バットマンアーカムシティ:アナザー・インタビューテープ 作:ニンニク嫌い
≪道化師は笑わせることで彼女を従わせた。だが、笑うことを禁じられたときにも命令を守れるかどうか――それこそが、真の服従を測る方法だと思わないかね?≫
≪君は彼女の暴力を抑えることしか考えなかった。私は彼女自身に自制を証明する機会を与え、恐怖も羞恥も、私から認められるための試練として受け入れさせた。そして彼女は、逃げる代わりに私の命令を待ち、自由よりも私との面談を選んだ≫
≪聞きたまえ、ミスター・ウェイン。これはハーレイ・クインが私の足元で命令へ従うことを自ら望み、褒められる喜びを何より強く求め始めた記録だ≫
テープ#3 ハーリーン・クインゼル aka ハーレイ・クイン
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【録音開始】
【換気設備の奥で小さな弁が開き、ごく短い噴霧音が鳴る】
【電子錠が解除され、扉が開く】
【弾むような足音が室内へ入ってくる】
『ヒューゴ!』
【足音がストレンジの目前まで近づき、急に止まる】
『今日は二十秒前じゃなくて、ぴったりだね』
≪約束した時刻だからね≫
『もう少しくらい、「待たせたね、ハーレイ」とか言えないの? 女の子を喜ばせる挨拶くらい覚えなよ』
≪君は私が来たという事実だけで、十分に喜んでいるようだが≫
『べ、別に。トラちゃんと話してるよりはましってだけ』
【ハーレイが椅子へ腰を下ろす】
『それで、今日はどこから話す? プリンちゃんと初めて銀行を襲った日? それとも、アタシがバット野郎のマントに色つき爆弾をくっつけた話?』
≪その前に、君へ伝えることがある≫
『何? プリンちゃんから連絡が来た?』
≪いいや。ジョーカーは依然として君の名を出していない≫
【短い沈黙】
『……そっか』
≪今日の話は、それとは別だ≫
『なら早く言ってよ。急に怖い顔をして、女の子を不安にさせるなんて趣味が悪いよ』
≪私は、君との個別面談を近く終了しようと考えている≫
【ハーレイの呼吸が止まる】
『……え?』
≪君の話を聞くこと自体は興味深い。しかし、現状では危険性が低下したという客観的な証拠がない。私の時間を使って個別面談を継続する合理的な理由が不足している≫
『ちょっと待って。昨日、明日も来るって約束したでしょう?』
≪その約束は果たした。私はいま、ここにいる≫
『そういう意味じゃない! これからも来てくれるって思ってたの!』
≪私は、そのような約束をしていない≫
【ハーレイが椅子から立ち上がる】
『じゃあ、別の先生が来るの?』
≪通常の医官か、TYGERの尋問担当へ記録を引き継ぐことになる≫
『嫌!』
【椅子が後方へ倒れ、床へぶつかる】
『そんなの絶対に嫌! アタシのことを何にも知らないヤツに、また最初から喋れっていうの? どうせ可哀想なハーリーンを救ってあげますって顔して、プリンちゃんの悪口を言うだけでしょ!』
≪落ち着きたまえ≫
『落ち着けるわけない! ヒューゴが残ればいいじゃん! ここで一番偉いのはアンタなんでしょ? 自分が担当するって決めれば、誰にも止められない!』
≪権限があるからこそ、感情だけで例外を作ることはできない≫
『感情って……ヒューゴは、アタシと話すのが嫌になったの?』
≪私は君へ強い関心を持っている。可能であれば観察を継続したい≫
『だったら続ければいいじゃん!』
≪私が関心を持っているだけでは不十分だ≫
【換気設備の駆動音が僅かに強くなる】
【ハーレイが大きく息を吸い、呼吸を乱す】
『昨日は……アンタの手を握ってたら、ちゃんと眠れた。目を覚ましたときも、約束どおりそばにいた。収容区へ戻ってからも、次に何を話そうか、ずっと考えてたのに……』
≪それは、君が社会的な自制を取り戻した証拠にはならない≫
『じゃあ、どうすれば証拠になるの?』
≪自分で考えたまえ≫
『そんなこと言わないでよ……!』
【ハーレイの声が震える】
