冷血無表情な保健室の先生に、事務的に性処理してもらう話。 作:東雲(しののめ)
「――はし、三橋」
「ん、なに?」
「なにって、さっきからぼーっとしているからよ」
一緒に昼食を取っていた斉藤が、不思議そうにこちらを覗き込んでいる。
「なんか最近変だぜお前」
「そうかな」
「そうだよ。もしかして末原に改造でもされちまったかー?」
きっと『機械人形』と呼ばれる先生にかけての冗談なのだろう。
「腕からミサイルが出るようになった」
「嘘だろ!?」
「嘘だよ」
なぜ信じる。
「仕方ねぇ。お前を元気づけるために明日の放課後どっか遊びに行くか」
斉藤は急にそんな提案をした。
「放課後? 斉藤は部活あるだろ」
「いや明日は半日で学校終わるじゃん。まさかそんなことまで忘れたのか?」
「え、そうなの……?」
「まじかよ。明日の午後から大型低気圧が来るっていうんで、大事をとって午前授業だけになったんだよ」
曰く大雨暴風が予想されるらしい。
せっかくなら一日休校にしてくれよと斉藤は嘆く。
「だから部活も休み」
「なるほどね。それなら……いや、じゃあ遊ぶの無理だろう」
「やっぱりそう思う?」
「そう思う」
びしょ濡れになってまで遊ぶ気力は今なかった。
「ま、教師に見つかったら後でドヤされるしな」
「そもそも斉藤は試合が控えてるだろう?」
「おう。体調は崩せねーな」
あははと彼は笑う。
「待てよ。あの保健室に行けば、風邪すらも一瞬のうちに……」
「それはない」
「いや改造人間にしてもらえれば……」
「むしろ斉藤の頭が心配になってきたよ」
そんな雑談をしながら。
(学校が午前中で終わる。なら午後からは……)
脳裏に先生の姿が浮かぶ。
俺は教えてくれた斉藤に心から感謝した。
次の日。
天気予報では、確かに午後から天気が崩れると伝えていた。
窓の外からは曇り空が見える。
「帰らないのか?」
ホームルームが終わり、クラスメイトたちが続々と帰宅していく。
のろのろと帰り支度をする俺に、斉藤が声をかけてきた。
「ちょっと先生に用事があって」
どの先生とまでは言わないが。
「そっか、大変だな。じゃあお先」
「ああ。また明日」
しばらくすると、教室からは誰もいなくなった。
廊下に出るとそこは静寂に包まれており、生徒が学校から消えたことを実感する。
(――先生、今日も一人でいるな)
保健室に到着すると、まずは外から覗き込み、他の生徒がいないことを確認する。
しかしいつ来ても人がいないとは、斉藤の言う通り本当にみんな怖がって来ないんだと実感する。
「失礼します」
しかし俺は怖くない。
むしろあんなに優しい人はいないのではないかと思うほどだ。
扉をノックし先生と対面する。
いつも通り用紙に記入をしろと言われると思ったが、彼女はなぜかそれを言ってこなかった。
「あなたの症状は分かっています」
簡潔にその理由を述べられる。
「先生は帰らないんですか?」
「午後までいます。あなたこそ帰るべきでしょう」
他の生徒はみな帰宅しましたよと付け加えられた。
「それで、今日はどうしたいと?」
先生は真っ直ぐに尋ねてきた。
「なんというか……俺、一念勃起したんです!」
「面白くありません」
一念発起とかけたのだが、笑うどころか蔑んだような目をされる。
「怜子先生で童貞を捨てたいと決意したんです」
「私で童貞を捨てることはできませんよ」
ま、まさか断られるのか。
「私にできるのは処置だけです」
「つまり……」
「私の女性器で勃起したものを処置する、それだけですよ」
先生は立ち上がって白衣を脱いだ。
「じゃあ、いいんですか、先生のマンコ使わせてもらっても」
「構いません」
「っ……」
「勘違いはしないでください。これはあくまで処置なのですから」
機械のように淀みなく発言すると、ベッドの方へ移動する。
俺は保健室の鍵を閉めて、そこに向かった。
「服を脱ぎます。下着はどうしますか?」
「さ、最初はつけたままで、お願いします」
彼女は下着一枚になる。
上下ともおそろいの黒いレースだった。
普段の格好からは予想できない、エッチな下着をしている。
自分の制服を脱ぎながらも、彼女の全身に目が釘付けだった。
「もう爆発寸前といった感じですね」
パンツを山のように押し上げるそれを、先生は冷静に観察した。
「だ、抱きしめてもいいですか?」
「はい」
向かい会った状態で、俺は彼女の背に両腕を回す。
自分の胸板で、ブラジャーごと胸が潰れた。
