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※この作品はR-18作品です、18歳未満の方は閲覧をお断りします。
※この作品はフィクションであり、登場する人物や団体は架空であり、実在の人物や団体等とは一切関係ありません。
※本作に登場する人名及び地名、サイト名やアプリ名及び店名は全て作者の創作であり、実在の人物・店舗及び社名とは一切関係ありません。
※登場するキャラクターは物語上で作られた創作物の設定です、実際の年齢ではありません。
※本作は全てフィクションです。現実で行うことは法律で禁じられています。
一方その頃…
一階に降りた俺は眠っているすみれ達を起こそうとしていた。
「おーい、すみれー、ひぐれー、さくらー起きろー、こんなとこで寝てたら犯すぞー」
すみれのほっぺをペチペチとしても起きる気配がない…仕方ない…
『command prompt: DCD603001 & DCD601003 & DCD602804: awake,』
そう詠唱するとすみれ達はパチリと目を覚ました。
「え?私…どうしてこんな所で?」
「よかった…すみれ、さくら、ひぐれ、起き抜けで悪いんだがちょっと一芝居うってくれないか?」
「へ?」
吐き気を催し口に手を当てるあさ…。
汗が止まらなくなり心拍数が異常なほど上がっていく…瞳孔も開き、先程食べた朝食が喉元までせり上がってくる。
(なんで?なんでこんな事を…これってつまりあの男が…いつから?どのくらいの期間?信じられない…私の大切なひまりがさんが…)
あさは引き出しからカメラのメモリーカードを取り出した。
(あなたを…助けなきゃ…この男を…なんとかしなきゃ…)
すると階下から男の怒号が飛ぶ。
「すみれ!起きろオラ!俺の飯はどうなってんだ?あぁ?」
と乱暴にすみれを叩いて髪の毛を掴んでいるとこだった。
「おじさん!やめて!」
さくらが泣きながら声を上げる。
「ちょっとオッサン!やりすぎだろ!」
金髪の女…杉…杉本?…忘れた…ギャルが止めに入っている。
おじさん?叔父さん?叔父なの?そうか!身寄りのなくなった子供達を引き取ったフリをしてあんなおぞましいことを…。
女を自分の奴隷として働かせ…性処理をさせて…こいつ間違いなく人間のクズだ!
「うるせぇ!俺はなぁ腹が減ってんだよ!飯も用意できねぇのか?ああ!?ホント身体以外はなんにも使えねぇな!てめぇはよ!?」
(このままじゃ!すみれさんやさくらちゃんにまで…)
「ひぐれ!お前はもう帰れ!コイツらに飯を作らせてからも用事ができたからな…へへ」
「ふざけんな!どうせ腹が膨れた次はすみれとさくらに酷いことするんだろ!変態野郎!全部知ってんだからな!」
(え!?さくらちゃんにまで手が及んでいるの?…なんてこと…)
「酷い事?ばーか!これは保護者としての躾けの一環だよ!躾けのなってねぇバカ女達を教育してやってんだ!」
「はい…はい…すぐに…作りますので…ごめんなさい…ごめんなさい…」
「うわあああああああん!さくらもうやだよぉぉぉ~!」
「うるせぇ!クソガキが!次ヒスったらケツ穴の刑って言ってたよな!ブチ犯してやる!」
階下は地獄だ…地獄が広がっている。
あさの目からとめどなく流れる涙…。
刑?彼女達が何の罪を犯したの?
