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全52話となります最終話投稿は2026.9/19(土)19:00投稿となります
よろしければ最後までお付き合い頂ければ幸いです
※この作品はR-18作品です、18歳未満の方は閲覧をお断りします。
※この作品はフィクションであり、登場する人物や団体は架空であり、実在の人物や団体等とは一切関係ありません。
※本作に登場する人名及び地名、サイト名やアプリ名及び店名は全て作者の創作であり、実在の人物・店舗及び社名とは一切関係ありません。
※登場するキャラクターは物語上で作られた創作物の設定です、実際の年齢ではありません。
※本作は全てフィクションです。現実で行うことは法律で禁じられています。
一方、
「おじさん…少し待っててもらえますか?」
泣きながらひぐれ達を見送った後、すみれは涙を拭いながら決意に満ちた顔で俺にそう言うと2階に駆け上がった。
何か自分がおかしい…体調は万全なのだが記憶に何か問題があるらしく、さくらやひぐれが口々に言っていた「記憶がない」という言葉…。
おそらく今自分が感じている自分は、まともではないのだろう…。
記憶が薄い時には何か取っ掛かりになる記憶から辿れば思い出すこともあるが、今回はまるで違う。
思い出すべき記憶そのものがぽっかりと無い。
ホールドの無いボルダリングのように辿って行くことすら叶わなければ思い出すべき記憶にすら届かない…。
すみれは自分の置かれている状況に恐怖し始める。
自室の机からノートと筆記用具を取り出し、今自分がおかれている状況、おじさんとのこと、直美のこと、さくらのこと…そして、ひぐれに酷いことを言ってしまっていたこと、ケンカしたこと…。
とめどなく溢れてくる涙を拭いながら必死に書いた。
もし自分が忘れてしまっても…必ず思い出すことができるように…。
すみれが2階に上がって暫くの間、俺はソファーに掛け、己の無力感に苛まされていた。
これまでのことは多少のイレギュラーこそあったが、俺の台本通り…楽しくロールプレイを満喫していた。
だが今回は違う、台本なしのガチンコ…すみれのアクシデントに皆が巻き込まれただけだ。
だがひぐれは、そんなすみれに正面から立ち向かった。
さくらは切れそうな二人の仲を取り持つ為に奔走した。
ひまりも、あさも、まひるも、各々の立場でやれるだけのことをしている。
…じゃあ俺は何をした?
俺がしたことはせいぜいポチにアシストしてもらいながらすみれの記憶をジワジワと削るぐらい…。
まるで俺が病魔じゃねぇか!
なにがご主人様だ、なにがコマンドだ…自分で1からプログラミングしたわけでもない、誰かのデータをAI頼りに組み込んだだけの只の男…。
娘達の行動力を目の当たりにし、どこまでも自分の無力さを思い知る…クソッ…クソッ!
俺はイライラを抑えられず、近くにあったゴミ箱を蹴っ飛ばすが、散乱するゴミを更にイライラしながら片付けることとなった
「ごめんなさい…」
そんな俺の姿をいつの間にか2階から降りてきたすみれに見られていた
「あ!…あぁ〜これは…その…たまたまぶつかっただけだから!気にするな」
「あれ?北町先生は?」
「あぁ…スリープさせたよ」
「スリープ?寝ているってこと?」
「あ!あぁ…そうそう、そういうこと…」
すみれの準備が整ったのだろう、俺は慌てて散らばったゴミをまとめて捨てる。
するとすみれは俺の背中にそっと寄りかかってきた
「んん〜♪相変わらずおっきくてガッシリした背中だな〜…子供の頃、おじさんの背中を見かける度に飛びついておんぶしてもらったのよね〜…懐かしいな~…」
「久しぶりに背負ってみようか?」
「ダメよ〜、あれから比べたら私もずいぶん大きくなったから重くておじさんが潰れちゃうよ?」
「このワシを年寄り扱いするとはのぅ〜、なんか意地でもすみれを背負ってみたくなった!ほれほれ、乗った乗った」
そう言って俺は自分の肩を叩いて、すみれを促した。
すみれは少し恥ずかしそうに俺の肩に手を乗せる
「ええ~…なんだか久しぶりで、ちょっと怖いな…よっ…ん…」
すみれの手が俺の背中に掴まっているのを確認すると、俺はグッと背中を丸め、すみれを背中に乗せると、すかさずすみれの腿に手を回した
「ひゃ!わっ!わっ!」
「おぉ〜!すみれちゃんもずいぶんと大きくなったなぁ〜!」
「おじさん、危ないから降ろして〜」
「大丈夫だよ、まぁこれにひまりとさくらが飛びついてきたら無理だろうけどね…」
「ふふふ…あははは…」
2人で笑いながらリビングをウロウロと歩き回る…。
しかし、ソファーを一周もすれば互いに黙ったまま、静かに時間が流れる…。
歩く度に俺の服の擦れる音と『チッ、チッ、チッ…』と時計の秒針だけが響いた。
すると、俺の肩にあったすみれの手が俺の胸元に回り、ぎゅっと抱きしめられた
「あぁ…この記憶も、私の気持ちも全て消えていってしまうのかな…ヤだなぁ〜」
俺の背中にポタポタと水滴が落ちるような感触がする。
もちろんそれが何かは分かる…。
分かってはいるがそれを拭ってやれる術がないことに再び憤りを覚えた…
「すみれ…俺はな…今のお前に…なんにもしてやれない…こんなにも無力な男なんだなぁ〜ってな…」
すみれの手に暖かい水滴が落ちるような感覚がする。
それが何かは分かったすみれは俺の頬を流れる涙を拭う
「おじさんは無力なんかじゃありませんよ?この大きな背中と大きな手が…心細かった夜にどれだけ支えてくれたことか…」
すみれにとってはかけがえの無い思い出なのだろう…。
だがそれも俺が作り出したプログラムの一つにしかすぎない。
俺はこの役に対して急激に罪悪感が湧いてきた
「あんなのはただのまやかしだ!その場しのぎの嘘だ!俺はお前達のことなんて診てなかったんだよ!」
するとすみれは俺の背中に頬を寄せながら言う。
「そうなのかもしれませんね、私達を見てなかった…お母さんを振り向かせる為だったとしても、私にとってはおじさんと過ごした日々はとても楽しくて暖かいものでしたよ?…」
んん?…あ!そういうことか!