「やっぱり良い匂い……」
「何も付けていませんよ」
「身体も柔らか……」
「ほとんど裸ですから」
全身に両手を這わせながら、パンツ越しに勃起したものを擦り付ける。
「あなたという人は、また自慰を怠ったのですね」
咎めるように、掌で亀頭をぐりぐりと弄ってくれる。
「下着もこんなに濡らして」
カウパーが漏れて布地は変色している。
中は無残な状態になっているだろう。
「俺も先生の触っていいですか」
「どうぞ」
許可を得て右手をパンツの中に滑り込ませる。
柔らかい肌、さらさらとした陰毛を抜けて、隠された秘裂へと辿り付く。
中指を慎重に入れると、ぐちゃっと音がした。
温かい粘液が指に纏わりつく。
「先生、濡れてません?」
「生理現象です」
「…………」
「生理現象です」
何てことない表情でそう連呼する。
俺は第二関節まで指を入れると、ゆったりと膣壁をなぞり始めた。
「…………」
先生は無言だった。
喘ぎ声の一つもあげないし、表情も変わらない。
一見すると何も感じていないようだが、指を動かせば動かすほど秘裂からは生温かい愛液が溢れてくる。
「うわ……」
抜いた中指は、透明な蜜でたっぷりと覆われていた。
親指をそこに合わせて離すと、つーっと糸が引く。
「あむ」
パクリとその指をくわえてみる。
愛液に味や臭いはなかったが、その光景をじっと見つめる先生を見て無性に興奮した。
「なぜ嬉しそうなのですか」
「先生の舐められたので」
「意味不明です」
「あはは……」
「はぁ、下着を脱ぎましょうか」
先生はブラのホックを外し、パンツを下ろす。
クロッチには大きなシミができていた。
(先生、すごい濡れてる……)
併せて俺も裸になってしまう。
脱いだものをベッドの下に置こうとして――あるものに気づく。
(なんだこの箱?)
白を基調とした保健室には不釣り合いの、黒い箱である。
俺は知的好奇心からそれを開けてしまう。
「――!?」
医療器具らしきものがいくつも入っていた。
しかし驚いたのは、その中に見慣れたブツがあったからである。
「で、電マじゃないですか……!」
アダルトビデオでよく見る、白色の、先が丸くて震えるやつだ。
「正しくは電動マッサージ器、あるいはハンディーマッサージャーです」
「な、なんでこんなものが……まさか」
「私が使っていたわけではありません」
先生がオナニーをしていたと思ったが違ったらしい。
「それは立派な健康器具です。保健室に常備することは法で義務づけられていませんが、今では備えている学校も多いです」
「な、なんでです?」
「学生でも部活でのオーバーワークやストレス、ヘルニアなどで肩や腰を痛め、授業を受けることが困難なケースが稀にあります。その時に応急処置として使用したり、あるいは――」
先生はなるべくシンプルに事情を説明してくれる。
どうやら本当に許可された備品として置いているらしい。
なるほど、なるほど、なるほど――本当か??
いや、今そんなことはどうでもいい。
重要なのは……
「使ってもいいですか!?」
「そう言うと思いました」
でもダメとは断らないらしい。
俺は先生をベッドに乗せて、M字に両脚を開いてもらう。
加えて自分の両手で、足が動かないよう支えるようお願いした。
「既に挿入はできますよ」
濡らす必要はないと言いたいらしい。
「一回だけ試してみたいんです」
「あなたの一回だけは信用できないのですが」
俺は苦笑しながらも、電源プラグを繋いだ。
先生の濡れた秘裂へ、白く丸まったヘッドの部分をあてがう。
(まずは弱モードで)
スイッチを入れると、先端が激しく振動を始める。
「――――」
瞬間、ビクンと先生の身体が跳ねた。
「こういうのって、クリトリスが気持ちいいんでしたよね?」
「…………」
「先生?」
「……そうです。女性は基本的に陰核で快感を得られます」
重ねて尋ねると、先生はやっと答えてくれる。
「じゃあここを重点的に責めますね」
機械を傾けて、クリトリスに斜め向きに触れる角度にする。
「…………」
先生は両手で脚を支えたまま、無言でそれに耐える。
機械の振動音と、愛液の弾ける音だけが保健室に響いた。
「もしかして、あんまり気持ちよくないですか」
「……普通です」
「普通ですか、じゃあ少し動かしてみますね」
押しつけるだけでなく、ヘッドを軽く左右に回転させてみる。
「っ」
先生の腰が僅かに浮き上がった。
「……そのグリグリとねちっこく動かすの、やめてください」
