※この作品はR-18です。

セメギャル-僕の彼女は金髪黒ギャルの玲香さん-   作:もすまっく

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修正版・第34話 玲香さんの部屋と玲香さん④

 華凛さんに改めて挨拶をした僕は、ここに来るまでにかいていた汗を流すためにお風呂を使わせてもらうことになった。

 

 湯船に浸かり至福の時を過ごしていた僕は、いざお風呂から出ようとドアを開けた時にその違和感に気が付いた。

 

「……あれ?そういえば玲香さんが何もしてこないなんて珍しいような?」

 

 我ながら酷い言い草だとは思うけれど、大体こういう時に突撃して来るのが玲香さんという人なのだ。

 

「でもそうか、考えてみれば時間的にもうお風呂に入っててもおかしくはないし、わざわざいたずらのためだけにお風呂に入りに来るのも面倒か」

 

 外で玲香さんに抱きついたときに香ったあのいい匂いはもうお風呂に入ったあとだったからだろうと結論付けた僕は、そのままバスタオルで丁寧に体を拭き、下着となるパンツとTシャツを着てから頭をドライヤーで乾かした。

 

 それから用意していたハーフパンツを履いた僕は真っすぐ玲香さんの部屋へと向かう。

 

 

「玲香さんお風呂ありがとうございまし―――」

 

 

 玲香さんの部屋に辿り着き、ドアを開けて部屋の中に視線を送った瞬間に僕は言葉を失ってしまった。

 

 

「ふふ、ねぇどう?たっくんのために買ってきたんだけどさ?似合ってる?」

 

 

 玲香さんが身につけていたものは綺麗なピンク色のベビードールだった。当然のことながら透け透けになっており、下に身に着けているショーツはベビードールと同じくピンク色であり、そのデザインはレースのハイレグだ。

 

 僕は目を瞑って一度大きく深呼吸をしてから目を開き、僕に向かって可愛らしいポーズをとっている玲香さんを改めてガン見する。

 

 相変わらずの綺麗な金髪は薄暗い部屋の照明によって淡く照らされていて、健康的な小麦色の肌はいつもより瑞々しくとてもしっとりとしている。

 そんな綺麗な肌が透けて見えるピンク色のベビードールは、身長がありメリハリのある体つきをしている玲香さんが着ることによって美しさと可愛らしさを見事に両立していた。

 

 

「……凄い、似合ってます……本当に」

 

 

 僕は何も考えられないくらい玲香さんに見惚れていた。

 

 だってあれだけ僕を好きだと言ってくれて、あれだけ甘えさせてくれた玲香さんのそんな姿を見てしまったら見惚れないわけがない。

 

「あはっ、たっくんさっきからずっとガン見じゃん」

「いやだってこれは、無理ですよ。見るなと言われてもこれは無理です」

 

 僕の熱い視線と言葉を受け取った玲香さんは、腕を後ろに回してさらに胸を強調させ、あえて見せつけるようにしながらゆっくりと近づいて来た。

 

「ふーん?そなんだ?無理なんだ?」

「はい、絶対に無理です」

「そっかそっか。でもさたっくん?アタシまだ似合ってるかどうかの答えをもらってないんだけどなー?」

 

 僕の目の前まで辿り着いた玲香さんは身を屈め、下から覗き込むようにして可愛らしく言って来た。僕の答えなんて分かりきっているのに、それでも玲香さんはちゃんと言葉にして欲しいらしい。

 

 それなら僕がやるべきことは一つしか無い。

 

「似合ってます、凄く……。凄く、似合ってますよ玲香さん」

「ふふ、二回も言われちゃった」

「何回でも言いますよ。だって本当にそれくらい可愛くて」

「可愛くて?」

「綺麗で」

「綺麗で?」

「素敵で」

「素敵で?」

「……えっちです」

「ふふ、でしょ?」

「はい」

「あはっ、それじゃベッド行こ?」

 

 満足そうに微笑んだ玲香さんは僕の手を取ると、優しく引いてベッドの方へと導いてくれた。導かれるままベッドまで辿り着いた僕達は、そのまま二人で一緒にベッドの上に倒れ込む。

 

 しっかりと手を絡めるように握り合い、そして唇を重ねた。

 

 

「「好き」です」

 

 

 唇が離れたときに贈った言葉は同じだった。

 

 

「あはっ」

「被っちゃいましたね」

 

 

 思わず笑みが零れてしまう。

 

 

「ねぇたっくん?」

「はい?」

 

 

 僕を見つめる玲香さんの瞳は、どんな宝石よりも綺麗で。

 

 

「えっち、しよ?」

 

 

 そして誰よりも魅力的な顔でそう言ってくれた。

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