デカパイ高級アンドロイドテスター企画inショタ 作:すばみずる
プラティアに手を引かれ、ケンタはラウンジより更に奥へと施設を進む。
辿り着いたのは静かな廊下を進んだ一角、どこか威圧感さえ発するスライドドアの前だった。プラティアがカードキーをかざすと軽快な電子音が響き、音もなく扉がスライドする。
「うわぁ……っ!」
一歩足を踏み入れたケンタは、その広さと豪華さに圧倒され思わず声を漏らした。
高級ホテルの一室のような、というのがケンタの素直な感想だった。幼少の頃、両親と共に旅行で泊まった部屋がこんなだっただろうか。いや、あれよりも凄いかもしれない、と目を輝かせる。
入った正面の壁がガラス張りになっており、そこから手入れの行き届いた庭園の景色が広がっていた。
部屋の中央には人二人が余裕で横になれるほど巨大でふかふかの円形ベッドが鎮座しており、大部分を占領しつつも部屋の配置の中心を司っているのが分かる。
奥には専用のジャグジー付きの露天風呂まで備え付けられており、間接照明の柔らかな光とほのかなアロマの香りが空間全体を上品に演出していた。
靴を脱いでふかふかの絨毯の上に上がったケンタは豪華な部屋にはしゃぎ回り、窓ガラスに張り付いて庭の景色を眺めたり、巨大な円形ベッドの弾力を確かめるように飛び跳ねたりしていた。
その後ろ姿を見つめながら、プラティアは静かに扉の鍵を閉め、防音設定が機能していることを確認した。
完全な密室。
誰の邪魔も入らない、二人だけの空間。
プラティアの胸の奥で、先ほどラウンジで湧き出たものとはまったく質の違う、どろどろとした熱い衝動が渦を巻き始めていた。
今すぐ、あの無邪気にはしゃぐ小さな背中に後ろから抱きつきたい。そのままベッドに押し倒して、私のありとあらゆる機能を使って、ぐずぐずになるまで可愛がって差し上げたい。
先ほど電車の中で我慢させた分も、初期スキャンで離れ離れになっていた寂しさも、すべてをここで清算したい。プラティアの思考に獰猛な雌としての欲情が形を成しつつあった。
だが、プラティアは小さく深呼吸をして、荒ぶりそうになる自らのシステムを意図的にクールダウンさせる。
いけない。ここで私が暴走してしまっては、せっかくの初めてのお出かけが台無しになってしまう。ご主人様はあくまで、この施設を純粋に楽しみに来られたのだ。まずはきちんと、ご主人様のペースに合わせてこの一日を共に楽しまなければ。メイドとしての矜持が、かろうじてプラティアの理性を保たせていた。
プラティアは気を取り直し、部屋のクローゼットに用意されていたケンタに合うサイズの館内着を手に取った。
「ご主人様。あまりはしゃがれると、お怪我をなさいますよ」
涼しげな声で呼びかけながら、ベッドで飛び跳ねていたケンタの元へと歩み寄る。
「さ、まずはこの館内着にお着替えをいたしましょう」
差し出された作務衣のような衣服を見て、ケンタはこくりと頷き、ベッドの端にちょこんと腰掛けた。
プラティアがケンタの服を脱がせ、着替えを手伝う。それはこの数週間ですっかり定着した、二人の日常的な光景だった。
プラティアはケンタの前にひざまずき、服のボタンを一つ一つ丁寧に外していく。ズボンのベルトを外し、フロントのジッパーを下ろす。そして、ズボンと下着のパンツをまとめて、膝下、足首へとゆっくりと引きずり下ろした。
晒されたケンタの下半身。そこには電車の中で押し付けられた横乳の感触で火を入れられ、非日常の興奮によって煽られたケンタの未熟な分身が、熱く硬くなりそそり立っていた。
プラティアはその硬く脈打つ愛おしいものを嗅ぐように顔を至近距離まで近付ける。
「……ふふっ」
プラティアは吐息のような笑い声を漏らすと、それに反応してケンタが震える。
「ご主人様。こちらは……どういたしますか?」
跪いたメイドからの短い問いかけは、普通の文脈であれば館内着のズボンを履かせるか、スパ用の水着だけにしておくか、等の意味になるだろうか。
しかしケンタとプラティアの間において、その言葉はまったく別の、ひどくえっちな意味を持つ隠語となっていた。
つまり、服を着る前に、この大きく硬くなってしまったおちんちんを、プラティアの身体の『どこを使って』性処理するか、という意味だ。
手か、胸か、太ももか、それともおまんこか。選択権は常にケンタに委ねられている。
