でも、世界の説明をしても、この話ではほとんど関係ないので、説明しません。
何故って?
それはこの話が神に選ばれて勇者として冒険を始めた少女が、ひたすらエッチな目をあうだけの話だからです。
さて、そんな訳で、神に選ばれた勇者ジャンヌについて説明しましょう。
腰までの美しく金髪をなびかせ、ほっそりしたスタイルなのに出る所は出ているという、町を歩いていると普通に目を引くような美少女です。
そのくせ、性格は明るく朗らかで、サバサバした男の子のようで、自分の事を僕と呼ぶ、そんな女の子です。
さて、そんなジャンヌは、今まさに幼なじみで魔法使いのあなたと一緒に旅に出るのです。
王様から賜った青いハイレグインナーに胸甲、手甲、足甲を付けています。
そりゃあもう目立ちます。
町の住民たちからたくさんの声援を受けて、ジャンヌとあなたは冒険の旅に出たのでした。
「あったぞ!
『10分間だけ服を脱げば脱ぐほど防御力の上がる魔法の書』だ。
この世界にはなんのこっちゃと言いたくなるような魔法があるけど、それだって、使い方次第できちんと使える魔法なんだよ。」
冒険の末に、ダンジョンの最下層で発見した魔法書を見つけ喜んでいるあなたとは裏腹に、どっか冷めているジャンヌの姿がありました。
「防御力があがるのは嬉しいけどさぁ、僕、脱げば脱ぐほどというのが、ちょっとひっかかるんだよね…」
とジャンヌは言いました。
「どうして?」
と言うあなたにジャンヌは
「だって、その通りだとするなら、みんな脱いで全裸になったら、一番防御力が高くなるって事でしょ?
そんな恥ずかしい格好で戦闘するなんて…」
と答えました。
「あぁ、そうなるかな。
まぁ、でも、そこまでしなくても良いんじゃないかな。
とりあえず、目的は果たしたし、早く町に帰ろうよ。」
とあなたが言うと、ジャンヌは
「それは否定しない」
と言うと、町への帰途に着きました。
「あぁ~、やっと町に着いたね。
ねぇ、ジャンヌ、僕もう、魔法書を早く試してみたくて仕方ないんだよ。
今すぐ試してみようよ。」
満面の笑みで迫ってくるあなたに対抗しきれなかったのか、ジャンヌが
「わ、わかった。
わかったから。」
と言うと、あなたは魔法書を開くと、
「じゃあ、今から、この魔法をジャンヌにかけるね。
よ〜し『チョットダケヨ、アンタモスキネェ〜』」
と呪文をかけた。
古ぼけたような魔法書から暖かで柔らかな光が発し、ジャンヌの身体をめがけて飛ぶと、ジャンヌの身体を優しく包んだ。
「どうかな?」
あなたが問うと、ジャンヌは
「う~ん、なんかほのかに暖かい感じがするけど、よくわからない」
と答えました。
「そっか、そうだよね、脱がないと防御力が上がったかわからないか…
ちょっと服を脱いでみてよ。
まずは鎧かな。
そうしたら、もっと防御力があがるはずなんだ。」
あなたがそう言うと、
「ゑっ、脱ぐの?」
と顔をひきつらせたジャンヌ。
「そうだよ、早くしないと10分過ぎちゃうから急いで脱いで。」
とあなたが言うと、勢いに押されて、ジャンヌは渋々、でも手早く鎧を脱ぎ捨てました。
「防御力があがったかどうか試してみよう。」
そう言うとあなたは、持っていた杖でジャンヌの胸元を叩いた。
バチーン
おっぱいがぷるんと揺れます。
「あ、痛っ。
もう、いきなり叩かないでよ。
でも、痛いけど思ったより痛くないよ。」
とジャンヌは言いました。
「そっか、やっぱり、魔法の効果はあったんだ。
じゃあ、次。
もっと脱げば、もっと効果がでるはずだよ。
早く次を脱いで。」
とあなたが言うと、ジャンヌはやっぱりという顔をしましたが、例によって
「時間がないんだから、急いで、急いで」
とあなたに煽られると、インナースーツを脱ぎ、全裸になりました。
さすがに恥ずかしいのかしゃがみこんで、身体を隠そうとしています。
「じゃあ、今度はお尻を叩いてみるね。」
そう言うと、あなたはぷりんとしたお尻をバチーンと叩きました。
「あっ!
