※この作品はR-18です。

冷血無表情な保健室の先生に、事務的に性処理してもらう話。   作:東雲(しののめ)

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第4話

 学生にとって土日ほど嬉しい日はないと思う。

 俺もかつてはそうだった。

 

「先生に抜いてもらえない……」

 

 しかし今では週末ほど苦痛である時はない。

 なぜなら保健室に行けないからだ。

 性欲があるならオナニーで済ませればという話だが、それはもったいないような気がする。

 それにエロ動画で抜くのはどうも虚しい。

 やはり生の手や口で射精させてもらいたいのだ。

 

「英太」

 

 部屋で悶々としていると、母親が俺を呼んだ。

 なんでも近くのスーパーマーケットまでおつかいに行ってくれと言う。

 いつもだったら面倒くさいと嫌な顔をしたが、少しでも気が紛れるかと思えば素直に頷くことができた。

 ただ素直に応じたからか、逆に母親には心配される始末だ。

 俺だって親孝行の一つや二つするのである。

 

「自転車……いや歩いて行くか」

 

 どうせなら時間を潰したい。

 そんな思いから二〇分ほど歩いてスーパーに向かった。

 しかし親孝行もたまにはするものである。

 俺は母がおつかいを頼んでくれたことに感謝していた。

 

「――怜子先生だ」

 

 店内に入ると、買い物カゴを持った先生がいた。

 遠目から見ても美人だが、学校と変わらず服装は鉄壁だ。

 

「こんにちは。奇遇ですね」

 

 俺は少し考えたが、やっぱり声をかけた。

 

「こんにちは」

 

 学校外で生徒に会ったわけだが、彼女はやはり淡々と挨拶を返してくれる。

 

「買い物ですか?」

「はい。むしろそれ以外でここに来ますか?」

「来ません……」

 

 そして会話も平常通り。

 

「先生って料理上手そうですよね」

「なんですか藪から棒に」

「いや、なんとなくそんな気がして」

「思ったことをすぐに口に出すのはオススメしません。それで――どこをどう見て料理が上手いと? その論拠は?」

 

 軽く説教をした割には、ちゃんと話を聞いてくれるようである。

 

「普段から正確無比な仕事をしてますし、料理の味付けもミリ単位で調整してそうだなと」

「それは褒めているんですか?」

「も、もちろんです」

「そうですか」

 

 先生は淡々とそれで話を終えてしまう。

 否定しなかったあたり、もしかして本当にミリ単位で調整しているのかもしれない。

 

「あの、」

「なんですか?」

 

 普通の会話も最近では楽しいのだが、やっぱり頭の中心にあるのは別のことである。

 俺は小声でそれを切り出した。

 

「少しだけ、触っても……いいですか?」

 

 周囲に人がいないことと、監視カメラから死角であることを確認しそうお願いする。

 

「店内です。ここは保健室ではありません」

「それはそうなんですけど……」

 

 でも、と。

 無理な言い訳を俺は続ける。

 

「保健室の先生と生徒という関係は、外だろうと変わらない……ですよね」

 

 だから学校外であろうと助けてください、と。

 先生は横目でこちらを見つめた。

 

「そこまで切羽詰まっているのですか?」

「お願いします。どうしても先生に触りたいです」

「…………」

 

 勢いよく頭を下げると、彼女は軽く頭を左右に振った。

 

「分かりました。少しの間なら触っても構いません」

 

 了承を聞いて、俺はすぐに背後に回りこんだ。

 そしてほとんど密着しながら、後ろから双房を揉みしだく。

 

「柔らか……」

「服越しですよ、硬いでしょう」

 

 感想に対し冷ややかな論を突きつけてくる。

 

「なら直接、いいですか?」

 

 実は胸をちゃんと触るのはこれが初めてである。

 

「どうせ短い間です。好きにしてください」

 

