何でも許しちゃう近所のおっとり人妻に強引に迫ったら 作:東雲(しののめ)
次の日。学校が終わると一目散に家に帰った。
体育のテストでも、こんなに必死で走ったことはない。
性欲のもたらす凄まじい活力を実感しながら、一分一秒でも早く自宅を目指す。
――この時間なら、まだ彼女に会えるかもしれない!
ズキズキと痛む脇腹、重たくなる両足、額から汗を流しながら。
最速最短で家に到着すると、予想通り桂花さんの姿を発見する。
洗濯や花への水やりなど、彼女の家事は正午までで終わってしまうが、午後は庭でお茶をしていたり絵を描いていたりする。
浮世離れというか、貴族みたいな高尚な趣味だなぁ……とは正直思う。
ただ彼女は、
まさか僕の帰宅時間を狙って待ってる、なんてことは絶対ないだろうけども。
とにかくよく顔を合わせるから、挨拶も毎回するわけで――
「あら、おかえりなさい」
「ど、どうも……!」
彼女は僕の姿に気づくや、ティーカップを置いて手を振る。
走って乱れた呼吸を整えながら、平然を装って挨拶を返した。
今日の桂花さんは、タイトなセーターにロングスカートという格好。
年相応の落ち着きを纏いながらも、大きな胸の形がくっきと分かる服で、どことなく女の匂いを感じさせた。
昨日の情事を思い出すと、ドキンとさらに心臓が跳ね上がる。
――僕は今日、彼女にお願いをするつもりだったわけではない。
数日は様子見をしようとしていた。ただ普通に会話をしようと。
しかし昨日あんなことがあったのに、彼女の柔和な態度はあまりにいつも通りだ。
……本当に、なんとも、思ってないのか?
経験豊富と言っていたが、手で男のものをしごく程度のことで動じたりしないらしい。
その平然とした言動を見て、自分の中の劣情がむくむくと急激に増殖していく。
「――難しい顔して、どうしたの?」
じっと考え込んでいると、桂花さんが心配した様子で声を掛けてきた。
――ダメ元だ。今日もお願いするだけしてみよう。
しばらく様子見しようなんて考えは吹き飛んで。
荷物を自宅の敷地内に投げるように置くと、一気に桂花さんに詰め寄る。
「あの……おっぱい、揉んでもいいですか?」
僕は両拳を握り締め、絞り出すようにそう言った。
「おっぱい?」
「……いい、ですか?」
「あらあら。昨日に続いて若い男の子はやっぱり元気一杯ねぇ。身体までそんな震わしちゃって」
彼女は少しだけ目を細め、こちらの頭の先から爪先まで、全身を吟味するように見てくる。
最後に、既に臨戦態勢になっている股間を数秒注視して――
「そんなに大きくして……仕方ないわね。特別よ?」
桂花さんは大人の余裕を見せ、笑顔で了承をした。
許可をもらうと僕は隣家の庭に即侵入、彼女の手を引っ張り角へと連れ込んでしまう。
時間帯的に周囲に人は少ないし、ここは死角の位置――絶対安全とは言えないが、誰かにほとんどバレる可能性は限りなくゼロに近い。
「桂花さんのおっぱい……桂花さんの……!」
僕は彼女の背に回ると、後ろから両手で巨大な双房を揉みしだく。
服の上から指をくいこませると、ぐにゅりと柔らかい肉の感触がする。
歳を取った分、もしかしたらハリが少なくなったかもしれないが、その分だけ触れば触るほど双房は簡単に変形――いくらでも触っていられた。
「いつの時代も、男の子はおっぱいが好きねぇ」
どれだけ揉まれても、桂花さんは動じないようだった。
されるがままで、ニコニコと笑いながら身を委ねてくれる。
「ほんと、おっきいですね……」
「元々平均以上はあったのだけど、娘を産んだ時にさらに大きくなってね」
「出産で……訊くの遅いですけど、触られて、嫌じゃないですか?」
「ううん。特になんとも」
僕が童貞でテクニックがないだけなのかもしれないが。
いくら触っても彼女は柔和な笑みを保ったままだ。
気づくと、下半身がこれでもかと一層張り詰めている。
僕は服越しに、男性器を彼女のスカート、その先にあるヒップに擦り付けていた。
彼女も当然それを認識しているが、これといってなにも注意はしてはこない。
「昨日の話だと、桂花さん、経験豊富……なんですか?」
「ええ。これでもあなたの倍以上は生きているわけだし、もう生娘だとは言えない。女としてそれなりに経験は積んでいるわ。ただ――他の子よりちょっとだけ数は多いかもしれないわね」
「何人、ぐらい」
「うぅん。さすがに正確な数まで覚えていないけれど……」
その代わりと、桂花さんは自分の若い頃の話をしてくれる。
