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機動六課、ひいては時空管理局地上本部は、先日のジェイル・スカリエッティ率いる戦闘機人の襲撃により甚大な被害を被っていた。庁舎は破壊され、負傷した局員も多数。守るべき市街や人々にも魔の手が及んでいた。
こうして手痛い敗北を喫した機動六課の面々だが、その闘志に翳りは見られない。先史文明の忌むべき遺産である”聖王のゆりかご”をも手中に収め、ミッドチルダを恐怖の黒雲に包もうとするスカリエッティを捕らえるために、一層団結心を強めていた。
スカリエッティ一味に囚われたギンガ、そしてヴィヴィオを助け出すために、彼女たちは立ち上がる。打ちのめされた痛みすら、立ち向かう勇気の炎へと焚べる薪へと変えていた。
―――だが、その決意すらも黒く淀んだ悪意に飲み込まれることになる。……そのことを知る余地は、彼女たちにはなかった。
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そして迎える作戦当日。初めに敗北を喫したのは、高町なのはだった。
聖王のゆりかご内部を負傷を厭わず駆け抜けた彼女は、玉座の間で信じられない光景を目の当たりにした。
―――どうして、ヴィヴィオと彼がそういうことをしてるの……!?
彼がギンガの恋人であるらしいということしか知らなかったなのはは、必ず助け出すと誓った義娘が、彼と激しくまぐわっている現状を受け止めることができずにいた。
あれではまるで、互いに好き合っているようではないか。私にもそんな人なんかいないのに……。
小さく浮かんできた嫉妬の念を振り払い、急ぎ足で義娘たちの下へ駆け寄る。妬ましいセックスを止めるために、何より二人を助け出すために。
―――だが、なのはの伸ばした右腕は虚しく空を切った。
更なる動揺がなのはを襲い、彼女の動きが、一瞬だけひどく強張る。それ故に、背後から振り下ろされた聖王の拳に、反応することなどできなかった。
薄暗く染まりゆく意識の中で耳に入ってきたのは、ひどく無機質な義娘の声と、悪意に満ち満ちた女性の声だった。
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四肢を拘束され、力なく項垂れる親友の姿に激しく動揺したフェイトは、あえなくスカリエッティの手で拘束された。その他の面々も時間的余裕と戦力の差にジリジリと追い詰められ、一人、また一人と倒れていく。
こうして、奮闘も虚しく機動六課は敗れ去った。ゆりかごの上昇を止めることは叶わず、ミッドチルダ全域をスカリエッティの魔の手が包み込んだ。無限の欲望が生み出す狂気が、世界を、彼女たちを絡め取る。
ミッドチルダを支配したスカリエッティは、最大の障害であった機動六課を排除する作戦を成功させた立役者とも言える”彼”へと、喜色を隠しもせずに語りかけた。
「労せずに作戦は成功したよ……。君のお陰だ、本当にありがとう」
「ジェイル・スカリエッティ……! なぜだ、なぜこんなことをする!?」
「なぜ、か……。ふふ、大した理由などないさ。私は己が欲望の赴くまま、この世の全てを知りたいだけだよ」
「だからって、何の関係もない人たちを傷つけて良いのか!? お前だって娘たちが可愛いんだろ? 他の人だって大切な人がいるはずなのに、それを……! それを……っ!」
「……生憎と、君のような博愛精神は持ち合わせていなくてね。それに、こう見えても無益な殺生はしていないんだ。大目に見てもらいたいね」
悔しさに歯噛みする彼を見て、苦笑を浮かべるスカリエッティ。娘とも言える戦闘機人たちへの愛着はあれど、その他の人間を労り、尊ぶ気持ちはついぞ理解できなかった。
だが、彼への歪んだ感謝の念があることは間違いない。スカリエッティは、純粋な善意からある提案を口にした。
「さて、本題なのだけどね……。大変役立ってくれた君へのお礼がしたくてね、ささやかながらプレゼントを用意させてもらったよ」
「……いらない。お前の手から寄越されるものなんて、俺はいらない」
「つれないなぁ。だが、彼女たちを見ても同じことが言えるかな?」
スカリエッティが指を鳴らすと同時に扉が開かれる。相も変わらず無表情を貫くギンガに連れられ、機動六課の面々が姿を表した。その目には嘗ての覇気など感じられず、生ける屍のようだった。
困惑と彼女たちへの心配がないまぜになった彼の問いかけにも、返事は帰ってこない。代わりに向けられたのは、金色に染まり、淀んだ眼だった。
「さぁ、彼に奉仕してあげなさい。丁重に頼むよ?」
「……はい、ドクター……」
「スカリエッティ! 皆に何をした……!?」
