セメギャル-僕の彼女は金髪黒ギャルの玲香さん- 作:もすまっく
「えーっと、ガチで?」
「はい、朝それを言われて」
「たっくんのママに?」
「はい、僕の母さんに」
「そっかー……」
玲香さんは顔を下に向けて何か考えているみたいだった。当然その耳は真っ赤になっている。玲香さんからしてみれば家族の相談という事で話を聞いてみたら、致している時の声を聞かれてましたと暴露された訳だ。恥ずかしいに決まってる。
「……たっくんさ、いっそのこと挨拶しちゃおっか」
「えっ?」
顔を上げた玲香さんは相変わらず真っ赤だったけど、とても真面目な顔をしていた。
「だっていつかはしなきゃいけないことだし。それにアタシもたっくんのママとパパと仲良くしたいしさ」
「それは、そうですけど」
「たっくんはイヤ?」
「……嫌とかじゃないんです」
「じゃあどうして?」
「……玲香さんはその、ギャルじゃないですか?」
「うん、そだね」
「僕の母さんって玲香さんと正反対のタイプの人なんです。僕が物心ついた時からずっと変わらない、凄く物静かな―――」
そこまで話したところで少し重くなっていた空気が一変した。
「えっちょっと待ってたっくん」
「はい?どうしました?」
「アタシと正反対ってどゆこと?えっなんかすっごい気になるんだけど!えっ見た目とかどんな感じなのたっくんのママって?」
「どっどんな感じって、色白で黒髪で何かちょっとクールな感じ?の人かな?」
「えーーっ!ちょっとガチで会ってみたいんだけど!?たっくん今日デート終わったらたっくんの家《うち》に行っていい?てか明日も休みだし泊りいいよね?」
「え!?はっはい!?」
「やった!めっちゃ楽しみっ!」
「いや今のは―――」
「そういえばたっくんの家《うち》何回も行ってるのに会ったことなかったし気にはなってたんだよねっ」
まさか玲香さんが自分と正反対の人という事にこんなに食いついてくるなんて思わなかった。しかも玲香さんのその勢いに押されて紹介するだけじゃなくお泊りまで良い事になってしまった。
「大丈夫、だよね……?」
食事を終えた僕達は、それぞれ親から許可を得るために連絡しようという事になった。周りの人達に余り内容を聞かれたくないといった事情もあったので、僕と玲香さんはカラオケボックスに入って部屋を取り、歌を歌う前に電話を掛けていた。
「あ、もしもし母さん?」
『どうしたの拓斗』
「あのさ、えーっとその」
『うん?』
「朝の事なんだけど」
『うん』
「説明も兼ねてさ?今日その、彼女を連れて行ってもいいかな?」
『喘いでた子?』
「もっと言葉を選んでよ母さんっ!」
『その子を連れて来る事に反対はしないよ』
「……そっか、良かった」
『拓斗、他に何かある?』
「え?他に?んー……あっそうだ、今日これから帰るってなるとその、結構外も暗くなるし、連れて行く彼女をそのまま家に泊めたり、とかは……?」
『いいよ。その子のご両親の許可があればね』
「えっ?ほっ本当に?」
『私は構わないよ』
「ありがとう母さんっ!」
『うん、気を付けて帰っておいで』
母さんから許可を得られた僕は玲香さんの方へと振り向いた。すると玲香さんも了承を得たのか可愛くピースをしながら嬉しそうにしていた。
「アタシのパパもいいって!許可してくれなきゃ嫌いになるって言ったらすぐに許可してくれたっ!」
「……ごめんなさい玲香さんのパパさん」
違った。玲香さんは了承を得たんじゃなくて了承しろと脅していただけだった。僕は本当に申し訳ない気持ちで一杯だったけど、あれだけ玲香さんと激しくヤっておいて今更何を言ってるんだと心の中で自分に突っ込みを入れた。
