「と言うわけで、僕たちは大変な冒険の果てに魔法の書を手に入れた訳ですが、毎回そこは同じなんで省略しますね。」
「ねぇ、君、誰に向かって話しかけてるの?」
「読者様」
「誰それ」
「そんな事はどうでもいい。
とにかく、これが
『10分間愛液を塗れば塗るほど刀の攻撃力が上がる魔法の書』だよ。
さて、前回の反省をいかして、今、僕たちは開店前の酒場にいるわけですが、まだ開店前だから、人はいません。」
「さて、賢い僕は考えました。この魔法を発動したら刀に愛液を塗る必要がある訳ですが、何もなしだと、そこらが濡れたりして、もったいないので、一滴も残さず、刀にかけるためにはシートを机に広げて、刀を置いて、その上にジャンヌはまたがるように座るなり、横になるなりしてもらうのがベストかなって。」
とあなたが言うと、ジャンヌは不思議そうな顔をして、
「汚さない様にするのや、その液を無駄にしない為にシートを敷いて、その上に刀を置くのはわかったけど、なんで、僕がその上に座るなりしなくちゃいけないの?」
と言った。
あなたは心底、不思議そうな顔をして言いました。
「君が上に座るなりしないと、愛液をかけれないじゃないか?」
と言うと、ジャンヌはさらに不思議そうな顔で
「なんで、僕がいないとかけれないの?」
と聞きました。
「あぁ、そうか、君は愛液って何かわかってないんだね。
そうか、説明しよう。
愛液というのは、男女がセックスする時に、女性が気持ちよくなってくると膣から出てくる潤滑液の事だよ。
つまり、これから、ジャンヌがエッチな事をして、溢れてきたえっちなお汁を刀にかけるというわけ。
あー、ゆー、あんだすたん?」
あまりに詳細で、あまりに破廉恥な説明に、脳の処理が追いつかず、口を半開きにしたまま呆然と立ち尽くしているジャンヌ。
「……えっ?、はっ…?、えっ……?」
ジャンヌの脳内では羞恥心と混乱がそろってタップダンスを踊っていたが、
「えぇと、僕じゃなくてもさ、娼館とかにそういうお仕事をされてる女性がいるとお聞きしたんだけど…」
何故か、敬語になりながら答えた。
あなたは悲しげな顔をして
「ごめんね、娼館でそういうお願いをするには、僕らの手持ちのお金では全然足りないんだよ…」
というと、ジャンヌも悲しげな顔をして
「あぁ、それは…」
と答えた。
「つまり君しかいないんだ。」
確かにその条件でもはやOKを出してくれる人はいない。
ジャンヌは諦めるしかなかった。
「さて、納得してくれた所で、ここでジャンヌに3つの選択肢があるんだけど、どれかを選んで。
まず、一番目はこのまま、ここで自分でオナニーして、出てきた愛液を刀にかける。
二番目は自分じゃできないというなら、僭越ながら僕がジャンヌを気持ちよくさせて、出てきた愛液を刀にかける。
三番目は外に出て、誰か手伝ってくれる人を募集して、その人に気持ちよくしてもらう。
たぶん、喜んで協力してるよ。
でだ、開店まであまり、時間がないからか早く決めて、早くやろうか。
どうする?」
とあなたが言うと、
「えっ……? はっ……? 自分で……? いや、誰かに……?」
ジャンヌの頭の中では「これは魔術的な儀式なのだから仕方ない」という方向に無理やり誘導し、納得していたが、絶望的な選択肢を突きつけられ、再び、脳内は真っ白になっていた。
思えば、当然の帰結である。
ただ、ジャンヌが刀の上に座っていても、愛液など出てこないのだから。
とはいえ、
「な、ななななななな! 選択肢ってなんだよ! そんなの選べるわけないだろ! だって、だって……だってぇ!!」
と、ジャンヌは叫んでいた。
だが、その三つの選択肢から選ぶしかないのだ。
提示された三つの選択肢を反芻し、彼女は絶望的な結論に辿り着いた。
一人でするのは死ぬほど恥ずかしい。
外で誰かに頼むなんて、勇者として人生が終わる。
残されたのは……。
ジャンヌは涙目であなたをじっと見つめ、消え入りそうな声で、絞り出すように呟く。
「……に、二番。二番にする……。」
「僕?そっか、僕か。
じゃあ、僭越ながら僕がジャンヌを気持ちよくさせるね。
ただ、時間がないから手早くやるしか無いんで、優しくとか無理かもしんない。
とりあえず、じゃあ、その机の上に横たわってくれる?」
とあなたが言うと、ジャンヌは絶望的な表情で、ゆっくりと、そして震える足取りで、シートが敷かれた机へと歩み寄り、恥ずかしさのあまり視線を完全に逸らし、もじもじしながら、指示通りに刀の上に跨がるように腰を下ろし、そのまま横たわった。
「じゃあ、時間がないからさっそく行くよ。
それ〜、マンチョハリサシャプットフクラム、オイシャヨロコブ」
とあなたが呪文を唱えると、
ジャンヌは唇を震わせ、目をぎゅっと閉じた。
そして、あなたはジャンヌのインナーの股間部をずらして、陰部を丸出しにすると、指先をペロリと舐めると、淫唇へとさし入れて、かき回した。
ジャンヌは突然の触覚に、全身が痙攣するようにびくっと反応し、思わず
「ひゃあっ!」
と声を上げた。
「な、なにっ!?