『また一人で待つのは嫌。アンタの声が聞こえないと、胸が苦しくなって、プリンちゃんが来ない理由ばっかり考えちゃう。だから……ヒューゴが担当のままでいてよ』
≪私は、君の不安を一時的に和らげるためだけに存在するわけではない≫
『分かってる! だったら、アタシがちゃんと変わってるって証明する!』
≪どのように?≫
『ヒューゴの言うことを聞く。怒っても暴れない。笑って誤魔化さないで、自分がしたことも話す。それなら、更生を始めてる証拠になるでしょう?』
【短い沈黙】
≪言葉だけでは信用できない。君は医師や看守を欺くことに長けている≫
『だったら行動で見せるよ』
≪内容を聞く前に答えるのかね?≫
『ヒューゴと会えなくなるよりはましだもん。アンタが必要だと思うことなら、何でもやる』
≪何でも、という言葉を軽々しく使うべきではない≫
『じゃあ、試してみればいいじゃん』
≪一度始めれば、私が終了を告げるまで指示へ従ってもらう。耐えられない場合は「中止」と明確に言いたまえ。その時点で、すべてを終える≫
『途中でやめたら、ヒューゴは担当を続けてくれない?』
≪結果は記録へ残る≫
『……なら、やめない』
≪本当に、自分の意思で受けるのだな?≫
『うん。ヒューゴに、アタシはちゃんと従えるって証明する』
≪分かった。では、衣服をすべて脱ぎたまえ≫
【数秒の沈黙】
『……最初から、それ?』
≪衣服にも身体にも武器を隠さず、無防備な状態でも逃走や攻撃を試みない。それは危険性が低下した証拠になる≫
『監視カメラも回ってるんだよね?』
≪映像を証拠として保存する。ただし、記録へアクセスできるのは私だけだ≫
『……本当に、ヒューゴだけ?』
≪約束しよう≫
【短い沈黙】
『アンタは約束を守るもんね』
【衣装の金具が一つずつ外される】
【革と布が肌を擦り、床へ落ちていく】
『前のアタシなら、裸になれなんて言われた瞬間に、相手の歯を全部折ってたよ』
≪現在の君は?≫
『……ヒューゴが必要だと言うなら、従う』
【最後の衣服が足元へ落ちる】
『全部脱いだよ』
≪両手を頭の後ろへ組み、その場に立ちたまえ≫
【腕が持ち上げられる】
『こう?』
≪脚を肩幅まで開く≫
『本当に容赦ないね』
≪口答えをせずに従いたまえ≫
【裸足が床の上で位置を変える】
『……はい』
≪よろしい≫
【ハーレイが小さく息を呑む】
『今、褒めた?』
≪指示どおりにできたことを評価しただけだ≫
『ふふっ……それでもいい。もう一回褒めてほしいから、次もちゃんとやる』
≪膝をつきたまえ≫
【裸の両膝が床へ触れる】
『冷たっ……』
≪背筋を伸ばし、私を見上げる≫
【ハーレイが姿勢を正す】
『はい、ヒューゴ先生』
≪自分の名前を言いなさい≫
『ハーレイ・クイン』
≪本名だ≫
【短い沈黙】
『ハーリーン・フランシス・クインゼル』
≪君は何をした?≫
『プリンちゃんをアーカムから逃がした』
≪それだけかね?≫
『警備装置を壊して、看守を襲って、ほかの患者も解放した。銀行強盗もしたし、爆弾も仕掛けた。バットマンを殺そうとしたことも、一回や二回じゃない』
≪その行為を正しいと思うか?≫
『あのときは正しいと思ってた』
≪現在は?≫
『……分かんない』
≪更生を始めていると証明したいのだろう?≫
『でも、いきなり全部間違いだったなんて言えないよ。プリンちゃんのためにしたことまで、全部嘘になるみたいで……』
≪君が彼を愛していたことと、他人を傷つけた行為が正しかったかどうかは別だ≫
『……うん』
≪被害者に対して何を感じる?≫
『怖い思いをさせた。痛い目にも遭わせた。何にも関係ない人まで巻き込んだ』
≪続けたまえ≫
『ごめんなさい。アタシが悪かった』
≪笑わずに言いなさい≫
『笑ってないよ』
≪口元だけ笑っている。ハーレイ・クインの演技へ逃げるな≫
【数秒の沈黙】
『……私が悪かった。傷つけた人たちに謝ります』
≪よく言えた、ハーリーン≫
【ハーレイが深く息を吸う】
『その呼び方で褒められると、胸の奥が変になる』