「そうだよ…これは躾けなんだ…ホント姉ちゃんも良いモン残してくれたぜ…遺産と処女を3つもよこしてくれたからな…へへへ」
あさはその言葉を聞いた瞬間なにかのスイッチが入った。
自分でも驚く程冷静になる、相手を1人の人間だと思っていた…。
だからこんなに葛藤があったのだろうか…。
これから1頭の害獣を駆除することになんの躊躇いもなくなり、むしろ善行を積むような気分になってきた…。
あさは落ち着いた面持ちで眼鏡を上げ、涙を拭い、階段を降りていった。
「やめなさい!」
一括の声、俺も周りの子達もその声の主に視線を向ける。
そこにはあさが立っていた…。
今朝玄関を開けた時のように落ち着き、余裕のある美少女が悠々と階段を降りてきた。
「こんな恫喝と暴力しか取り柄のない無能なオスと暮らさなければならない、ひまりさん達が可哀想ですねぇ…」
俺はニヤリと笑う…いい顔だ、本当に良い顔だ…。
こうして面と向かうとモニター越しに見る姿より何倍も良い顔で良い女だ。
「君は…ひまりのお友達だね…何か勘違いがあったようだ…あぁ、ひまりが可哀想?可哀想って…ひょっとして…お話しを聞いちゃったのかい?」
そう言って俺はにじり寄る、あさは男を睨みつけたまま
「ほらぁ…やっぱりそうじゃない…女を奴隷のようにこき使い、やりたくなったらこちらの都合も考えず入れて腰振って出す猿ぅ、ホント最低のクズねぇ…」
「酷いなぁ…でも聞かれちゃったからにはそのクズの言いなりになってもらうしかないな」
「言いなり…ねぇ、やっぱり男って自分が女より優れているって勘違いしているのねぇ…こんな小さな家の中で王にでもなったつもりぃ?」
あさは懐から1枚のメモリーカードを取り出す。
「なんだそりゃ?」
「2階のひまりの部屋にあったハンディカメラのメモリーカードと言えば分かるかしらぁ?」
「…」
「ぐうの音も出ないのかしらぁ?これを警察に渡せばあなたは終わりよぉ…散々女を嬲ってきた報いを受ける時が来たのよぉ」
美しく優雅に階段から降りてきたあさは勝利の笑みを浮かべながら勝ち誇る…だが
「すまんがぁ…本当に何を言っているのかわからんのだがぁ?」
あさの口調を真似して返すとあさのにやけ面は一気に消え本性をむき出しにして怒鳴りつけてきた
「ざけんな!この局面ですら人を小馬鹿にするのか!チンポおっ起てるしか能のないド低能クソオスが!てめぇが私のひまりに手ぇ出してる動画だよ!机の引き出しにしまってただろうが!頭ん中までザーメン詰まってんのか!?」
ギャップ引きとでも言うのだろうか…。
モニターで見ていたあさの優しい笑顔と口調とは似ても似つかない剣幕にさすがの俺もビビってしまい、思わずたじろいでしまった
「真似したのは悪かった…謝るよ…でも私はひまりの部屋の物を勝手に触らないし…引き出しなんて開けたこともない…年頃の女の子の机の引き出しなんて小型爆弾を触る勇気は俺にはないよ…それに俺がひまりに手を出しているって言ってるけど…その映像に俺は出ているのかい?」
(…確かにひまりさんが拘束されて弄られている映像だった…でもそんなことが通じるわけがない)
「そのセリフを警察で言う事ね…誰も信じてくれないでしょうけど…」
「う~ん…そうだなぁ…確かに警察に相談した方が良いかもしれないなぁ…そしたらその引き出しにあった物が誰の物かか分かるかもしれないね…『指紋とかで』…」
俺はポケットからビニール手袋を取り出して見せると、あさは戦慄した…
「そんな…指紋…」
「あぁ、警察には任せた方がいいね、俺がこの家に住んでいるのはみんな知ってるだろうし…で、こっちは引き出しに触ってないって主張出来るし…でもあさちゃんは言ったよね?『引き出しにあった物』って…引き出しを開けた自覚が?」
「…」
「無言は肯定だね?…それともう一つ気になる事があるから、これも警察に相談しようと思っている…なんでみんな寝ていたんだろうね?」
あさの瞳が見開かれる
「陽気に誘われてウトウトと…ぐらいなら分かるよ?だが全員が軽く起こしても起きない程眠る…不思議じゃないかい?これは睡眠薬的な何かだと思うんだ…今朝食べたものはなんだったろうね?」
暫しの沈黙の後、さくらが答える
「すみれ姉ちゃんが作ってくれた朝ごはんと…あさ姉ちゃんが持って来てくれた…クッキー」
さくらが疑惑の目であさを見る…
(やめて…今朝はあんなに可愛い…天使のような笑顔で私を見ていたじゃない…)
「畜生の行為なんで食べずに残っているぜ…クッキー…これがマジなら畜生にも劣らねぇか?これ?」
(うるさい…お前のような動物に蔑まれる所以はない…)
あさの指は悲鳴をあげ震えだした…私は…負ける?勝てない?こんな奴に?
