※この作品はR-18です。

こまぷろ!   作:鷲見氏ぃ。

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各話19時00分/日に全話投降予約完了しましたのでよろしくお願いします

全52話となります最終話投稿は2026.9/19(土)19:00投稿となります

よろしければ最後までお付き合い頂ければ幸いです

※この作品はR-18作品です、18歳未満の方は閲覧をお断りします。
※この作品はフィクションであり、登場する人物や団体は架空であり、実在の人物や団体等とは一切関係ありません。
※本作に登場する人名及び地名、サイト名やアプリ名及び店名は全て作者の創作であり、実在の人物・店舗及び社名とは一切関係ありません。
※登場するキャラクターは物語上で作られた創作物の設定です、実際の年齢ではありません。
※本作は全てフィクションです。現実で行うことは法律で禁じられています。





マゾ対ヤンマゾ

 

すみれがまひるに弟子入りして数日が経過した平日の夜…。

 

ひぐれは実家へ帰り、あさとひまりは就寝、さくらが今夜のご主人様とのお相手ですみれとまひるのスケジュールが空いたのでまひるはすみれを自分の部屋に招待する。

 

一番最後にこの家に越してきたのに、この部屋が一番散らかっていた…。

 

まひるは学校のプリントや本、すみれには見たこともないような得体のしれないグッズを部屋の隅へ押しやり、部屋の中央にスペースを作るとあぐらをかき、すみれをその前に座らせた

 

「すみれさん…早速ですが修行を始めましょう」

 

「え?…修行って…その前に部屋の掃除を…」

 

すみれは惨憺たる部屋の汚れっぷりに落ち着かない様子で周囲を見回す

 

「まずは…貴女のマゾとしての自覚を促します…貴女はマゾですよね?」

 

「わ…私は…マゾ…です」

 

「そうです、貴女はマゾなんです…では、どうしてマゾなんですか?」

 

「え?…それは…その…ご主人様に…」

 

「違います…マゾだからこそご主人様の事が好きになったんですよ?」

 

「え?そうなの?…でも私はご主人様に好きになってから、そういう風に…」

 

「いいえ、貴女は生まれた時からマゾだった…貴女はマゾだからこそご主人様を好きになったんです…わかりますか?」

 

「いや…でも…」

 

「マゾは貴女の性癖です…貴女がマゾだから、ご主人様に惹かれる…ご主人様の言う事を聞きたくなる…貴女の身体が貴女にそう言っているんですよ…」

 

「…そうなの?」

 

「はい、貴女はマゾなんです…だから私の言う事も聞きますね?」

 

まひるは畳みかけるように質問し、そしてその反論を論破していき、すみれに結論を強制する…もはやパワハラのような講座が始まった

 

「…はい…師匠の言う事を聞きます…」

 

「よろしい…では次にいきましょう…貴女はマゾです…ならば貴女は痛みを感じるはずです…痛みを感じる事ができるのです…それでは今から貴女に痛みを与えます…その痛みを感じて下さい…」

 

まひるは立ち上がると、すみれの頬を思いっきり平手で叩いた。

 

乾いた音が室内に響く…

 

「あっ!痛っ…」

 

「どうですか?痛いですか?」

 

「痛いです…」

 

「痛みを感じましたね…では次に…」

 

今度はすみれの胸を思いっきり抓んだ

 

「ひゃあっ!痛い…痛いです…」

 

「最後に…」

 

まひるはすみれの髪を掴み、髪を引っ張りながら立たせた…。

 

といってもまひるの方が圧倒的に背が低い為、すみれは膝をつくぐらいの位置になった

 

「痛い…痛いです…髪が…痛い…」

 

「如何でしたか?痛みを感じましたか?」

 

「はい…感じました…師匠」

 

「よろしい…では次の段階に進みます…貴女は痛みを感じる事ができます…ではその痛みを感じた時、貴女はどう感じましたか?」

 

「え?…どう…とは…」

 

「痛みを感じた時、貴女の身体はどうなりましたか?」

 

「…身体は…痛みで強張って…」

 

「では心は?」

 

「心は…怖かったです…」

 

「そうです…痛みを感じると人は恐怖します…痛みから逃げようとします…ではその恐怖とはなんでしょう?」

 

「それは…痛みを…もっと与えられるのでは…という…」

 

「そうです…人は痛みに恐怖を感じます…痛みを与えられる恐怖…痛みを感じる恐怖…ですがマゾはその恐怖を感じることで悦びます…その恐怖を感じる自分に悦びを感じる…恐怖を感じながらも、恐怖を楽しむ…それがマゾなんです」

