「はぁ…はぁ…」
汗と体液の生臭い匂いが充満するホテルの部屋。
俺は美智代さんの豊満な体を抱きしめたまま、荒い呼吸を整えていた。
セーラー服は床に放り投げられ、彼女はブラジャーとショーツだけの姿で俺の胸に頬を寄せている。
先ほどの激しい交尾の余韻で、彼女の肌はまだ熱く、汗が玉になって流れ落ちている。
俺のペニスはまだ彼女の膣内にあり、射精後の鈍い脈動が直接伝わってきていた。
「ねえ、イクマくん…」
美智代さんが潤んだ声で囁いた。
「何ですか?」
「あんた、本当にすごいわね…。こんなに注がれるの、久しぶり…いや、生まれて初めてかも」
彼女は俺の胸板を指でなぞりながら、ふと思い出したように言った。
「そういえばさ、あんたみたいな人珍しいわよ。この世界で」
「俺みたいな人?」
「女とこんなに真剣にヤれる人。生命力が溢れてる人」
俺は眉をひそめた。
「それは、この世界の男性が生命力が低いからですか?」
「それもあるけど…。というかさ、男の人って、女より男の方が好きな人多いじゃない」
一瞬、思考が停止した。
「…は? 男が、男が好き?」
「そうよ。男色。ネコとタネって言うの? この世界じゃそっちが主流よ」
彼女は事も無げに言った。
「だって女とやるのって、生命の消耗が激しいでしょ? 妊娠させるかもしれないし、女のサイクルに合わせなきゃいけないし。男同士の方が手っ取り早いし、気楽なの」
俺の脳裏に、この世界の男性たちの姿がよぎった。
駅前で手を繋ぐ男たち。薄暗い路地裏で壁ドンする男たち。
てっきり友好の証か、あるいは兄弟の契りかと思っていたが。
あれは。
「うちの旦那もさ、私より男友達とヤる方が多いのよ。仕事のストレス発散には、男の方がいいんだって」
美智代さんは少し寂しそうに笑った。
「女とやるのは、子供を作るための作業みたいなもの。愛撫も前戯もなく、ただ種を射ち込むだけ。それがこの世界の男女のセックスの『普通』なの」
「そんな…」
俺のペニスが、彼女の膣内でビクンと反応した。
怒りなのか、興奮なのか、自分でも分からない。
「じゃあ俺がしてることは…」
「異常よ。女を抱いて、貪るように快楽を貪って、中出しするなんて。この世界じゃ変態のやること」
彼女は俺の耳元で熱く囁いた。
「でも、嬉しいわ。あんたみたいな変態がいてくれて。女として見てくれて、抱いてくれて」
(この世界は狂ってる)
女を抱くことが変態で、男同士でヤることが健全。
生命力が枯渇した世界の論理。
だが同時に、俺の股間は熱く滾っていた。
俺の生命力が、この異常な世界でこそ求められている。
美智代さんの膣が、俺のペニスをギュウギュウと締め上げた。
「ねえ、イクマくん…もう一回、変態なことして? お願い」
俺は彼女の腰を強く掴み、まだ硬いペニスを最奥まで突き刺した。
この歪んだ世界で、俺だけが女を救える。
その事実が、俺の性欲をさらに激しく煽っていた。