※この作品はR-18です。

何でも許しちゃう近所のおっとり人妻に強引に迫ったら   作:東雲(しののめ)

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第2話:人妻の手淫

「――どうぞ、コーヒーよりお茶の方が良かったのよね?」

 

 桂花さんは僕をリビングに上げると、そっとコップを差し出してくれる。

 しかし僕は不安に押しつぶされそうで、それを一滴も飲む気になれない。

 

 ――盗んだこと、親に言われるんじゃないか。

 ――それどころか学校や警察に通報されるんじゃないか。

 ――それ以上に、桂花さんに嫌われたんじゃないか。

 

 不安が不安を呼び、いても立ってもいられない。

 今すぐ逃げ出して自室にこもりたいが、自分の家は目と鼻の先。

 ここから逃げたってすぐに捕まるだけだ。

 

「お財布を忘れたことに気づいて、急いで戻ってきたの。中庭に人影が見えたものだから……でも、うふふ。あなたもちゃんと男の子なのね」

 

 先の事を思い出したのか、桂花さんは楽しげに笑う。

 彼女はいつも通りニコニコ顔で、そこには怒りも侮蔑も一切ない。

 縮こまる僕を見ても、成長してるんだね云々と誉める始末だ。

 

「あ、あの……怒ってないん、ですか……?」

 

 その優しすぎる態度に、今回ばかりは逆に不安を感じた。

 普通だったら罵声の一つ浴びせられたって不思議じゃないのに。

 恐る恐ると僕は尋ねてみる。

 

「怒る……うーん、いや、怒ってはいないかしら。むしろ年頃の男の子だなぁって微笑ましいと思ったわ」

 

 か、寛容すぎる!

 下着泥棒を前にしても、彼女の余裕は崩れない。

 

「でも学校とか警察に通報とか……」

「しないしない。親御さんにも言わないから安心して」

「ほ、本当ですか!?」

「ええ。男の子なんだから気持ちが大きくなっちゃう時もあるでしょう。十代なんて特に性欲盛んなお年頃だし。あ――ただ人のものを盗むのはダメよ」

 

 唯一怒るとしたら盗むという行為にだけ、と彼女は言った。

 指を向けて『めっ!』と叱ってもくるが全然怖くない。

 

「――けれど、あんなに小さかった子が、性欲に目覚めているなんてねぇ」

 

 それから緊張も若干解け、お茶を飲みながら世間話が始まって。

 隣の家同士ということで、僕が赤ん坊の時から見ているせいか、彼女は感慨深そうに呟く。

 

「女の子の下着に興味を持つのは分かる。でも学校に若くて可愛い子がたくさんいるんじゃないの? どうして私のなんて盗もうと?」

「そ、それは……」

「わざわざこんなおばさんのじゃなくたって――」

 

 そこだけは腑に落ちないと、首を傾げて訊かれるが。

 

「桂花さんは、今でも、すごく綺麗だと、思います!」

 

 そんなの彼女が優しくて綺麗な女性だからに決まっている。

 迷わずにそう答えると、彼女は珍しく驚いた表情を見せた。

 

「……………………」

「だ、だから、どうしても、桂花さんのが、ほしくて」

「……うふふ。ありがとう。男性に口説かされたのはいつぶりかしら」

 

 見た目の若さや整った容姿もそうだが。

 全てを包むような包容力や、大人の女性らしい気品や余裕は、同級生の女子にはない特別な魅力がある。

 僕じゃなくたって、同い年の男なら、全員彼女に惹かれてしまうのでは?

 

「もう夫さえそんな風に褒めてくれないから――そうだ、じゃあ誉めてくれたお返しに、これあげましょうか?」

 

 彼女は僕が盗もうとした、自分の下着を差し出した。

 

「い、いいん、ですか!?」

「ええ。ただしもう盗みなんてしちゃダメ。約束できる?」

「できますっ!」

 

 僕は何度も頷いてから受け取った。

 ……この人はあまりに優しすぎる。

 下着を盗もうとしてもこの結果なんだ。

 すると己の中に反省とは違った、新たな(、、、)欲望(、、)が芽生えてきてしまって――

 

「あの、桂花さん」

「ん?」

「もらったこのパンツで、僕……オ、オナニーとか、しちゃいますけど?」

 

 確認するように問うと、一瞬だけ桂花さんは眼を点滅させた。

 しかしすぐに目尻を下げて、笑いを堪えるように手を口元に寄せる。

 

「かなりストレートに言われて驚いちゃった。私も分かった上であげているから安心して。気が済むまで使ってくれていいわよ」

 

 動じることなく微笑んでくれた。しかも本人了承のお墨付きで。

 ならば、と僕は言葉を重ねることにする。

 

「こうなったら、いっそ、憧れの桂花さんにオナニーを手伝ってほしいなぁ……なんて」

 