 

「恐怖を…楽しむ?」

 

「えぇ、では…貴女は痛みを感じました…ではその痛みを与えた私をどう思いましたか?」

 

「え?…まひるちゃんのことは…」

 

その瞬間すみれの頬をまひるが再び打ち、訂正させる

 

「2人きりの時は師匠と呼びなさい」

 

「っ…はい…師匠のことは…怖いと思いました…」

 

「そうです…痛みを与える者は怖いのです…ではその怖さをどう思いましたか?」

 

「怖いのは…嫌だと思いました…でも…」

 

「でも?」

 

「でも…私の痛みを与えてくれる師匠は…私を愛してくれている…そんな気もして…」

 

「そうですね、痛みを与える者は怖い…でもその痛みを与えてくれる者は、自分に歪ではありますが、愛情を持ってくれている…その矛盾した感情が貴女を混乱させます…そしてその混乱した状態をマゾは好むのです…つまり恐怖を感じることで、自分が悦んでいる…その悦びを感じるのです…」

 

「恐怖が…喜び…」

 

「そうです…では、貴女は痛みを与える者に恐怖を感じます…そしてその恐怖を感じる自分に喜びを感じる…つまり貴女は痛みを与える者に恐怖を感じながらも、その恐怖を与えてくれたことに喜びを感じる…貴女は痛みを与える者を愛するのです…」

 

「痛みを…与える者を…愛する?」

 

「えぇ、つまりはご主人様です…ご主人様は貴女に痛みを与えます…貴女はその痛みに恐怖を感じます…ですが、その痛みを与えてくれたご主人様に愛を感じる…貴女はご主人様を愛するのです…痛みを与えてくれるご主人様だけを愛するのです」

 

「ご主人様を…愛する…私が?」

 

「はい、貴女はマゾですから…貴女はご主人様を愛するのです…貴女はご主人様に痛みを与えて欲しいと願う…そしてご主人様は貴女に痛みを与える…貴女はその痛みに恐怖を感じるが、その痛みを与えてくれたご主人様を愛する…これがマゾの本質です…わかりましたか?」

 

「わかりました…師匠…私はマゾだから…ご主人様に痛みを与えて欲しい…そしてその痛みを与えてくれるご主人様を愛する…ということですね?」

 

「そうですね、では…貴女のマゾ心に火を灯しましょう…私は今から貴女に痛みを与えます…その痛みを感じてください…そして恐怖を感じてください…そしてその恐怖を感じた自分に喜びを感じてください…」

 

「はい…師匠」

 

「承知しました…では始めます…まずは…」

 

まひるはそう言うとすみれの服を脱がせ、全裸にするとゴミの様に散らばる物の中からアイマスクを取り出し、すみれの目を覆う

 

「目隠し…ですか?」

 

「そうです、視覚を奪うことで恐怖心を煽ります…次に…」

 

まひるは再びゴミの中から紐を取り出し、すみれの両手を後ろで縛り上げる

 

「両手を縛る…ことで身動きを取れなくします…」

 

「はい…師匠…」

 

すみれは言われた通りにまひるの指示に従い、目隠しをされ、手を縛られ、膝立ちの状態で待つ…

 

「では…始めます…ちょっと待ってて下さいね……あれ?」

 

暗闇の中でまひるが再びゴミの中から何かを漁る音がする…。

 

これから何をされ、どんな目に遭うのか不安と、恐怖と、期待と、興奮と、色々な感情が混ざり合いながらすみれの呼吸を荒くしていく…

 

「あ、あったあった」

 

少し離れたところからまひるの声がした…。

 

それからガサゴソとゴミをかき分けこちらに近づいてくる音がする…。

 

理不尽な暴力が執行される時が近づいて来る音に、すみれの感情は更にかき乱された…。

 

するとすみれの耳元でまひるが囁く…

 

「すみれさん…今…私が何を持っているか…分かりますか?正解したらご褒美をあげます、但し不正解の場合は…おしおきです…」

 

耳元で囁かれることで更に言葉に敏感になるすみれ…。

 

そこへ更に『おしおき』という言葉を乗せられすみれの被虐心は更に高まった

 

「え?…えっと…それは…鞭…ですか?」

 

「素晴らしいです、正解です…初心者向けの軽くて柔らかい鞭です、それじゃあ…ご褒美を差し上げますね?」

 

正解して安堵するすみれ…しかしまひるのごほうびは容赦のないものだった

 

「ひゃああああ!」

 

すみれの胸に鞭が振るわれ、赤い痕が残る

 

