次世代VRゲーム世界でリアルの女ども食い散らかしてハーレムなのに一生気づかない人生終わってる系おじさん 作:萍水
『
NEXITデバイスにおける基本機能の一つである。
本機でのフルダイブ中に仮想現実で得られる五感情報は擬似的な信号として装着者に伝えられる。
通常では、マシンから「歩く」「持つ」「熱い」「冷たい」等の情報が、それが「そう」であると感じられるよう調整されて届き、脳内でこれまでの経験則に照らして「こんな感じ?」に変換される仕組みとなっている。
あくまで「食べた事のある味を思い出させる」の範囲に留まると言い換えてもよい。
シンクロナイズ機能はそれとはまったく別物だ。
これは五感が脳に伝える際に使用する“回路”をジャックすることでマシンからダイレクトに人間の脳に信号を伝えることができるようになる。
わかりやすい実証として、生まれつき耳の聞こえない人間に対し通常モードでは「音」の信号を伝えても正しくそれを受け取れない(=再現するための材料が無い)のに対し、シンクロナイズ機能で直接脳に送られた信号は「音」を、時には「音楽」をも再現させることができる。
人類にとって文明の転換点となり得るとも称される新技術であるが──そんな輝かしい未来には到底つながらない使い方が──仮想世界で蔓延している。
「ゃっ……あっ……ぅ、んぅ……ん…………んやぁっ!!」
石造りの部屋にくぐもった声が甘ったるく響く。
もうずっとこの調子である。少女の体は、いつの間にか下着に剥かれて、全身余すところなく男の指と唇で愛撫されていた。
「そんな……とこまで……ぇ……っ……」
耳たぶ、背中、お尻と太ももの付け根、膝の裏に腋に足の指の間──
キアラが想像する“SEX”の範疇からはみ出まくったところを触られたりキスされたり舐められたり──
(何で……こんなに……)
(…………気持ちいいのぉ……!)
その答えをぼんやりとは理解しつつあるキアラだった。
2週間前、初めて二人きりになって迫られた時、約束をさせられた。彼女の心が決まるまで待ってあげる代わりに、
それがいやらしい要求であることは当然わかっていた。ゲームプレイ歴の浅い彼女にすら、この機能を悪用してバーチャルSEXを楽しんでいる輩がいるという話は伝わっていたから。
でもそこに「約束だから」「ゲームの上達のためにもなる」等々の理由をつけられ、なし崩しにここまで来てしまった。
それに、肉体との同期をセッティングしたからと言って、何がそんなに違うの?という漠然とした軽視と油断があった。実際、そういう風評も多いのだ。だが──
(おかしくなるっ……これ……絶対……やばいぃ……っ)
足の裏をべろー、っと伸ばした舌で舐められて、少女の体はビクビクと痙攣する。
もう嫌というほど思い知った。この感覚は
「待って……まっ……ほんっと、……に、ぅ、あ、っ……はっ、ん、ぅぅぅ……」
何か喋ろうとすると、男の指は少女の下着の上から一番大事な場所を指先でくにくにと柔らかく押してくる。そのたびに切った果実から垂れ流れるように恥ずかしいほど果汁が漏れ出してしまう。
今やキアラの鋭敏な脳内感覚では、実在しない仮想の肉体において、下着の向こうの、更に先──腹の奥で、そこには無い筈の器官が疼いて、とめどなく汁を溢れさせてしまうメカニズムが再現されている。
「さっきからずっと甘えた声出しっぱなしだな。もっとココをいじめてほしいのかい?」
「だ、だって……ザインさんが……っ、あっ」
下着の上から円を描くようにゆ~っくりと秘部をいじくる男の指。
キアラだって気づいている。わざと一番敏感なポイントは避けて、時間をかけてねちねちと追い詰めるような愛撫をしている。
その上で繰り返し、彼女を言葉で辱めた。
「キアラはエッチな子だったんだな。ひたむきでまっすぐな良い子だと思っていたのに。自分でココを触ったりしてたんだろ?」
「してないっ……してないもん……ッ」
「こんなにぐちょぐちょにしてるのに?」
「してない……あっ、だめっ、あぁ……またぁっ……!」
喋ってる最中にまた秘部を甘く揺さぶられて語尾をトロけさせるキアラ。このやり取りには──もちろんこの卑劣な男の趣味でもあるが──意図があった。