 言い過ぎたかとちょっと後悔するが。

 しかしこの人なら許してくれるのではという妙な直感もあって――

 

「……私がオナニーを、手伝う?」

「は、はい。してもらえませんか?」

「うーん。そこまでするのはさすがに――」

 

 しかし一刀両断で断ることはしない。

 ここは押せば通ると僕は思った。

 

「さ、さっきから勃起しすぎて、歩けないぐらい痛くて! 見てもらえば分かると思うんですけど――……!」

 

 歩けないというのは誇張しすぎだが、臨戦体勢なのは真実。

 彼女に何か言われる前に、自らジャージと下着を脱いで怒張を晒す。

 これが生まれて初めて、男の状態になった一物を、女性に見せた瞬間だった。

 

「あらあら。本当にガチガチね。久しぶりに男の人の見たわ」

 

 桂花さんは驚くことはなく、いつもの優しい眼でそれを注視する。

 

「…………それに、すっごく美味しそう」

 

 桂花さんが何やら小声で呟き、舌舐めずりをした。

 いやそれはあまりに一瞬のことだったので、たぶん僕の見間違いなのだろう。

 だってあの淑やかな彼女が、そんな肉食獣のような態度をするわけがない。

 現にほら、今はもうニコニコ笑顔になってるし――

 

「それで、オナニーを手伝うって、具体にどうして欲しいのかしら?」

「し、してくれるんですか!?」

「質問しているのは、わ・た・し。もう一回訊くけどどうして欲しいの?」

「そ、それは――……」

 

 僕は桂花さんに注文をし、そしてトントン拍子に――情事が始まった。

 

「――どう、痛くないかしら?」

「最高、ですっ」

「うふふ。まさかパンツコキをして欲しいなんてね」

 

 僕の剛直には、桂花さんのパンツが被せられていた。

 それを掴んだ女性の手が優しくグラインドし、鈴口から溢れるカウパーが全体を濡らしていく。

 足下に傅いてしごいてくれる彼女のテクニックに、僕は立ったまま動くことができない。

 

「桂花さんの手、気持ちいい……」

「ありがとう。でも久しぶりだから痛かったら遠慮なく言ってね」

 

 僕が素直に感想を告げると、うふふと奥ゆかしく笑う。

 しかし彼女の柔和な態度に対して、その手の動きは男の弱点を的確に刺激する。

 被さったパンツは既に先走りでグチャグチャだ。

 

「桂花さんって、本当に優しい、ですよね」

「普通よ」

「でも、オナニーまで、手伝ってくれるだなんてっ」

「だってあんな必死な顔でお願いされたんだもの」

 

 断れないわよ、と答えられる。

 

「……っ」

「あら、そろそろかしら」

 

 身体がブルリと震えると、桂花さんは限界が近づいていることを即座に見抜き、指の力を少しだけ強くした。

 それでも僕は、まだこの時間を続けたくて、なんとか射精感を抑圧しよとする。

 

「我慢は身体に悪いわよ」

 

 桂花さんの余っていた手が陰嚢へと伸びる。

 袋の中の玉をころころと巧みに遊ばせながら、男性器をリズミカルにしごき、強制的に射精へと導かれていく。

 僕の我慢なんて一瞬で打ち砕かれた。

 

「なんで、こんなに、上手なん……!」

 

 あの清楚で上品な桂花さんが、どうしてこんなすさまじい(テク)を――

 

「いい歳した女だもの。色々なことたーくさん経験しているの」

 

 桂花さんは半歩前進し、男性器ギリギリまで顔を接近。

 彼女の整った目鼻が、股間のすぐ傍に来る。

 そして微笑みの眼がニンマリとゆがみ、僕の瞳を貫いた。

 

「――さぁ、いきなさい」

 

 トドメの言葉をかけられ、催促されるがまま限界が始めた。

 

「桂花さん……!」

 

 絶頂。

 どぷどぷと音を立てながら、情けなく彼女のパンツの中に精液を放出していく。

 ただでさえカウパーで変色していた、女物のパンツの布地が、ザーメンによって白く無残に塗り上げられていった。

 彼女は射精が止まる最後の一滴まで、スローにしごき続けてくれる。

 

「いっぱい射精たわね。えらいえらい」

 

 完全に射精が終わると、被せていたパンツを取って、桂花さんはその中を見る。

 

「どこもかしもザーメンでドロドロ。臭いもすごい。これは洗うの大変ねぇ」

「あ、洗うって……また、使うんですか?」

 

 僕がこんなに汚したのに?

 

「もったいないじゃない。洗えば使えるわ」

 

 彼女は本当にそう思っているようだった。

 吐き出したザーメンに、一抹の嫌悪すら感じていないようだ。

 

「桂花、さん」

「?」

「……また、お願いしに来ても、いいですか?」

 

 彼女はなにも言葉で答えない。

 ただ、またあの舌舐めずりをして、微笑むだけだった。

 

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