淡々と、しかしどこか詰まった声音で諭される。
ただ痛がっている様子もないで、そのまま続行することにした。
「流石は怜子先生というか、表情変わらないってすごいです」
「……たかが健康器具ですので」
ならばと俺は機械を握る力を、少しだけ強くした。
そしてクリトリスに一層ヘッドを押し当てる。
「ン――」
その時、先生の身体が大きく揺れた。
無表情の顔だが、下半身だけがビクンビクンと痙攣している。
「もしかしてイキました?」
「…………ええ、それがなにか?」
電マを押し当てたままで会話を続ける。
「先生ってそんな風にイクんですね」
「…………」
「このまま続けてみていいですか」
「……どうぞ」
短く沈黙してから了承をくれた。
「あとできれば、イクときは言ってもらえると……」
そのお願いに彼女はなにも応えなかった。
しかし電マを当て続けていると――
「っ……っふ……イキ、ます」
ガクンと大きく腰が揺らいだ。
太股が痙攣し、愛液を一段と滴らせる。
(ちゃんとイク時に教えてくれるんだ)
なんだかんだ言ってとても優しいのだ。
結局、俺は数十分間ずっと電マで責め続けた。
先生はその間に一〇回以上も絶頂をしたが、どれだけ下半身が反応しても鉄仮面は動じない。
「……もう満足したのでは」
ベッドは既に、先生の愛液が飛び散って酷い有様だ。
彼女もそろそろ良いのではないかと促す。
「ですね。なら最後に強モードだけ試してみます」
この道具を使うこと自体は許可してくれたのだから、前回の約束を破るようなことにはならないだろう。
「じゃあ行きますよ」
「待ち――」
スイッチを強に切り替える。
一段階ギアを上げた振動が、先生の弱点を容赦なく責め立てた。
「――――――ッ!」
先生は顎先を天井に向けた。いつも冷淡な言葉を鳴らす喉が大きく露わになる。
これから絶頂するのだ。そう理解した。
「あ……」
刹那、ベッドの上で水飛沫が舞った。
潮を吹いたのだ。
秘裂から噴水のように湧き、向かいにいた俺とベッドとを水浸しにしてしまう。
「――、――、――――、」
先生は口を少しだけ開き、荒く呼吸をしている。
彼女の汗と潮と愛液が混ざり、むわっとした湯気が上がった。
女の臭いが消毒液の香りに混ざる。
「怜子先生……」
火照った彼女の身体に覆い被さった。
そして激しく舌を交わす。
「三橋さん、あたって、います」
余裕を取り戻し始めた先生が指摘する。
「ゴムをつけていないでしょう」
俺は腰だけ動かし、素股するように怒張を擦りつけていた。
「生挿入の処置、してほしいです」
「正気ですか?」
「……はい」
「その様子だと、外に射精する気もなさそうですね」
その通りだった。
今はもう中出ししか考えられない。
「――特別ですよ」
冷たい瞳が閉じられた。
「ただ」
「ただ?」
「あなたがやりすぎたせいで、私の性器はいま完全にできあがってしまっています。たとえ後でピルを飲んだとしても妊娠するかもしれないということは忘れずに」
忠告のつもりなのだろう。
しかし俺は逆に燃えた。
身体を起こし、正常位で挿入をする。
「すご――」
先生の中はマグマのようだった。
さっきまで絶頂し続けたせいか、膣自体がものすごい熱を持っている。
また彼女自身が分泌する愛液が多すぎて、根本まで挿入すると、隙間からどくどくと零れてきてしまった。
「なんだ、これ、」
「具合はどうですか?」
「よすぎますよっ」
というか気を緩めるとすぐに出てしまいそうなる。
「どうやら子宮がだいぶ降りているみたいです」
「あ、これですか」
狭い膣壁をかき分けて進むと、コツンとぶつかるものがある。
「子宮口も、おそらく開きっぱなしでしょうね」
「それ精子に対してガバガバってことじゃ……」
「だから言ったでしょう妊娠しやすいと」
なんでもないように彼女は言う。
「ですがその代わり、男性が射精をするには一番の膣状態になっているはずです」
気持ちいいでしょうと、まるで挑発しているようにも聞こえた。
俺は駆り立てるように勢いよくピストンをし始める。
「そんなに急ぐとすぐ出てしまいますよ」
「いいんです」
「…………」
「今日は時間ギリギリまで、やらせてもらうので」
「……まったく、何回戦するつもりですか」
分からない。
とにかく体力が全て尽きるまでだ。
「先生の弱い所、突いてほしい所、教えてください」
「私のですか?」
「はい」
「あなたは自分が気持ちよくなることだけ考えてください」