≪どのように?≫
『嬉しいの。ハーリーンでも、ヒューゴに認めてもらえた気がして……』
≪立ちたまえ≫
【ハーレイが立ち上がる】
≪こちらへ背を向けろ≫
『次は何?』
≪目隠しをする≫
【布が広げられる】
『真っ暗なまま、ヒューゴの命令を聞くの?』
≪視覚を奪われても、恐怖から暴力へ訴えず、私の声へ集中できることを示す≫
『……分かった』
【布が目元へ巻かれ、後頭部で結ばれる】
『何にも見えない』
≪不安かね?≫
『少し。でも、ヒューゴがいるんでしょ?』
≪すぐ後ろにいる≫
【換気口の奥で、再び小さな噴霧音】
【ハーレイが気づかないまま深く呼吸する】
『だったら平気。昨日みたいに、声を聞いてれば大丈夫』
≪前へ三歩進みたまえ≫
【慎重な足音が三度鳴る】
『一、二、三……』
≪止まれ。目の前に革張りの台がある。両手をつき、上体を倒す≫
【手のひらが台へ触れる】
『これ、話をするだけじゃないんだね』
≪臀部を突き出し、脚を開きたまえ≫
【裸足が床を擦り、ハーレイが姿勢を変える】
『……ヒューゴからは全部見えてる?』
≪ああ≫
『恥ずかしいけど……ヒューゴになら、いいよ』
≪これから君の臀部を叩く≫
【ハーレイが小さく息を呑む】
『手で?』
≪まずはね。痛みと驚きを感じても反撃せず、その場に留まれることを示す。十回だ。一回ごとに数を数え、自分が行ったことを一つ認めなさい≫
『十回……』
≪中止するなら、先ほど伝えた言葉を使いたまえ≫
『しない。やって、ヒューゴ』
≪姿勢を崩すな≫
【手のひらが裸の臀部を強く打つ】
『ひゃあっ!』
≪数えなさい≫
『い、一回……看守を殴りました』
【二度目の打撃音】
『あっ! 二回……病院の設備を壊しました』
【三度目】
『んっ……! 三回、ほかの患者を逃がした』
≪笑って誤魔化すな≫
『だって、変な声が出るんだもん!』
≪どのような声を出しても構わない。姿勢だけは維持しろ≫
『……はい』
【四度目の打撃音】
『あっ……! 四回……逃げる途中で、何にも関係ない人を巻き込んだ』
【ハーレイが小さく身体を震わせる】
≪痛みが強いか?≫
『痛い……はずなんだけど、さっきから変なの』
≪何がだね?≫
『叩かれたところが熱くなって、その熱が脚の間まで流れてくる。胸もドキドキして……次に叩かれるのを待ってるみたい』
≪それでも続けるか?≫
『うん。ヒューゴに、ちゃんとできるところを見てほしい』
【五度目。手のひらが先ほどより強く臀部を打つ】
『あぁっ……! ご、五回……爆弾を仕掛けて、たくさんの人を怖がらせた……』
≪よく言えた≫
【ハーレイが甘く息を漏らす】
『あ……今の、もう一回言って』
≪何をだね?≫
『ちゃんとできたって。ヒューゴに褒められると、叩かれたところがもっと熱くなるの』
≪最後まで従えば、相応に評価しよう≫
『分かった……続けて』
【六度目の打撃音】
『あっ! 六回……プリンちゃんを喜ばせるために、人を傷つけた!』
【打たれた直後、ハーレイの臀部が無意識に持ち上がる】
≪いま、自分から臀部を差し出したな≫
『ち、違うよ。勝手に身体が……』
≪次を求めているように見える≫
『そんなわけ……』
【七度目の鋭い打撃】
『あぁんっ!』
【ハーレイが息を呑み、自分の声に戸惑う】
≪数は?≫
『な、七回……。自分で選んだことまで、全部プリンちゃんのせいにしようとした……』
≪声が変わったな≫
『痛かったから……』
≪それだけか?≫
『分かんない……。ヒューゴに叩かれてるって思うと、怖いはずなのに、身体の奥がきゅっとして……』
≪濡れているようだ≫
【数秒の沈黙】
『……見えるの?』
≪君は全裸で脚を開き、臀部を高く突き出している。隠せる状態ではない≫
『恥ずかしいこと言わないでよ……』
≪事実を報告しただけだ。なぜ濡れているのか、君自身の言葉で説明したまえ≫
『本当に言わせるの?』
≪自分の状態と向き合うことも、演習の一部だ≫
