※この作品はR-18です。

女友達がパパ活やってるらしいのでダメ元で頼んでみたら   作:東雲(しののめ)

7 / 7
第7話:エピローグ

 童貞卒業をしてから月日は流れ――高校三年の秋。

 

「第一志望の大学、模試A判定おめでとー!」

 

 僕の部屋に訪れた早瀬さんがクラッカーを鳴らす。

 

「ど、どうも……誕生日の時みたいな盛大な祝い方ですね……」

「そらそーよ。オタクくん勉強ちょー頑張ったから。最初の模試なんてギリでC判定だったでしょ?」

「……アハハハ。あの時はもうダメかと思いました……」

 

 当時の無力感というか、絶望を思い出し乾いた笑いしか出てこない。

 

「でもこれで――あたしと同じ大学に行ける確率、めっちゃ高まったね!」

 

 ぼんやり生きてきた自分が、いきなり勉強熱心になった背景。

 それは早瀬さんに、何気なく言われた一言から始まった。

 

『――どーせなら一緒の大学に行こーよ!』

 

 そりゃ高校生活だけでなく、早瀬さんと大学生活まで送れたら嬉しい。

 しかし問題は、彼女は成績優秀で、志望大のレベルも相応に高かったこと。

 少なくとも一年前の自分では、合格するのはほぼ不可能とされた。

 

 童貞卒業したさに、僕は一度だけ学年五位を取ったこともあったが……。

 あれは火事場の馬鹿力で、そう長く続くものではなかった。

 すると、そんな僕の現状を見かね、早瀬さんが家庭教師をすると申し出てくれて――

 

「すべて早瀬さんが付きっきりで勉強を見てくれたお陰です。本当にありがとうございました……!」

 

 いくら成績優秀とはいえ、彼女自身の勉強もあったろうに。

 今日までほぼ毎日、放課後になると熱心に面倒を見てくれた。

 僕は深く頭を下げ、改めて感謝の言葉を口にする。

 

「あはは。腰九〇度くらい曲がってない? ガチのお辞儀じゃーん」

 

 僕の真剣すぎる礼を見て、彼女はお腹をかかえて楽しそうに笑う。

 

「あ、でもでも、入試本番まで油断はできないかんね? 最後まで気を抜かず一緒に頑張ってこ!」

「はいっ……! 何卒よろしくお願いいたします……!」

「だから感謝の仕方がガチすぎるって。頭上げてよー」

 

 しかし本当の本当に感謝しかないのだ。

 早瀬さんと出会わなければ、僕はうだつあがらない人生で終わった気がする。

 彼女がいたから勉強も頑張れたし。

 彼女がいたから学校も楽しく送れたのだと思う。

 

「オタクくんとヤるようになってパパ活もやめたし、時間に余裕あったから、だからそんな気にしないで」

「そう言ってもらえると気は楽にはなりますけど……」

「してもらいっぱなしは嫌? だったら対価を支払ってもらおうかなー」

 

 早瀬さんはニヤッと笑って、いきなり抱きついてくる。

 しかもその右手が、僕の下半身に伸びてきて――

 

「最近はずっとお預けで、正直ムラムラしてたんだよね」

「くっ……爪でカリカリするそれ……ほんとに勃っ……」

「模試も終わって一区切り付いたしさ。勉強見たお礼として――いっぱい気持ち良くしてよ?」

「は、早瀬さん……!」

「やんっ! そんな乱暴におっぱい揉んじゃ……もー。速攻オスのスイッチ入っちゃうんだから。まだ童貞さんの()が抜けないのかなー」

 

 禁欲していたのは僕も一緒なので、さっそくタガが外れて欲望がダダ漏れになる。

 

「…………ん。オタクくんとちゅーすんの好きぃ……」

 

 舌を交じり合わせながら、互いに服を乱雑に脱いでいく。

 それから早瀬さんに手を握られ、ベッドへと連れて行かれる。

 入試前の大事な時期ということもあって今回はゴムあり。彼女は一瞬で男根に装着させてくれて――即ハメ。剛直を一気に奥まで刺す。

 

「つッッ……ひっさしぶりのセックス、効っくぅ……!」

 

 快楽に打ち震えているが、それは僕も同じ。

 童貞卒業後も何度もシたが、ここ数週間は模試に一本集中だった。

 愛液まみれでグツグツと煮えたぎる女の中、あまりの強快感に思わず天井を見上げてしまう。

 本能のまま、激しくピストンを繰り返し――……。

 