「教えてください」
「…………Gスポットです」
俺は亀頭を若干上向きで送り出す。
「あと一センチほど深く、そう……そこですよ」
「このザラザラしてる場所、ですね」
「……はい」
「優しく、刺激するのと、強くだったら」
「……強めにお願いします、多少乱暴なくらいでも」
弱点をただ擦るだけではない。
彼女の膣壁に自分から出るものを塗り込むように、一突き一突きに熱量を込める。
「…………」
先生の目は動じていない。
しかし責め続ける中で、よく観察すると、その唇が若干震えているに気がついた。
きっともうすぐイキそうなのだ。
「……私に構わず、好きな時に」
「俺は先生と一緒にイキたいんです」
本心だった。
「……あと」
先生は俺に視線を合わせる。
「あと一分、耐えてください」
膣がぎゅーっと絞られる。
先生が俺のことだけでなくて、自分のために一番気持ちよくなる状態を取ったのだと分かった。
「……Gスポットをカリ首でごりごり削るように、そうです、時々子宮を強く突いてもらうと、はい、それが私をイカせる最適な動きです」
言われたままに、俺は動いた。
「教えてもらったこと、覚えておきます、ね」
「…………」
「先生?」
「最後に」
彼女は珍しく言いよどんで。
「最後に、力一杯抱きしめてもらえると」
その言葉を聞き、俺はすぐに抱きついた。
「……骨が軋むぐらい強く、それが好みです」
先生の首に回した腕の力を強くする。
それに応じるように彼女も、俺を抱きしめる腕を強くした。
「完璧です」
耳元でそう囁かれた。
そして先生は開いた両脚で、がっちりと俺の腰をホールドする。
さっきまでは妊娠がどうこうと忠告してきたのに、今ではまるで逃がさないとばかりに絡みついてきた。
「妊娠したら、責任、取りますから」
「……結構です。あなたはまず学業を全うすべきです」
「というか、妊娠しなくても、責任、取ります」
「……私の言葉を聞いていましたか?」
「先生っ」
「……まったく、あなたという人は」
先生は溜息を吐いた。
「……そんなに責任を取りたいのなら、早く責任を取れるだけの男性になってください」
先生は俺の頭をそっと撫でた。
身体は密着し、お互いの体温が循環する。
彼女は温かかい。
皆に『機械人形』と呼ばれるのが嘘のように、温かかいのだ。
この人の中にはちゃんと熱いものが流れている。
俺はそれを知っている。
「もう、イキます」
無表情で淡々と、そう告げられる。
「三橋――……英太さん」
呼ばれた俺が唇を寄せると、彼女も自らのを重ねた。
「怜子先生」
彼女の中に俺は溢れた。
子宮口にぴったりとつけた鈴口から、絶え間なく精液を送り続ける間、先生の身体は小刻みに震えていた。
俺はその日、雨に降られたわけでもないのに、びしょ濡れになるまで身体を重ねる。
全てが終わった後、ベッドで隣に横たわる先生にこんなことを訊いた。
「なんで保健室の先生になったんですか?」
純粋な疑問だった。
彼女はやはり淡々とした口調でこう答えた。
「傷つき、迷い、困っている人たちを助けるためです」
***
「――ここにクラスと名前を書いてください」
保健室に来た生徒にはまず、規則として用紙に記入をしてもらうことになっている。
それから症状を聞いて、適切な処置をするのだ。
今回の場合は、体育の授業で転んだことによるかすり傷。
消毒をしてテーピングをすれば完了だ。
「いつもありがとうございます、三橋先生!」
俺が処置を終えると、女生徒は明るく笑った。
「先生ってほんと完璧ですよね 」
「まだまだだよ。でも完璧を目指さないとあの人の代わりはできないからね」
「?」
彼女はその意味が分からず首を傾げる。
「ところで、先生ってお願いされたら何でもしてくれるんでしたよね?」
「どこからそんな噂が……で、具体的になにを?」
「代わりに私の課題やってください!」
「自分でやりなさい」
「えぇ~」
「ただ手伝うぐらいはしてやれるよ」
「先生っ!」
わざとらしく目を輝かせる彼女に、俺は早く教室に行きなさいと手を仰ぐ。
「ではお大事に」
本作品はこれにて完結です。
読んでいただきありがとうございました。
本日から『ダウナー系JKの妹が、平然とエッチさせてくれる話。』という新作を投稿します。下にリンクを設置しましたので併せてよろしくお願いします。
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