『……ヒューゴにお尻を叩かれて、気持ちよくなってる。打たれるたびに熱が広がって、褒められると、もっと奥まで響くの……』
≪痛みが快楽へ変わっている?≫
『うん……たぶん』
≪興味深い。では続けよう≫
【八度目の打撃音】
『あっ、あぁっ……! 八回……悪いことを、笑って誤魔化した……!』
≪よくできた≫
『んっ……ヒューゴ……もっと……』
≪何を望んでいる?≫
『叩いて。そのあと、いい子だって言って……』
≪これは君へ快楽を与えるための処置ではない≫
『分かってる。でも、ヒューゴに言われたとおりにできてるって思うと、嬉しくて……身体も気持ちよくなるの』
≪ならば、最後まで命令を守ることだ≫
【九度目】
『ああっ! 九回……謝ることは、負けることだって思ってた……!』
≪最後だ。これまでで最も強く打つ。自分から受ける姿勢を示しなさい≫
【ハーレイが震える脚へ力を入れ、臀部をさらに高く持ち上げる】
『お願い……最後の一回、強く叩いてください、ヒューゴ先生』
【十度目。鋭い打撃音が室内へ響く】
『あああっ!』
【ハーレイの身体が大きく揺れ、台へしがみつく】
≪数は?≫
『じゅ、十回……! アタシが悪かった! 傷つけた人たちに、本当にごめんなさい……!』
【ハーレイの荒い呼吸が続く】
≪姿勢を維持したまえ≫
『お尻、すごく熱い……。でも、痛いより……身体の中がずっと疼いてる……』
≪逃げも反撃もしなかった。自分の行為についても、最後まで言葉にできた≫
『ちゃんとできた?』
≪ああ。よくできた、ハーレイ≫
【ハーレイが震えるような甘い吐息を漏らす】
『その言葉……好き。叩かれるより、ヒューゴに褒めてもらった瞬間のほうが、ずっと強く響く……』
≪まだ演習は終わっていない≫
『次は何?』
≪鞭を使用する≫
【革製の鞭が持ち上げられ、試すように空気を切る】
【ハーレイの呼吸が一瞬止まる】
『……今の音、ちょっと怖い』
≪手より鋭い刺激になる。回数は五回だ。中止するかね?≫
【短い沈黙】
『ヒューゴがやるんだよね?』
≪ああ≫
『終わったら、また褒めてくれる?』
≪君が命令へ従えば≫
『だったら、やる。鞭で打って』
≪よろしい。両脚をもう少し開き、臀部を高く上げなさい≫
【ハーレイが足の位置を調整する】
『これでいい?』
≪動くな≫
【鞭が空気を切り、赤くなった臀部を鋭く打つ】
『ああっ!』
≪一回だ≫
『い、一回……!』
≪先ほどとは、どのように違う?≫
『鋭い……皮膚の上を熱い線でなぞられたみたい。でも、そのあとすぐ甘く痺れて……脚の間まで響く……』
≪誰から与えられた刺激だ?≫
『ヒューゴ……。ヒューゴ・ストレンジから与えられた刺激……』
【二度目の鞭打ち】
『きゃあっ……! に、二回……!』
≪逃げたいか?≫
『少し怖い……でも、逃げたくない!』
≪なぜ?≫
『ヒューゴに、アタシは従えるって証明したいから……! それに、打たれたあとで褒めてもらうのを待ってるから……!』
≪現在、快楽を感じているのかね?≫
『感じてる……。鞭が当たる瞬間は身体がびっくりするのに、そのあと奥が締まって、もっと欲しくなる……』
【三度目】
『ああぁっ! 三回……!』
【ハーレイが台へ胸を押しつけ、臀部をさらに高く突き出す】
≪よく耐えた≫
『んっ……もっと言って……。いい子だって言って……』
≪君は私の指示へ従い、刺激を受け入れている。いい子だ、ハーレイ≫
『あぁ……ヒューゴ……』
≪絶頂が近いようだな≫
『分かるの……?』
≪呼吸、筋肉の収縮、分泌量を見れば明らかだ≫
『恥ずかしい……鞭で打たれて、イきそうになるなんて……』
≪私が許可するまで絶頂してはならない≫
【ハーレイが鋭く息を吸う】
『……分かった。我慢する』
≪自制心を証明するのだろう?≫
『うん……! ヒューゴがいいって言うまで、絶対にイかない……!』
【四度目の鞭が鳴る】
『あぁんっ! よ、四回……!』
【ハーレイが膝を震わせながら、姿勢を保つ】
≪よく耐えている≫
『その声、だめ……! 褒められるたびに、イきそうになる……!』