「……後ろからするのもヤッバぁ……寝バック気持ち良すぎ……っ!」

 

 何度か体勢も変えて、現在早瀬さんはうつ伏せに。

 抵抗できない状態の彼女に、思いっきり腰を打ち付ける。

 

「もう、何回イったから分からな……って、ど、どこ触ってんのオタクくん!?」

 

 どこと言われれば、早瀬さんのお尻の穴だ。

 綺麗な色でキツく締まっているそれを、指で広げたり閉じたりする。

 

「……ダ、ダメだって……(いじ)られるの意外と悪くはない、けどっ……」

「こっちは、処女なんですか?」

「……あったりまえ、じゃんっ。お尻はエッチする場所じゃ……」

 

 そう文句を言う割に、指で触る度にビクンと身体を揺らす彼女を見て、とあるお願いが脳裏を過る。

 

「――もし大学合格したら、こっちの処女、くれませんか?」

 

 経験豊富な早瀬さんでも、ずっと守ってきた唯一の初めて。

 率直に言って、それを奪いたいと思ってしまった。

 

「そんな言い方、されたらぁ……あ。指ちょっと入ってぇ……」

「早瀬さん」

「…………うぅ。わ、分かった。最後の処女、オタクくんにあげる、から、今は指抜いてぇ…………」

 

 許可が出たことで言われたとおりに指を抜く。

 ただ代わりに、体重をぐっとかけてピストンを一層激しくする――

 

「あっ、イ、イグ、これおっきいのきちゃ……あぁぁぁぁ!」

 

 同時に頂点へ。

 彼女の中に、ゴム越しで大量の白濁を注ぎ込んで快に浸る。

 

 それからゴムを付け替えるや正常位に移行。

 ただ休憩もかねて、僕は上半身を前に倒して、早瀬さんと抱き合う形に。

 彼女も応じるように、両腕をこちらの背に、両足を腰の後ろへと回してくる。

 完全密着――俗に言う、だいしゅきホールドである。

 

 女の中を味わうように、ゆっくりと腰を前後。

 キスをしながら言葉を交わす。

 

「ちゅ……大学受かったら、お尻でしたいなんて、とんでもないこと言うんだから……」

「……すいません。ただ、早瀬さんも悪い反応じゃなかったので……」

 

 素直にそう言うと、彼女は否定はできないと苦笑してから。

 

「ならこっちからも前もってお願いしとこ。合格したら久しぶりに生セックスしたい。本気で孕ませるぐらいすごいやつ……安全日計算しとくからさ……」

 

 ここは持ちつ持たれつ。僕は分かりましたと頷く。

 それから緩い雰囲気で、お互いアレしたいコレしたいと盛り上がるが――

 

「でも受験後、そんな余裕、ありますか、ね?」

 

 ふと我に返って思う。

 大学の授業もそうだし、合格直後も入学手続きやら家探しで大変なイメージだ。

 もしかしたらしばらく忙しくなるのではないだろうか?

 

「家探しかぁ……確かにそれもしなきゃね。いっそのこと一緒に住んじゃう?」

「え。は、早瀬さんと僕が……!?」

「他に誰がいんのさー。同棲したら掃除や洗濯はもちろん、ご飯も作ったげるし、四六時中いつでもエッチできるよ?」

「い、いつでも、エッチ……」

「そ。あたしの胸もお尻もとことん(むさぼ)って、体力尽きるまで中出ししまくって、そんで中に挿入したまま抱き合って寝落ちする――これ、最高じゃね?」

 

 異論なし。それはもう最高というほかない。

 想像するだけでも股間が疼いてしまう。

 

「一緒にゴロゴロしながらマンガ読んだりできるし、デートにもすぐ行けるし……思いつきで言っといてなんだけど、これマジで名案じゃね? ホントに同棲しちゃう?」

 

 前のめりになる早瀬さん。

 聞く限り素晴らしいアイディアだが、ただし大きな懸念があって――

 

「現実問題としては……お互いの両親に、なんと説明するか、ですね」

 

 一八歳。高校卒業時には社会的に成人として扱われる。

 しかしこれから大学生になる男女が、同居を簡単に許されるとは……。

 

「そこはノリよノリ! オタクくんの男気で全部何とかする!」

「ノリ!? というか僕頼みですか……!?」

 

 ギャルのノリの良さ、恐ろしいなぁ。

 そもそも、早瀬さんのご両親に、僕ながどう挨拶すればと吐露すると――

 