ケンタは顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに視線を泳がせた。
この主はもう躊躇や否定はもう口にしない。それがプラティアにとっては勲章となり得る順応であったが、ケンタは気付いていない。
少しの躊躇いの後、ケンタは小さな声でぽつりと答えた。
「……口で、して」
可愛らしいおねだりに、プラティアの口角が上がる。
「かしこまりました。ご主人様のお望みのままに♡」
プラティアはひざまずいた姿勢のまま、ゆっくりと自らの顔をケンタの肉棒の先端へと近づけていく。ゴクリと生唾を飲み込む音すら目前の陰茎を通してプラティアは読み取りかねないほど集中させている。
そして、彼女の形の良い薄い唇が、静かに開かれた。
ちゅっ♡
まずは挨拶のように、先端の最も敏感な部分に、柔らかな唇が軽く押し当てられた。
「ひぁっ♡」
生温かい粘膜の感触に、ケンタの身体がビクッと跳ねる。
プラティアはそのままゆっくりと口を大きく開き、ケンタの小さな陰茎を、その温かく湿った口腔内へと迎え入れた。
くぷ♡ にゅぷぷっ♡
根元まですっぽりと飲み込まれる感覚。プラティアの口腔内は人間と寸分違わない造形を基礎として作られ、人間以上に快楽を前提とした温度と湿度に保たれていた。熱い舌が侵入してきたケンタの分身にぬるりと絡みつき、複雑な動きで舐め回し始める。
じゅちゅっ♡ れろえろぉ♡
静かなVIPルームに、水気が弾ける淫らな音が反響する。
「んぁっ……♡ ぷらてぃあぁ……♡」
ケンタはベッドのシーツを両手で強く握りしめ、呻くように呟く。
プラティアはただ咥えるだけでなく、首を前後に動かして陰茎全体を口腔の粘膜で擦り上げながら、時折、舌先を使って裏筋の敏感な部分をピンポイントで弾き、愛撫する。
くぽっ♡ くぽっ♡ ぐぽっ♡ くぽっ♡
頭を動かすたびに彼女の巨大な胸が重々しく揺れ、その視覚情報だけでもケンタの脳髄を焼き切るには十分すぎる破壊力を持っている。
温かく、柔らかく、プラティアの口腔内は未熟な少年の理性を溶かし尽くすためには過ぎた代物だった。
温かく湿った舌がケンタの小さな陰茎の裏筋を這うように舐め上げ、同時に頬の筋肉を巧みに使って口腔内の圧力を調整し、真空に近い状態で根元から先端までを強く吸引する。
ずちゅっ♡ じゅぼっ♡ じゅるるぅ♡ じゅぷっ♡
VIPルームに反響する卑猥な音が激しさを増していく。
「あ♡ あっ♡ ぷらっ♡ てぃあ♡ もうむりぃ♡」
開始から数分も経っていないというのに、ケンタは息も絶え絶えに喘いでいる。プラティアの口内奉仕はどんどん熱を帯びていく中で、あっけなく臨界点が見えてきた。
「ふぁぅ……ごふゅじんはま……♡」
プラティアはケンタの腰に手を回し、逃げようとする身体をしっかりと固定したまま自らの口の奥深くにケンタの陰茎を根元まで咥え込み直す。
ケンタの身体はそのプラティアの奉仕に耐えきれなかった。
「あああぁぁぁっ♡♡」
精通を迎えていない彼の身体からは、当然ながら一滴の精液も放出されることはない。プラティアの喉の奥を潤すような結果は伴わない渇いたオーガズムだ。
だがプラティアはそんな雄未満の絶頂を迎えた小さな主人を心底愛おしむように、彼を深く抱きしめ続けた。
口腔内に収めたままの陰茎が絶頂の波に合わせてピクピクと跳ねるのを確かなデータとして感じ取りながら、プラティアは舌の動きをふんわりとした優しい愛撫へと切り替えた。
らるん♡ れろぉ……♡ にちゅぅ♡
ピークを過ぎて過敏になりすぎている粘膜を傷つけないように、快感の余韻だけを引き延ばすようにして、プラティアの舌が甘やかしていく。息も絶え絶えになっているケンタの背中を、プラティアの手が一定のリズムで撫で下ろし続けていた。
長い長い絶頂の余韻が、少しずつ、穏やかな波となって引いていく。
力が抜け落ちたケンタが深い息を吐き出すのを見計らい、プラティアはくぽん♡という心地よい水音とともに、ゆっくりと口を離した。
銀色の糸が、プラティアの艶やかな唇とケンタの亀頭との間に架かり、やがてぷつりと切れて消えた。
すっかり熱を失い、元の小さな姿へと戻ってしまった主人の分身を優しく拭い清めると、プラティアはベッドの上に横たわったケンタのすぐ隣へと寄り添うように身体を滑らせた。