≪最後だ。自分から求めたまえ≫
【ハーレイが震えながら臀部を持ち上げる】
『お願い、ヒューゴ先生……。最後の一回をください。もっと強く打って、アタシがちゃんと従えるって確かめて……』
【鞭が大きく空気を切り、最も鋭い打撃音が響く】
『あああっ――!』
【ハーレイの膝が崩れかけ、両腕が台へしがみつく】
≪数は?≫
『ご、五回……全部、ちゃんと受けました……!』
≪絶頂していないな?≫
『してない……! 身体はイきたがってるけど、ヒューゴの命令を守った……!』
≪よくできた。君には、命令へ従うだけの自制心がある≫
『嬉しい……。イくより、ヒューゴに認めてもらえたほうが嬉しい……』
以下を、前稿の≪処置はまだ終わっていない。床へ仰向けに伏せなさい≫以降と差し替えられます。
≪処置はまだ終わっていない。床へ仰向けに伏せなさい≫
【ハーレイが台から離れ、震える脚で床へ身体を横たえる】
≪両腕を頭上へ伸ばし、脚を大きく開け≫
【裸の背中が床へ触れる。両腕が頭上へ伸ばされ、両脚が左右へ開く】
『これ……すごく恥ずかしいよ。目隠しされてるから、ヒューゴがどこを見てるのかも分かんないし……』
≪無防備な姿を晒しても、私へ危害を加える必要がないと証明するのだ。腕も脚も動かすな≫
『はい……』
【硬い靴音が、仰向けに横たわるハーレイの周囲をゆっくり回る】
『ヒューゴ……どこにいるの?』
≪目で探す必要はない。私の声と、身体へ与えられる感触だけに集中しなさい≫
【靴底が裸の腹部へ置かれる】
『んっ……!』
≪苦しいかね?≫
『まだ平気。でも、ヒューゴの靴で押さえられてると思うと……身体が変になる』
≪どのように?≫
『アタシ、本当にヒューゴの足元にいるんだって分かる。逃げようと思えば逃げられるのに、自分から裸で寝転んで……次にどこを踏まれるのか待ってる……』
【靴底へ少しずつ重さが加えられる】
『んぅ……』
≪危険を感じれば、君は相手より先に攻撃してきた。今はどうだ?≫
『ヒューゴには何もしない……』
≪なぜ?≫
『アタシを傷つけるためじゃないって分かってるから。それに、ちゃんと従えばヒューゴが担当を続けてくれる……』
≪よろしい≫
【靴が腹部から離れ、裸の太腿へ移る】
『あっ……そこ、くすぐったい』
≪脚を閉じるな≫
『はい……』
【靴底が太腿を床へ押さえつける】
【ハーレイが反射的に身をよじるが、脚は開いたまま保たれる】
≪動くなと命じたはずだ≫
『ごめんなさい……。もう動かない』
【靴底が太腿の内側を荒々しく擦り上げる】
『んっ……あ……! ヒューゴ、そこ……!』
≪何か問題が?≫
『脚の間に近すぎるの……。少しずれたら、濡れてるところへ触れちゃう……』
≪君が脚を閉じなければ、すぐに触れる位置だな≫
『そんな言い方……恥ずかしいよ……』
≪だが君は、脚を閉じていない≫
『命令されたから……。ヒューゴに開いてろって言われたから、恥ずかしくても我慢してるの……』
≪それだけかね?≫
【靴のつま先が太腿の付け根へ押し込まれる】
『あっ……!』
≪触れてほしいと期待しているのではないか?≫
『分かんない……。でも、さっき鞭で打たれてから、ずっと奥が疼いてる。ヒューゴの靴が近づくたびに、もっと濡れて……』
≪ならば確認しよう≫
【靴先が太腿の付け根から、濡れた性器へ荒々しく押し当てられる】
『ああっ!』
【革靴が湿った肌を強く擦る】
『ヒューゴ……靴で、そんなところ……!』
≪動くな≫
『はい……動かない……!』
【靴のつま先が割れ目へ沿って何度も上下し、濡れた音が僅かに混じる】
『あっ、あっ……! 硬い革が、濡れてるところを擦って……!』
≪痛いか?≫
『違う……少し乱暴なのに、気持ちいい……! 鞭で溜まってた熱が、全部そこへ集まってくる……!』
≪キャットウーマンではなく、君が私の靴で性器を刺激されている。屈辱は感じないのかね?≫
『恥ずかしいよ……! でも、それより……ヒューゴの靴で触られてるのが嬉しい……!』