間断なく与えられる性的な刺激と共に、言葉で何度も淫らなイメージを刷り込む。それはVRマシンの性質上、更に少女を追い込む効果をもたらす。
しょせん仮想の肉体に与えられる“偽り”の信号に過ぎないバーチャルSEXの刺激は、脳内の運動によっていくらでもその受容に増減を生んだ。
平たく言えば「ムード作り」次第で感じやすさも変わっていくという、リアルSEXにも通ずるテクニックではあるが、この男の場合リアルのそれを知らないので転用したわけでも今後する予定も無い。
今、キアラの頭の中は与えられた快楽一色に塗りつぶされつつある。
「もう、ソレ着てる意味ないんじゃないの?」
はっと、少女はうつむいて体を隠そうとする。
初期装備の簡素で飾り気の無い下着が、汗と、それ以外の体液でぐっしょりと重たくなっていた。
「可愛いよ、キアラ……俺で感じてくれたんだね。もっとキアラのこと見たいよ……キアラのぜんぶ、俺に見せてごらん?」
優しさと誠実さが伝わってくるような声。
少女の心が揺れる。もう、ここまで見せてしまっているのだから。それに、仮想の肉体だから。いくつも言い訳を重ねてみる。それでも、最後の壁を越えることに抵抗があった。何度も何度も迷って、そして憧れの人の顔を、目を見て。
こくり、と小さく頷いた。
新人が頑張ってくれたことを皆に見てもらいたいとか何とか適当な事を言っていたがもうよく覚えていない。この男がソレを求めたのはまさにこの瞬間のためだった。
初々しい年端も行かない少女が、弱々しく頼りない姿で、まさにそれはこの男が求める女性像そのもの。そして実際に彼女は男に依存していた。──させられていた。
今ここで彼の求めを受け入れなければ、きっと私は見捨てられてしまう。
最後に少女の背中を押したのは恐怖心だった。
ぱさりと、ベッドに下着が落ちる音。
その途端、光の粒子になって空気に溶けるように消えていった。体から外れた装備は自動的にアイテムBOXに収納される。淡い粒子に一瞬照らされて、彼女の肌が青白い光沢を帯びた。
「綺麗だよ……キアラ」
「あんまり……じっと見ないでください……」
男の言葉の、ここには嘘は無い。
少女の裸身は、一切の無駄な肉などついてないように見えた。子供から大人に移り変わる季節の途上で、今だけ見せる未完成ゆえの美を、最初に見かけた時から男は想像の中に描いていたが、実際に目にするそれは想像よりも眩しく映る。
少女はまだ未練がましく両手で胸と股を隠しながら、耳まで真っ赤にして震えている。
羞恥から自然と起こしたアクションが、ますます男の劣情を煽っていることをこの時はまだ理解できていなかった。
「…………へぇ」
「…………」
「あそこの毛、リアルでもそんなに薄いんだね」
「やぁっ……!」
へなへなとベッドに座り込んでしまい、体を折りたたむようにして身を縮める。
伸び切った背中のラインが少女の未成熟な骨格を強調し、他方では縮めたへそ側がよじれて、歪に湾曲した腹の肉が生々しいリアリティを伝えている。
“リアリティ”という表現が正しいかどうか。なぜならここに存在しているのは紛れもなく実在する少女の精神であり、そして再現された肉体なのだった。
だからここに居る『キアラ』は、現実世界のどこかに存在しているであろう実在の少女と同一の存在と言える。ザインがそうであるように、この瞬間、キアラの本来の肉体も脳から発出される命令のほとんどをデバイスに吸い上げられた状態で無防備に横たわっているはずだ。
「ねえ、横になって……もう俺、がまんできないよ」
優しげな、誠実そうな声。
正確には優しさと誠実さを
そして命じられるままに、脚を開いた。
「ああぅ……もぉ……やだぁ…………」
両手で覆って顔を隠す。
この一連の動きが、誰に教わったわけでもないのに、官能的だった。こうなる事を望み、導いてきた男ですら思わず生唾を飲み込むほどに。
仮想世界におけるアバターの顔の造作だけは、
その点で、顔については創作上のキャラクターと同義であるから、むしろこうやってそれを隠してしまうと、完全に剥き出しの“彼女”そのものが出現する。
「14歳、だったよね?」
小さく頷く。
「何年生?」
「2年生です……」