「それじゃ折角来たんだしいっぱい歌っちゃおっと」
「玲香さんあの、僕歌うのが苦手なんで聞いてるだけでもいいですか?」
「えー?別に流行りの曲とかじゃなくていいからさ?少しくらい一緒に歌お?」
「……分かりました、じゃあ少しだけ」
「やたっ!」
「でも僕本当に歌うの下手ですからね?」
「そんなのアタシは全然気にしないよ?ってかアタシがたっくんと一緒に歌いたいんだから上手い下手なんてどうでもいいのっ。ほらっちゃんとアタシの隣に座って?」
素直に玲香さんの隣へ移動した僕は、玲香さんにガッシリと腕を組まれて肩に頭を乗せられる。腕に当たる胸の感触とふわりと香る玲香さんの匂いが僕の気持ちを昂らせる。
「でもごめんねたっくん」
「え?何がですか?」
「カラオケって部屋にカメラがあるからさ?今はこれで我慢して?」
「カメラが無かったら何をするつもりだったんですか玲香さん?」
それから僕達は相談を始めた時とはうって変わって二時間ほど楽しい時間を過ごす事が出来た。久しぶりに色々な意味で平和な時間だったと思う。
急なお泊りという事で急いで準備しないといけなくなった僕達は、カラオケが終わってからそのまますぐに玲香さんの家へと帰って来た。
「たっくんは座って待っててー」
「まだまだ時間はあるのでそんなに急がなくても大丈夫ですからね玲香さん」
「うんありがとっ。でもちゃんと色々と考えて持っていかなきゃ」
「その色々の内容が凄い気になるんですけど」
「えーっと下着は多分三枚あれば足りるよね?あとそれからー」
「一泊ですよね?」
「化粧品はとりあえずこれとこれがあればいっか。あっそうだ、買っておいたローション持ってかなきゃ」
「玲香さん?」
僕の声を完全にスルーして何やら詰め込んでいる玲香さん。一体僕の親がいる状態で何をしようとしているのかと不安な気持ちが膨れ上がっていく。
「こんなんでいっか。たっくん終わったー」
「ちょっと気になるのでまず先に中身を確認させてもらってもいいですか?」
色々と怪しい単語が聞こえていたので念のためそう言って近づいて行くと、玲香さんは荷物を詰め込んだバッグをサッと背中の方へ隠してしまう。
「玲香さん?どうして隠すんですか?」
「女の子の荷物を見ようとするとか……えっち」
「いやいや、ちょっと気になる事があるだけですって」
「イヤ」
「……分かりました、じゃあ見せなくてもいいので質問に答えてください。まず下着は三枚もいらないですよね?」
「いるよ?」
「一泊ですよ?いらないですって」
「汚れたら着替えないと気持ち悪いじゃん」
「汚れる?汚れるって言ったってそんな下着を三枚も……待って?」
玲香さんのやろうとしている事にたった今気が付く。
「どしたのたっくん?」
「あの、玲香さん?もしかして僕の部屋でするつもりですか?」
「えっ?しないの?」
「本気ですか?」
「だってたっくんの部屋だよ?彼女が彼氏の部屋に泊まるんだからヤるよね?」
「当然じゃん?みたいな顔で言わないでください!親がいるんですよ!?」
「もう聞かれてるんでしょ?じゃあよくない?」
「なっ!?えっ!?」
「もうアタシとたっくんがえっちしてるって知ってるんだからさ、逆に隠さないで堂々とヤったらいいじゃん?」
盲点だった。確かにすでにヤっている事を知られているのなら、親がいてもいなくても変わらないじゃないか。
「って騙されませんよ玲香さんっ」
「ムー」
「そんな唇を尖らせて可愛く見せても駄目ですっ」
「なんでよーいいじゃん」
「親にやってるときの音とか声を聞かれるって新手の拷問ですかっ」
