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―――海鳴市の、某海岸にて。
防波堤に腰掛けた少女が一人。栗色の髪を一つに束ね、白を基調としたビキニに身を包んだ彼女―――高町なのは―――は、潮風をその身に受けながら妖しく微笑んでいた。
彼女の視線が向かう先には、彼女と同じ年頃の青年が一人。眼と眼が合い、彼女から向けられる甘い視線に戸惑った様子だった。
それも当然だろう。名も知らぬ少女―――それも、相当な美少女である―――から蕩けた目を向けられたのだから。視線を逸らしては、再び彼女に吸い寄せられる。幾度が繰り返されたそれに、彼の頬は赤らんだ。
「もぉ、焦れったいなぁ……」
小さく呟くと、防波堤から降りた彼女は彼の元へ足を運んだ。一歩、また一歩と距離が縮まる度に、彼の心臓が早鐘を打つ。彼女の豊かな双丘が揺れる様に、視線が釘付けになっていた。
ゆらゆらと揺れる彼女の双丘に見惚れていた彼は、彼女との距離がジリジリと縮まっていることに気付けない。いや、気づかないフリをしていた。
何かの間違いであろう、と簡単に考えていたこともあり、彼女の接近を許してしまった。彼が気づいた頃には、互いの吐息が触れ合うほどの場所に、白い彼女が立ち構えていた。
「ひどいなぁ、ずっと誘ってるのに無視するなんて……」
―――クスリ。
蠱惑的に微笑む彼女に、思わず目を奪われる。動揺した彼は、人違いではないかと問いかけた。よく知りもしない相手を誘うなど、あり得ないと考えたから。
「ううん、人違いなんかじゃないよ。私が誘ってるのは……き・み♡」
「―――ねぇ……シよう?」
彼女の甘く蕩けた瞳に抗う術は、彼に残されてはいなかった。彼女に手を引かれるまま、二人は人影のない岩場へと足を運んだ。
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彼女が、自身のショーツに指をかけ、膝の辺りまでゆっくりと擦り下ろした。それが守っていた、彼女の秘所が露わになる。
生い茂る陰毛と、濃密な性のニオイに圧倒される彼。そんな彼を愛おしげに見つめた彼女は、ある要求を口にした。
「はい、これがおまんこだよ。それじゃ―――舐めて♡」
蠱惑的に告げられた言葉に、ひどく動揺する彼。そんな彼の頬に優しく手を添えると、彼女は天使のような微笑みを浮かべながら催促した。
「ねぇ……早く、きてよ」
少しずつ表情を変えていき、潤んだ瞳で切なげな声を上げる彼女に、彼の理性はいとも容易く決壊した。
跪いて、彼女の秘所を貪る。鬱蒼とした陰毛と女性器から薫るニオイに取り憑かれた彼は、一心不乱に彼女のそれを舐め回した。
厭らしい水音が響き、彼女が少しずつ内股になっていく。少なからず余裕の表情を称えていた彼女が、快楽に揺さぶられていた。
「あぁん♡いいっ!いいよおっ!もっと……もっときてぇ……っ♡」
彼女の嬌声が彼の鼓膜を揺らし、舌の動きが一層激しくなる。それに伴って、彼女を襲う快楽の波が弾けた。
「あぁん♡イク♡イクぅ〜っ♡」
―――愛液が彼の顔に飛び散る。生暖かいそれに不快感を感じることもなく、彼は指で拭い取った愛液を舐め回した。
息を荒くし、頬を染める彼女の姿は、扇情的の一言に尽きる。彼は、自身の下腹部に熱が籠もり、逸物がはち切れんばかりに熱り勃つ感覚を覚えた。
「あはっ、そっちも元気みたいだね……♡」
歓喜に打ち震えたような、嘲るような表情を見せた彼女が、彼のパンツを摺り下げる。彼女の白く細い指先が素肌を擽り、一際強い興奮を覚えた。しなやかで柔らかい感触が、彼の陰茎を撫ぜる。思わず腰が跳ねるのも、致し方ないことであった。
「ふふっ、君も感じてくれてるの?嬉しい……♡」
勃起した彼の男根を品定めするようでいて、どこかそれを強請るような彼女の声が響く。
辛抱たまらん、と言わんばかりの彼女が、彼を優しく押し倒した。互いに熱く滾る性欲の炎を鎮めるべく、二人が肌を重ねる。
「ああっ、んうっ……♡はぁ、んっ……♡はあぁ……っ♡」
激しく反り立った彼の陰茎を、彼女の蕩けた蜜壺が咥え込む。肌に感じる夏の蒸し暑さではなく、接合部からメラメラと滾る情熱の炎から来る熱さが、二人の身体を突き動かした。
倒れ込んだ彼の肩を抑え、一心不乱に腰を振る彼女。互いの粘膜が擦れ合い、筆舌に尽くしがたい快楽が二人を包み込む。漏れる嬌声が次第に大きく、激しくなり、二人はほぼ同時に絶頂した。
「ああっ……ふわぁ……んっ♡」
「えへへ……一緒に、イッちゃったね……♡」
彼女の快楽に濡れた瞳で微笑みかけられ、彼の男根が一層硬くなる。淫らながら、どこか幼気な雰囲気を纏った彼女の笑顔に、彼は激しい興奮を覚えた。
ムクリと上体を起こし、今度は彼女を砂浜に寝かしつける。繋がったままの二人が再び動き出すまで、さほど時間はかからなかった。
「あっ♡あっ♡いいっ……!これいいよぉ……っ♡」
「もっと、もっとぉ……♡もっと激しくしてぇ……っ♡」
悩ましげな声を上げ、快楽によがる彼女の姿は、蠱惑的で、大層艶やかだった。
彼女を貪るべく腰を打ち付ける彼。そんな彼を離すまいと両足で絡め取る彼女。互いの身体の中で未だ燃え盛る情熱の炎が示すように、まだまだ二人の夏は始まったばかりだ。
抑えきれぬ情欲の逃げ場を求め、互いの身を激しく抱き合う。それぞれの鼓動すら一つになったかのような錯覚に囚われた二人は、より深く気持ちを通じ合わせた。
この日、海鳴の海岸では、日が沈むまで若い男女の嬌声が響いていたという。