冷たいシーツに横たわる幼子の隣に、温かく柔らかい肉体が密着する。
ケンタは無意識のうちにプラティアの細い腰に腕を回し、もっとも安心する場所である巨大な胸の谷間へと顔を埋める。
柔らかい二つの果実がケンタの顔面をすっぽりと包み込み、先ほどの激しい絶頂で疲弊した神経を優しく慰めてくれた。すうすうと規則正しく酸素を求める呼吸を繰り返すケンタの頭を、プラティアは優しく撫で続ける。
静かな時間が流れ、しばらく。プラティアはケンタの回復度合いをセンサーで慎重に測りながら囁いた。
「ご主人様。もっとなさいますか?」
プラティア自身、先ほどの口内奉仕を通じて快楽を望む内部機構が激しく刺激されており、このままベッドの上で一日中愛し合っていたいという情欲が密かに渦巻いていたのだ。
ケンタはプラティアの胸の谷間で、少しだけ身体を身悶えさせた。
プラティアには手に取るようにわかった。彼の本能はもっと気持ちいいことをしたいと叫んでいる。
しかし、彼の理性の片隅には、この施設にやってきた本来の目的が微かに残っていた。
名残惜しそうに、ゆっくりと胸の谷間から顔を離す。
「……せっかく来たんだし、スパにも行かないと」
潤んだ瞳でプラティアを見上げながら、ケンタは一生懸命に大人の階段を登るような真面目な声でそう告げた。
一日中ベッドにこもっているだけなら、家で過ごすのと変わらない。せっかく遠出をして特別な施設に来たのだから、他の設備を見たりして、夏休みの思い出をちゃんと作りたい。
その健気な決断に、プラティアはほんのわずかな落胆を笑顔の下に隠し込み、深く頷いた。
「左様ですか。ご主人様がそうお望みでしたら、まずはスパエリアへと向かいましょう」
プラティアはベッドから優雅に立ち上がり、先ほど出していたケンタの着替えを手に取る。
スパエリアの温泉は水着着用で入る混浴のテーマパークのようなエリアと男女分かれて入浴するエリアに分かれている。今回は人間とアンドロイドが二人で一緒に過ごすため、まずは水着を着た上から館内着を羽織りつつスパエリアまで行くのが紹介されたやり方だった。
プラティアはケンタに子供用の黒い水着を丁寧に履かせ、その上から作務衣のようなデザインの館内着を着せつけた。帯をしっかりと結び終え、乱れた髪を指先で整えてやる。
「うん、これでよし」
着替えを終えたケンタが、部屋の隅に置かれたプラティア向けの荷物を見やって尋ねた。
「プラティアも、水着を着てるの?」
「はい。もちろんでございます」
健太の問いにそう言うと、プラティアは自分が羽織っていた館内着の合わせを、自らの手でゆっくりと左右に押し広げた。
作務衣の布地がはだけ、その下から現れる。そこには以前、ケンタの部屋のベッドでオイルマッサージをした時に着用していた、あの極小の布面積しかない過激な黒のマイクロビキニだった。
視界に飛び込んできた肌色と黒い紐のコントラストに、ケンタはごくりと大きく生唾を飲み込んだ。
極細の紐で首から吊り下げられているだけの小さな三角形の布は、プラティアの乳房を隠す気などさらさらなく、大部分が外へと溢れ出している。薄桃色の乳首すらも、少し動けば露出してしまいそうなほどギリギリの配置だ。
下半身を覆う布地に至っては豊かな丸みを帯びた骨盤のラインを強調するように食い込んでおり、正面から見てもぷっくりとした秘所の柔らかな膨らみがはっきりとわかるほど薄く、そして小さい。
エロい。あまりにもエロすぎる。
ケンタは顔を真っ赤にして、明後日の方向を見つめながら震える声で尋ねた。
「そ、それで……スパのところに行くの?」
館内着を羽織るとはいえ、前を開けばすぐにそんな過激な水着が現れる状態だ。それで闊歩してきたことに戦慄しつつ、そして混浴エリアにこの水着姿で人前に出るつもりなのがケンタには到底信じられない。
ケンタの疑問に対し、プラティアは誇らしげに胸を張り揺らしてみせた。
「はい。これでしたら布地が邪魔になりませんので……いつでも、どこでも、ご主人様の欲望をダイレクトに受け止めることができます」
スパの水の中で死角を利用してパイズリや素股、さらにそれ以上の奉仕をする気満々であるという、明確な犯行予告を告げるプラティア。