「あ、違う!そうじゃなくて!」
話が噛み合ってなかったので訂正しようとするが、すみれはペシペシと俺の頭を叩きながら
「いい訳しない!それにお母さんより私達の方が好きになったんじゃないんですか?」
「いや!もちろんそうなんだけどね?お前達が大好きだよ?」
「じゃあお母さんの話は終わり!私達だけを見て下さい!」
「あ…はい…ニホンゴムズカシイネ…」
「もういいです…そろそろ降ろして下さい!」
すみれの地雷その1、母親のことを出してしまったから機嫌を損ねてしまったようだ…。
俺はその場ですみれを降ろしてあげた。
するとすみれは俺の前に立つと爪先をピンと上げて俺にキスをする。
ギュっと俺を抱きしめ、舌を絡めてくる…俺もそれに合わせて舌を絡め、すみれを抱きしめる…
「ん……あ………んんっ!…」
暫くの間続いたキスをお互いに解く…。
すみれは真っすぐに俺を見つめながら
「抱いて下さい…」
と言って、スカートのホックを外した…ストンと落ちるスカート、白く可愛い下着が露わになった。
「いいのか?って俺が聞くのも…なんか変だな?」
「そうですよ、私はあなたの性奴隷なんです、奴隷がお願いしているんですよ?…」
すみれは自分の胸に手を当てながら
「この快楽も忘れてしまうかもしれないけど、できるだけ身体に残しておきたいんです…あなたを…」
「うん…じゃあいつも通りいくか…じゃあすみれ…脱げ…」
「はい、ご主人様」
すみれは手早く服を脱ぎ、全裸になるとソファーに横になり足をM字に開いた
「…よく見えますか?」
俺はすみれの隣に座ると、すみれのマンコを広げる…。
小陰唇の奥に見える膣口…そこに俺の指を滑らせるとヌメヌメと少しづつ入っていく…。
気付くとすみれの膣は俺の指をすんなりと飲み込んだ。
「あん…ご主人様の…指が…入って…あぁ!」
指を入れたまま指の腹で擦るように刺激するとすみれは素直に身体を跳ねさせた
「んんん〜!そんなに擦ると…あぁん…イっちゃいます…あっ…あっ…」
「イけよ…イっていいから…」
「あんっ!…んっ…あぁあぁ…あぁ!…ご主人様…私イっちゃいます…!ああぁ!!」
すみれが絶頂すると同時に俺の指をぎゅっと締め付けてくる…。
まるですみれとは別の生き物のように…
「ひぁ…あ…ぁあぁ…」
「じゃあ今度は俺が入るよ…」
すみれの足を抱え、一気にチンポを挿入する
「んあぁああぁ〜!ご…主人様…すごい…あぁ!」
「あぁ…締まる…すみれ、まだいけるか?」
「はい…あんっ…お願いします…もっと…私を…使って下さい…」
俺は激しく腰を振り、すみれを犯し続ける…。
もはやなんの躊躇いもない俺の行為にすみれも心を許したように喘ぎ声を上げる
「あっ…あぁ!ご主人様ぁ…すごいです…あっ!またイきそう…あっあっ!」
「俺もそろそろ…出すぞ!すみれ…」
「はい…あぁ…膣中で…ご主人様…精液…くださ…あぁあ!!」
「くっ…すみれぇ!」
俺は腰を押し付け、射精する…。
すみれも膣内を締め付け絶頂に達した…
「ああ…気持ちよかった…すみれ…」
「ありがとうございます…ご主人様…」
「ん…それから、すまなかった…」
すみれは俺の顔を見つめると、優しく微笑む。
「ご主人様は何も悪くない、私がどうにかなっちゃったのが悪いんですよ?きっと大丈夫です…なんとかなります…だから、気にしないで下さいね?」
「あぁ…」
「じゃあそろそろ病院に連れて行って下さい…」
そう言って俺の胸に顔を埋めるすみれ…混濁する意識の中で、彼女の言葉に俺は何も返せなかっ……………
「ホントに何考えてんのよ!」
そういえば俺は昨夜寝てなかったのを思い出したのは、すみれの膣内にガッツリ出して昂ぶりが収まるのとほぼ同時だった…。
一気にやってきた睡魔に抗えず俺達は眠ってしまった。
その間にすみれが心配で部活を切り上げて帰ってきたひまりが第一発見者となった。
「まことに面目次第もなく…あいすみませんでした…」
俺は全裸正座で反省の意を述べる。
すみれも俺の隣に正座しようとしていたが、ひまりに止められて全裸でソファーに掛けている