 俺は服の裾から手を這わせ、ブラ越しに胸を揉んだ。

 布地の覆われていない生の部分に、指が沈み込んでいく。

 これが女性の胸、いつまでも揉んでいられると本気で思った。

 

「先生、良い匂いしますけど、なにかつけているんですか?」

「いいえ」

 

 ならこの香りは素で放っているわけだ。

 他の男子たちは機械だなんだと興味がないようだが、俺はこんなにエロい人は他にいないと思った。

 

「彼氏とか、いないんですか?」

「いません。仕事の邪魔になるので」

 

 この人らしい理由である。

 

「それじゃあ定年退職するまで恋人ができない気が……」

「そうなりますね」

「妥協案とかは……」

「ありません――と言いたいですが、私の代わりが務まるような人物がいれば話は別かもしれません」

 

 つまり自分と同等の仕事ができる人なら、ということだろう。

 先生の完璧ぶりについていけるような人か……。

 

(そんなやつ滅多にいないだろ)

 

 やっぱり一生独身なのではと突っ込みたくなるが我慢する。

 

「……ブラジャー、下げますね」

「変に下げると痛いですし、ブラジャーの形が変形します、いっそ外してください」

「でも外し方が……」

 

 そう言うと、先生はカゴを床に置き自分で外してくれた。

 両手を空にしたまま直立し、ただただ痴漢されている。

 裸になった双房が、手の上でズシンと重みを増す。

 

「立派すぎませんか……」

「肩が凝るだけです」

 

 全体だけでなく手探りで乳首を探し、そこを弄ってみるが、先生の顔色も声色も変わらない。

 自分にテクニックがないせいか、それとももともと何も感じないのか。

 しかし俺は違う。触っているだけで興奮が湧いて出てくる。

 

「怜子先生」

「はい」

「少しだけって言いましたけど、すいません、限界です」

 

 張り裂けそうな一物を、彼女の臀部に押しつける。

 

「処置してください」

 

 先生は顔半分だけこちらに振り返った。

 

「具体的に私にどうしろと?」

「使わせてほしいんです」

「手ですか? 口ですか?」

「できれば……」

 

 大きな臀部を、円を描くように撫でた。

 

「――いいでしょう」

 

 ここまで来たならと、半ば諦めた様子で彼女は頷いた。

 処置してもらう場所はスーパーの二階にある、屋外駐車場ということに決まった。

 あそこなら滅多に人が来ない。

 俺は店内に併設されたドラッグストアでこれから必要になるいくつかの道具を買ってから、先生と一緒に駐車場に向かった。

 

「こことかどうですか?」

 

 選んだのは大型室外機の裏だった。

 室外機と転落防止の壁に挟まれたそこは、道幅にして一メートル半ほどの長細い空間だ。

 ここなら誰にも見つからない。

 

「あなたは私の女性器を使いたい、と言うわけではないんでしたね?」

 

 はいと俺は答え、買ったばかりの道具を袋から取り出す。

 そこにはローション、コンドーム、そして既に封を切られた浣腸液があった。

 

「まず即尺からお願いします」

 

 先生は両膝を折って、慣れた手つきでズボンを下ろしてくれる。

 

「こんなに大きくして、家でちゃんと自慰をしているんですか?」

 

 小言を呟きながらも、すぐに口で咥えてくれた。

 これまで何度も咥えてもらい、また先生の早漏防止トレーニングを受けたお陰で、前に比べてたらだいぶ長持ちをするようになったと思う。

 

「やっぱり先生のフェラ気持ちよすぎる……」

 

 他の女性にされたことはないけれど、きっとかなり上位のレベルに入る技術のはずだ。

 

「もう完全に勃起していますね。コンドームを装着しましょう」

「口で付けてもらっていいですか?」

「ゴムくらい自分で付けてください」

「じゃあ今回だけ、今回だけお願いしますっ」

「…………」

 

 縋るように頼むと、先生は無言で箱を開けて、ゴムの袋を破った。

 ピンク色のコンドームを咥えると、それを亀頭にあてがう。

 