正気を感じられない六課の面々に対し、眼前の男の魔手が伸びたのだと悟った彼は、スカリエッティに問い詰める。
自分だけでなく彼女たちまで傷つけようというのか、という怒りに満ちた彼の声を受けても、スカリエッティはどこ吹く風といった様子である。そのままあっけらかんとした態度で解説を始めた。
―――曰く、彼女たちの心を壊したのだと。ギンガのように、忠実な駒として扱うための措置だと。
―――そして、初めての命令が彼への奉仕なのだ、とも。
スカリエッティの採った悪辣極まる策謀に怒りを露わにする彼だったが、去り行くスカリエッティへの怒号を飛ばさんとする唇を、生暖かい何かで塞がれる。
―――それは、八神はやての唇だった。
動揺を隠せない彼は、彼女にされるがまま口内を蹂躙される。浅い息遣いと、互いの舌が絡み合い、ほろ苦い快感が彼を襲った。
以前と変わらず四肢を拘束されている彼に抗う術はなく、彼女が満足するまで、蕩けるような接吻が続いた。
「―――ぷはっ。なぁ……君も気持ちよかった?」
「や、八神さん……なんでこんなことを……」
「だってドクターのお願いやもん、ちゃあんと頑張らんとな♡」
恍惚とした笑みを浮かべるはやてに対し、かける言葉の一つも見つからない。ギンガと同様に、金色の瞳に染まった彼女は、スカリエッティに操られているのだろう。彼はひとまずそう結論づけた。
「おかしい、こんなのおかしいよ……! 正気に戻ってくれ、八神さん……!」
「……変なこと言うなぁ。私たちがこうなったのも、元を正せば君のせいやんか」
その言葉は、彼の心に深々と突き刺さった。鋭いナイフで傷口を抉られるような痛みが、彼の心を蝕んでいく。
自責の念に歪む彼の頬に手を添えると、はやては柔らかく微笑んだ。しかし、その笑みは普段の彼女のものとはまるで異なるものだった。金の双眸が彼を睨めつける。うっとりと蕩けるような、どこか彼を嘲るような瞳は、彼を捉えて離さなかった。
「君のせいで、私たちはおかしくなっちゃったんよ? ちゃあんと責任、取ってぇな♡」
その言葉と共に彼のズボンが引きずり降ろされる。まろび出た男根を、はやてが咥え込んだ。亀頭を軽く舐め回すと、鈴口に舌先を潜り込ませる。
彼が快感に耐えかねて声を上げると、それを認め、悪戯な笑みを浮かべたはやては、そのまま彼のカリ首を刺激した。敏感な所を立て続けに責められた彼は、敢えなく白濁を吐き出してしまう。
しかしはやては、彼の白濁を一滴と残らず飲み干した。その際僅かに漏れる淫らな息遣いが、彼の劣情を一段と刺激する。彼の男根は、吐精した直後にも関わらず、硬く雄々しくなっていた。
「んくっ……。ごちそうさん♡ 美味しかったで?」
「の、飲むなよ……そんなもん。ばっちいだろ……?」
「くすっ、本当にお人好しやなぁ。この期に及んで心配してくれるん?」
からかうように見上げてくるはやてに目を背けると、彼は小さく吐き捨てた。もうこれで終わりにして欲しいという願いを込めて。
―――だが、そうは問屋が卸さないらしい。はやての背後に、二人の影が現れる。
「はやてちゃんばっかりズルいよ……。次は私の番だよね?」
「私も……もう我慢できないよ。ドクターのお願いだもん、仕方ないよね?」
「じゃあ、二人で一緒にヤッちゃおうか、フェイトちゃん♡」
「うん、そうしよっか、なのは♡」
息を荒くし、彼の男根を見つめるのは高町なのはとフェイト・T・ハラオウンだ。ここに来てようやく、彼は自身の置かれた状況を悟った。
―――なにが奉仕だ。戦闘機人共と同じく、俺に体よく性処理を押し付けてるだけじゃないか。
このままでは後方に控えるヴォルケンリッターや、新人フォワードメンバーからも襲われかねない。無駄だとわかっているが、彼はギンガへと救いを求めた。
「ぎ、ギンガさん! 彼女たちを止めてくれ! こんなこと、俺は望んじゃいない! だから……」
「―――お断りします」
しかし、機械的な無表情ではなく、どこか不機嫌な表情を浮かべたギンガからすげなく断られてしまう。理由を問い詰める彼だったが、ギンガの返答に面食らってしまった。
「先程、八神はやての口淫で射精していたではありませんか。ぜひ彼女たちに可愛がってもらってはどうです?」
「だから、そんなこと頼んでないっ! 俺が好きなのは―――」
「……ねぇ、流石にそれはちょっと酷いんじゃないかな?」
顔を掴まれ、無理やり視線を向けさせられる。その張本人であるなのはは、頬を膨らませながら彼を見つめた。
「目の前に私たちがいるのに、ギンガをご指名なの?」
「何度も言ってるだろ、俺はこんなことを―――」
「―――ヴィヴィオやはやてちゃんは良くて、フェイトちゃんは……私はダメなの?」
「ヴィヴィオ……? 誰のことなんだ? それは」
「……君、最低だね。人の娘に手を出しておいて、名前も覚えてないの?」
