保健室の空気は、潮と精液の甘い匂いで満ちていた。
白石あかりはソファにぐったりと沈み、まだ小さく痙攣を繰り返す体を、どうすることもできずにいた。巨大な肉棒は射精と潮吹きの後も半ば硬さを残し、先端から白濁した液体をたらたらと垂らしている。霧島麗子は電マを置き、満足そうに唇を歪めたまま、あかりの虚ろな顔を見下ろしていた。
「……そろそろ、潮も落ち着いたかしら」
麗子はゆっくりと体を起こし、保健室のカーテンに手をかけた。あかりはぼんやりとその仕草を見ていた。カーテンが開く瞬間、外の光が部屋に流れ込む。そして——。
そこに、立っていた。
短いボブヘアの少女。同じクラスの、明るくて優しい、あかりが密かに意識していた友人。舞子。
舞子の顔は蒼白だった。目が大きく見開かれ、唇が小刻みに震えている。手には鞄を持ったまま、足がすくんで動けない様子だった。カーテンの隙間から、一部始終を見ていたのだと、すぐにわかった。
「……ま、舞子ちゃん……?」
あかりの声は掠れて、ほとんど聞こえなかった。舞子はゆっくりと首を横に振り、後ずさりしようとした。だが足がもつれ、その場に膝をついてしまう。
「あかり……? 今の……何、あれ……」
声が震えている。驚愕と、理解不能なものが混じった声。麗子は静かに微笑み、舞子の方へ歩み寄った。白衣の裾が揺れる。
「あら、覗き見してたのね。悪い子」
「ち、違います……たまたま……ドアが……」
「たまたま? カーテンの隙間から、あんなにじっと見ていたのに?」
麗子の声は甘く、しかし芯に氷のような冷たさを含んでいた。彼女は白衣のポケットから、細い麻縄を取り出した。あかりの目が見開かれる。
「や、やめて……舞子ちゃんには……関係ない……!」
「関係ない? あなたが好きな子が、一部始終を見てしまったのよ。もう関係あるわ」
麗子は跪いた舞子の後ろに回り、素早く両腕を後ろに回した。舞子が「やめてください」と声を上げるより早く、縄が手首に巻かれる。きつく、しかし血行を完全に止めるほどではなく、確実に動けなくする強さで。
「痛い……! 何するんですか……!」
「静かにしなさい。大声を出したら、本当にまずいことになるわよ」
麗子は舞子の両足首も素早く縛り、膝をついたままの姿勢で固定した。舞子は体をよじって逃れようとしたが、縄の締め付けがそれを許さない。あかりはソファから起き上がろうとしたが、脱力した体が言うことを聞かない。
「先生……お願いです……舞子ちゃんを……解放してください……!」
「解放? いいわよ。ただし、条件がある」
麗子は縛られた舞子の前に立ち、あかりの方を振り返った。その瞳には、はっきりとした愉悦の色が浮かんでいる。
「あなたが、この子の処女を奪いなさい。あなたの、その巨根で」
あかりの顔が凍りついた。舞子も同じように、理解できないものを見るような目であかりを見た。
「……え……?」
「聞こえたでしょう。この子はまだ処女よ。あなたが、その立派なオスの道具で、ちゃんと奪いなさい。私の目の前で」
「で、できません……そんなの……絶対に……!」
あかりは首を強く横に振った。頭の中が真っ白になる。舞子の顔が浮かぶ。いつも笑顔で「あかりん」と呼んでくれる、優しい友人。その子を、自分の手で——。
麗子はゆっくりとあかりに近づき、耳元で低く囁いた。
「もし、このことが学校にバレたら、あなたは学校にいられないわ。ふたなりだってことも、保健室で何度も大量に射精してたことも、全部。退学どころじゃ済まないかもしれない。親御さんにも、全部知られることになるわよ」
あかりの体が、がくがくと震えた。麗子の言葉は、脅し以上の現実味を帯びていた。実際にばらされたら、自分の居場所はなくなる。学校にも、普通の生活にも、戻れなくなる。
「……そんな……ひどい……」
「ひどい? あなたが早漏で、抵抗しながらも感じすぎる体をしてるのが悪いのよ。責任を取りなさい」
麗子は縛られた舞子の顎を指で持ち上げ、あかりの方を向かせた。舞子の目には、恐怖と、理解不能なものが混じっている。唇が震えている。
「舞子ちゃん……ごめん……私……」
あかりの声はほとんど泣き声だった。麗子はあかりの巨大な肉棒を手袋をした手で軽く握り、まだ残る硬さを確認するように上下に動かした。あかりの体がびくりと反応する。
「ほら、まだ硬いわ。ちゃんと使えるでしょう。この子の前で、ちゃんと責任を果たしなさい」
舞子が小さく首を振った。縄に縛られたまま、後ずさりしようとして体をよじる。だが動けない。麗子は舞子のスカートをゆっくりとまくり上げ、白いパンツを露出させた。
「やめて……お願い……あかり……助けて……」
舞子の声が、小さく、震えて響いた。あかりは目を閉じ、歯を食いしばった。頭の中で「できない」と繰り返しているのに、麗子の手が自分の肉棒を握り、舞子の方へ導こうとしている。体が熱を持ち、射精の余韻がまだ残る神経が、再びざわつき始めている。
麗子はあかりの耳元で、最後に静かに言った。
「さあ。あなたの巨根で、この子の処女を奪うのよ。もし、このことが学校にバレたら、あなたは学校にいられないわ」
保健室に、重い沈黙が落ちた。カーテンから差し込む光が、縛られた舞子と、動けないあかりと、微笑む麗子を、冷たく照らしていた。