ダウナー系JKの妹が、平然とエッチさせてくれる話。 作:東雲(しののめ)
住宅街の中にある、ごく普通の公園。
敷地面積としては中規模であり、遊具はそれなりの数が置かれ、草野球やゲートボールをするためのグラウンドが二面設けられている。
公園内には当然ながらいくつかの公衆便所が設置されている。
その中で敷地の隅にある、最も人が寄りつかないだろうトイレが、今回彼女と待ち合わせをしていた場所だった。
「――あっつー」
トイレの前で待っていると、近所の高校の制服を着た女の子が現れた。
艶やかな黒髪で、どこか気怠げな雰囲気をまとう美少女である。
夏服仕様でも暑いのか、白いYシャツを肘のあたりでまとめ、紺色のスカートも随分短くしている。
「えーっと……着きました、と」
トイレ付近まで来ると、ローファーの地面を鳴らす音が止んだ。
少女はスマホを取り出すと、待ち合わせをしている男に対してメッセージを送ったらしかった。
こんな人気のない場所、そして目の前に明らかにそれという男がいるのに。
こういうことに慣れていそうな雰囲気だが、実は几帳面あるいは慎重な性格なのかもしれない。
「どうも」
自分のスマホから通知音が鳴った。
連絡してきたのは当然目の前の少女である。
もはや両者が待ち合わせをしていた相手なのは確実なので、ゆっくりとした足取りで彼女に近づき声をかけた。
「君が〝かえで〟ちゃん……でいいんだよね?」
「あー、はい、おじさんが〝おー〟さんですか」
「おじさん……」
「? 連絡くれたのおじさんでしょ?」
「まぁ、うん」
おじさんと呼ばれるのはこの際ともかく、お互いむろん本名ではない、彼女もそうだろう。
それは身バレを防ぐため、ネット上で使う適当なハンドルネームにすぎない。
そしてかえでと名乗る少女は、これからすることを本当に理解しているのか、何事もないように問いかけに頷いた。
「とりあえず、中に入ろっか」
「はーい」
そう提案すると彼女はすぐに従った。
低く間延びした声でこちらに付いてくる。
周囲に人影がないことを確認してから、まず人目につくと厄介な女の子の方を入室させて、それに続く形で薄暗いトイレの中に入っていく。
そうして今どき和式便座、しかも二つしかない個室のうち、角の方の部屋の鍵を閉める。
「今日はあっついなぁ」
「ホントですね」
狭い個室の中は夏の暑さ、そしてお互いの体温でムンムンとしている。
額から自然と汗が流れ出て地面に落ちていく。
壁越しに聞こえてくる蝉の声が、体感温度を更に数度上げているような気もした。
「わざわざ制服着てきてくれてありがとね」
「そういうお願いでしたから」
かえでと名乗る少女は特に気にしていない風だが、しかし大量の汗が制服を濡らしてしまっていた。
白いYシャツは半透明となり、下に着ているブラジャーは完全に透けている。
なにより綺麗な黒髪が、汗ばんだ首筋にへばりついているのが妙に扇情的だった。
「テカテカしたサテン生地のブラ、しかも金色……エロいね」
「これもおーさんがビッチ?っぽいの着てって言うから、一番それっぽいのにした感じです」
視姦しているだけでも股間が膨れてくる。
たまらず右腕を伸ばし、予告なくそのシャツの上に手を押しつけてしまう。
抵抗はされなかったので、触るだけでなくそのまま成長途中の胸を揉みしだくことにした。
彼女は突然触られても気にせず、終始されるがままの状態だ。
「こんなに汗でスケスケじゃ、来る途中にいっぱい見られたんじゃない?」
「どうですかねー」
「適当だなぁ。他の男に声とかかけられなかった?」
「ないですよ」
「本当に? たぶんエロい目で見られてたと思うよ」
「あのーそんなことどうでもよくないですか?」
少しだけ面倒くさそうな表情をする。
流石にくどかっただろうか。
「でも声かけられたら、か」
あまりしつこく訊いたからか、彼女は一拍考える時間をおいて。
「おーさんより良い条件で声かけてきたら、付いて行ったかもですね」
「…………そう」
「女子高生にはたくさんお金が必要なんで」
彼女なりの冗談なのだろうか。
あまり笑うことができなくて申し訳ないけれど。
「ところで、今回はおクチでいいんでしたっけ?」
「……うん」