「すっご……」

 

 口を器用に使って、ゴムを先端から根本まで伸ばしてしまう。

 しかもその状態から何度か口淫をし、コンドームが外れないよう男根にピッチリと装着をしてくれた。

 

「腸内洗浄はしましたが、直接舐めたり触ったりはできるだけしないようにしてください」

 

 先生は壁に手をつき、お尻を突き出した。

 

「これが先生のアナル……」

 

 目の前にぴったりと閉じた桜色の花弁がった。

 

「綺麗な色ですね」

 

 俺は人差し指と中指で、お尻の穴を左右に大きく広げる。

 中まで丸見えだ。

 

「こっちはあまり使わないんですね」

「当然です。通常は排泄時にしか使用しません」

 

 本来性交するための穴ではないと注意される。

 

「挿入するにあたり、まずは指を使って軽くほぐしてください」

 

 ローションはそのために買ってきた。

 しかし……。

 

(この人も、これなら表情を変えるかもしれない)

 

 俺は先生が壁を向いているのをいいことに、ローションを指ではなく装着しているコンドームにまとわりつけた。

 

「先生、挿れますね」

「?」

 

 俺は指で穴をほぐすことはせず、亀頭をすぐにあてがった。

 

「待ちなさい。まずは指――を――ぉっ!」

 

 ローションにまみれた怒張が、先生の制止を振り切り、一気に腸壁をかき分けて最奥へ突き刺さった。

 

(きっつ……) 

 

 入口が噛みちぎりそうな勢いで竿をくわえ込んでいた。

 そして腸壁があますことなく男根を包んでくれる。

 

「ッ――」

 

 先生はいきなり挿入されて、珍しく小さく声を漏らした。

 いつもは真っ直ぐに伸ばしている背を曲げて、臀部を震わし、なにかに耐えている様子ですらある。

 

「……やって、くれましたね」

 

 しかし先生はすぐに元通りになった。

 いつもより若干鋭くした片目でこちらを睨んでくる。

 

「まずは指でほぐせと私は言いました」

「す、すいません。でも先生の驚く顔が見たくて」

「それを見てあなたに何の得が?」

「得と言われると難しいですけど……でも、見たいものは見れたのでよかったです!」

 

 一瞬とは言え、先生のいつもとは違う姿が見れたのだ。

 

「うっ、先生、あ、アナル急に締めすぎ……」

「罰です」

 

 括約筋がぎゅーっと収縮し、男根はがっちりとホールドされてしまう。

 先生が自分から締めているのだ。

 

「先生、これじゃあ動けな……」

「今後こういう無茶はしないと約束できますか?」

「それは――っま、またきつくなって、約束します、しますから!」

「その言葉、確かに聞きましたよ」

 

 俺が必死に頷くと、先生は静かにアナルを緩ませた。

 

「はぁ、はぁ……」

 

 俺は先生の上半身にほとんど倒れ込む。

 

「怜子先生、すいません、でした」

「もういいですよ。それよりせっかく挿入しているのですから、満足するまで腰を振ってください」

「はい……」

 

 俺は寄りかかっていた上体を起こし、彼女の腰を掴む。

 それからゆっくりと、味わうようにピストンを始めた。

 

「先生の、入口は狭いのに、中がフワフワで、めちゃくちゃ気持ちいいです」

「解説していないで快楽に集中しなさい」

「は、はい……」

 

 俺は呼吸を荒げながら腰を打ち付ける。

 一突するたびに、腸壁は緩く形を変えて、どこまでも包み込んでくる。

 自の股関節と彼女の臀部が衝突し、空に何度も軽快な音を鳴らした。

 そこにローションが潰れる卑猥な音が混じり合う。

 

「あの」

「なんですか」

「できれば、もう少し、締めてほしいです」

「先ほどと同じように?」

「いやあれは強すぎるので」

「……ではこれぐらいでいいですか?」

 

