※この作品はR-18です。

反社会的友好類人動物(アライさん)   作:eeffdd

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アライさんについて

◎アライさんの種別について

通常のアライグマがフレンズ化したアライさんのほかに、自然下で適応進化したアライさんも存在するため、ここにまとめて掲載する。

 

①山アライさん

総数の30%に相当するアライさん。主に山で生活をしている野生種のため「山アライさん」と呼称されている。純血種に近く、体躯や成長過程も類似の特徴を持つ。山で生活しているため、都市部での被害は少ないが、農村部では「畑を荒らす」、「民家に侵入する」、「家畜を襲撃する」といったトラブルを起こす。山での競争に敗れた個体が都市部へ流れて問題となることも。成長過程は哺乳期→幼獣期→亜成獣期→成獣期となっており、以下に詳しく解説する。フレンズ化したアライさんの成長速度はアライグマよりも早く、哺乳期は生後1か月ほどで体長30cmほどまで成長する。幼獣期は生後3か月までを指し、体長は50cmまで成長し、舌足らずではあるが会話が可能となり、ヨチヨチ歩きをすることが可能となる(主に「アライちゃん」と呼ばれる)。亜成獣期は生後1年までを指し、体長は100cmほどに成長、ヨチヨチ歩きから2足歩行へと切り替わる。所々、舌足らずな部分が残るが、一般的な会話が可能となり、アライさんの反社会的な性格が固まってくる時期でもある(主に「アライしゃん」と呼ばれる)。その後、生後1年前後で初潮を迎えて、体長が120cmから140cmに成長し、成獣となる。成獣は妊娠から3か月で出産し、一週間程度で妊娠が可能であるため、最大で1年に4回の出産をする個体も存在する。1度の出産で3~6頭の子供を産むことから、1頭の成獣が最大24頭のアライさんを産む計算となり、その繁殖能力はフレンズの中でも飛びぬけている。

 

②家アライさん(街アライさん)

総数の60%に相当するアライさん。主に人間の居住範囲に生息しており、最も数が多くなっている。その理由としては、成獣となっても体長が30cm以下という小型進化を遂げており、様々な環境に適応できる点が挙げられる。また、一度の出産で山アライさんよりも多くの頭数を産む傾向にあり、繫殖力が強い。成長過程の期間は概ね同じであるが、体長は3cm→5cm→15cm→30cmという成長過程となる。成獣となっても6割の家アライさんは2足歩行が困難で、ヨチラーのまま一生を終える個体も多い。脳のサイズは小さくなっているはずだが、言葉の発達等は他種と変わりないという未解明の謎もある。家に生息している害虫を食べるため、「益獣ではないか?」との意見も一部ではあったが、普通に害虫以上のトラブルを引き起こすことから、否定されている。不衛生な環境にいる個体が多いが、フレンズ特有の「けものプラズム効果」により、あらゆる病原菌や寄生虫には感染しない(汚れはするため、汚染や腐臭の被害は発生する)。都市部では天敵がいないため、増加傾向にあり、自己肯定感も高く、山アライさんよりも質が悪いと評される。しかしながら、一部界隈ではその小さな体躯からペットとしても親しまれているほか、家畜や他種フレンズの餌としても重宝されている。

 

③純血アライさん(アライグマのフレンズ)

総数の5%程度と非常に希少なアライさん。基本的に他種フレンズと同様、人間の保護下で暮らすフレンズ化したアライさんであり、性格は野生と比べて丸く、他種フレンズと生活することで穏やかな生活をすることができる。成長過程も他種フレンズと同様に、人間と同じような繫殖形態のため、緩やかに減少している。「反社会的友好類人動物に関する法律」の例外対象のため、「友好類人動物基本法」の対象であるが、見た目上の区別は不可能に近いため、保護環境下以外で生活する個体は非常に少ない。一部の社会で暮らす個体は毛皮を染めることで、タヌキのフレンズとして生活することもある。

 

④特殊変異種

アライさんの総頭数が増加し過ぎた影響で、過酷な環境に移り住んだ個体が適応進化した種。または、生体実験や高い放射線量の地域で変異した個体も存在するとされる。強力なフレンズや人間を凌駕するスキルを保持している可能性もあるため、適宜、処理する必要がある。




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