事前のメッセージでのやり取りで、彼女からプレイ内容に応じたお礼については伺っている。
今回はおクチ――フェラチオを選んだ。
胸を触ることを止めて、懐から指定された額の紙切れを渡す。
「あれ? ちょっと多くないですか?」
「わざわざ制服着てきてもらったし、それにかえでちゃん可愛いからオマケだよ」
「……ありがとうございます」
軽く会釈すると受け取ったそれを、四角にたたんでポケットにしまう。
ここで変に遠慮しないことに、なんとも場慣れ感を感じる。
「で、どうします? すぐやります?」
「そうだねぇ……」
今すぐしゃぶってもらうのもいい。
だがまずは現役女子高生の身体をじっくり味見したいと思うし。
視線を送ると彼女もそれとなく理解してくれたようだった。
「最初はスカート持ち上げてくれる?」
「はい」
プリーツの両端を掴み、言われたまま躊躇なく持ち上げる。
見せつけられた光沢サテンの下着は、薄暗い空間の中でも分かるぐらい煌めいていた。
「ブラとおそろいで金色なんだ」
まだ見ぬ女性器は肉厚なのだろうか。
盛り上がったクロッチ部分の中心には、綺麗な縦線が刻まれている。
確かに甘美的、しかしよく見てみると……。
「気に触ったら申し訳ないんだけどさ」
「?」
「毛が、はみ出してるよ」
指摘に従い、かえでの視点も下にさがる。
言われたとおり黄金の逆三角形からは、上に横にと陰毛が飛び出てしまっていた。
「あーこれ」
だがその光景に恥じることはなく、むしろ納得した表情で真相を語る。
「わざとそうしてるんです」
「わざと? なんで?」
「最近お兄ちゃんに処理するなって言われて」
「…………」
「そんなあからさまに言葉失わなくても」
「いや……」
「まだちょろっとはみ出てるだけなんで、もすこし伸ばすつもりです」
ド直球な言葉で表すなら、ぼーぼーの陰毛にするということだろう。
彼女の発言からは近親相姦的な雰囲気も得るが、ここでそれを追求する気はなかった。
「しかし綺麗な筋マンだ」
女とは違う、太い男の指が、クロッチ越しに秘所をこそぐ。
すっ、すっ、すっ、と何往復かしていると。
汗が下着に吸引されたのか、より女性器の形がクッキリとしてきた。
目をこらしてみると、ぽつんと小さく隆起しているものが確認できる。
「クリトリスが……」
勃起しているようだった。
これを虐めたらどうなるのだろう。
彼女のすまし顔が変わると思い、自然と指をそこへと動かそうとした。
しかし寸前でその手を掴まれてしまう。
「これ以上触るならオプション料取る」
「えーオマケしたじゃない」
「それは制服リクと私が可愛いことへのオマケなんでしょ」
さっきの大人の余裕感から出した言葉をそのまま返されてしまう。
それとこれとは話が別だと、高校生ながら雰囲気に流されず随分としっかりしていた。
きっと将来はやり手の女性になることだろう。
「ていうかさ――そろそろ始めよ」
JKの柔らかい手がこちらの下半身に触れた。
ズボンの上からでも分かるほど巨大化した男根を上下に撫でてくれる。
しかし手で射精させる気はなく、あくまで催促をしているだけの手つきだ。
「脱がしてくれるかい?」
「いいよ」
壁に背中を預け、若干下半身を前へと突き出す。
少女は膝を折り曲げ、和式便所にガニ股となって、その整った顔を近づけた。
ベルトを外し、靴の所までズボンを引き下げ、下着もずるりと降ろしてしまう――無駄のない見事な脱がしっぷりである。
「めっちゃおっきいですね」
天井を突くぐらいにせり上がった一物を見て、少女は「へぇ」と感心したように呟いた。
どうやら褒めてくれたらしく、平静なまま言われるからこそ嘘でない真実味がある。
「これまで見てきた中で一番大きいかも」
「そ、そう……」
「亀頭も、竿も、金玉も、全部パンパンに膨らんでる」
可愛い女子高生と密室のトイレにいる。
しかもこれからされることを考えれば興奮するのは当たり前だ。
「もしかして気に入ってくれた?」
「気に入るってゆーか……まぁ、しゃぶるのは大変だけど」
「小さいチンポより太くてたくましいチンポが好き、と」
「そこまで言ってないし」
ぴしゃりと断ぜられてしまう。
彼女はあまり長く膝を曲げているのが面倒だと言い、会話もそこそこに本題に移っていく。
「じゃあフェラしますけど、なにかリクあります?」