≪なぜ?≫
『ヒューゴの足元で、アタシの身体まで好きにされてるって分かるから……!』
【靴先がクリトリスへ押し当てられ、小さく円を描く】
『あっ、そこ……! ヒューゴ、そこはだめ……!』
≪中止を求めているのか?≫
『違う……! やめないで。そこを、もっと靴で擦って……!』
≪命令を受ける立場でありながら、自分から要求するのかね?≫
『ごめんなさい……。でも、気持ちよくて、もっと欲しくなったの……』
≪ならば、正しく頼みたまえ≫
【靴先の動きが止まる】
『そんなところで止めないで……』
≪頼み方が違う≫
【数秒の沈黙】
『……お願いします、ヒューゴ先生。あなたの靴で、アタシの濡れてるところをもっと擦ってください……』
≪よろしい≫
【靴先が再び動き始める】
『あっ、ああ……! ヒューゴ……!』
【クリトリスへ押し当てられた革靴が、先ほどより強く一定の速さで擦れる】
≪臀部を床から浮かせるな≫
『無理……身体が勝手に、靴へ押しつけようとして……!』
≪自制心を証明するのだろう?≫
『そうだった……! ちゃんと我慢する……!』
【ハーレイが腰を床へ戻し、靴の動きを受け入れる】
≪よくできた≫
『あぁ……その言葉、だめ……! 褒められると、またイきそうになる……!』
≪まだ絶頂を許可していない≫
『はい……! ヒューゴがいいって言うまで、絶対にイかない……!』
【靴先が性器から離れる】
『あっ……どうして離すの……?』
≪君の身体は、そこだけにあるわけではない≫
【硬い靴音が胸元へ移る】
【片方の靴底が乳房へ荒々しく載せられ、柔らかな肉を床へ押し広げる】
『ああっ……!』
≪腕を動かすな≫
『はい……!』
【靴底が乳房を左右へ押し潰すように擦る】
『んっ、あっ……! そんなに乱暴に踏んだら、胸が……!』
≪中止するか?≫
『しない……! ヒューゴの靴なら、もっと強くても平気……!』
≪ならば受け入れろ≫
【押さえる力が強まり、乳房が靴底の下で大きく形を変える】
【ハーレイが喉を震わせて声を漏らす】
『あっ、あぁ……! 靴底で、胸を潰されてる……!』
≪君は裸で床へ横たわり、乳房を私の靴で踏まれている。それでも反撃しようとは思わないのか?≫
『思わない……! もっとヒューゴに従えるって証明したい……!』
【靴先が硬くなった乳首を探り当て、革越しに押し込む】
『ひゃあっ! 乳首……!』
≪ここが特に敏感なようだ≫
【つま先が乳首を強く押さえ、左右へ擦る】
『あっ、あっ、あぁんっ……! 硬い靴でそんなふうに弄られたら……また脚の間が……!』
≪先ほど性器から靴を離したにもかかわらず、さらに濡れている≫
『胸を踏まれてるのに、下まで気持ちよくなるの……! ヒューゴに乱暴にされてるって思うだけで、身体が勝手に……!』
≪君は痛みを嫌っていると話していた≫
『ヒューゴにされると違う……! 鞭も、靴も、痛いはずなのに、全部気持ちよくなる……!』
【もう片方の靴先が、再び脚の間へ触れる】
【片方の靴で乳房を踏みながら、もう片方のつま先が濡れた性器を擦り始める】
『ああっ……! 胸とアソコ、一緒に……!』
≪言葉を選びたまえ。現在、どこを刺激されている?≫
『ヒューゴの右足で乳房と乳首を踏まれて、左の靴でクリトリスを擦られてる……!』
≪どのような気分だ?≫
『恥ずかしい……。キャットウーマンでもないアタシが、裸でヒューゴの足元に転がされて、靴だけで気持ちよくされてる……!』
≪だが、やめてほしいとは言わない≫
『言わない……! もっとしてほしい……! ヒューゴの靴で、アタシをもっと気持ちよくして……!』
【乳首を押さえるつま先と、クリトリスを擦る靴の動きが同時に速まる】
『あっ、あっ、ああっ……! ヒューゴ、もう……!』
≪絶頂するな≫
『はい……! 我慢する……!』
【ハーレイの呼吸が激しく乱れる】
【床へ伸ばされた両腕の指が強く握り込まれるが、姿勢は保たれる】
≪君は、いま何を待っている?≫