「愛し合ってるって証明してるだけじゃん?たっくんのママとパパは喜んでくれると思うよ?」
「っく……で、でも恥ずかしいじゃないですかっ」
「恥ずかしいだけなら気持ちの問題じゃん?それだけなら全然いけるって」
「ぐぬぬ。何か、何か他に理由はないかっ」
「はい、たっくんの負けー」
「負けてないっ、まだ負けてないですっ」
「強情だなぁ」
それはもちろん僕だって玲香さんとしたい。大好きな彼女が乱れる姿をもっと見たいし、もっと乱れさせたいと思うのは当然だ。
「とにかくですね玲香さん、僕は―――」
気が付けば目の前にいた玲香さんは、黒いショートパンツを膝の辺りまで脱いでその下に履いている黒の下着を露わにしていた。
透けている。黒い下着は面積がとても少なく、僅かな逆三角形の布地は腰の括れ辺りで引っ掛けられている紐によって落ちないよう支えられていた。
更にその逆三角形の布地は透けている部分が多く、下着に隠されているはずの小麦色の肌が所々透けて見えており、ほんの一部ではあるが玲香さんのその割れ目ですら薄っすらと覗かせてしまっている。
「すごいっしょ?デートのどこかで見せるつもりだったんだけどさ?途中こうやって帰って来ちゃったから見せるタイミングなんて全然なくて」
玲香さんのその秘部を目にした瞬間から、僕のそれに一気に血が集まり硬さと大きさを増していく。
「……それでね、たっくん?」
次々と襲い来る感情に段々と僕は抗えなくなっていく。そんな僕を見つめていた玲香さんは、いつの間にかその顔に挑発的な笑みを浮かべていた。
「……今ってまだまだ時間あるんだよ、ね?」
その一言で、気が付けば僕は玲香さんをベッドの上に押し倒していた。
倒れた玲香さんの唇を強引に奪い、すぐに口をこじ開け舌を侵入させる。逃げられないように両手で玲香さんの顔を挟み込み、ひたすらに玲香さんの口の中を蹂躙し続けた。
何度も唾液を飲み込んでは飲み込ませ、最後に吸い付くように絡ませていた舌を解いて口を離した時、すでにそこには蕩け切った表情でこちらを見つめる玲香さんがいた。
僕はそんな玲香さんの表情を確認した後、透けている黒い下着の中へ手を入れた。
「んぅっ!……ぁっやっ!……ぁっ……」
まだキスしかしていなかったはずなのに、玲香さんの下着の中はすでに愛液でぐちゃぐちゃになっていた。
「ぅん……ぁっ……もっと……んっ……」
僕の指に割れ目を擦りつけるように腰を動かす玲香さん。その腰つきに燃え上がった僕はショートパンツを強引に脱がせた後、玲香さんの脚を掴んで大きく広げベッドに押し付ける。
目の前に広がるのは、愛液によって張り付いた透け透けの黒い下着。その下着は玲香さんの割れ目を鮮明に浮かび上がらせている。
あまりにもじっと見つめていたからか、玲香さんの口からか細くも甘い声が零れ落ちる。
「たっくん……見るだけじゃ、やぁ……早く……んっ……欲しい……」
そんな可愛いお願いにまたも我慢出来なくなった僕は、愛液でべったりと張り付いている黒い下着をずらし硬く大きくなったそれを密口へ押し当てると、ゆっくりと中へ入れていく。
「んぅ……ぁっ……入って、きた……んぁっ……ぁぁっ……」
中で擦れる度に玲香さんの口から漏れ出る声と熱く蕩けた感触は、前よりもさらに心地の良い快感を僕に届けてくれた。
「ぁっ……ぁっんっ……ゃっあっ……たっく……んぁ……」
甘い声を漏らしながらも玲香さんは僕に向かって口を開き舌を出す。意図を察した僕はそのまま玲香さんの上に倒れ込み、だらしなく開かれたその口を自分の口で塞ぐ。
そしてそのままお互いが満足するまで腰をゆっくりと動かし続けた。