俺の手が、セフィのドレスの背中に伸びた。
ファスナーの金属歯が指先に触れる。ゆっくりと下ろしていく。ジジジ、という微かな音が、静かな寝室に響いた。
「ん…」
セフィがわずかに息を漏らす。ドレスが肩から滑り落ちる。白い肌が、魔導ランプの光を受けて淡く輝く。
鎖骨。肩。そして——
ドレスが腰のあたりで止まった。露わになったのは、薄いレースのブラジャー。豊かな胸が、布地に収まりきらずにせり出している。谷間が深い。
「まだ、途中よ」
セフィは自分で残りのドレスを脱ぎ捨てた。布が床に落ちる音。残されたのは、レースのブラジャーとショーツだけ。
「…改めて」
俺は、目の前の光景を直視した。
一国の王妃が、下着一枚で俺の目の前に跨っている。ピンク色の長い髪が背中に垂れ、紫色の瞳が俺を見下ろしている。
「見ないで、なんて言わないわよね」
「ええ。言いません」
「なら」
セフィは背中に手を回し、ブラジャーのホックを外した。
パフン——。
肩紐が滑り落ち、ブラジャーが脱落した。
「——っ」
俺の呼吸が止まった。
現れたのは、豊かに膨らんだ白い乳房だった。大きさは俺の手のひらに収まりきらないほど。それでいて形が崩れていない。重力に逆らうように前方に尖り、先端の乳首は淡いピンク色で、すでに硬く立ち上がっている。
「どう?」
セフィが胸を少し強調するように背筋を伸ばした。それだけで、乳房がふるりと揺れた。
(凄い。というか、でかい)
「王室の血脈を残すには、まずあなたを十分に勃起させる必要があるでしょう」
セフィは俺の上に跨ったまま、身体を下げてきた。豊かな乳房が、俺の下半身に近づく。
「セフィ?」
「じっとしていて」
セフィは俺のズボンと下着を完全に下ろした。剥き出しになったペニス。まだ完全には硬くなっていないが、セフィの素顔と裸胸を目の前にして、すでに半分以上反応している。
セフィは両手で自分の乳房を挟み込み、俺のペニスをその間に誘った。
「っ——」
柔らかい。
温かい。
言葉では表現できない感触が、ペニスを包み込んだ。
セフィの乳房は、驚くほど柔らかかった。それでいて、ふにふにと弾力がある。パン生地のように滑らかな肌が、ペニスの両側から密着する。
「久しぶりに使うの。…どうかしら」
セフィは胸の間にペニスを挟んだまま、上下に動かし始めた。
「うっ——」
刺激が、直接ペニスに伝わる。柔らかな肉に包まれ、摩擦が生まれる。セフィの胸の温度が、俺のペニスを温める。
「ふふ。反応してる。大きくなっていくのが分かるわ」
セフィの目が、胸の間から覗くペニスの先端を見つめている。先端からは、すでに透明な液体が滲み出していた。
「乳首に当たるわね。…気持ちいい?」
「…ええ」
「正直でよろしい」
セフィは動きの速度を上げた。胸の間でペニスが前後する。先端がセフィの胸元に現れ、また埋まる。出たり入ったりを繰り返すたびに、セフィの乳首がペニスの竿を擦る。
「んっ…。イクマの、すごく熱い。胸の間にいるだけで、生命力が伝わってくる」
セフィの顔が赤らんでいる。自分の行為に興奮しているのだ。一国の王妃が、漂流者のペニスを胸で挟んで扱いている。その状況の異常さが、逆に興奮を高めた。
「セフィ、もう——」
「もう、何?」
「限界、が」
「いいのよ。出して」
セフィは胸をさらに強く押し付けた。ペニスが、圧倒的な柔らかさの中で締め付けられる。
「私の胸で。思い切り」
「っ——!」
限界だった。
俺の腰が反射的に浮いた。ペニスの根元から、強烈な脈動が走る。
ビュッ——。
白い液体が、セフィの胸の間から噴き出した。
「あっ——!」
セフィが小さな悲鳴を上げた。精液が、彼女の胸元から顔にかけて飛び散る。白濁した液体が、淡いピンク色の乳首を覆い、鎖骨を伝い、首筋へと流れる。
「すごい…!」
セフィが息を呑んだ。俺のペニスはまだ脈動を続けている。二射目、三射目が、セフィの胸に重なる。
「止まらないの?」
「…止まりません」
「そんなに?」
セフィは驚いたように目を見開いている。胸の間からペニスを抜くと、白濁液が胸の谷間を埋め尽くしていた。大理石のような白い肌に、粘り気のある白い液体がへばりついている。
「これが、あなたの生命力」
セフィは胸に付着した精液を指で拾い、眺めた。粘度が高い。指の間で糸を引く。
「こんなに注がれるなんて。…夫とは比較にならないわ」
セフィの声が震えていた。恐怖ではない。驚愕と、興奮。
「この量。…これを私の中に注がれたら、どうなるのかしら」
セフィは胸の精液を舐め取った。舌先で白濁液を絡め取り、喉を鳴らして飲み込む。
「んっ…。濃い。生命力が、口の中に広がる」
「セフィ」
「ええ。分かっているわ」
セフィはベッドの上で身体を起こし、残っているショーツに手をかけた。ゆっくりと、下ろしていく。
「あなたを勃起させることには成功したわ。次は——」
ショーツが足首を通り過ぎ、床に落ちた。
セフィは脚を開いた。
「私の中に、これを注いで」
秘部が露わになった。薄いピンク色の茂みの奥、すでに濡れてふくらんだ花弁。透明な愛液が太腿を伝っている。
「見て。…これだけ濡らしているの。あなたのせいよ」
セフィは自分の脚をさらに開き、秘部を俺に見せつけた。指で花弁を開く。中は鮮やかなピンク色で、ひくひくと収縮している。
「入れて。…この中に、あなたの生命力を全部」
セフィの目が、俺を捉えた。紫色の瞳が、欲望で潤んでいる。
「王家の世継ぎを。…私に」
俺は——
苦笑いした。
(断れるわけがない)
目の前で一国の王妃が全裸で脚を開き、俺を求めている。これを断ったら、男失格だ。それ以前に人間失格だ。
「…本当に、いいんですか」
「何度も聞かないで」
「すみません。確認癖で」
「癖、ね。…いいから、早く」
セフィが俺の手を引いた。ベッドの上に倒れ込む。ピンク色の髪がシーツに広がる。紫色の瞳が、俺を上から見上げている。
「来て」
俺は——苦笑いを浮かべたまま、セフィの上に覆いかぶさった。