リク――リクエストという意味だ。
「どんなことできるの?」
「イラマがいいとか、先っぽだけがいいとか、あとは強弱とか速度とか、大抵のことはできますよ」
「へぇ、ならスローフェラで長時間とかも」
「いいけど、ただ顎疲れるんで長くて一時間ぐらいにはしてほしいです」
「なるほどね」
「あ。一応ですけどフェラの範囲内のことならオプションはかからないんで」
つまり上述したようなプレイはどれでも等しい価値で選べるということ。
こんなことをする相手にも配慮もしてくれることに、淡々とした言動の中に気遣いや心根の優しさを感じた。
「今回は……」
色々と考えてみての答えを出す。
「男主体のフェラ、とかお願いしようかな」
「もしかして私の口をオナホに見立てて、ガンガン突きまくる感じのやつですか」
「そうそう。よく分かったね」
できるかと目線で尋ねると。
「いいですよ。むしろこっちは動かなくていいんで有り難いです」
むしろ快く受け入れてくれる。
自分をオナホという道具だと認識してから、彼女の行動は迅速だった。
下着丸見えのガニ股はそのままに。
体勢を安定させると共に、男に対して抵抗をするつもりがないことを示すために、両手を膝の上に載せてしまう。
「――後はお好きにどうぞ」
そう言うと澄ました顔のまま、あんぐりと大きく口を開いた。
最後にトドメとばかりに、ピンク色の長舌を外へと差し出す。
まさに下品極まりない格好で、舌は唾液で濡れ、あけっぴろにされた穴から湿気が漏れる。
「……悪いけど優しくできないよ」
本人にその気はなくとも、こんな挑発まがいのことをされて手加減はできない。
壁から背を離し一歩前に出ると、少女の頭部にがっしりと両手を置いた。
十の指が黒髪に食い込み、完全に固定してしまう。
「――いくよ」
男性器をぽっかりと開いた穴へと近づけてく。
まずは小手調べだと、既に先走り汁を帯びた男根を、長舌の上に載せた。
ぬめり、粘度の高い唾液が鈴口にまとわりつく。
「ふぅ……」
いきなり奥まで突っ込んではもったいない。
ゆっくりと深呼吸をしながら。
脈動に合わせてゆっくりと、裏筋だけを彼女の突き出した舌の上にすべらせる。
「れぇ~」
眼下の相手から品のない声が漏れた。
どうやらもう一段階長く舌を差し出してくれたようだ。
加えて舌根の筋肉を使い、ピンと張った筋をまんべんなく包み込んでくれる。
「おぉ……」
感嘆だった。
腰を前後する度に、肉厚の舌が男根を磨いてくれる。
おかしな例えかもしれないが、まるで裏筋の部分だけ女性器に挿入しているような感覚を味わった。
「……かえでちゃん……上手だね」
「動いてるのはおーさんでんしょ」
私は何もしてないという顔だが、彼女の持つテクはどうしても隠しきれない。
「そろそろ全部挿れたいんだけど」
「いつでもどうぞ」
前もって告げると、彼女はいっそう大きく口を開けた。
口内で唾液の糸が引き、頬をすぼめたために美しい顔は下品に変形、男性器の挿入を待ちわびる。
頭部を掴んでいた両手に自然と力がこもった。
「――いくよ」
大きく腰を引いて、刹那。
肉棒を勢いよく彼女の腔内に突っ込んだ。
「ンぐ!?」
さすがの平然女子も、眼を大きく見開き、声をあげてしまう。
衝撃的な快楽につい天井を見上げてしまったが、目線を落とすとそこには男に押さえつけられた女の子がいた。
整ったその鼻先はこちらの陰毛に埋もれ、ピンクの柔唇も押し潰されてしまっている。
竿は付け根まで完全に呑み込まれてしまっていて、亀頭は奥の奥まで到達しているのだろう、少女の喉の一部だけが異様に膨らんでしまっていた。
「っ……ン、んー…………」
しかし相手の呼吸が戻るのは速かった。
今までで一番大きいと呼んだそれに、いきなり奥までぶちこまれ驚いたのも束の間、今はもう低温の眼でこちらをただ見つめている。
「辛いかもしれないけど我慢して」
竿を十センチくらい腔内から引き抜いて――また突き刺す。
ごちゅん、どこか固い音が混じった響きがした。
それを何度も何度も何度も繰り返す。
「きもちい……」
彼女はけっして自身の手を膝から外さず、姿勢もそのままキープしている。
時折、根本まで入れてグリグリと頭だけを動かしてみても抵抗はなかった。