そ、そんな……あぁ、んっ……! だ、駄目……その所、触らないで……!」
身体は自然と反応してしまい、粘り気のある熱い感覚が、小さな秘められた場所を蹂躙するたび、ジャンヌの足がガクガクと震える。
ジャンヌが震える声で、涙混じりに懇願する
「あ、ああ……んっ……。
あぁ、でも……こんなの、僕、こうやって……って……ああっ……! もう、やめて……!
……でも、あ、ああっ……、気持ちいっ。」
狂おしいほどの快感に身を焼かれそうになりながらも、ジャンヌはもうちょっと、もうちょっとの辛抱と思いながら耐えるしかなかった。
「ねぇ、そろそろ、10分……もう終わってない……。
ああ……んっ……。
もう、もう……僕、ダメになっちゃ……」
とジャンヌが言った所で、ジャンヌの身体から、あなたの指先が離れていく。
えっという顔をするジャンヌに、あなたは
「10分たったから、おしまいだよ。お疲れ様。」
と言った。
やっと10分過ぎたのかという安堵感と、もっと触っていて欲しかった。という相反する気持ちがブレンドされながら、急に解放され、ガクガクと震える足で机から滑り落ちる。乱れた衣服を慌てて整えながら、まだ快楽の余韻で頬を上気させたまま、ぼーっとした表情であなたを見て、
「……ふぅ……。
お、終わった……?
もう、本当に……最低だよ。」
と言った。
「さて、じゃあ、切れ味をためしてみたいんだけど、何かあったかな?」
とあなたがいうと、店の中から
「切れ味を試すのか?これなんかどうだ」
という声がして、太い竹の棒が飛んできた。
それは切れ味の良くない刀で切ろうとすると弾かれてしまうので、試し切りによく使われてる竹の棒だった。
あなたは
「というわけでギャラリーの皆さんから、試し切りの竹をいただいたから、これで試し切りしてみて。」
とジャンヌに向かって言った。
ジャンヌがようやく正気を取り戻し、恥ずかしさに身を縮めていた時。
店の中から飛んできた太い竹の棒が、鈍い音を立てて足元に転がった。
そして、あなたの言葉に彼女は再び凍りついた。
ゆっくりと周囲を見渡し、そこに「ギャラリー」が存在することに気づいて、ジャンヌは絶叫に近い声を上げた
「ぎゃあああああ!!
また!?
また見てたの!?
しかも、今度は……今のは……!!」
ジャンヌは今、自分がどのような状態で、どのような声を出し、どのような格好で机の上にいたかを瞬時に思い出した。
顔が真っ赤を通り越して紫になるほどの衝撃に、ジャンヌはその場に崩れ落ちそうになった
「う〜ん、承諾してジャンヌをきもちよくするまでに開店時間過ぎちゃって、お客さん入ってきてたみたいだね。
僕も一生懸命だったから気が付かなったよ。
ジャンヌが自分でやっててくれたら、僕も入らないように止めれたんだけどね。
で、どうかな、この竹で試し切りしてみて」
とあなたが言うと、
ジャンヌは涙目であなたを睨みつけながらも、勇者としての義務感から、震える手で刀を握りしめた。
「もう、本当に……信じられない!
君っていう人は!!