「痛い…痛いです…師匠…」

 

「痛いですか?でも貴女は喜んでいますね?この痛みを…」

 

「うう…痛いのに…身体が…熱い…」

 

「そうです、貴女は痛みを感じながらも、身体は喜んでいる…では次に…どこに打ちますか?貴女が選んで下さい…」

 

「え?…私が…ですか?」

 

「えぇ…どこが良いですか?貴女が打って欲しいところを言って下さい…」

 

「私が…打って欲しい…場所…」

 

「えぇ、貴女の痛みを与えて欲しい場所を…言って下さい」

 

「私の…お尻を…お願いします…」

 

「お尻…ですか?ではお尻に打ちますね…」

 

まひるは鞭を振り上げると、すみれの胸を思いっきり打った

 

「ひゃああ!そんな…約束が違う!」

 

「そうですね、そうですよね?理不尽ですよね?お尻を希望したのに胸を打たれましたよね?…どうですか?この理不尽な痛みは?」

 

「痛い…でも…嬉しい…私が望んだ痛みと違う痛みが…嬉しい…」

 

「そうです、貴女は理不尽な暴力を望んでいる…望んでもいない痛みを望んでいる…では次はどうします?お腹にしますか?それとも足にしますか?…いえ、もしかしたら顔に打って欲しいですか?」

 

「顔は…ダメです…お腹…お腹に…お願いします…」

 

「ではお腹に…」

 

まひるはそう言うと再び鞭を振り上げ、今度はすみれの足を思いっきり打った

 

「あぁぁっ!…また…」

 

「凄いですね!やはりすみれさんは『理不尽』や『不当』など、理解の範疇から逸脱する暴力に強い反応を示しますね?過去に何があったのでしょう?」

 

「知らない!そんなの!知らない!」

 

すみれはそう否定していると、アイマスクで遮られた闇の中なのに、ふと横に誰かいるような気がしたので隣を見る。

 

するとそこには幼い小学生の頃のすみれが自分を見つめていた。

 

吉川さんにいじめられていた頃の自分…不当な暴力に屈していた頃の自分の姿にすみれは驚愕する…。

 

すると小さなすみれは後ろ手に膝をついてお尻を突き出しているすみれの耳元で囁く…

 

「何が不当な暴力に屈していた頃よ…あなたはあの時、あの暴力に恐怖を感じながらも、そして喜んでいた…」

 

「ちが…違う…そんなの…」

 

「吉川の恐怖と暴力に惹かれていたんでしょ?だからあの子がいじめられていた時…その暴力が欲しかったんでしょ?身を挺して助ける?…バカバカしい!本当はお前が欲しかっただけなんでしょ?あの子が羨ましかったんでしょ?」

 

「やめて…やめてよ…お願い…」

 

「あの子がいじめられていた時、お前の股間は熱くなってたんでしょ?自分があの子の代わりに殴られて、蹴られて、罵倒されて…そんな妄想をして…最低ね…」

 

「やめて!もうやめて!お願い…」

 

小さなすみれの後ろにもう一人の気弱そうな女の子がいた…。

 

いつもクラスで孤立していて…仲間に入りたそうにしていたけど一歩踏み出す勇気が無くて…。

 

その子がすみれの隣まで不安そうな目をして近寄ってくる…。

 

やめて…来ないで…もう私…あなたに会わせる顔が無くなる…。

 

迫る恐怖の中、その子が口を開く

 

「本当なの?すみれちゃん?」

 

 

その子の名前は…

 

 

「やめてぇぇぇぇ〜!!!んぐ!」

 

すみれがあまりにも大きな声で叫んだので、咄嗟にすみれの口を塞いだまひる…

 

「っつ!…ごめんなさい…ちょっと、調子に乗りすぎました…」

 

すみれは涙を流し、嗚咽しながらもまひるの指を噛みしめていた…。

 

まひるはすみれの口から手を離し、アイマスクを外すと、すみれを抱きしめる…。

 

すみれの口の中に鉄臭い血の味が広がる

 

「ごめんなさい…すみれさん…私の浅はかな考えで貴女を傷つけてしまいました…」

 

「うう…うぅ…師匠……指…」

 

「大丈夫ですよ…この程度の事で少しはすみれさんの心を傷つけてしまった償いとなるのでしたら、いくらでも噛み締めて下さい」

 

「師匠…私…昔の自分に…会ってしまいました…私…昔の自分が…嫌い…」

 

「えぇ…過去の自分が嫌いなのですね…でも過去の自分を否定してはいけません…過去の自分があったから、今の貴女がいるのですから…」

 