僕はおっぱいを揉みしだきながら、股間を擦り付けながら、昔話に耳を傾ける。
「初体験はあなたと同じ歳の時だった。自宅に家庭教師の先生が来ていてその人と」
「大人と、したってこと、ですかっ!?」
「難しいところね。彼は大学生だったから厳密に大人だったと呼んでいいかどうか……とにかく高校受験が終わるまで彼は先生をしてくれて。お互いスッキリしてから勉強するのがお決まりだったっけ」
桂花さんは懐かしい思い出だ、と感慨深そうに呟く。
「そうそう。高校に入学したらサッカー部のかっこいい先輩にすぐ告白されてね。断る理由もなかったから頷いたのだけれど……お付き合いが始まったその日に、あっという間に食べられちゃって。そこからほぼ毎日エッチ。あそこまでのスタミナは流石にもうないかなぁ」
全ては若さ故にできたことだと彼女は苦笑する。
桂花さんが他の男に盗られたような気がして、なんだか悶々とした気持ちになるが……。
しかし、それはあまりに自分勝手な嫉妬というものだ。
彼女だって人間。過去に彼氏はいたし、今なんて旦那さんもいて子供もいる。
今の状況は、たまたま隣家に住んでいるというだけの子供が、人妻に一方的に憧れているだけなのだ。
「でのその先輩彼氏、私を彼女にしたことを自慢したかったのか、こっそりエッチを撮影してお友達に見せちゃったものだから――」
「え!? それ、ハ、ハメ撮りってこと、ですか……!?」
「当時はスマホなんてなかったから、今ほど鮮明には撮れないけどね。ただそれを見せられた人たちが、彼氏がいない時を見計らって『自分もやらせろ』って私に言い寄ってきて――」
「そ、それで、どうしたん、ですか……?」
「うふふ。どうしてあげたと思う?」
桂花さんはご想像にお任せと、柔和に微笑む。
どうやらこの先のことは教えてくれないらしい。
僕、心をかき乱され、良いように振り回されているだけのような……いやいや。桂花さんがそんなあくどいことをするわけない。
きっとプライバシーに配慮して、それ以上は言わなかったのだ。
「っと、ごめんなさい。おばさんの昔話なんか聞いても面白くないわよね」
「いえ……」
面白いかは分からないが、間違いなく下半身は喜んでいた。
むろん喜んでいると言っても、安堵や安心をしているという意味ではないが。
「……あの、即尺、いいですか?」
「あら。難しい言葉を知っているのね。おっぱいはもういいの?」
「とりあえず今は、大丈夫、です」
「そう。さっきからずっとガチガチだったの分かっていたし。そのままではお家に帰れないものね――いいわよ」
桂花さんは向きを変え、僕と正面で見つめ合う形になる。
それからすぐに屈んで膝立ちに、こちらのズボンのチャックに手を掛けた。
瞬く間に脱がれ、ズボンからボロンと男性器だけが外に現れる。
亀頭が外気に振れ、初秋の寒さを感じさせた。
「痛かったら言ってちょうだい」
彼女はそう宣言するや否や、躊躇なく男性器を咥えた。
最初は先端だけを舌でちろちろ刺激されたかと思うと、桂花さんの両頬が凹んで、ぐわんと一気に口の奥に引き込まれる。
「っあ……!」
根本まで完全に呑み込まれた。
桂花さんの唇が、僕の陰毛の生え際にまで到達している。
「
初めてのフェラチオ。
僕が未経験であることを汲んで、桂花さんは喉奥まで咥えた状態で静止した。
吸引力は維持したまま、舌だけ丹念に動かして……どうやら刺激に慣れるのを待ってくれるらしいが。
「
「桂花さん、喋られる、と……」
「
「っ、すいません、もう……ッ!」
たまらず桂花さんの頭を掴んで抱え込む。
腰を思いっきり押しつけ、鈴口から一気に溜めていたものが弾けた。
彼女の喉奥に、精液を勢いよく吐き出していく。
「あぁぁぁ…………」
天にも昇る快感だった。
実際、僕は空を見上げて放心、押し寄せる快楽に打ち震えしかない。
「ん――……ごくっ……つぁ……ん…………」
桂花さんは小さく声をあげたもののすぐに順応。
驚くことに、彼女は嗚咽を上げることもなく、吐き出されてものをそのまま胃に収めてしまった。
「桂花さん? もう終わって……」
「
だが射精を終えても、僕の下半身は勃起したままだった。
それを見かねて、桂花さんが自ら口淫を続行してくれる。
「あ、これ、やば……い!」
経験済みの友達には、フェラなんてさして気持ちよくないと得意げに聞かされた。
僕は経験がなかったから、それを信じていたけれど。
――どこかだ! こんなの気持ちよすぎるだろ!