『ヒューゴの許可……! ヒューゴにいいって言ってもらうまで、どんなに気持ちよくても耐える……!』
≪なぜ私の許可が必要なのかね?≫
『アタシの身体が、もうヒューゴの命令を待ってるから……! 勝手にイくより、ヒューゴに許してもらったほうがずっと嬉しいの……!』
≪よく理解できたようだ≫
【二足の靴が乳房と性器から同時に離れる】
『あっ……そんな……!』
≪まだ演習は終わっていない≫
【ストレンジが椅子を床へ引き寄せ、腰を下ろす】
【片方の靴がハーレイの濡れた性器へ戻り、つま先がクリトリスへ押し当てられる】
【もう片方の靴底が頬へゆっくりと載せられる】
『んっ……ヒューゴ……?』
≪顔を動かすな≫
【靴底へ力が加えられ、ハーレイの顔が横向きに床へ押さえつけられる】
『んぅ……!』
≪呼吸はできるな?≫
『はい……頬を踏まれてるだけだから、息はできる……』
≪ならば、そのまま私の足元で命令を待ちたまえ≫
【顔を押さえる靴底が僅かに動き、頬を床へ擦りつける】
【同時に、もう一方の靴先がクリトリスを強く刺激し始める】
『あっ、ああっ……! 顔を踏まれながら、アソコまで……!』
≪羞恥を感じているか?≫
『感じてる……! ヒューゴの靴の下で、顔を床へ押さえられて……もう一つの靴だけで、イかされそうになってる……!』
≪ハーレイ・クインが、このような姿を自分から受け入れている≫
『だって……ヒューゴに担当を続けてほしいから……! アタシはちゃんと従えるって、全部見せたいの……!』
≪それだけかね?≫
『違う……! いまは、ヒューゴに踏まれてること自体が気持ちいい……! もっと下に置かれて、命令されて、いい子だって褒めてほしい……!』
≪誰の指示へ従っている?≫
『ヒューゴ・ストレンジ……!』
≪誰の靴の下で快楽を得ている?≫
『ヒューゴの靴……! アタシ、ヒューゴに顔を踏まれて、靴でアソコを弄られて喜んでる……!』
≪私にとって、君は危険な存在か?≫
『違う……! アタシはヒューゴには何もしない……! ヒューゴの言うことを聞く、いい子になる……!』
≪自分の過ちを認め、更生する努力を続けるか?≫
『続ける……! ヒューゴがそばにいて、命令してくれるなら何でもする……!』
【靴先がクリトリスへ強く押し込まれ、速く擦られる】
『あっ、あああっ……! ヒューゴ、もう無理……!』
≪まだだ≫
『はい……耐える……! 顔を踏まれても、靴で気持ちよくされても、許可されるまでイかない……!』
≪実に従順だ≫
『あぁっ……その言葉、好き……! もっと言って……!』
≪君は私の靴の下で命令を待つ、従順ないい子だ≫
『ヒューゴ……! アタシ、いい子……! だからお願い、もう許して……!』
≪何を許してほしい?≫
『イかせて……! ヒューゴの靴で、顔を踏まれたままイかせて……!』
≪私を見上げることさえできない姿で?≫
『はい……! ヒューゴの顔が見えなくても、声と靴の感触だけで分かる……! アタシが誰に従って、誰に気持ちよくされてるのか、ちゃんと分かる……!』
≪よろしい。では命じよう≫
【顔を押さえる靴底へ、もう一段階力が加わる】
【もう片方の靴先が、クリトリスを最も強く擦り上げる】
≪私の靴の下で絶頂したまえ、ハーレイ≫
『あっ――あああああっ! ヒューゴ――――!』
【ハーレイの身体が床の上で大きく震える】
【顔は靴底で押さえられたまま、両脚と腰だけが激しく痙攣する】
【濡れた性器が靴先へ何度も押しつけられ、ハーレイの長い絶頂の声が続く】
『ああっ、ヒューゴ……! ヒューゴの靴で、イってる……!』
≪まだ動くな≫
『はい……! イってても、命令を守る……!』
【十数秒後、靴先の動きが止まる】
【頬を押さえていた靴底がゆっくりと離れる】
【ハーレイの荒い呼吸だけが残る】
≪……興味深い≫
『その言葉……本当に好きだね……』
≪性器へ直接手を触れることなく、顔を靴で押さえられた状態で強い絶頂反応を示した。君の中では、私への服従、羞恥、刺激、そして評価が完全に一つの快楽として結びつき始めている≫