「でも…あの頃の私は…最低だった…」

 

「いいえ…今の貴女は過去の貴女を否定してはいけません…過去の貴女を肯定し、受け入れ、今の貴女を愛さなければいけません」

 

だんだんすみれの目が虚ろになっていく…。

 

それと引き換えにすみれの口角は上がっていき、笑みを浮かべる

 

「ねぇ〜ししょ〜、鞭で打たれるだけでこんなにも気持ちいいならさぁ〜…死ぬまで首を絞めたら死ぬほど気持ちいいのかなぁ〜…えへへへ…」

 

「えぇ、それも素晴らしいことでしょうね…ですがすみれさん…夜ももう遅いです、今日の特訓は終わりにしましょう」

 

明らかに様子のおかしいすみれに直感的な危機感を抱いたまひるは特訓の終了を申し出る…だがすみれはそれを良しとしなかった

 

「どうしてぇ~?こんな最低な女、死ぬまで嬲ればいいんですよ…えへへ…」

 

「それはいけません、貴女はご主人様の女です。死ぬまで嬲るのはご主人様の仕事です」

 

「そう…ご主人様ね…ご主人様が私を嬲ってくれるのね…嬉しい…でも師匠…私まだ痛いの欲しい…もっと痛いのを下さい…」

 

「まだ痛いのをご希望ですか?」

 

「えぇ…痛いのを…お願い…ししょ~」

 

拘束されているすみれはまひるの小さな足を舐めながら懇願する…。

 

まひるはすみれの様子がおかしいと感じていたが、まだ痛みを欲しがっている今の段階なら、まだ大丈夫だと判断する

 

「良いですね!特別な才能に溢れる貴女には地獄の責め苦ではなく、天にも昇るような責めが良いでしょうね…」

 

咄嗟にまひるはすみれの自尊心と承認欲求を満たすように全てを肯定する…。

 

これはシリアルキラーやメンタルヘルスラーと対峙した時の対応法としてまひるが学んでおいた生存戦略の1つだった

 

「あぁ…それいい…それちょうだい…」

 

まひるはすみれから目を離さないようにし、足下に落ちているバイブを拾い上げながら…

 

「では…すみれさんの天国へとご案内しますね」

 

そう言ってバイブをスイッチオンにすると、すみれのマンコに当てる

 

「あぁ…これ…すごい…振動が…あぁ…」

 

「このまま、挿れますよ?」

 

「うん…入れて…入れて…」

 

まひるはゆっくりとバイブをすみれのマンコに挿入していく…。

 

するとすみれは歓喜の声を上げる

 

「あぁ!すごい…あぁ…あぁ…気持ちいい…すごい…」

 

「並みの女ならこれで十分なのでしょうが、まだ貴女のような才覚溢れる方には足りないでしょう?合わせ技で天までご案内致しますのでしっかりと臨死体験して下さいね!っと!」

 

まひるはバイブを挿入したまま、すみれのお尻を鞭で打つ

 

「あぁああ!痛いのと気持ちいいの…一緒…あぁあ!」

 

「どうです?この痛みと気持ち良さが混ざり合う感覚は?気持ち良くないですか?」

 

「うん…しゅごい!…気持ちいい…もっと…もっと!」

 

「では…では…貴女の理性を溶かし…魂を天へと昇らせて差し上げます…覚悟して下さいね!」

 

「うん…うん…もっと…もっと!」

 

まひるはバイブをすみれの膣内で激しく動かし、すみれの身体に鞭を振るい続ける…。

 

すみれの身体は痛みと快楽で痙攣し、口からは涎を垂らし、理性を溶かされた脳は天国へと旅立つ準備を始める…

 

「あぁ!あぁ!あぁ…ししょ…これ…しぬ…すごい!」

 

「そうです…貴女は凄いです…この快楽に…痛みに…耐えられる貴女は逸材です…この快楽を貴女の全てで受け止めなさい…」

 

「あぁ…はい…受け止め…あぁ!…受け止めます…あぁ…あぁ!」

 

「では…昇天なさい…すみれさん!」

 

「あぁ!あぁ…い…イ…イグゥゥゥゥ〜〜〜!」

 

普段のすみれからは想像もできないような声で絶頂し、その場に倒れ込んだ…。

 

まひるはすみれに毛布をかけてあげてバイブを抜き取り、鞭を置く

 

「お疲れ様です…すみれさん…」

 

すみれはまひるの部屋の中で眠りについた…。

 