僕は腰を振るどころか、情けなくガクガクと膝を震わせることしかできず、なんとか腰が砕けないよう耐えるのが精一杯だった。
絡みつく舌が肉棒をどこまでも這い、重たいバキュームが芯から中身を搾り取ろうとする。
しかも彼女は僕の腰を、両手でガッチリとホールドし、深く咥えたまま小刻みに頭を振った。搾精による快楽から一切逃げられない。
「あっ――!」
情けないほど呆気なく、二回目となる吐精を迎える。
一回目以上に、どくどくと放出されるザーメンを、やはり彼女は顔色一つ変えずに呑み込んでいった。
「……っぷはぁ。量もたくさんだけどすごい濃さねぇ。中に出されたら一発で妊娠させられちゃいそう」
やっと桂花さんが口を離すと。
男のザーメンと彼女の唾液の熱が混ざった蒸気が立ち昇った。
「桂花さん、その、口元に僕の毛が……」
「あ、ごめんなさい。みっともないわよね。教えてくれてありがとう」
あまりに激しい口淫だったので、抜けた陰毛が口元に付いてしまっていた。
それを指摘すると、彼女はハンカチを出して口を拭う。
「――どう? 満足してもらえたかしら?」
そして立ち上がってニコリと笑うのだった。
僕はたまらず抱きついて、彼女の肉体を全身で確かめる。
「腰が抜けるかと、思いました……」
「ふふ。最初なんて咥えただけで出ちゃったものね」
耳元でそっと呟かれる。
「う……」
「責めてるわけじゃないのよ? 初めてだもの仕方ないわ」
彼女は優しく抱擁を返してくれ、頭をよしよしと撫でてくれる。
「それに自慢じゃないけれど、私が全力で口のご奉仕したらみんなすぐ出ちゃうんだから。だから深刻に考えないでね」
桂花さんは励ますように言うが。
「全力が……まだ上が、あるんですか?」
「ええ」
「してほしい、です」
二回も射精しているのにも関わらず、既に勃起状態であるそれを彼女の下半身にぐいぐいと押しつけた。
すると彼女は楽しそうに眼を細ませて、甘く囁いてくる。
「私の本気フェラ、やってほしいの?」
「はい……」
「お願いされたらやるけど、もう他の女の子のおクチで満足できなくなるかもしれないわよ?」
その口振りからして、実際に満足できなくなった男が過去いたのだろう。
彼女は本心で心配しているようだった。
「それに幻滅するかもしれない」
「幻滅?」
「本気の時、すっごい下品な顔になるから――」
無意識にゴクリと固唾を呑む。
「あなたの私へのイメージ、全部壊れちゃうかも」
いつも明るく挨拶をしてくれた桂花さん。
いつも楽しく世間話をしてくれた桂花さん。
いつも優しく微笑んでくれた桂花さん。
僕の思い出にある、憧れの彼女は、いつも白く可憐だった。
だが、これから目にすることになるのは、清楚や気品などといったイメージとはかけ離れた、淫靡で下劣な姿であるという。
しかし引き返すにはもう遅い。
僕は震える声で、お願いしますと小さく呟いた。
「――うふふ。なら遠慮なし。あなたの子種ぜーんぶ頂いちゃうわね」