「病気のお姉ちゃんに手を出すなんてホント最低!」
「違うのよ、ひまり…私がご主人様にお願いしたの…」
すみれは再びソファーから俺の元に近づき俺の肩に手を添える
「お姉ちゃんは黙ってて!もし仮にお姉ちゃんがお願いしたとしても!状況を考えて止めるのが大人の男ってもんじゃないの!?」
「……仰る通りでございます…わたくしの配慮が足りなかった為、このような事となり猛省しています…」
「あらぁ…全裸正座する中年を罵る遊びですかぁ?なんだか楽しそうですねぇ…」
あさがひょこっとひまりの後ろから顔を出した。
まるで憂さを晴らす絶好の玩具を見つけたかのように冷酷な笑みを浮かべながら…。
そのあさに気付いたすみれは目を丸くして、おずおずと俺の後ろに隠れてしまった
「大丈夫ですよぉ…私が罵るのはぁ、そこの全裸でジャガイモみたいに丸くなってるぅいい年して分別もわきまえられないスケベオスブタだからぁ…」
あさの辛辣な言葉のナイフが無数に降り注ぐ…。
俺は『ウラミハラサデオクベキカ…』と怒りの念を蓄積しながら、その場は耐え忍んでいた…だがその時
「あのぉ…ひまりのお友達…かしら?」
その言葉に再び全員が凍りつく…。
だが耐性ができていたあさは瞬時に切り返した
「は…はじめましてぇ、ひまりさんとおつき合いさせて頂いています姫百合あさと申しますぅ」
「え?あぁ…はじめまして…こんな格好ですいませ…え??おつき合い?」
全裸のおじさんが隣で正座してて、自分も全裸の上に、妹が彼女を連れてきたことにより情報過多で頭がパンクしそうになるすみれ
「ちょっとあさ何言ってるの!違うから!お姉ちゃん!友達だから…友達!」
「え?あ、あぁ…そうよね…ひまりは3年の先輩とおつき合いしてたのよね…」
「あぁ~…私が寝取りましたぁ~」
「寝とっ!」
「あさ!」
あさの口を塞いですみれの元から離れるひまり。
今がチャンスとばかりに俺は服を拾い集め、自分の服は着ながらすみれの服を渡した
「そうだったのね…やっぱり私の記憶が無くなってしまっているのね…ごめんなさい、あささん」
ひぐれとさくら&まひるも帰ってきたので、キッチンで話し合うこととなった。
その場で改めてあさの説明と、まひるの事も忘れていたので再度まひるの事も説明することとなった
「かまいませんわぁ…それより体調の方は大丈夫なんですかぁ?」
「うん…おかげさまで、でも体調の方は何もおかしな感じが無いのに記憶だけが抜け落ちていっている…それが凄く怖いのよ…」
「う~ん、私も気になって調べてみたのですが、直近の記憶から無くなっていくのは解離性の健忘症というよりは認知症に近い症状のように見えます」
「ですが若年性認知症を患うにはすみれさんはいささか若すぎるように思えますので、可能性から考えるに、なんらかの病気により記憶障害が発生しているのではないかなと思います…ちなみに精密検査の結果は如何でした?」
「パコってて病院行ってねぇんだとよ、アタシが頼んだぞ?って言った矢先にこれだぜ?」
「「本当にすいません」」
俺とすみれは顔を赤らめながら頭を下げた
「すみれさんは悪くないのよぉ…悪いのはこのゲススケベオスブタだからぁ」
「なんか虫みたいな名前ー、うけるー」
「おじさんも昨夜眠れてなかったのは分かるよ?でもみんなでできることをしていく…そういう話だったよね?」
「はい…そうです…」
「じゃあ今日からはちゃんと寝て、ちゃんと起きて!ちゃんと寝てないと、いざという時に動けなくなるから!」
「そうだね…そうするよ、本当にごめん…」
「もう謝らないで、今必要なのは前を向くことよ!じゃあみんな、暫くの間エッチなこと禁止!いいよね?」
「「え!?禁止?」ぃ?」
その言葉に異を唱えたのは俺とあさだった…。
お付き合い頂きありがとうございます
こまぷろ!とまったく関係ない話しですが、ネタバレ解禁される前にと思い、ようやく『廻天』見てきました…。
何故ファンアートでさやかをツインテールにしてたのか、ようやく合点がいきましたw
続編作れそうな余地もあったので続編に期待していますが、また十年とかはやめて…ホントやめてね…