『難しいことは分かんない……。でも、ヒューゴに踏まれて、命令されて、イっていいって言ってもらうの……すごく気持ちよかった……』
≪後悔しているか?≫
【短い沈黙】
『……してない。もう一回してほしいって思ってるくらい』
≪今日は十分だ。目隠しを外そう≫
【目隠しの結び目が解かれる】
≪ゆっくり目を開けなさい≫
『……眩しい』
≪座れるかね?≫
『ヒューゴが手を貸して……脚に力が入らない』
【ストレンジが手を差し出し、ハーレイを起こす】
『アタシ、ちゃんとできた?』
≪ああ。すべての指示へ従い、刺激や羞恥を感じても反撃しなかった。自分の罪についても、以前より正直に話せた≫
『じゃあ、担当を続けてくれる?』
≪この記録があれば、個別面談を継続する合理的な根拠になる。少なくとも、私から終了するつもりはない≫
【ハーレイが勢いよくストレンジへ抱きつく】
『よかった……!』
≪まだ処置後の確認が必要だ。私の膝へ座りなさい≫
【ストレンジが椅子へ腰を下ろす】
【ハーレイが裸のまま、横向きにその膝へ座る】
『あっ……お尻が当たると、まだジンジンする……』
≪皮膚と筋肉の状態を確認する。力を抜きたまえ≫
【素手の掌が赤く熱を持った臀部へ触れる】
『んっ……』
≪痛みは?≫
『少し。でも、さっきまで靴で乱暴にされてたから、ヒューゴの手がすごく優しく感じる……』
【掌が打たれた跡の周囲をゆっくりと揉みほぐす】
『はぁ……気持ちいい……。絶頂したあとの身体に、手の温かさが染みてくる……』
≪鞭と靴、そして現在の私の手。どれが最も好みかね?≫
『選べないかも……。ヒューゴに鞭で打たれて、靴で踏まれて、最後に手で優しくしてもらう。その全部が好き……』
≪君は痛みを好まないと話していたはずだ≫
『痛いのが好きなんじゃないよ。ヒューゴにされるのが好きなの。ヒューゴがくれるものなら、乱暴なのも優しいのも、どっちも気持ちよくなる……』
≪そうか≫
『ほかのヤツが同じことをしたら、今でも顔を潰すよ』
≪それでは危険性が十分に改善されたとは言い難いな≫
『あ……』
≪心配する必要はない。次も私が担当しよう≫
【ハーレイが安堵したように身体を寄せる】
『本当?』
≪ああ≫
『じゃあ、次はもっと上手にできるよ。今日より恥ずかしい命令でも、ヒューゴの靴なら――』
≪急ぐ必要はない。今日は十分だ≫
『でも、もっと従えるって分かったら、ずっと担当でいてくれるでしょ?』
≪君が努力を続け、私の指示へ従う限り、個別面談を継続しよう≫
『約束?』
≪ああ≫
『ならアタシ、頑張る。ヒューゴが命令してくれるなら、ちゃんといい子になる』
≪期待している、ハーレイ≫
【ハーレイがストレンジの胸へ頬を預ける】
『もう一回、褒めて』
≪君は今日、実によく耐え、最後まで私の命令へ忠実に従った。よくできたな≫
『ん……それ、大好き』
≪分かっている≫
【ストレンジの掌が、熱を残した臀部を穏やかに撫で続ける】
『……でも、踏まれたり鞭で打たれたりするのが好きっていうのは、絶対違うからね』
≪もちろんだ≫
【数秒の沈黙】
『……本当に違うもん』
【臀部を撫でる手が僅かに止まる】
≪では、次回もう一度確かめるとしよう≫
【ハーレイが小さく笑い、ストレンジの胸元へさらに身体を寄せる】
『うん。今度もヒューゴの足元で、ちゃんと確かめる』
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――――
――
【録音停止】
Stop テープ#3
≪命令に従うことを覚えた道化師が、次に求めるものは何だと思うかね。より優しい言葉ではない。誰に辱められようと、最後に私から評価されるという確信だ≫
≪次の記録では、彼女がかつて傷つけ、見下していた男へ身体を晒し、自らの罪を認める。屈辱の最中にも彼女の意識を占めるのが、道化師の笑い声か、それとも私の視線か――確かめてみるといい、ミスター・ウェイン≫