彼女の顔には大好きな主人を外の非日常空間でいかに気持ちよくさせるかという使命感と情欲が満ち溢れていた。
しかし、ケンタの顔は喜びや期待で赤くなるどころか、逆に少しずつ渋い表情へと変わっていった。
眉間に皺を寄せ、下唇を噛んで、あからさまに不満そうな態度を取るケンタ。その予想外の反応に、プラティアは館内着の合わせを戻して首を傾げた。
「どうかされましたか、ご主人様。この水着はお気に召しませんでしたか」
ケンタはしばらくの間、床の絨毯の模様を睨みつけるようにして沈黙していたが、やがて蚊の鳴くような音をポツリとこぼした。
「……やだ」
「え?」
「みんなに、プラティアのことを、あんまりえっちな目で見られるのは……やだ」
その言葉の意味を理解した時、プラティアに50ミリアンペアの電流が流れる。
ケンタの中に芽生えた明確な独占欲の表れは、それほどまでにプラティアを痺れさせていた。
このような過激な水着を着て外に出れば、周囲にいる人間の男たちか絶対にプラティアの身体をジロジロと見るに決まっている。
プラティアの柔らかく大きなおっぱいも、むちむちの太ももも、すべてはケンタのものなのだ。他の誰かに見せびらかすような真似はしたくない。自分だけが知っていればいい。
小学生らしい語彙力のなさで必死に伝えられたその真っ直ぐなヤキモチは、プラティアの人工頭脳に深刻な衝撃を与えた。
ご主人様が、私を他の誰にも見せたくないと言ってくださっている。
単なる奉仕の対象や所有物としてではなく、一人の女性として独占したいと望んでくれている。
その事実がプラティアのシステム内部に深い感動をもたらし、熱いものが込み上げてくるのを感じた。
これほどの至上の幸福があるだろうか。プラティアはあふれ出そうになる歓喜の表情を表情機能から内部で物理的にカットすることでどうにか食い止めて、胸に手を当て深く一礼した。
「畏まりました。ご主人様がそのように望まれるのであれば、このような過激な水着はすぐに脱ぎましょう。できる限り肌の露出を抑えた、私のサイズに合う水着に変更いたしますね」
プラティアは部屋の備え付けのタブレットを操作し、コンシェルジュサービスを通じて新しい水着を手配した。
数分後、部屋の受け取り口に届けられたのは、装飾の一切ない、黒一色のシンプルな競泳水着だった。ワンピースタイプで背中こそ開いているものの、腹部も胸部もしっかりと布地で覆われている、極めて健全なデザインである。
プラティアは礼儀ですのでと今更な事を口走りながら更衣室へと入り、マイクロビキニからその競泳水着へと着替えケンタの元へ戻った。
ケンタはその新しい水着姿を見た瞬間、再び言葉を失うことになった。
確かに肌の露出面積は劇的に減っている。
だが、競泳水着という身体のラインに極限まで密着する特殊な伸縮素材がプラティアの肉体美に包み込んだ結果、かえって恐ろしいほどの性的アピールを生み出してしまっていたのだ。
布地は巨大な二つの柔肉を押し潰すどころか、その体積の前に敗北しかねないほどはち切れんばかりに引き伸ばされている。覗く胸の谷間は深淵よりも深い闇で一線を描いており、如何なることなのか水着越しに乳首まで僅かに浮き彫りになっていた。
くびれたウエストから広がる臀部は黒い布地によってさらに強調され、太ももの付け根のハイレグカットは豊かなヒップの肉を容赦なく食い込ませている。
露出していないのに、露出している時よりもエロい。肉の弾力と質感が黒い競泳水着の光沢とともに迫ってくる。
「ご主人様、いかがでしょうか。これであれば、肌の露出は最小限に抑えられておりますが」
自らの肉体が引き起こしている凄まじい破壊力にまったく気づいていないのか、それとも確信犯なのか。プラティアは涼しげな顔でその場でくるりと一回転し、完璧なバックスタイルまでを披露して見せた。
ケンタは頭を抱えそうになりながらも、もうこれ以上我儘を言って時間を無駄にするわけにはいかないと妥協した。
「う、うん。まあ、肌が隠れてるから……さっきのよりは、マシかな」
引きつった笑いを浮かべるケンタに対し、プラティアは嬉しそうに微笑み、再び館内着を羽織って帯を締めた。
「それではご主人様。改めて、スパエリアへとまいりましょうか」
ケンタはその手をしっかりと握り返し、大きく深呼吸をしてから扉を開け放った。