いつしか口元からもはやカウパーだか唾液だか判別できない液がだだ漏れで、鼻から下をまんべんなく汚し、顎を伝ってトイレの床へとポタポタ落ちていく。
かえでと名乗った女は使われ続ける。
ひたすらに、ひたすらに、男が欲するがままに――
「っ、射精るぞ!」
現実的なことを言うと、一〇分も持たなかった気がする。
しかし彼女がもっと自分から動いていたら、事はより早々に済んでしまっただろう。
男性主体のオナニー的フェラチオだから、まだ耐えられた部類だ。
「かえで!」
名前を呼んだ相手の頭を、今まで一番強く掴んだ。
掴んだと言うより、自分の股間へと押しつけたと言って良い。
鼻先も、唇も、すべてが潰れ、ありったけの精液を喉に直接流される。
「――――――――」
かえでは無言だった。
ほとんど垂直に見上げるような形で、じっと射精感に浸る男の目を見つめていた。
いっそ何か言ってほしい、何か行動をしてほしい、そう思ってしまうような間である。
しかし彼女は動かない。ただ受け止めるだけ。
その間にも白濁液は抽出され、彼女はごくごくと喉を鳴らしながら胃へと送るのだった。
「……っふー」
完全に射精が終わると、手を放しゆっくりと腰を引いた。
芯の芯まで精を抜き取られた愚息は、本当に愚かなほどぐったりとしている。
「満足してもらえたようで何よりです」
かえでは僅かに目を閉じ、周囲に人がいないことを確認してから扉を開けた。
そして手洗い場に近づくと、蛇口を捻り、がらがらと一度うがいをする。
「胃液が逆流しちゃったんで」
精飲はきつかったのかとドキリとしたが、それを見透かしそうではないとフォローをしてくれる。どうやら胃液のすっぱさが気持ち悪かったようだ。
「えっと、言われたことはこれで終わりですけど」
「あの、さ」
「?」
「確か、本番も……できるんだったよね」
「したいならいいですよ。でも――」
彼女はピースをする。
いやピースではなく、それは数字の二を表したものだ。
「いま手持ちありますか?」
「な……ない」
「私、前払いでしか受けないんで。すいません」
「ぅ……」
ここで譲歩……いや、流れに流れてくれるような人ではない。
大人しく諦めるしか、ここでの選択肢はなかった。
「そんなに焦んなくても、お礼さえくれればお相手するんで」
「ほ、本当に?」
「はい。その時はまた連絡ください」
「…………」
「ただ」
ただ?
「他のお客さんとダブったら、その時はごめんなさいするかもです」
お互い時間の都合が合ったら、また会いましょうと言われる。
「ならやっぱり今日はこれで終わりって感じですね」
「うん……」
「一応ビジネスってことで、改めて感想聞くんですけど、おーさん――」
全てが終わり、そう場が決着して彼女の両肩がふっと下がる。
「じゃなくて、
かえでちゃんが、いや楓が一歩こちらに近づく。
「――ご所望の援交プレイ、どうだった?」
そう、始めからこれは兄が望み、妹が応えた結果のなりきりプレイ。
いわば芝居でしかなかった。つまり全部嘘。フィクションだったのである。
だから安心していいはず。これはどこまで本物らしくても現実ではないのだから。
「すごい興奮してたね。今までで一番勃起してた」
「お前の演技が上手すぎるんだよ」
「お兄ちゃんだって迫真のおじさん演技だったけどね」
「おじ……」
本当にやっているかと疑うくらい、さっきまでの楓はとてもエロかった。
もちろん妹のことは信じているし、だからこそ問いただすようなことはしないけれど。
「そうだ。せっかくお兄ちゃんからお小遣いもらったし、帰りにアイス買ってこっと」
「それはいいけど……」
「あー早くシャワー浴びたい」
プレイにあたり最初は返すと言われたが、お小遣いという形で渡すことにした。
これまで散々世話になっているのだから、それぐらいしてもいいだろう。
彼女は帰宅のことを口にしつつ、しかし忘れてないとばかりに振り返ってふと訊いてくる。
「で、感想は?」
やってもらった以上は向き合わなくてはいけない。
ごちゃごちゃになった心の裡だけれど、これだけはと確かに言えることもある。
俺は未だ冷めやらぬ胸を押さえて答えたのだった。
「――最高だったよ」
もう一度したい。
しかしもう二度と妹のあんな姿を見たくないぐらいには。