既にわかりきっている事を、わざわざ言わせたのは、剥き出しのキアラごと現実世界の少女を辱めたいという邪悪な欲望からだった。いたいけな女子中学生が、ただ男に気に入られたい一心で、一番大事な部分を晒している。その事実を何度も反芻する。至福のひと時だった。
「触るよ……」
「はい……」
ぴっちりと閉じた割れ目を、指先でなぞる。
それだけでひくひくと敏感な反応を返してくるそこは、淡い桃色で、押すだけで蜜が溢れる。さっきまでの執拗な愛撫ですっかり追い詰められているようだ。
「指……入っちゃいそう。入れちゃおうかな……?どうする?」
「やぁ……あぁっ……」
弱々しい声。だが、抵抗は無い。
ゆっくりと男の中指が少女に侵入していく。その中は潤みきっていて、言葉とは裏腹にあっさりと迎え入れた。
「めっちゃ濡れてるね。可愛いね、キアラ……本当に可愛い、綺麗だよ」
ゆるく指を抽送させると少女の体は敏感にそれに応えて白い肌を震わせる。
与えられた快楽は電気信号に変換され、デバイスを通してリアルの少女の神経細胞に働きかける。間違いなく今、リアルの肉体でも性感を刺激されているはずだ。
「こんなにあっさり指くわえこんじゃって……キアラはエッチな子なのかな?」
男の指摘は的外れだったが、自覚した上での言葉である。
NEXITが再現する感覚は五感を広くカバーしているが、苦痛に関してのそれだけは厳密に遮断される。というよりも、存在しない。たとえ斬られても燃やされても痛み・苦しみというネガティブな情報は再現されず、一切のフィードバックが為されない。
その点から、いくら乱暴に扱われても苦痛はなく、ただ快楽のみが流れ込んでくるというバーチャルSEXの常識を無視してわざと辱める意図だったのだろうが──
「自分でこういうことしたりするの?」
首を横に振る。
「じゃあ、指入れられるの初めてだね」
無言。
「…………ん?」
無言。
「キアラさぁ……リアルでこういうこと誰かとしたこと、ある?」
無言。
「…………彼氏?」
無言。
のち、小さく頷いた。
「…………はぁ?」
ぐりっ、と中指が深々と膣にめり込んだ。
「んっ……ぁっ!?」
「お前ふっざけんなよ」
膣の中で折り曲げられた指で、上部のざらざらした部分を押し込むように擦り上げる。
「やっ、だっ、だめそこっ……ダメぇっ……!」
「マジで舐めてんだろ世の中オイこらクソガキがよ……たかが14年しか生きてねえガキが色気づいてんじゃねえよボケが」
必死に制止しようとする腕に構わず、空いている片手でザインはキアラの首を押さえつけたまま、膣内の指の圧を強めていく。くちゃくちゃと粘着質な音が部屋に響きだした。
「ザイン……さっ……やめっ、ごめんなさいっ……ごめ、……なさっ……んぁぅぅ……!!」
何に怒られているのかすら理解できないまま必死に懇願するさまはむしろ男を逆上させた。
男の指が与える性感は、悪意そのもので、だからこそ的確にキアラの体を追い込んでゆく。それが臨界点に達しつつあることを察し、ザインの親指が彼女の陰核を、さっきから赤く充血して物欲しそうに固くなっていたそこをここぞとばかりに擦り上げた。
「あっやぁっ、あっ、あ……う、い゛っ!?ッッッ────っ、っく、ん゛っ……んんんッ……!」
未知の感覚。
少女は、それが
人生初の感覚。
意識が真っ白に飛んで──自分が自分じゃなくなるような感じ。
ふわふわと体が浮き上がるような甘い余韻に、浸って──
「浸ってんじゃねえよメスガキがよっっ!」
「ん゛い゛ぃっ!!?」
なだらかな白い胸の膨らみの、中心にある突起を強く捻り上げられ、意識を引き戻された。
少女に与えられる快楽もそれを味わう自由も、男の気分次第。
トロけた頭で少女はぐるぐると思考を巡らせるが──彼が何に怒っているのかは理解できなかった。
男は完全に憤っていた。
丹念に落とした少女が処女ではなかったこと──よりも、14歳の、中学生の、若く、きっと瑞々しく彩られた青春の、それを謳歌している全ての他者への、憎悪がマグマのように噴き出していた。
「最初は優しくしてやるつもりだったのに計画変更だなぁオイ」
「ガキのくせに彼氏なんぞ作りやがってマジで殺すぞお前今日イキ殺し決定だかんな」
「中2でやることやってんなよお前アレか少子化対策に熱心な日本人か?」
(あ……れ……なん、か…………)
どこかでこんな事言われたような気がする──と、