「だから、そんなやつは知らな……」
彼が言い終える前に、なのはは彼を押し倒す。そのまま腰の上に跨ると、彼の男根を己の秘所に咥え込んだ。
冷たい床が生温く染まる感触と、彼の熱り立った逸物を味わいながら、激しく腰を打ち付ける。何度も、何度も。なのはの頬には、一筋の涙が伝っていた。
「どうして……っ! 私じゃダメなの!? ヴィヴィオにはっ、手を出したくせにっ……!」
「あっ、んうっ……。違っ、俺はそんなやつ本当に知らないんだっ!」
「嘘ばっかりっ! 本当の恋人みたいに、抱き合ってたくせにっ! 私にはそんな人いないのに、ズルいよそんなのっ!」
「くぅっ……。だったら、他の人を当たれよっ! 俺には、んくっ……ギンガさんが……っ!」
流石は砲撃魔導師と言うべきか、なのはの腰使いは力強く、激しいものだった。彼も必死に抵抗を試みるが、身体中に施された拘束がそれを許さない。加えて射精した直後ということもあり、敏感になっていた彼の男根は、奮闘も虚しく白濁を吐き出すのみとなった。
腟内を満たす精液の感触に恍惚とした笑みを浮かべたなのはは、彼に跨ったまま大きく息を吐き出した。そして、苦悶の表情を浮かべ、息を荒げる彼を見下ろしながら小さく囁く。
「あはっ、いっぱい
「もう、もうやめてくれ……。俺は、俺にはギンガさんが……」
「……まだ、そんなこと言うんだ。いいよ、それなら……」
「―――力尽くで振り向いてもらうから」
再び腰を打ち付けるなのはに抗わんと力を込める彼だったが、不意に顔面にのしかかってきた尻肉に意識を奪われてしまった。薄らと茂る陰毛と、愛液に濡れた秘所から香る性のニオイに、たちまち圧倒されてしまう。
彼の顔面に騎乗した彼女―――フェイト・T・ハラオウンは、不満げな声を漏らした。
「もうっ、私のことも忘れないでよ。なのはにばっかりかまけてるお仕置きです♡」
「んんっ! んんーっ!」
「あんっ♡
―――誰が舐めるか、誰がっ!
彼の内心などいざ知らず、藻掻く彼の吐息に善がるフェイト。三人の中で最も性的な物事に疎く、自慰行為の経験すら乏しい彼女には劇物だったようだ。
二人がかりで抑え込まれ、抵抗の余地もなく精を貪られる。スカリエッティ謹製の精力剤の効果もあってか、彼の男根にはまだまだ活力が漲っていた。
「なのはぁ……次、次は私に替わってぇ♡」
「しょうがないなぁ……じゃあ、私が顔に乗るね?」
「じょ、冗談じゃない……。二人とも、もういい加減に……」
「ダ〜メ♡ 君のおちんちん、まだまだ元気じゃない♡ 君にご奉仕するのが私たちのお仕事だもん。お仕事はしっかりやらないと、ね!」
無慈悲な宣告と同時に、彼の顔面を、なのはの臀部が包み込む。フェイトのものに比べ、更にずっしりとした感触が彼を襲った。
彼の顔面に秘所を擦り付け、自らのニオイを刻み込もうとするなのは。藻掻く彼の反応に嗜虐心が唆られたのもあってか、堪らず絶頂してしまう。彼の顔面を、なのはの愛液が濡らした。
「気持ちいぃ……♡ 気持ちいいよぉ……♡ もっと、もっとぉ……♡」
その一方で、フェイトは初めて味わう肉棒に圧倒され、激しく善がっていた。脳髄を揺らし、痺れるような快楽が、彼女の思考を支配する。もっと気持ちよくなりたい、彼と一つになりたい。淫らに揺れる金が、彼の身体の上で波打っていた。
そして、快楽に蕩ける赤が、なのはに跨がられた彼を見つめる。自分を認めて、見つめて欲しい。その一心で、フェイトは淫らな嬌声を響かせた。
「あぁん♡ んっ……好き、好きぃっ……♡ 私、頑張りゅからぁ♡ 君も、好きになってぇ……♡ 私を、好きになってよぉ♡」
彼はというと、半ば意識を手放しつつも、フェイトの膣内へと精を吐き出していた。力いっぱい腰を打ち付けるだけの単調な動きしかできないフェイトだったが、鍛え抜かれた肉体で彼の男根を激しく締め付ける。こうして、彼は敢えなく快楽の海に沈められてしまった。
「……なんや、ズルいなぁ。私だけ気持ちよくしてもらえんの?」
「ほう、あのテスタロッサをここまで善がらせるとは……これは楽しみだな」
「あたし、ヘンになっちまったかな……? お腹の奥が熱いんだ……」
「大丈夫よ、ヴィータちゃん。それはおかしいことなんかじゃないもの。彼に治してもらいましょう? 彼が壊れちゃったら私が治すから問題ないわ」
「えへへ……あたしも頑張るから、たくさ〜ん気持ちよくしてね? お
「あ、あくまで! あくまでドクターの命令ですから! だから、その……あたしも、シて欲しいな、なんて……」
「わ、私は皆さんみたいにおっぱいも大きくないですけど……が、頑張りますからっ!」
彼らの饗宴は、まだ終わらない。しばらくして、ナンバーズも乱入してくることになるとは、この場の誰も予想だにしていなかった。