 竿によって拡張させられた挿入口が、僅かにその力を強める。

 先生はこちらが一番気持ちいい具合に調整してくれた。

 

「っ、怜子先生、ほんと優しすぎる、」

「普通です」

 

 普通の人がアナルを使わせてくれるとは思えないのだが、しかしわざわざそんなことを口にはすまい。

 

「中出し、いいですか」

「ゴムをしているでしょう」

「そうなん、ですけど、」

「気分の問題ですか?」

 

 はい、気分の問題です。

 先生がやれやれと思っているのが背中から伝わってきた。

 

「お尻で全部受け止めますから、たくさん中出ししてください」

 

 やっぱり優しい……!

 俺はピストンの速度を上げた。

 ばちんばちんと甲高い衝突音が響く。

 

「イく――!」

 

 ぐっと一番奥に突き刺して射精した。

 アナルの中で、コンドームが内からどんどん大きくなっていく。

 

「少し締めますね」

「う」

「それで動いてください。一滴残らず全て私の中に」

 

 お掃除フェラならぬお掃除アナルというか、先生は自ら協力して搾精してくれる。

 ゴムが外れないように抜くと、ぶるんと音をたてて大きく膨らんだ袋が出てきた。

 中には精子がたっぷりと貯えられている。

 

「相変わらずたくさん出ますね」

 

 それを見て、健康でなりよりですと彼女は言った。

 

「これ全部、先生の中で出したんですよね……」

「はい」

「すごいな……」

 

 行為自体にも、射精量自体にも改めて驚きである。

 

「このゴム持って帰ります?」

「いりません」

「ですよねー」

 

 でもこんなに出したのに、捨てるのももったいないような……。

 

「なんですか、物欲しそうな顔をして」

「え、分かりますか?」

「お願いはハッキリ言ってください。処置の一環として受け入れますので」

「じゃあ飲んで頂けると……」

 

 俺は重たくなったゴムを手渡した。

 

「精液を飲み干せばいいんですね」

 

 先生はそれを受け取ると、ゴム口を咥えた。

 まるでペットボトルのジュースを飲むようにである。

 

「っん、っん、っん」

 

 指でザーメンを押しだしながら、ごくごくと喉を鳴らす。

 一気飲みである。

 

「ンちゅ」

 

 ほとんどを飲み干すと、ゴムの内側にへばりついた精液をずずーっとすすって、もちゅもちゅと口を動かす。

 本当にその全てを飲み干してしまった。

 

「っぷは」

 

 コンドームは空っぽだった。

 一粒の精液すらそこには存在しない。

 

「すご……」

 

 興奮というよりはもはや感動である。

 なぜいつまでも一気飲みの文化がなくならないのかと疑問だったが、確かにこれは見ていて心が動かされる。

 俺の場合はお酒じゃなくてザーメンの一気飲みに心打たれたわけだが。

 

「ごちそうさまでした」

 

 先生なりの冗談なのか、そんな台詞で締めくくる。

 こちらの方こそごちそうさまでしただ。

 

「ありがとうございました! 先生ほんと大好きです!」

「調子の良い……おだてても何も出ませんよ」

 

 あくまで業務を遂行しただけ、私情はありませんと先生はそっぽを向いてしまう。

 その様子を見ると、自分の言葉は彼女に届いていないのだろう。

 しかし感謝の気持ちはまず口にしなければ、相手に伝わらないと思うのだ。

 だから冷淡にあしらわれても後悔はない。

 

「それじゃあまた学校で」

「お大事にしてください」

「はい。先生もお大事に」

「? 私のことは別に――」

「失礼します! 改めて今日はありがとうございました!」

 

 再度お礼を告げてから別れる。

 そうして意気揚々と帰宅してわけだが、母の顔を見て思い出す。

 

「か、買い物するの忘れた!」

 

 俺は自転車に跨がり、夕日に向かって再び走った。

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