ、久々の現世の海か。運転は任せるが良い、マスター」

 

かつての威厳はどこへやら、すっかり「気のいい海の男」といったラフな風体になったヴラド三世が、刹那と共にミニバンのハンドルを握って現地へと車を走らせる。到着するやいなや、ヴラド三世は手慣れた手つきでバーベキュー(BBQ)のコンロや炭の用意を手早く進めていく。もちろん、常人離れした筋力を持つ宗茂やアイアスも率先して力仕事を請け負ったため、重い荷物の搬入や1泊2日の宿泊準備は、ものの数分で綺麗さっぱり片付いてしまった。

 

「よし、準備万端! じゃあみんな、海へ行こうか!」

 

刹那の声を合図に、水着に着替えた一家は本題である目の前の青い海へと繰り出した。

 

「わあぁぁ! おっきいお水がいっぱいー!」

 

まだ小さな子供たちは、生まれて初めて目にする地平線まで続く広大な海に大はしゃぎ。水着を着て浅瀬でバシャバシャと激しく水を跳ね上げて遊ぶ長女の姿を、まだハイハイの手前である赤ん坊の次女たちは、砂浜の上で羨ましそうにじっと見つめている。

 

「みんな、こっち向いてー。はい、チーズ!」

 

刹那は愛用のカメラを構え、まだ少し冷たい海水に足を浸しながら、次女たちを愛おしそうに抱く妻たちの優しい笑顔や、水飛沫の中で無邪気にはしゃぐ娘の決定的な瞬間を、次々とファインダーの中に収めていった。その後も、刹那は浅瀬で見つけた小さなカニや綺麗な貝殻といった海の生き物を子供たちに見せて回るなど、ひとしきり父親として子供たちと全力で戯れた。だが、太陽が南の空を過ぎる頃には、はしゃぎ疲れた子供たちにウトウトとおねむの時間がやってくる。頃合いを見たヴラド三世が、コンロの上でジューシーな肉や新鮮なキャベツ、甘い香りを放つトウモロコシなどを手際よく焼き上げ、みんなで遅めの昼食を楽しんだ。食後、お腹を満たした妻たちが静かに子供たちへと授乳を済ませると、満ち足りた赤ちゃんたちは、海の家の中に敷かれた柔らかな布団の上で揃ってすやすやと深い眠りに落ちていった。子供たちが眠りについた、ここからが本当の本番だった。

 

「ふふ……。やっと静かになったわね、刹那くん?」

 

「ふぅ、お待たせ。それじゃあ……ここからは大人の時間かしら?」

 

まるで事前に示し合わせて狙い通りといった具合に、宗茂、アイアス、ジュリア、ヌールの4人の嫁たちの目が、一斉に肉食獣のように妖しくぎらつき始める。彼女たちがバッグの奥から取り出したのは、普段の街中では到底着られないような、布地の極端に少ない過激で攻めたデザインの勝負水着だった。手早く着替えを済ませた彼女たちは、まだ出産直後の余韻を色濃く残す、母乳がじわりと滲み出てフロントを白く汚した水着のまま、大きな乳房をこれ見よがしにぷるぷると揺らしながら、刹那の手を引いて再び灼熱の砂浜へと連れ出した。

 

「せっかくのビーチだし、2対2でビーチバレーをしましょう! 刹那は審判ね。……もちろん、勝者には素敵なご褒美、敗者にはペナルティよ?」

 

ビーチにネットを張り、お互いの豊かな肉体を躍動させて火花を散らす4人。激しい白熱の試合の結果、見事に勝利をもぎ取ったのはアイアスとヌールのペアだった。

 

「やったぁ! 刹那、勝ったご褒美……今すぐちょうだいね♡」

 

勝利したアイアスとヌールは、情熱的な熱を帯びた瞳で刹那にしがみつくと、濡れた水着を完全に脱ぎ捨てることすらもどかしいと言わんばかりに、水着を横にずらしただけの『水着着衣セックス』へと突入した。灼熱の太陽の下、潮風に吹かれながら、砂浜の上で刹那の逞しいペニスを交互にその新妻のガバガバに熟れた肉壁へと迎え入れ、母乳と愛液をぐちゅぐちゅに混ぜ合わせながら交互に絶頂へと導かれていく。一方、惜しくも敗北してしまった宗茂とジュリアの2人は、目の前で繰り広げられる濃厚なピストン運動と溢れ出る性欲に躰を火照らせながらも、ルールに従ってプライベートビーチの波間に飛び込み、冷たい海水で泳ぐことでその疼く肉体の熱をなんとか解消するのだった。

 

◇やがて周囲が黄金色に染まる頃、一家は海の家から水平線へと沈みゆく雄大な夕日を静かに見つめた。夕食には海の家の定番である特製カレーをみんなで囲んで平らげ、夜が帳を下ろすと、浜辺でパチパチと火花を散らす花火を楽しんだ。子供たちも夜の花火の美しさに目を輝かせ、轟家は最高に幸せな家族の時間を共有する。しかし、食事が終わり、今度はヴラド三世が子供たちを引き連れて奥の寝室で完全に寝静まると、再び大人の夜が幕を開けた。

 

「お昼はお預けを食らったんだもの……今度は私たちの番よね、刹那?」

 

昼の試合で負けた宗茂とジュリアの2人が、昼間の火照りが全く収まらない様子で刹那を夜の波打ち際へと押し倒す。夜の静寂の中、昼間と同じように水着を着たまま、愛液でぐちょぐちょになった秘部へ刹那のペニスを根本までブチ込む『夜の水着着衣セックス』で、昼のペナルティを取り戻すかのように激しく腰を振って絶頂を貪り尽くした。そして、4人の妻全員が完全に刹那の種で満たされたその瞬間、大自然の圧倒的に開放的な雰囲気に当てられた5人の理性のタガは、完全にパチンと弾け飛んでしまった。

 

「ああぁッ! 駄目、もう我慢できない……っ! 全員で、もっとめちゃくちゃに混ざり合いましょう……!」

 

誰の視線も気にする必要のない、結界に守られた夜の静かな砂浜。満月の光に照らされる中、5人は衣服も水着もすべて脱ぎ捨てて完全に全裸で絡み合い、まるで野生の獣の如く、夜が明けるまで貪欲に、そして狂ったように交わり、盛り狂うのだった──。

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