そんなあさに俺は話しかける。
「俺の愛読するマンガの主人公が言っていたセリフなんだが…『相手が勝ち誇ったとき時 そいつはすでに敗北している』って言葉があってね…ダメだよあさちゃんこんな『致命的な1枚』を残しちゃ…」
そういうとスマホの再生ボタンを押す
『さぁひまりさん…あなたの致命的な1枚を私に撮らせて下さい…私に服従するしかない大切な思い出をこれから作りましょう…』
そこにはあさが寝ているひまりに口づけをする姿と優雅に微笑みながらスマホを手にする姿が映し出されると、あさはその場に崩れ落ちた。
「白昼堂々友達を睡眠薬で昏倒させて?キスして?全裸にして?バイブ突っ込んで?引き出しからビデオカメラ勝手に引っ張りだして?ポルノ撮影?最後に脅迫?…これ何アウトだ?警察もどっちの言い分聞いてくれるだろうね…これ」
「ぅわ…ドン引きなんですけど…これ友にやっちゃう系?」
ひぐれが苦虫を潰したような顔で映像を見る。
「…」
あさは無言で俺を睨みつける。
「さぁ…そろそろお仕置きの時間だ…警察に突き出されたくなければ自分で裸になろうか…あっ、服はキレイに脱いでね、暴行されたみたいに乱暴に脱いだらこっちも疑われるからね」
「……えぇ」
あさは立ち上がり手を服にかけた、堂々と毅然とした態度で全てを脱ぎ捨て全裸になった。
「これで満足かしら?涼しい顔しててもどうせチンポおっ起てているんでしょ?汚いオス猿!」
あさは胸も下も隠すことなく堂々と立っていた。
さくらより少し背は高いがそれでも小柄な身体、小ぶりな胸と小ぶりなお尻…だがその身体は白くて滑らかで上品だ。
この小柄な身体であんな事をやらかしていたのか?
「いいぞ…やっぱり女は裸が1番だね…さぁ寝室にいこうか、せめてもの情けだ、ひまりが起きる前に来い」
「せっかちな早漏野郎ね…喉が渇いたからお水を貰うわ…それからでもいいでしょ?」
そういってキッチンに向かうあさ…。
俺の胸がざわつく…。
コイツがこんなに諦めがいい訳がない!
「あさ!待て!」
と叫ぶがそれと同時にあさはキッチンに入ってあるものを手にする…。
それは包丁だった。
「みんなは離れてなさい…私が狙うべき相手は1人…あなた1人なのよ…」
俺はすみれ達の前に立つ。
「どうしてかな?…私は好きな人と一緒にいたい…ただそれだけなの…お前さえいなければ全部上手くいってたのに…こんなクソオスに…こんな…」
「そうだな…俺さえいなければ〜今頃お前は…どうしていたと思う?」
「あぁ?」
「シュミレーションだよシュミレーション、もし仮にだ、俺がいなかったとしよう…そうだったらお前はどうしていた?」
「それは…一緒に楽しくお喋りして…」
「のっけからシュミレーションが破綻してんじゃねぇか、お前はクッキーを持参してきた、ということは寝てる相手とどうやって楽しくお喋りするんだ?もっと深掘れよ」
「うるさい!」
「頭に血が登って考えられんか?なら俺が代わりにシュミレーションしてやる、爽やかに現れたお前はクッキーを全員に振る舞う、眠ったところでひまりの服を剥ぐ、ばら撒かれたら困るような写真や動画をな」
「ついでにといってすみれとさくらも服を剥いで同じように脅迫するだろうな…あぁ…今日はひぐれもいたからひぐれもひん剥く、だが羞恥心の低いひぐれはこの程度では足枷にならないかもしれないな」
「あれ?アタシ微妙にディスられてね?」
「まぁまぁ…」
すみれがひぐれをなだめる中、俺は話を続ける…
「だからお前は本当にひぐれの写真を個人情報付きでばら撒いてひぐれを地獄に落とすだろう…今のお前が欲しいのはひまり、さくら、すみれの順か?見せしめとして1人殺せば震え上がって絶対服従だろう…」
「まぁ今日1日でそこまではできんだろうから確実にひまりだけは堕とすだろうな、おおかたさくらとすみれの写真をチラつかせ、今頃は恍惚の表情でひまりに自分のマンコを舐めさせていただろうな」
「逆になんでそんなにえげつないことをサラサラ言えるんだよ…引くわ」
「まぁそうよね…」
すみれが苦笑いをしながらひぐれの意見に賛同する…