でも、痛くない、全然痛くないよ。
叩かれたというより、はじかれたって感じくらい。
凄いね、やっぱりこの魔法…」
と、感心した表情を浮かべましたが、その直後に、自分のはしたない姿を思いだし、
「ねぇ、もう結果もわかったんだし、服を着て良いよね」
と真っ赤な顔をして言いました。
あなたは、
「あぁ、そうだね、早く着て。
突然始まった女勇者の公開ストリップに人がたくさん集まってきてるから。
こりゃあ、今晩の酒場じゃあ、ジャンヌの噂で持ちきりだよ。」
と言いました。
気づけば、あなたたちの回りを囲むように、たくさんの男たちが集まっていて、みんなジャンヌの恥ずかしい姿を凝視しています。
中にはぽかんと口を開けてよだれを垂らしている奴や、隣の男となにやら解説者じみた顔をして話し合っている奴や、メモ帖を取りだし、なにやら書き綴っている奴など、様々です。
一つだけ確かなのは、誰もが勇者ジャンヌの全裸なんて良いもの見たなぁという顔をしていた事です。
あなたの言葉に、顔をあげたジャンヌはたくさんの男たちに囲まれて、すっかり全裸を見られていた事に気がつくと、ジャンヌは
「ギィャァァァ」
と叫びながら、すっとんで衣服や鎧を掴んで身体を隠し、身に纏いました。
「はいはい、散ってね~。
今日の事は、勇者ジャンヌの尊厳の為にも他言無用でお願いします。」
と言って、男たちを追い払ったあなたに、
「最低、最低、最低!」
とジャンヌが罵ると、
「僕だって気がつかなかったんだよ。
それに大丈夫、大丈夫。
他言無用って言ったし。
しばらくオナペットにされるだけで、ジャンヌに手を出して来る奴なんていないよ。」
とあなたが答えると、ジャンヌはげんなりした顔で
「おなぺって意味がわからないけど、なんか嫌なことだってわかるよ…
あぁ、僕の勇者としての尊厳が…」
と言った。
あなたはケロっとした顔で「まぁ、そんな考えても仕方ない事よりさ、今日は休憩して、また明日は次の魔法書を探しに行こうよ。
次は『10分間愛液を塗れば塗るほど、刀の攻撃力が上がる魔法の書』だよ。」
というと、ジャンヌは
「刃の攻撃力が上がるってのはいいけど、待って、今何と?
愛液を塗るって言った?
愛液って…」
いまいち、意味を理解しきっていないジャンヌだけれど、直感的に、また何か恥ずかしい事をされるのではないか。という危険信号を察知していた。
「また、君は僕に何か恥ずかしい真似させるつもりなんじゃないの?」
と、問いかけてきたジャンヌに、あなたは、
「心外だな、防御力の次は攻撃力でしょ?
攻撃力が上がって、助かるのは誰かな?
僕はジャンヌのためを思って、魔法書を探そうと言ってるんだよ。」
と言うと、ジャンヌは、
「まぁ、確かに攻撃力が高まれば魔物を早く倒せて楽になるんだけど…なんかひっかかるんだよねぇ…」
というジャンヌに、あなたが
「それじゃあ、他に『10分間セックスをして、女がイッた回数分クリティカルヒットを出せる魔法書』があるんだけど、そっちの方がいいかな?」
と言うと、今度こそジャンヌは意味を完全に理解したようで、顔を真っ赤にして、
「なに言ってんだぁぁぁ、君はぁ。
そんなのあるわけないだろ。
あるはずない!
仮にあったとしても絶対に使っちゃダメだ!
というか、そんなの探しに行かないから!
もう、ホント、最低。
最低だよ、君!」
そう言って、あなたに背を向けて、足早に走り去ろうとしたジャンヌの目には、もし、そんな魔法書があって、それを見つけたらどうしよう。というわずかな不安と期待が混じったような、あやうい色が浮かんでいた。
と言うわけで、このお話は勇者ジャンヌが冒険の結果、見つけたアイテムのせいで、Hでひどい目にあうという話で、冒険部分も無いし、魔王も倒しません(予定)
こんな魔法書を出してくれというのも募集しております。
採用されたら、作中でジャンヌに「こんな魔法書を発見するなんて、○○(あなたの名前)のバカ~、スケベ~」と罵倒される権利を得ます。
さぁ、君もHな魔法書をリクエストして、ジャンヌに罵倒されよう。
なお、意味のわからん魔法書の元ネタは葬○のフリーレンです。
という訳で、次作『10分間愛液を塗れば塗るほど、刃の攻撃力が上がる魔法の書』をお楽しみに。