まひるは勉強机にある三角定規を手に取り、一番鋭角な辺に自分の指先を当て、爪と指先の間に入れていく…。

 

まひるがよく考え事をするときに行う行動で、爪の奥に定規が入っていく時の適度な痛みが考えを纏まらせる…

 

「私の想像をはるか上を行く逸材でしたね…」

 

まひるはすみれの才能に感嘆しながら、自分の目の前で眠るすみれを見つめ、微笑む

 

「いずれ私を超える逸材…でも貴女の求めるものは快楽ではなく…快楽の末の死なのですね…」

 

まひるはすみれの言葉を思い返す…。

 

死にたい、死ぬほど気持ちいい…まひるはその言葉が好きではなかった…。

 

痛みを愛するマゾとして生まれた自分だからすみれの気持ちは理解はできる。

 

だが、まひるのマゾとして生きる道はすみれの進もうとする道の対極にある。

 

自分はこのような性癖を持ちながらも生きようとしているのに、すみれは全てを手放そうとしている。

 

それは一つの道としてはそれが完結、一つの究極なのだろう…。

 

だがそれを肯定すると、自分の進む道が死の恐怖に晒されながらも生に執着する醜いごっこ遊びのような思想のように思えてくる。

 

だからこそすみれの進む道を認めない…。

 

貴女が孤独な求道者なら止める理由もないのだが、残念ながら今の貴女が道を踏破すれば悲しむ者が多すぎる…。

 

だから貴女を包む多くの者の為に貴女の逝くべき道を認める訳にはいかない。

 

逝かせない…

 

「私にできる事はは貴女を死なせないこと…貴女の心を救うこと…私は師匠ですからね…」

 

まひるはすみれの頭を撫で、自分も眠りについた…。

 

 

翌朝、すみれは目を覚ました…。

 

頭は痛く、身体中がだるい…。

 

昨夜の記憶が蘇ってくる…だがあまり覚えていない…。

 

覚えているのは、おぼろげな師匠の講座と、そして閃光のような痛み…

 

ハッとしたすみれは自分の身体を見回した…。

 

すみれの身体のあちこちに微かに残る赤い跡、痛みの割りにはあまり跡が残っていなかったのでホッとするすみれ

 

「痛みのワリにあまり跡になってないですよね?初心者用の鞭ですから大丈夫ですよ…んっ!」

 

その声に驚き振り返るとまひるはバイブを挿入しながら自分の身体を慰めていた

 

「まひるちゃん…朝から…」

 

「今日は朝から調子が良いんですよ…1日1イキです。それよりすみれさんはどうですか?お身体は大丈夫ですか?」

 

まひるはそう言うとバイブを抜き、すみれの隣に座る

 

「大丈夫…です…でも、昨夜の事…あまり覚えてなくて…」

 

「それは当たり前ですよ、あまりにも強い快楽を与えすぎると、脳が記憶を拒否しますから…ですが、しっかりと身体は覚えているので、その時の感覚を思い出すと貴女の身体は自然と反応していくはずです」

 

まひるはそう言うとすみれの乳首を優しく抓る

 

「ひゃん…あ…確かに…痛いのに…身体が…」

 

「そうですね、でも昨日の私は貴女の身体に強い刺激を与えすぎました…それについては謝罪させて下さい…でもこれからは貴女の身体を徐々に慣らしていくようにしますので安心して下さい」

 

「ありがとう、まひるちゃ…あっ!…朝ごはんの準備しなくちゃ…」

 

「そういえばそうでしたね…急いで着替えて朝食の準備をしましょう!」

 

「そうね、じゃあ私も着替えてくるから、キッチンで会いましょう」

 

そう言ってすみれはパジャマを着てからそっと扉を開け、外を確認する…誰も居ないのを確認するとまひるの方を振り返りながら

 

「ありがとう、師匠」

 

と言ってそっと扉から廊下へ出て行った…。

 

まひるはゴミの中からいつものワンピースを取り出し袖を通す。

 

いつ犯されても良いように着る服はベルトも無いワンピ一丁なので、まひるの着替えは秒で終わる…。

 

そして再び椅子に掛け、三角定規を手に取りながら

 

「ご主人様…これはちょっと面倒なことになるかもしれませんよ?」

 

と言いながら爪の間に定規を押し込み始めた…。

 




お付き合い頂きありがとうございます

ということですみれさんは破滅願望のあるドMでした

個人的にまひるちゃんが椅子に掛けてからのM論を展開していくところが気に入ってます

言ってることはドMなのに、求道者とか踏破とか…なんかカッケーのが腹立つなw
って思いながら書いてましたw
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