でも、ここでやめたら、恥ずかしい思いして刀を強化した意味なくなっちゃうからね。」
と言うと、ジャンヌは覚悟を決めたように深く息を吸い込み、鋭い眼差しで竹の棒を捉えた。身体の芯に残る熱い感覚が、不思議と彼女の集中力を研ぎ澄ませていた、鋭い踏み込みと共に、電光石火の速さで刀を振り抜く。
「はあああっ!!」
裂帛の気合とともに竹は真っ二つに切り裂かれていた。
あなたは真っ二つになった竹を手にすると、
「お見事。見事に切れたね。
ところで実はドラゴンの卵のあるダンジョンがあるらしいんだけど、ドラゴンなんて敵に回したら厄介だけど、味方にするとかなり協力な助っ人になるから、探しに行きたいんだけど、卵から孵化させるには女の身体を借りないといけないらしいから、行くかはジャンヌが決めてね。」
と言った。
見事に竹を切断し、誇らしげな顔をしていたジャンヌだったが、あなたの言葉に再び表情が凍りついた。
「え?
今なんて言った!?
女の身体を……借りる……!?」
ジャンヌは信じられないという表情であなたを凝視した。先ほどまで「効率」と「目的」に誘導されていた彼女だが、今回の提案はあまりに次元が違っていた。
後ずさりしながら、激しく首を振り、
「む、無理!
絶対無理!
そんなの、もう魔法の儀式とかいうレベルじゃないだろ!
僕の身体の中でドラゴンが育つなんて、そんなこと……想像しただけで、なんだか変な感じがする……!」
と言った。
しかし、彼女の純粋な正義感と勇者としての責任感が、再び頭をもたげる。「強力な助っ人がいれば、それだけ多くの人々を救える」という考えが、彼女の心を激しく揺さぶり始め、頬を赤らめ、もじもじしながら視線を落として、
「でも、もし本当にドラゴンが味方になってくれたら…、魔王討伐が、もっと早くなるのかな。」
と小さく呟いた。
ジャンヌは覚悟を決めたように、あなたを真っ直ぐに見つめ、
「分かったよ!
僕が……僕が身体を貸してあげる!
でも、今度は絶対に、変なことしないでよね!
約束だよ!!」
と言った。
あなたは
「わかったよ。
大丈夫、大丈夫、僕は何もしないから。
ところでギャラリーの皆さんから、チップをあげるから、もう一回やってくれってリクエスト来てるんだけど、どうする?
僕じゃなくて自分でしてもいいから。って言われてるんだけど。」
と言うと、
ジャンヌはあなたの「大丈夫」という言葉に、一瞬だけ安堵の表情を浮かべるが、すぐに「もう一回」という言葉に反応して、顔を真っ青にした。
ジャンヌには、先ほどの屈辱と恥ずかしさが、まだ生々しく残っていた。
人々の好奇の視線が突き刺さる感覚が蘇り、彼女は全身を震わせた。
ジャンヌは
「絶対にイヤ」
と言い捨てると酒場を出ていった。
人前でこそ、肩を怒らせ、ドシドシと足音を立てて歩いていたジャンヌだったものの、ドアを閉めて一人きりになるとふらふらとした足取りに変わった。
激しい感情の起伏に振り回され、精神的な疲労がピークに達しているようだった。
ジャンヌはそのまま、トボトボとした足取りで宿の自室へと向かって歩き出した。
その後ろ姿は、いつもの快活な勇者のそれではなく、どこか心身ともに疲れ切った、年相応の少女のようだった。
次は魔法の書じゃなくてドラゴンの卵ですってよ。
ドラゴンの卵のためにどんな目に遭わされちゃうんですかねぇ。
がんばれ、ジャンヌ、負けるな、ジャンヌ。
どうでもいい話。
昔、エロ系のライトノベルに、ファンタジー物の話があって、話を読んでいたら、普通に面白かったんです。
なんというか、エロじゃなくても、話は成立するんだけど、エロ小説だからエロい展開じゃないと駄目的な。
すごいなぁと思っていたら、後にその作家さんは有名SF作家さんが偽名で書いた話だったらしくて、やっぱりなあと思った事があります。
という訳で、この話ですけど、普通に防御力が上がる魔法書とか攻撃力があがる魔法書とかドラゴンが味方になってくれるとかだったら、誰だって普通に探しに行きますよね。
問題はその発動させる条件がエロい方法で、その結果、主人公がエロい目にあうという…
まぁ、エロ小説だからね、仕方ないね。
実は最初は2番じゃなくて、1番を選んで自分でオナニーさせようかと思ったんですが、自分じゃやり方分からなさそうなので、やってもらう事にしたんですが、これでやり方わかったろうから、次から自分でやれるなって。
しかし、勇者様のストリップに前戯とか見れるなんて約得な村人達ですね。w
絶対に裏で噂になってる。