「あー確かに。あたしらの関係……今さらだけど、ただの友達でいいのかな?」

 

 そう。僕たちの関係は曖昧なままだ。

 正式に付き合っているわけではなく――

 

「でも童貞卒業する時。『責任取ります!』ってオタクくん告ってたけどね」

「ぅ…………」

「つか、告白っていうか、ほぼプロポーズだったし」

「あれは場の勢いというか、早瀬さんが言うところのノリというか……」

「じゃあ嘘だったってこと?」

「嘘ではないです」

「おっ。出たオタクくんの即答。てことは勢いとはいえマジで言ったんだ」

 

 早瀬さんは嬉しそうな顔をして、一層抱きつく力を強くする。

 僕も一度見せた覚悟を取り消すつもりはない。

 ただ今のところ、僕は彼女に面倒見られっぱなしなので……。

 

「正式な告白とか、そういうのは…………受験後でも、いいですか?」

「ふふ。結果を示してから言いたいわけだ。やっぱり男の子だね――いいよ。待ってあげる」

 

 了解です、と彼女は優しくフレンチキスをしてくる。

 

「早瀬さん、そろそろ……」

「……うん。お喋りばっかしてないで、本気セックス、しよっか」

「ただ今回は特に禁欲してたので……」

「何回戦でも付き合うよ。腰振るの疲れたらあたしが動くし、もちろんお口もおっぱいも使い放題。オタクくんの好きなように――あんっ。そんな強く抱きしめなくても、あたしはどこにも逃げないよ?」

 

 早瀬さんは明るく微笑んで、言葉を締め括った。

 

「前に言ったじゃん、オタクくん専用の女になったげるって」

 

 

 

 女友達がいるのは素晴らしい。

 友達として一緒にいるだけでも楽しいし、時にはエッチなイベントにも遭遇できるから。

 

 でも早瀬さんという存在は、僕にとってはもはや友達以上の存在になりつつある。

 自分たちの関係性が今後どう変わっていくかは、まだ断言できないけど――

 

 自信をもって言えることが一つ。

 早瀬セナは、可愛くて優しくて、僕にとっては……。

 世界で一番、素晴らしい女の子だ。





 本作品はこれにて完結です。
 読んでいただきありがとうございました。
 本日から『何でも許しちゃう近所のおっとり人妻に強引に迫ったら』という新作を投稿します。下にリンクを設置しましたので併せてよろしくお願いします。

 新連載はこちらをからお読みいただけます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【R18】何でも許しちゃう近所のおっとり人妻に強引に迫ったら(作者:東雲(しののめ))(オリジナル現代/日常)

いつもニコニコしてる美人お姉さんにエッチさせてもらう話です。▼※短期集中連載/毎日投稿▼※ノクターンノベルズに同時掲載


総合評価:53/評価:-.--/完結:7話/更新日時:2026年08月01日(土) 12:00 小説情報

【R18】ダウナー系JKの妹が、平然とエッチさせてくれる話。(作者:東雲(しののめ))(オリジナル現代/日常)

なぜかエッチさせてくれるダウナー系妹JKとのお話です。▼※短期集中連載/毎日投稿▼※ノクターンノベルズに同時掲載


総合評価:102/評価:4.11/完結:11話/更新日時:2026年08月07日(金) 18:20 小説情報

【R18】攻めギャル-金髪黒ギャルの玲香さんは色々デカイ-(作者:もすまっく)(オリジナル現代/恋愛)

小柄な男子高校生・水崎拓斗と大柄な金髪黒ギャルのJK・花宮玲香▼この二人が送る身長差カップルの二人のイチャイチャラブラブな日常『性』活。


総合評価:108/評価:-.--/完結:69話/更新日時:2026年08月25日(火) 18:51 小説情報

【R18】冷血無表情な保健室の先生に、事務的に性処理してもらう話。(作者:東雲(しののめ))(オリジナル現代/日常)

保健室の先生にとにかくヌイてもらうお話です。▼※短期集中連載▼※ノクターンノベルズに同時掲載


総合評価:43/評価:-.--/完結:5話/更新日時:2026年08月02日(日) 19:00 小説情報

【R18】クラスの女子と仲良くなって無理矢理セックスして欲しいと言われた話(作者:つる植物)(オリジナル現代/恋愛)

 クラスメイトの女子と合意の上で無理矢理する話。▼ pixiv,ノクターンにもマルチ投稿ですがノクターン先行です


総合評価:209/評価:7/完結:10話/更新日時:2026年04月01日(水) 14:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>