「どうかな?だいたい合ってたか?」
「……デタラメよ」
「当たらずも遠からずってとこかな?」
「…」
「そうだろう?人を落とし自分だけが高みに上がる、それがお前がシュミレートした世界…お前は自分が善で周りが悪だって思っているんだろう?悪いが間違ってるぞ?」
「私の…何が間違ってるって言うのよ…」
「お前はそこら辺にいるワルよりよっぽどワルだ…悪に成りきれず自分を正当化する偽善者…俺はなお前は俺と似ていると思った…お前にとっては心外かもしれんが勝手にシンパシーを感じていたが違ってた、お前は自分の悪さえ正当化する卑怯者の偽善者だ」
「あたしは…あたしはひまりを幸せにしたいだけよ…こんな酷い世界から救い出してあげたいのよ…誰に責められようと私はこの手で…自分勝手で性欲のことしか頭にない男からの呪縛を解いてあげたいだけよ…」
「男からの呪縛?」
「そうよ…あんたみたいな人間のクズがあんなに綺麗な女の子に手を出していいはずない…正しいのは私…だから性欲まみれの男を殺しても正義…それが許される…許されるべきなのよ」
「殺す?正義?…プッ…ククク」
「なにが可笑しいのよ!?」
「だって俺が言ってた通りじゃん!お前は卑怯で矮小な偽善者だ!まぁお前らの年相応な思春期の主張だとは思うがな!正義を振りかざして俺を殺す?さっきも言ったじゃん、例え俺が居なかったとしても、俺を殺してもひまりたちの待遇は変わらねぇ!」
「お前は上の立場に立った途端に豹変するさ…私が命がけでお前達を救ったからその対価を寄越せと、頭が変わってもあいつらの舐めるものがチンポがマンコに変わるだけだ!」
「ふっ…ふざけるな!私はそんなことしない!」
自信がないのか、少し小さな声で反論しようとするあさを無視して俺はひぐれに問いかけた
「ところでなんだがひぐれ、俺のことどう思う?仮になんだが俺とあさ、どうせ支配されるならどっちを選ぶ?」
ひぐれは面倒臭そうに頭を掻きながら答える
「んだよそのクソみてぇな選択肢…オッサンのこと?そりゃもう最低でクズでエロい奴だな…だが少なくともオッサンは睡眠薬なんて卑怯な真似はしなかった、アタシはオッサンより僅差でお前の方がキライだ…」
「凹むご意見をありがとう…じゃあすみれ、俺のことどう思う?仮に俺とあさ、支配されるならどっちを選ぶ?」
「その…どう思うって…その…」
話を急に降られたすみれは赤面しながモジモジする
「いや…こんな空気でノロケられても白けっから…ほら!支配されるならどっちよ?」
呆れた顔ですみれの答えを引き出そうとするひぐれ
「ノロケって!そんなんじゃ…私はご主人様…です」
「ありがとなすみれ、さくらは?」
「ご主人さまはえっちー、ご主人さまー」
「うん、元気でよろしい!」
「…」
「だとよ…お前より俺の方がマシ…つまりお前の言う正義はおチンポ脳の俺以下だということだ…では誰がその正義を決めた?俺の娘達は俺を選んだ…多数決で言えばこの場においてのお前の正義はお前だけの正義だ、文字通り独善だ」
「…」
「お前の言う正義なんかこの世にない…あるのはお前の中だけだ、例え俺が今殺されても娘達の中の正義がお前を許さない、お前の正義はこれからもずっと負け続けるだろう…だからお前は自分の行動の意味をよく考えるんだな…それが俺からの正論だ」
俺はゆっくりとあさに近づく、包丁はまだ握られたままのあさはそのまま動かない。
「まぁ…俺も悪いおっさんだが、俺はそんなお前が好きだぞ?…ほら包丁をよこせ…」
手を伸ばすとあさは躊躇いながら平行に向けていた包丁を上に向けると…
「確かにあなたの仰る通りなのかもしれないわね…でも私はあなたには屈しない…たとえ死んでも私の正義を曲げない」
刀身を自分の喉に向けた…。
お付き合い頂きありがとうございます
できるだけ毎日コツコツ投稿していきたいと思っていますのでよろしくお願いします
次の話ぐらいで出てきますが、あさちゃんはとある理由でキレると男言葉になるようにしています
メガネは伊達なのでメガネ外すと戦闘モードに切り替わるような感じです